インフィニット・イクス 〜オリジナルライダーの力で生きていく~ 作:XIYON
一方ヴェルム退治に奮闘する或兎、響子、咲姫は突如出現したスフィアホールの穴に吸い込まれ、とある世界に飛ばされてしまう…そしてその世界にいたのは……
ロイヤル「……」
ビナー「まだ心配しているのですか?」
ロイヤル「火電或兎のことね…彼は強力な力を持っているけど、それなりに強い心を持っているの…ライトニングルインの克服、バーニングフレアメントの覚醒…彼は着々と進化しているわ。」
神ロイヤルがビナーを会話していると……
「伝令です!」
ロイヤル「何が起きたの?」
「火電或兎、山手響子、出雲咲姫の3人がヴェルム討伐中に謎のスフィアホールに吸い込まれたとの報告が入りました!」
ロイヤル「それは本当なの?」
「はい!」
ルシファー「ロイヤル様。」
ロイヤル「…シャオがここ最近宇宙の歪みが多発していると聞いたけど、シバと原初の闇討伐後も、闇の驚異が治まってない。」
ビナー「何かが起きるのでしょうか?」
ロイヤル「有り得るかもしれないわね……ん?」
神ロイヤルが会話をしているところに俺が帰ってくる。
一兎「戻ったよ母さん。」
ロイヤル「ご苦労様。奴らは捕まえた?」
一兎「宝物は取り返しましたけど奴らは逃がしちまった。だけど、助っ人を呼んできたよ。」
と後ろにいたのは……
ルシファー「彼は?」
ビナー「見たこともない人ですね……」
龍「廣里龍といいます……仮面ライダーオルタナティブジオウです。」
ロイヤル「オルタナティブジオウ……確か、変身してみた世界の……」
龍「知ってるんですか?」
ロイヤル「廣里龍くん。これから話す事をしっかり聞いて欲しいの。」
神ロイヤルは龍にスフィアアースの誕生。そして多次元宇宙……マルチバースの事を話す。
龍「んじゃつまり、俺のいる世界以外にも、オリジナルのライダーが?」
一兎「オリジナルっていうよりかは…自らライダーになって世界を救いたいという奴が変身するんだ……けど、中には戦う事しか考えない奴ばかりもいた…アイツがそうだったように……」
すると龍は肝心な事を言う……それは……
龍「待てよ……んじゃ俺は変身してみたの世界だから、ここや別の世界じゃ変身ができないんじゃ……」
ロイヤル「それなら問題ないわ。君のジクウドライバーにだけど…少し改造を施したの。」
龍「改造?」
一兎「改造というか……俺みたいにジクウドライバーそのものにさせたんだよ。」
龍「んじゃ……このクリエイトライドウォッチも……」
ロイヤル「元々クリエイトの力が宿っているそれにドライバーが認識すれば、君はもうオルタナティブジオウよ。」
龍「……」
ロイヤル「ホラーに言われた成り行きが気になるの?」
龍「いえ……確かに俺は成り行きでライダーになりました。でも、俺はこの力のお陰で色々な世界を知ることが出来ました。今だってスフィアアースの事も初めて知ったし……世界は広いなと思いました。」
ロイヤル「そうなの…」
龍「そういえばなんで一兎は別の世界の奴なのに俺の世界で変身が出来たんだ?」
一兎「神ってことも関係するけど、元々俺もお前みたいなもんで……転生者だったって事かな。」
龍「転生者?マジかよ。」
ルシファー「一兎は過去に本物の仮面ライダージオウの歴史と関わる戦いをしたの。復活したアナザーディケイドを倒した後はその功績が認められて神ジオウになったのよ?」
一兎「最初はまだペーペーだったけどね…w」
ロイヤル「纏まったところで本題に行くわよ?」
神ロイヤルは例の宝物盗難事件の事を話した。
龍「偉人の宝物が?」
ロイヤル「えぇ、今盗まれたのは信長、ニュートン、義経、そしてナポレオンよ。」
龍「偉人の宝物ってこのスフィア天界だとなんの役割を?」
ビナー「基本的に世界のバランスを保つ為の力です。その1つの偉人の宝物が奪われると、その偉人の本来の歴史が変わってしまうんです。」
一兎「ペリーを例にすると。日本はペリーの支配下にあった時代だった…という歴史になる。」
龍「そんな歴史が……でも、誰がそんな事を!」
一兎「母さん、恐く…」
ロイヤル「えぇ…かつて世界に吹き溜まっていた負の情念が1人の少女の心の闇を媒介に「空飛ぶクジラ」として現出した怪魔がいた…1度は倒されたと思ったけど、変種で現れるかもしれないわ。」
一兎「変種?」
ロイヤル「前世でゲームをしていたアナタなら分かるでしょ?PSO2EP5に出てた龍……」
一兎「まさか…紅き厄災エリュトロンドラゴン!?」
ロイヤル「リュウガ達が倒したと言ったけど…実はここ最近エフィメラがこちらの世界へと進出している現象が起きているのよ。」
一兎「ハリエットが深淵の闇を倒した後でも慌ただしかったのははエリュトロンドラゴンが復活するのが近かったからなのか……でも、誰がエリュトロンドラゴンを?」
ロイヤル「その理由を調査する為でしょ?それに……それと関連する物が1つ。」
一兎「ん?」
ロイヤル「先程伝令で或兎、響子、咲姫の3人がヴェルムを討伐中に謎のスフィアホールに吸い込まれたというのを聞いたの……そこで。」
一兎「そのスフィアホールに俺と龍で行けと……」
ロイヤル「えぇ。」
龍「スフィアホールって……さっきのあの緑色が光り過ぎている?」
一兎「あぁ、俺達のタイムマジーンは異世界を超える為のマシンで時間を超えるものじゃない。」
ロイヤル「くれぐれも気を付けてよ?どんな敵が現れるか未だに不明だから。」
一兎「はい。」
俺は龍を連れてタイムマジーンでその世界へ向かう。
一兎「異空間転移システム。起動!」
龍「おお!?」
俺はタイムマジーンでそのスフィアホールを探す。すると……
一兎「あれだ!」
龍「なぁ?なんかまずいんじゃないか!?」
一兎「しっかり掴まってろよ!」
俺はそのスフィアホールに入った。やはりこれも粒子嵐が多い……だが、ここで諦めれば元も子もない。
龍「おい!なんかピーピー言ってるぞ!?」
一兎「粒子嵐がさっきのより強いんだ!恐く奴らがいる世界に向かっているんだ!」
そしてついに……
一兎「まずい!」
「「うわぁぁぁ!?」」
戦兎「!……一兎。」
一兎の反応を感知した戦兎…
戦兎「全く……世話の妬ける奴だぜ……煉と一海連れてくか。」