インフィニット・イクス 〜オリジナルライダーの力で生きていく~   作:XIYON

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前回、ナツカワ・ハルキとウルトラマンゼットが俺達の世界へ現れ、デストルドス・フェイヴと戦った俺。オメガタイムデュランダルの完成とウルトラマンゼットの協力のお陰で、デストルドス・フェイヴを倒す事が出来た。しかしその裏でエミーラが怪しい動きをしていたのに気づかなかった。そして…あの女がまたしても戻ってきたことも……知らない。


・蛇の玉座!

或兎「あぁ……だりぃなぁ…」

 

衣舞紀「アナタ達…体動かしなさいよ…」

 

響子「だぁてぇ…辛いことが連続続きでさぁ…」

 

咲姫「私も疲れた…」

 

絵空「(紅茶を飲む音)」

 

由香「絵空…アナタね…」

 

絵空「あら?私は全然だるくないわよ?」

 

或兎「それはお前が俺に色々と頼み過ぎてるからだろ…お前のせいで俺また徹夜続きだぞ…」

 

ダリア「アハハ……」

 

するとテレビでこんな話題が取り上げられていた。

 

『明日、レリネーズ博物館にて蛇の玉座が全世界にお披露目されて…』

 

由香「蛇の玉座ね〜…」

 

絵空「最近有名になってるからね……まぁ、流石に明日のチケットは取ってなくて…」

 

響子「あぁ〜!私も蛇の玉座みたいなぁ〜!」

 

咲姫「響子さん…宝石を見るなんて珍しい…」

 

響子「まぁ……そんなに有名になる奴だから気になるんだよね…」

 

或兎「……」

 

皆が蛇の玉座の話で盛り上がっている時、俺は一人でそのニュースを見て黙り込んでいた。

 

ダリア「或兎?どうしたの?」

 

或兎「いや……創剣netとの戦いでしばらく忘れていた事があるんだ。」

 

衣舞紀「忘れていた事?」

 

或兎「あぁ……」

 

俺はもう一度黙り、その人物の名前を言う。この言葉を放った瞬間、響子、咲姫、衣舞紀は驚いた顔、ダリアは真面目そうな顔、由香と絵空は頭に?が浮かぶような顔をしていた。

 

由香&絵空「怪盗ヴル?」

 

或兎「おいおい冗談だろ…お前ら知らねーのかよ。」

 

ダリア「私は或兎から聞いたり、実際に新聞で取り上げられた記事を見た事があるわ。」

 

由香「えぇと……宝を盗む泥棒…なのかしら?」

 

衣舞紀「まぁ……間違ってはいないけど、彼女の場合はちょっと特殊でね?」

 

絵空「特殊?」

 

咲姫「盗まれる宝石がある博物館は、ほぼ悪人と密かに契約してるとこが多いの。なぜ彼女がそんな事をしてるかと言うと…」

 

響子「そのお宝の持ち主から奪ってるから。」

 

由香「悪人の博物館が?」

 

或兎「そそ、んであれこれやって調べた結果…」

 

俺は指パッチンをしてホログラムを起動する。

 

絵空「嘘っ!?これって!」

 

ダリア「なるほどね……私が手伝ったかいがあったわね。」

 

或兎「どうやら創剣net以外に女尊男卑を掲げてはいないが、テロ組織をしてる奴等がいる……まだ詳細は不明だけどな。」

 

響子「んでどうするの?レリネーズ博物館に行く?」

 

或兎「うん……ヴルヒラ。」

 

ヴルヒラ「分かってる…あのピンク髪のクソニートとレリネーズ博物館をここで見張れだろ?」

 

或兎「そそ、んじゃ始めようか?」

 

一方…

 

執事「リルカお嬢様!大変でございます!」

 

リルカ「どうしたの?」

 

執事「じ、実は…変な手紙が届いて……」

 

怪盗ヴルこと、アトナシ・リルカに手紙を渡す執事。それを受け取ったリルカは…

 

リルカ「ッ……!まさか、偽物とはね。」

 

そしてナターシャさんの協力でレリネーズ博物館にやって来て蛇の玉座のお披露目会に参加した俺達。俺は単独、響子と咲姫、由香と絵空、衣舞紀とダリアで別れて行動した。すると後ろから俺は背中に銃を突き付けられた。しかもそれをした人物は…

 

リルカ「あら?せっかくアナタの為にジオウメダルを送ったのに…悲しいわね〜…」

 

怪盗ヴルだった。

 

或兎「あ!?まさかあの時の手紙は!」

 

それはハルキさんがやってくる数日前の事である。苗字不明の白い手紙が届いたのだ。その中にはジオウメダルと一つの手紙…影の協力者という人物で記載されたものだった。

 

或兎「誰が影の協力者だ…散々お宝を盗んでる癖に…」

 

リルカ「うるさい…奪われた宝を私が代わりに取り返しに行ってるだけ…でも今回は盗みじゃないのよ……寧ろ、あの宝を守れって言われてね?」

 

或兎「ほー?怪盗にしては珍しいことやるじゃねーか。」

 

リルカ「この手紙を見て、私の豪邸に届いた手紙よ。」

 

そこには驚くべき内容が書かれていた。まるで怪盗ヴルがもう一人いるかのような感じの手紙だった。内容は…

 

蛇の玉座を壊す。

 

リルカ「私じゃ有り得ない話でしょ?」

 

或兎「なるほど、偽物を語ってここに警察とかを呼び出したわけだ…」

 

リルカ「えぇ、共通の敵になるかもしれないわね?」

 

俺はこの会話を響子だけに繋ぎ、彼女だけが知っているようにさせる。

 

或兎「響子…俺とヴルで博物館の中に入る。咲姫達にバレないように、会場を警戒してくれ。」

 

響子「分かった。」

 

或兎「行こう。」

 

そして博物館の中に向かう途中、ヴルはターゲットである蛇の玉座の話をしだした。

 

リルカ「元は沖縄の隠れた島、紅雷島のお守りだったのよ。けど、この博物館のオーナーが余計な事をしてこれを奪い、兵器の為に使おうとしてるのよ。」

 

或兎「兵器だと?」

 

リルカ「元は強力なエネルギーで出来た石みたいなもので、それが高純度で高くなり、宝石のような輝かしい姿へと変わった。けどこの物質を作ったのがこの世界にあるランバルト粒子…あれは別名、青い悪魔の涙と言われているわ。」

 

或兎「相変わらずお前の話は穏やかじゃない事が多いんだよ。」

 

リルカ「悪かったわね……んで、その宝石が使われば、取り返しのつかない事になるのよ。この世界の政治破壊、国内戦争、はたまた人類滅亡などがあるのよ?」

 

或兎「マズイな…」

 

リルカ「だから私が止めに来たわけってことよ。あ、着いたわよ。」

 

リルカはそう言いながら、イクスライザーと同じ奴を取り出す。

 

シフルライザー!

 

或兎「改良したのか?」

 

リルカ「いつまでも同じような事をしてられないからね。」

 

リルカ!アクセスグランデッド!

 

リルカ「闇夜に咲く、新たな紫電。」

 

龍玄!エスパーダ!カリバー!

 

リルカ「変身。」

 

クロスライズ!仮面ライダーシフル!常闇・ダークネス!

 

或兎「ほぉ〜う……それしかなかったのか?」

 

リルカ「私がアナタにジオウメダルを渡したからでしょ。」

 

或兎「はいはい……変身。」

 

仮面ライダーイクス!スチームパンクアウト!

 

と言ってルリカに続いて俺も一緒に博物館内を守っていた兵士達を次々と暗殺者のように倒していく。

 

或兎「なるほど…こんなに厳重に守られているという事は…まさか…」

 

リルカ「えぇ、ここの館長は必死に龍の玉座、青い悪魔を使おうとしているわ!」

 

俺とリルカは先に進み、博物館内を見て回る。だが…

 

リルカ「ダメ…どこを探しても見つからないわっ!」

 

或兎「んじゃどうする!」

 

しかしそこに見覚えのある人物が現れた。

 

トヴシィル「ようイクス?」

 

イクス『トヴシィル!?』

 

或兎「お前……創剣netはどうした?」

 

トヴシィル「あぁ?あんな女尊男卑掲げてるバカ共にもう付き合わないさ。一緒にやってて飽き飽きしてる。」

 

或兎「んじゃなんでここに……」

 

トヴシィル「嫌な予感がしてるんだ……来るぞ?」

 

そして現れたのはなんと…蛇の形をした化け物……いや、蛇そのものだった。しかしその蛇の瞳を見てヴルは…

 

リルカ「嘘っ!?大変よっ!あの蛇の目は蛇の玉座よ!」

 

或兎「なっ!?」

 

トヴシィル「おい、蛇の玉座って確か……ってあぶねっ!?」

 

或兎「トヴシィル!」

 

トヴシィルは蛇に攻撃されて吹き飛ばされてしまうが……

 

シャドーライズ!仮面ライダートヴシィル!コブラマイティ!

 

トヴシィル「つ……ただもんじゃないなっ!」

 

仮面ライダーになって目の前にいる化け物に手を出そうとするが、その化け物とは別の奴がトヴシィルに手を出した。

 

???「アッハーハッハッハッハッ!裏切り者を見つけたァっ!」

 

トヴシィル「おいおい今度はなんだ!」

 

或兎「気をつけろトヴシィル!ソイツはファイブキングのフェイヴだ!」

 

トヴシィル「ファイブキング!?」

 

ルリカ「ゴルザ、メルバ、超コッヴ、ガンQ、レイキュバスを合わせた合体怪獣……まさかこんなところに……」

 

或兎「オーシャンオフィサーがあればアイツに勝てるけど、あの化け物も相手じゃなぁっ!」

 

こんな状況の中、俺は必死に考えた。外の会場にはあまり近づけられないし、ここがそもそもあんなでかいのがいてどんな内装してんだこの博物館ってツッコミたくなるようである……すると……

 

或兎「そうだ……トヴシィル、ドキドキとハピネスチャージを出してくれ!」

 

トヴシィル「はぁ!?なに言ってんだ俺は…」

 

或兎「いいから早く!」

 

トヴシィル「うっ……うぅ……」

 

8!9!

 

トヴシィル「どうなっても知らないからなっ!」

 

ダークドキドキ!ダースハピネスチャージ!

 

ダークドキドキの4人、ダークハピネスチャージの3人が現れて、ファイブキング・フェイヴに攻撃、その隙に俺はオーシャンオフィサーに切り替え、オーシャンイリュージョンでクウガアルティメットフォーム、アギトシャイニングフォームを呼び出す。クウガアルティメットの超自然発火能力で、レイキュバスで作られた右手、メルバで作られた翼をアギトシャイニングフォームのシャイニングライダーキックで、部位破壊した。

 

或兎「よし!」

 

そしてウルトラマンアグルSVを呼び出し、フォトンスプリームをガンQの左手に当てる。ガンQので吸い取るフェイヴであったが、この光線の威力に負けて破壊されてしまう。その隙にシャドーライバーのトリガーを長押ししたトヴシィルは…

 

シャドーチャージ!

 

トヴシィル「シャドーシュートストライク。」

 

シャドーライバーから放たれた闇のエネルギー弾が、ファイブキング・フェイヴに直撃、その攻撃で彼女は爆発四散してしまった。

 

リルカ「残るはアイツよ!」

 

トヴシィル「あぁ……って!なにを勝手に進め…」

 

或兎「喧嘩はやめとけ。」

 

しかし蛇の玉座を瞳に付けた蛇の化け物が俺達を襲わなくなった。なぜなら苦しんでいたからだ。

 

???「やめとけ。これ以上の抵抗は無意味だ。」

 

トヴシィル「何者だっ!」

 

すると地面からタコのような鉄の足が現れた。いや、触手なのか?と思った矢先、それを操っていた人物が現れた。

 

???「ここで終わるかと思ったが、想定外だ…仮面ライダーども。」

 

或兎「お……お前は…」

 

トヴシィル「……!?」

 

ルリカ「嘘ッ……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

或兎「ドクター・オクトパス!?」

 

 

 




次回予告!
或兎「トヴシィルの救援には驚いたけど、まさかドクター・オクトパスまで現れるなんて!」

トヴシィル「アイツ……まさか創剣netからカプセルを奪ったのか!?」

リルカ「どちらにしろ、早く止めないとっ!」

次回!オクトパス博士参上!

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