インフィニット・イクス 〜オリジナルライダーの力で生きていく~ 作:XIYON
今俺の前にセシリア・オルコットが現れた。まぁ……こうなるとは思ってたけども……
セシリア「アナタ……2人目の男性操縦者ですの?」
或兎「あぁ、何か文句あるか?」
セシリア「まぁ!なんですのその態度は!」
或兎「なに、ただ答えただけじゃんか。」
セシリア「あらそうでしたか。ですが…私はアナタとあそこにいる男には気に入りませんわ。それに試験をクリア出来たんでしたの?」
或兎「あぁ、イチコロでね?」
セシリア「は?」
或兎「なに?また文句かしら?」
セシリア「まぁ!」
或兎「そもそも自分が何者なのかくらい名乗れよ。その手の知識全然ないからお前が何者なのかわかってないんだよ、イギリス代表。」
セシリア「そ、そんな代表候補生ですわよ!?」
まぁ言われてみれば下手なアイドルや俳優よりメディアへの露出が多く知らぬ者も少ない。一夏はその手のことへの関心があまりなく「代表候補生?」と代表候補生の存在すら知らなかったのだ。
或兎「国家代表ならともかく代表候補生なんて他国ではこんなもんさ。あと話しかけられただけで光栄に思われたきゃブリュンヒルデくらいの知名度になって出直してこい、セシリア・オルコット。」
セシリア「ぬぐぐぐぐ・・・・」
一夏「す……すげぇ緊迫してるなぁ……ところで代表候補生ってなんだ?」
或兎「読んで字の如くISの国際大会とかの国家代表の候補生のことだよ。コイツはイギリスの代表候補生で名前はセシリア・オルコット。貴族生まれのお嬢様で、専用機はイギリスのイグニッションプランの第3世代機の試作機ブルー・ティアーズ。【BT兵器】っていう光学兵器の試験運用機の1号機だ」
セシリア「まさかそこまで知っているとは思いませんでしたわ。」
或兎「んじゃ、授業が始まるみたいだから戻ろうぜ?」
そして授業が始まると……
千冬「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する」
その授業は千冬が教壇に立っていた。
千冬「ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」
或兎「(確かここで一夏が推薦されてセシリアがキレて決闘になるんだっけか?)」
千冬「自薦他薦は問わないぞ」
その一言を聞き早速一人の生徒が挙手をする。
「はいっ。私は織斑君を推薦します!」
原作通り一夏が真っ先に推薦され「私も!」と次々に声が上がる。
「私は火電くんを!」
「私もぉ!」
或兎「・・・・はっ?」
冗談じゃない。まさか俺と一夏で盛り上がるなんて……と、思っていたらそれを面白く思わない生徒が一人。
セシリア「納得がいけませんわ!」
「「は?」」
そう、セシリアである。当然だぜ。代表候補生である自分ではなく物珍しさから男である俺や一夏に候補があがったわけだから。
セシリア「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!」
やめとけ……この時点で俺を含む大多数を占める日本人のクラスメイトを敵に回しかねない発言をしてるぞアイツ。
セシリア「わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
IS技術の修練というのはわかるが……
或兎「(イギリスも島国じゃね?)」
セシリア「いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」
自意識過剰ではあるが、「実力トップが」というのも間違ってはいない。
セシリア「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛でーー」
IS学園を日本に作らせた国連だの国際機関に言えと言いたいところだが、ここでとうとう一夏がキレた。
一夏「イギリス大したお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
この発言で一夏がどれだけキレているかわかる。だが、ここでセシリアは原作にはない予想外な逆鱗に触れる発言をしてしまう。
セシリア「そ、そういう日本だって大したことありませんじゃないですの!IS発祥の国だというのに未だに第3世代機の一機もないじゃありませんか!!」
さすがにこれはまずいなと思い俺は……
或兎「おいセシリア嬢、これ以上言うと千冬先生がお気の毒だし……それにお前は……誰に向かって第三世代の一機もないって言った?」
「「え?」」
セシリア「だ……誰って……」
或兎「ほぉーん……俺を知らないか……はいはーい!生中継を見てる皆さんご注目!さぁて……俺IS兼ライダーYouTuberアルトは言います!」
と辺りが画面いっぱいに広がる。
或兎「千冬先生、生放送許可サンキュ。」
千冬「いやいや、これもIS委員会からの進めだからな。」
「「ゴクリ……」」
或兎「セシリアオルコットを含むこの学園に来る代表候補生全員に言う俺は火電或兎!火電インテリジェンス代表取締役社長だ!」
「「えぇーーーーーーー!?」」
セシリア「な!?火電インテリジェンスって……」
一夏「確か……大企業……だったよな?」
或兎「さてセシリア。さっき第三世代がなんたらって言ったよな?見せてやろう。(パチン!)これが日本最初の第三世代、白式だ!」
一夏のISを俺がお披露目する。周りは興味津々だ。
或兎「セシリア、言っておくが日本は他の国と違ってぶっ飛んでる事が沢山あるのさ。第三世代がなくても、裏では何社か既に何体か試験的に作っている。」
セシリア「そ……そんな……認めませんわ……決闘ですわ!たかが社長だからって容赦は致しません!」
或兎「その言葉……俺が返してやるよ。」
千冬「(やるな火電。まさかここまで隠しだねをしていたとはな。)」
そして決戦当日。
セシリア「あら?ISを装着しないで制服で来ましたの?」
或兎「試したい奴があってな。コイツは最初のテストみたいなもんだ。」
と言ってドライバーを腰にセットする。そしてライザーにカードを入れる。
或兎!アクセスグランデッド!
或兎「天の道を往く、深紅なる龍の力!」
カブト!クローズ!セイバー!
或兎「変身!」
仮面ライダーイクス!ツインドラゴンビートル!
「「!?」」
或兎「仮面ライダーイクス、ツインドラゴンビートル。」