インフィニット・イクス 〜オリジナルライダーの力で生きていく~   作:XIYON

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・狙われた理由

突如として現れた謎の戦士『仮面ライダードラゴナス』。

 

その登場にビターガヴ(ブレイクッキー)に変身したグロッタが質問する。

 

グロッタ「何者かは知らないけど、私たちの邪魔をしないでくれる?」

 

龍二「それはこちらのセリフだ。とっとと失せろ。」

 

グロッタ「ふざけるんじゃないわよっ!」

 

グロッタはビターガヴガブレイドとベイクマグナムで彼に襲いかかる。しかしドラゴナスに通用しないのか、ボコボコにされた挙句、壁や柱にぶつけられて追い詰められていく。

 

グロッタ「そんな!私がこんなヤツに追い詰められるなんてっ!」

 

フィニッシュ!

 

龍二「終わりだ。」

 

ドラゴナス!バーンブレイク!

 

仮面ライダードラゴナスは炎を纏ったライダーキックをグロッタが変身するビターガヴに向けて放つ。

 

グロッタ「私がこんなヤツに……私がこんなヤツにぃいいいいい!」

 

(爆発音)

 

それを喰らった彼女はその場から爆発四散していった。それを見たアトロポスは…

 

アトロポス「頭は冴えているけど、戦いは脳筋みたいだね…ここは退くとしよう。肝心なアイテムも手に入ったからね?」

 

そう言ったアトロポスはその場から立ち去っていった。それを確認したドラゴナスは変身を解除した。

 

龍二「ヴァイパー、いるか?」

 

ヴァイパー「随分と助けるのが遅かったじゃないか。アクシデントでもあったのかい?」

 

龍二「あの連中の雑魚が邪魔をしたものでな?着くのが遅くなってしまった。」

 

克「なんだアイツ?」

 

或兎「王道院龍二。」

 

宝太郎「知ってるのか?」

 

或兎「俺たちの世界にバミューダ・トライアングルという都市型巨大フロートがあってな?彼はそこにあるフレージングガトーという領地に住んでいる起業家だ。ま、普通の起業家じゃないけどな?」

 

龍二「流石は火電の社長…頭はかなり冴えているみたいだな?」

 

或兎「そういうアンタは何しにきた?」

 

龍二「C・ヴァイパーから事の事情を聞いてな?嫌な予感がしたから駆けつけたんだ。」

 

或兎「なるほどな…んで?アトロポスたちはどうしてこの研究所を狙っていたんだ?」

 

龍二「ふぅ…後ろにいるんだろ?鳳凰・カグヤ=クォーツ。」

 

そう言った龍二の後ろを向くと、そこにカグヤはいた。

 

カグヤ「気づくのが早いな。」

 

龍二「あぁ、お前にもちょっと関係があることだからな?着いてこい。」

 

龍二、そしてヴァイパーに案内された俺たちが辿り着いた場所…それは…

 

カグヤ「これは…歴代の仮面ライダーたちか?」

 

龍二「事前に言っておくが、俺たちが作り出したものじゃない。」

 

カグヤ「なに?」

 

龍二「5か月前、俺の部下に俺が見つけた謎の廃墟を調査させたんだ。その廃墟の地下にあったのがこれだ。」

 

カグヤ「皮肉だな。まるで未来のジョージ狩崎が作ったクローンライダーみたいだ。」

 

龍二「俺も最初はそう思っていた。だが、色々と調べてみた結果、この地下研究所が放棄されたのが3年前だった。そして俺たちが見つけ、地下を修復したあとに色々と作り直して新しい施設にしたのさ。」

 

或兎「ここの研究所の噂は聞いていたが、まさかこんな短期間で施設を作るなんてな…お前の財団はかなりの金持ちなんだな?」

 

龍二「俺だけの力じゃないさ。他の領域にいる人達のお陰でもあるし、肩の荷も少し降りたよ。」

 

宝太郎「だが、アトロポスたちはこの施設の何を狙っていたんだ?」

 

克「そうだ!そうじゃなきゃ、意味がないだろ?」

 

龍二「あぁ、そのことなんだが…」

 

その話を龍二がしようとした途端、ある研究員が焦りながら走ってきた。

 

研究員「龍二様!ヴァイパー所長!大変です!」

 

ヴァイパー「なにかあったの?」

 

研究員「保管していたタヴム甲石が盗まれました!」

 

龍二「やっぱりか。」

 

カグヤ「タヴム甲石?」

 

或兎「俺たちの世界にある富士山で取れる希少な素材だ。フルメタルよりも貴重で色々な物に使われている。だが、ヤツらはその鉱石を何に?」

 

龍二「恐らくだが、何かを量産しようとしているんだろう。」

 

或兎「量産?」

 

龍二「あぁ…何を作ろうとしているのかは謎だけどな?」

 

一方のアズたちは…

 

アズ「お疲れ様アトロポス。どうやら上手くいったみたいね?」

 

アトロポス「グロッタはやられたけどね?…それにしても、タヴム甲石なんか使って何をするのさ?」

 

アズ「それは後からのお楽しみ♪作ってる途中だからなかなか見せられないのよ?」

 

???「へぇ〜…見せられないんだぁ〜?アナタ、意気地無しなのね?」

 

謎の声が聞こえたと思ったアズとアトロポスは後ろを振り向くと、そこには濃青のゴシック系ドレスに身を包み、水色の日傘を携帯している銀髪の縦ロールの髪をした女性が現れた。

 

アトロポス「彼女は?」

 

アズ「リゼル・ジャルダック…なぜアナタがいるのかしら?」

 

リゼル「何故って…お互い、悪いもの同士でしょ?手を貸しに来たのよ?」

 

アズ「そうなの?それにしては怪しいと思っているみたいだけど?」

 

リゼル「そんなことないわよ?それよりも、戦力を増やさなくてもいいの?」

 

アズ「ちっ……アトロポス、アギレラがフェルデン軍事基地に行ったから手助けしてあげて。」

 

アトロポス「わかった。」

 

アズはリゼルのブーメラン発言にキレたのか、ホールを後にして去っていった。アトロポスもそれを見終えたあとに軍事基地を襲いにいったアギレラを助けに向かうためにその場から立ち去った。

 

それを確認したリゼルは肩の力を抜いてこう言った。

 

リゼル「さぁ、アズ。アナタがこの世界で何を企んでいるのかをこの目で見せて貰うわよ?(はぁ…スパイって大変なのね。全く、龍二はイジワルね。)」




次回

・フェルデン軍事基地の謎と夢空間
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