INFINITE STRATOS with EX-AID&BUILD 作:G・himagin
エンジンブロスXはネビュラスチームガンを放ち、その直後には右腕のギアパーツからギア型エネルギーを放つ
咄嗟にクエイトはキューブオブジェクトを盾にして防ぐが既に背後にエンジンブロスXが居た
「なっ───」
「遅い」
右腕と前腕でクエイトの後頭部を殴り、前に吹っ飛んでいくクエイト
「ぐが……っ!?」
「あなた方仮面ライダーの性能をベースに強化されたエンジンブロスX……あなた方
「じっくり研究してたってことか……参ったね。創る事で戦力の増強を図るボクは負けるなぁ」
「……自分で弱点を言っていいんですか?」
「あぁっ!しまったぁ!」
自らの欠点を晒してしまうクエイトに対して嘲笑するエンジンブロスX
「ですが、あなたが無能なお陰で私の仕事は楽になる。では……」
腕を振り上げるエンジンブロスX、しかし振り下ろされる寸前、なにかが腕を弾く
「なーんてね♪」
「ッ!?」
咄嗟に放たれた銃弾を落とすも、脇腹にガシャコンピッケルが刺さり仰け反ってしまう
「がふっ……な、なにを!」
「んー…君は長期的に物事を捉える視点が欠如してるように思えるね。ボクは最初からコレを創ってたんだよ?」
クエイトが指を指す、指した先には3つのセントリーガンが置かれていた
「なにっ!?」
「ボクの創る能力を舐めてもらっちゃ困るよ。クエイトの能力は時間さえあらば基本的に創れないものなんて無いからね!」
「時間稼ぎ……小賢しい真似をッ!」
激昂するエンジンブロスX、だが気にせずクエイトはガシャコンピッケルによる突きで追い詰めていく
「く……」
「さて、と……それじゃあ倒させてもらうよ〜」
口調こそ軽いが、普通の人を怪人にするなどの行為に対する怒りによる怒気が孕まれているその声で、ガシャコンピッケルを突きつける
「参りましたね……どうやら過小評価していた様です……ですので」
「ん?……ッ!?」
エンジンブロスXから煙が湧き出し、全身を包む。そして気付いたらエンジンブロスXは消えていた
「……クソ」
悪態をつくも、周囲には一夏と永珠と気絶している異形にされた者のみで、それ以外には人はいなかった為、変身を解除した
「大丈夫かい?2人とも」
異形にされた男の安否を確認し、病院へと搬送させると一夏達に話しかけた
「あ、うん……」
「俺達は大丈夫だけど……」
おずおずと永珠は神奈にバックルを差し出す
2つのスロットがあり、右側には赤いグリップ回転レバーが備え付けられていた
「これって……ビルドドライバー!?」
「あの怪人になった女が持ってたんだ」
「……これで敵がなんなのかわかったね。ありがとう2人とも」
「う、うん!」
映画を見れずじまいではあったが、別の日に見に行くこととなり、この場は解散となった