INFINITE STRATOS with EX-AID&BUILD 作:G・himagin
目の前の異物を認められないエンジンブロスXがネビュラスチームガンを撃ち込む前にエグゼイドはガシャコンブレイカーと銃モードのドリルクラッシャーを召喚、ほぼ同時に放たれた弾丸がお互いの武器を弾き飛ばす
「がっ!」
「ぐっ!」
エンジンブロスXが弾かれたネビュラスチームガンを拾おうとするがビルドエグゼイドのガシャコンブレイカーによって妨害され、さらにハンマーモードのガシャコンブレイカーによる打撃で数メートル吹っ飛ばされる
「ぐふぅっ!」
「まだまだ!」
ジャ・キーン!
「これでお前をたたっ斬る!」
「なっ……がっ、ぐぁっ、ぐはぁっ!?」
ガシャコンブレイカーからの3連続の斬撃で【HIT!】の文字と共に大ダメージを受けるエンジンブロスX
「な、舐めるなァッ!」
しかし吹っ飛ばされた事でネビュラスチームガンとの距離が縮まり銃撃をしながら距離を縮め、召喚したスチームブレードで攻撃をする
「ぐぁっ…!」
経験不足が故か防御に失敗して吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられてそのまま地面を転がる
「変身して数分のクソガキに負けると思うか……!なぶり殺しにしてくれるッ!」
そういいスチームブレードで嬲ろうとするが、何故か脚が動かない
よく見ると脚ごと地面が凍り付いていており、どれだけ力を込めてもピクリとも動かない
「これは……まさかっ!?」
氷の出所を辿ると、やはりブレイブがガシャコンソード 氷属性モードで凍結させていた
「お前ッ、良いのか?織斑一夏がどうなっても!」
「織斑一夏君のことなら問題ない……もう
そう言って一夏が居たところへと視線を向けると、黄色のドクターライダー……仮面ライダーレーザーターボがおり、一夏を抱えていた
「仮面ライダーレーザーターボォォ……!」
「俺が来ることは想定してなかったみたいだな、残念♪」
「貴様ァッ!」
「おおっと、良いのか?俺に対して攻撃をしようとして」
「は?」
「
「え?……ッ!?」
焦りと共に振り返った時にはビルドエグゼイドはビルドドライバーのレバーを回しきり、ブレイブはキメワザを発動させようとしていた
「まず──」
言い切る前に2人の同時蹴りが炸裂する
Ready Go!
ボルテックフィニッシュ!イェーイ!
ガシャット!キメワザ!
TADDLE CRITICAL STRIKE!
ピンクと水色のエネルギーが纏われたダブルライダーキックにより、エンジンブロスXは爆散、ネビュラスチームガンは基盤が剥き出しになって破損し、女は気絶した
撃破後、警察に連行された女を見届けた永珠達
永珠は戦闘による疲れから壁にもたれて寝ており、飛彩は警察に事情を説明しに行った
残った一夏は何をすべきかと混乱していたが、貴利矢に1度帰宅した方が良いと言われ帰宅していた
残ったのは貴利矢と寝ている永珠、そこに男女が現れる
1人は白衣を着た男──宝生永夢、もう1人は男より若い20歳くらいの見た目の女性──宝生明日那
「貴利矢さん!永珠は!」
「落ち着け永夢、永珠は無事だ。……まあ厄介な事が起きたが」
「厄介なこと?」
「財団Xが攻めてきた」
絶句する永夢と明日那、しかし襲撃の原因に対しては察していた
「ビルドドライバー、ですか?」
「どうやら財団X製だったらしくてな。奴らが取り返しに来たらしい」
「なるほど……。それで飛彩さんと貴利矢さんが?」
「いや……大先生と永珠だ」
「永珠が?……まさか!」
「そのまさか、だ。永珠がエグゼイドに変身した」
「永珠が変身って……。永珠には抗体がないんだよ!?」
ドクターライダーに変身する為に必要なバグスターウイルスに対する抗体、人とバグスターの娘というイレギュラー故か検査はしたが永珠には抗体が無かった事が確認されている
「そうなんだよ……。だがエグゼイドに変身していた……ビルドドライバーを使っていたから特別なのかは不明だが、調べておく必要があるな」
「うん……」
心配そうな表情をする明日那
永夢のように戦いの渦に巻き込まれてしまうのではないか、そんな不安から、永珠の頬に触れる
「大丈夫だよね。……永珠は戦いに巻き込まれないよね…?」
しかし……その願いは、2日後に裏切られる
「永珠に抗体があるって──」
「どういう事ですか!?」
明日那と永夢の怒声がCRに響く
「落ち着け小児科医、
「説明するぞ、2人とも」
零が見せたのはバグスターウイルスの抗体……だが、その形状が通常の抗体と異なった形状をしている
「この抗体……まあ永珠の抗体なんだが、通常のバグスターウイルスの抗体と変わっている所はないんだ。ただ出所が違うだけで」
「出所?」
「ビルドドライバーが擬似的な抗体としてこれを造って永珠の身体にぶち込んで変身させたんだ。純粋に永珠が持っていた後退じゃなくて、ビルドドライバーが生成した抗体って事だ」
「人工的な抗体?」
「そういう事だ。恐らく
「そして?」
「永珠とのシンクロ率が恐ろしい程高い。多分この抗体が永珠の身体から消えることは無いな」
「嘘でしょ!?」
「大マジだ。ここまで適合してると普通にドクターライダーになれるぞ」
「そんな……」
「ま、安心しとけ!永珠には身体に問題がないって説明しといたから、永珠を戦いから遠さげたいんだろ?」
「えぇ……」
「俺も同意だ。だからまあ……その、嘘をつかせてもらっ…た。悪いな」
「いえ…」
永珠のもう1つの事実にCRの雰囲気が重くなる
…しかし、3年後のある日、更に驚愕の事態に発展することとなる