IS vs OOO プトティラ大決戦!   作:蓮太郎

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ちょっとだけ続くんじゃ。


プトティラ秘話 〜何故破壊する守護者になり得たのか〜

〜転生前〜

 

神「貴方は病弱が原因で若くして死にました。新たな場所に転生しますが望む力はありますか?」

 

主「病気で死なない健康体であれば別に望むものはないです」

 

神「じゃあおまけでプトティラのメダルとオーズドライバーとスキャナーを授けますね」

 

主「なんで?(純粋な疑問)」

 

神「あ、病気で死なない身体はわりと不死寄りですね。怪我以外で死なないようにしましょう」

 

主「なんで?(老衰で死なないことを危惧)」

 

 神様が話聞かない&オーズ好きだったので結局グリードに近いまま転生させられた。

 

 

 

 

 

 

 

~欲望の恐竜・誕生秘話~

 

 

 日野英二(転生主人公)は旅をしていた。

 

 いいとこの坊ちゃんで欲しいものは何でも手に入る環境であるという誰かとほとんど同じ生まれにも関わらず、割とあっさり家を出たのは理由がある。

 

 居心地が悪かったという理由もある。しかし、しょうもないと言われても仕方ないが、英二は世界を見たかった。

 

 前世ではほとんど病院で過ごしていた彼は外の世界に憧れがあった。

 

 ここ数年でISというものが生まれ女尊男卑の発達など大きな変動があったのも見たかった。

 

 それともう一つ目的があった。

 

 それはこの身に宿る『紫のコアメダル』の制御である。

 

 ほぼ無理矢理授けられた十枚のメダルは常に暴走するように彼の体の中からささやき続けた。

 

 ふとしたことでメダルの意識に飲まれそうになった英二だが、『ある日』まで決して恐竜グリードになるどころかプトティラコンボを発動することもなく生活していた。

 

 しかし、ここ最近でメダルの意思が強くなっていくことからもしもの時に備えて世界を見るついでに自身の心身を鍛えることをも目的としていた。

 

 『ある日』が訪れるまでは。

 

 

 

「ごちそうさまでした」

 

「ゴチソウサマ?」

 

「俺の国の、食事が終わるときの挨拶みたいなもだよ。食料になったものたちへの感謝をこめて言うんだ」

 

「へー、ゴチソウサマ!」

 

 英二は日本ではない国のとある村に滞在していた。もちろん持ち物は明日のパンツと少しのお金のみ。

 

 とあるお宅にお世話になりつつも手伝いをする旅人スタイルを貫き通し世界を回っていたのが。

 

「エイジくんが来て助かるよ。ずっとここにいてほしいくらいだ」

 

「あはは、もう少しはここにいますよ」

 

「エイジー、あそんでー」

 

 ここでの英二の役割は村人の家事手伝いと子供たちの遊び相手になることだ。

 

 面倒見のいい英二は大人子供問わず人気であっという間になじんでいった。

 

 とても平和だった、内戦がおこっているということを抜きにしては。

 

 

『ウーーーーウーーーーウーーー』

 

「っ!みんな避難して!空襲のサイレンだ!」

 

 平和な時間はあっという間に崩れた。大きく鳴り響くサイレンは空襲がもうすぐ来るという合図、それを聞いた村人たちは可能な限り避難しようとした。

 

 だが、今回の空襲は全てが違った。

 

「ぎゃあああ!」

 

「嘘だ、なんでこんなに早く始まるんだぁ!」

 

「おとーさん!おとーさん!」

 

 いつもより早く戦闘機ではないもので空襲が行われていた。

 

 早すぎる爆撃に思わず空を見上げる。

 

 そこに飛行機はなく人がいた。

 

 IS、兵器として扱うことを許されず競技でしか使えないと条約で決められたはずのものが爆弾を落とし、よく見ればアサルトライフルを持っていた。

 

 はるか遠くに隠れている者を見つけられるハイパーセンサーを持つISが銃器を持っている、それはつまり蹂躙を意味することとなる。

 

 空高くからの銃弾の雨が、容赦なく、降り注ぐ。

 

「死にたくない!死にたくながっ!?」

 

「いややあああああああ」

 

「助けて、エイジおにいちゃっ……………」

 

 人が死んだ

 

 

―――――せ

 

 

 昨日まで一緒に仕事していた人が死んだ。

 

 

―――こわせ

 

 昨日まで一緒に遊んでいた子供が死んだ。

 

―――ころせ

 

 戦いと関係ない人たちが死んでいく。

 

―――壊せ 殺せ

 

 自分ななぜ死んでいない?この村に住み人たちと人種が違うアジア系の自分は殺さないようにしている?

 

―――お前を捕えるためだ

 

 どうして死ななければならない?どうして殺されなければならない?

 

―――憎め

 

 どうして!殺すんだ!笑って!生きてる人を!笑って!殺すんだ!

 

―――憎め 壊せ 殺せ 破壊しろ!

 

ウ、ウオアアアアアアアアあアア嗚呼アあ亜嗚呼アアアアア嗚呼ああ嗚ア!!!!!

 

 銃弾が降り注ぐ、しかし、英二の体からはじき出された『メダル』によってすべてはじかれる。

 

 いつの間にか装着したベルトにメダルがはまり、いつの間にかあったオーズスキャナーが宙に浮く。

 

―――解放しろ、その欲望!

 

 ひとりでに浮いたスキャナーがメダルをスキャン……………しなかった。

 

―――なに!?

 

 スキャナーは掴まれていた。

 

 誰に?

 

―――貴様、まさかまだ自我を

 

 英二が震えながら(・・・・・)スキャナーを掴み、自分の意思で(・・・・・・)メダルをスキャンした。

 

プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・テラ~ノザウル~ス!

 

―――馬鹿な

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

―――自我を保ったままの変身だと!?

 

 仮面ライダープトティラコンボが、空高く舞い上がる。

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

『なんだアレ!撃て!撃てぇ!』

 

 ISの舞台は突如変身した怪物にアサルトライフルを構え放つが、プトティラコンボの装甲には傷一つすらつかない。

 

―――おのれオーズ、欲望の王!

 

 破壊欲を抑え(・・・・・・)、ISを殴りシールドもろとも破壊を成す(・・・・・)

 

―――私を押さえつけるつもりかぁ!

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

 破壊したISに何かを感じ、その胴体に手を突っ込んだ。

 

『な、何をしているんだアレは!なんなんだ一体!?』

 

 そしておもむろに引きずり出したのは謎の光る珠、ISコアである。

 

 諸悪の根源がこの球にあると察し、オーズの手に握られたISコアは強く握り締められ…………破壊された

 

『う、嘘だ、ISコアを簡単に破壊、した?』

 

『なんなのよ、楽な仕事になるはずだったのに!』

 

 人を殺すことを楽といったか?

 

『ひっ!?こ、来ないでええええ!』

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

 オーズの咆哮は容赦しない。上空にいるIS達をその拳で、その尻尾で大地に強く叩き落す。

 

 ISでもないはずの攻撃なのにシールドエネルギーが大きく削られた上に大地へと叩きつけられたIS部隊は戦意喪失した。

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

 だがオーズの手は一切緩まない。身にまとうISを破壊するまで、決して。

 

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 

『いや……………いややあああああああ!!!』

 

 全てのISを破壊し、一切の死人を出さず(・・・・・・・・・)この戦いは終わった。

 

ウオオオオオオアアアアアアアアアアアア!

 

 オーズは叫ぶ、救えなかった命に嘆くように。自分の破壊するしかない力をこの時にしか使えないことに。

 

 生存者がIS操縦者しか居なくなった村を背に変身を解除する。

 

 ISを破壊されればいつしかそのことが明るみになり、そしてオーズである自分のことも公になるだろう。

 

 日野英二に欲望がわいた。ISに苦しめられる人々のためにISを破壊するという欲望を。

 

 Happy Birthday.

 

 欲望の王を名乗るISの破壊者であり救世主の誕生である。

 

 




 最初からプトティラ持ってたらこうなるでしょって思うのです。

 この続き?特に考えてません。
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