CurseTale   作:Eileen

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いないものを みているかのじょは えがおで しょうじょに いいました。

「こっちにおいで ここを あんないするわ。」

すこし いびつにみえる そのえがおを しょうじょは かなしそうに。

そのとなりにいる おはなは すこし おこったように みていました。


2nd Episode 「Ruinsの管理人」

Broken Ruins  201X年

 

 

「大丈夫ならいいんだ。先に進もうか。」

 

Frowyはそう言って地面を滑るように移動し始めたから、

私もそれに続くように歩く。

 

大きな大きな門を超えてそこにあったのはいい匂いの花畑だった。

 

 

「わぁ!きれいだねぇ!この花はスカビオサかな?」

 

 

Frowyがそう言うと奥の方から声が聞こえてくる。

 

 

「あら?貴方はニンゲンかしら?」

 

 

その声の主をたどってみると大きなヤギみたいな女性がいた。

 

 

「あなたは誰?」

 

「はじめまして、私はToriel。このRuinsの管理人をしているわ。そしてこの子がAsliel。少し恥ずかしがりやだけど仲良くしてあげてね。」

 

 

彼女はそう言って誰もいないと思われるを撫でていた。

私はすごく困惑した。その人がいないものを見ているのかそれともだれかがいるけれど私にはわからないのか。考えた末私はとりあえず普通に挨拶した。

 

 

「そっかよろしくね?私はFriskっていうの。」

 

 

返事は帰ってこないけど、Torielさんはいった。

 

 

「As!よく挨拶できました!」

 

 

このときに私はこの人の呪いにある程度検討がついた。

なる程。確かに彼女はかなりまずいだろう。まぁ…壊れかけていたわたしがいうのもおかしいけれど。

 

 

「あなたもとりあえずついてきて?このRuinsを紹介するわ。」

 

 

そんなことを考えているとTorielさんは先に進んでいった。

 

 

Frowyがこっそり言う。

 

「あの人はAslielの幻覚が見えている。あの人にかけられた呪いは『幻覚』で、常に何かしらの幻覚が見えている。

あと、何故か僕のことは彼女に視認されないから大丈夫。できるだけ彼女に話を合わせて頃合いを見てBroken Ruinsから出よう。」

 

 

色々と気になることがあったけど。機嫌の悪そうなFrowyに聞く勇気が私にはなかった。なにか言ってあげたかったけど、私じゃ何も思いつかなくってそれがすごく悲しくって。それをごまかすように私はTorielさんについていった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

Broken Ruins  201X年

 

彼女に続いていくと大きな大きな建物があった。

 

その建物の近くでFrowyが言った。

 

「やっぱりいつ見ても大きな建物だね!」

 

でも、Torielさんは何も答えなかった。

その事実に彼が顔を歪めたのがわかった。

 

 

足を止めたわたしを見てTorielさんは言った。

「貴方がもう少しここを見たいなら、私達は先で待っているわ。だから早めに来てちょうだいね。」

Torielさんは先に進んでいって建物の先で見えなくなった。

 

 

 

「Frowy……」

 

私は下を向いてしまったFrowyに声をかける。

けど、彼は何も答えなかった。

 

私は歩を進める。

 

 

 

 

 

階段の下で何かを感じた。

 

手を伸ばしてみる。

正八面体を少し崩したような形のそれに触れると、目の見えない私にもはっきりと文字が見えた。

 

✳(そびえ立つ 遺跡を 目の当たりに…あれ?)

 (そんなことは思ってないって?………………)

 (決意がみなぎった。)

 

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空っぽ          Lv0

 

 

 セーブ      もどる

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空っぽってなんのことだろう?

セーブってなんだろう?

なんで僕に文字が見えるんだろう?

 

 

私はよくわからなかったけど興味本位で“セーブ”してみた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遺跡の入り口    Frisk Lv1

 

 

ファイルにセーブされました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それを見たとき私は何か悪いことをしたような気になってしまって。

私はFrowy達には伝えないでおこうと思った。

 

 

 

 

「Frowy…行こ?」

「うん…君がそう言うなら進もうか。」

 

 

 

 

私はFrowyに隠し事をしたまんま前に進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Frowyにソウルと言われた部分がまた痛くなったような気がした。

 




Character No.2  『Frowy』

呪い︰???

原作とは違い主人公を助けようとする。
クソ花ではない優しい花。
彼はTorielになにか思うところがあるようだ。
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