ONE PIECEの世界にいろんなアニメのヒロインをぶっ混みハーレムを作る   作:イセリアル

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龍武星の読みは当て字でリムルです。


ファーストコンタクトの先にあるもの

天災「カタストロフ」と天災「テンサイ」のファーストコンタクトを果たした。

 

 

束はリムルの前世である衛宮 龍武星(リムル)に会いたいが為にISを作りその過程でタイムマシンを作ることに成功した。そして束はISを学会で発表した。

しかし結果は一つの会社を除き机上の空論と一蹴されてしまった。

 

束は強硬手段として自作自演として日本に向けて数1000発のミサイルを発射し、試作IS『白騎士』を千冬に渡して此れを迎撃。しかし、此れが原因でISは本来の目的とはかけ離れた『兵器』としての有用性が認められてしまい、学会に発表した時とは打って変わって、各国からISの説明を求められ、研究用に開発した467個のISコアを各国に分配した後に姿を消した。

 

 

そして姿を消した束は、残りのISのコアを全部タイムマシンに乗せ龍武星(リムル)に会うためにタイムマシンを起動した。

しかし束は、タイムマシンで過去に向かっている時に異空間で揺れが発生しそれが原因でこの世界に来てしまったと束は話した。そしてこの世界に来てすぐ世界政府から狙われる事になり逃亡を繰り返しているらしい。

 

 

話し終えた束は顔を下に向けたままリムルの言葉を待った。リムルの仲間たちも黙って束の話しを聞いた。

 

 

 

そしてリムルは、束の頭に手を置いたそして

 

 

リムル「辛かったな……」ナデナデ

 

 

束「っ!?………うううううう……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」涙目

 

 

 

束は、リムルの胸に飛び込み小さな子供のように泣いた。

 

 

 

数分後束は落ち着いたのか泣き止んだ。

 

 

 

 

束「ありがとうございました………すん………リムルさん……」

 

 

リムル「束!」

 

 

束「はい!?」

 

束は思わずシャキッと立ち上がった。

 

 

ゴン

 

 

 

リムルは束の頭に拳骨をした。束は頭を抑え蹲った。

 

 

 

束「ぐっ!?痛ァァァ」

 

 

 

リムル「束………お前はISの説明を学会で何回説明した?」

 

 

束「………一回……です」

 

 

リムル「はぁぁ!?………お前たった一回で相手が全部理解してくれると思ってるのか!?」

 

 

 

束「えっ……」

 

 

 

 

リムル「………何故相手が理解してくれるまで何度もやらない?……その学会でISの実演又は映像は流したのか?」

 

 

束は口をつぐんだまま視線を下に落とした。

 

 

リムル「………お前天才なんだろ?………ならISでミサイルなんか迎撃したら軍事目的に転用されるのは想像に固くないだろう?………お前にとってISは娘でお前は母親なんだろ?なら………娘を理解してくれるまで世界に発信し続けろよ!」

 

 

 

束「はい………うううう………束さんは………道を踏み外したんだね」

 

 

 

リムル「………踏み外したんなら修整していけ………それが第一歩になる………先人からの助言だ………躓いたなら友を頼れ家族を頼れ………七回転んでも八回目に立てばいいもし又転んでも立ち上がればいい何度でもな………天才には挫折はつきものさ逆境でこそお前が本物かどうか分かる星の様に夜に輝くようにな?」

 

 

束「リムルさん………」

 

 

その場にいる全員リムルの言葉を聞いて、何も言えなくなった。

 

 

リムル「束タイムマシンは動くのか?」

 

 

束「うん……燃料さえあれば……」

 

 

リムル「原料は何を使った?」

 

 

束はガソリンと答えた

 

 

リムルはアイテムボックスからニトログリセリンを出した。

 

リムルは転生特典である宇宙戦艦ヤマトの素材、は女神から貰っていたのでボックスを調べ燃料について調べたら波動エンジンの他に炭、ガス、ガソリン、ニトログリセリンそして何故か核エネルギーのコアまであった。

 

 

 

 

 

リムル「ならこれでいいな?」

 

 

リムルは、タイムマシンに近寄りニトログリセリンを入れ、瞬動を使い束を担ぎタイムマシンの中に入り操作をし起動させた。

 

リムルは数秒画面やスイッチを見て理解した。リムルは片手でパネルを操作した。

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ ポチッ

 

ブーーーン

 

束「えっ!?………なんで動かせるの………」

 

 

リムルは、数ある前世の中で某ネコで出てくる時を行き来する乗り物を作成した張本人である為操作方法を理解した。

 

椅子に束を括り付けた

 

 

束「ちょ!?リムルさん!?束さんはまだ何も返せてない!?」ガタガタ

 

 

リムルはタイムマシンの外に出ていった。そして振り返らず束に言った。

 

 

リムル「束もう来るんじゃないぞ?………そしてもう逃げるんじゃない立ち向かえそれがお前が背負う業だ!………コレも先人の言葉だ………過ちを気に病む必要は無いただ認めて次の糧にすれば良いそれが大人の特権だ」

 

 

 

 

束は、おもむろに自身のポケットに手を入れある物を掴み閉まる寸前のタイムマシンの扉に向ってある物を指で弾いた。

 

 

リムルはタイムマシンの扉の隙間から飛んできた物を掴んだ。

 

 

束「リムルさん!それはコアナンバー千!私の……」

 

ガタン

 

 

束が言い終わる前に扉が閉まりタイムマシンは空中に浮かびそれは消えた。

 

 

 

 

リムルはISのコアをアイテムボックスにしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムマシンの動きが止まった瞬間束を縛っていたロープが自然と外れた。

 

そしてタイムマシンの扉が開くとそこには束にとって唯一無二の親友がいた。

 

「束!」

 

 

束「ちーちゃん?」

 

 

 

千冬は束を抱き締めた。

 

 

千冬「馬鹿者心配したんだぞ!」

 

 

 

束「ははは………ゴメンねー………ちーちゃん束さん頑張るよ!」

 

 

千冬「束?」

 

 

 

束「ちーちゃん……束さん………憧れの人に会えたよ………でも怒られちゃった………逃げるなって………立ち向かえって………束さんが背負う業なんだからって!」涙目

 

 

 

千冬「………そー……か………お前の憧れの人は中々手厳しいなぁ………」

 

 

束「………うん…………だからちーちゃん助けてくれる?………今度はあの人にお礼が言えるように……」

 

 

 

千冬「ああ………お前は私の親友だからな!」

 

 

束「ありがとう………ちーちゃん!」涙目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

束が元の世界に戻った直後ルフィは、ウソップと決闘をしていた。

そしてアイスバーグがCP9にプルトンの設計図について尋問されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれぞれにとって長い夜が開けた。


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