1968年1月28日。
エジプト王国軍救援のため、ナイル川流域にある街に降下した日本軍部隊はケルティズム勢力を殲滅し、共和主義*1勢力であるエジプト共和国に侵攻を開始。
エジプト共和国軍のゲリラ戦術により、多少の苦戦を強いられたが、日本軍による戦闘ヘリによる爆撃の結果、ゲリラ部隊は壊滅。
最後のクフの戦いにて、全軍が降伏。
ピラミッドには旭日旗がはためいた。
その後、エジプト王国軍と合流。
アナーキスト勢力との交戦を開始した。
日本軍は、アレクサンドリア方面とパレスチナ方面の2つの方向から攻撃を開始。
この攻撃により、エジプト=アナーキスト連盟軍は大混乱。
わずか3日で壊滅することとなった。
これにより、残るは赤軍組織のみとなった。
赤軍組織一覧
・アシュート農民赤軍
・白ナイル赤軍
・カッターラ赤軍司令部
・カッターラ=スターリン体制派赤軍
・自由エジプト赤軍
・エジプト=リバタリアン赤軍
しかし、これらの組織も日本軍とエジプト王国軍の攻撃によりあっという間に壊滅。
1968年6月13日にエジプト内戦は終結。
しかし、一難去ってまた一難。
今度はオーストリア=ハンガリー帝国の植民地であるリビアでアナーキスト勢力≪リビア自由連盟≫が蜂起。
リビア戦争が始まったのだ。
これを受け、撤収途中であった日本軍はリビアに出撃。
1968年6月15日。
ジャウフにて日本軍とリビア自由連盟軍が衝突。
ジャウフの戦いが始まった。
パレスチナ連邦 テルアビブ
日本中東軍司令部
「状況は?」
「はい。ゲリラ部隊の攻撃によりほとんど進軍が出来ていません。」
「作戦はあるのか?」
「はい。まずはこちらをご覧ください。」
そういって、彼はパソコンのキーボードでコマンドを打ち込んだ。
『ファイル≪1968-operation.runner≫を実行します。』
機械音声と共に前方のスクリーンに文字の羅列や地図、グラフが描かれた大量のウィンドウが表示された。
「まず、我が軍は戦闘ヘリ15機を用いてこの地域に攻撃を行い、敵地上部隊を壊滅させます。その後、装甲車に乗った部隊が奥地に侵攻します。その後、北部から進軍してきたオーストリア植民地軍と合流。これにより、アナーキスト勢力は完全に崩壊するでしょう。」
「ところで例の新兵器はどれぐらい完成しているんだ?」
「はい。
runner
拡張子の一つ。
初期型コンピューターの主要OSであるASHURAに対応したプログラムのファイル。
次話で茶番みたいなことをします。誰を出しますか?
-
スターリン
-
知らないおじさん
-
隣の町田さん