波動拳に昇龍拳、竜巻旋風脚に鉄山靠、極め付けはかめはめ波。
もう遊びすぎでしょw
面白すぎて腹筋がぶっ壊れましたわ。
そして今週、遂にルミナスがキェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!
ルミナス役の声優はLynnさんでしたね、めっちゃ合ってて良かったです!
そして劇場版製作決定おめでとう‼︎
劇場版の内容は書籍7巻のエピソードでしょうかね。
そして3期で8〜10巻あたりと予測します!
戦況を食い入るように見ていたリムルは茫然となり、思わず立ち上がった。
ガビルの部下達は、大規模魔法に晒されて次々と撃墜されている。
戦況の悪化が、味方への被害を引き起こしていた。
リムルとしても多少の被害が出る事は予想していたものの、楽観視していた。
(何のかんの言って結局は勝てるだろうって考えるとか、流石に甘すぎだよな。今やっているのは戦争なんだから……)
リムルは、自身の見通しの甘さに怒りと焦り、そして後悔の念を感じていた。
「座っていて下さい、リムル様。このくらいは想定内ですので、何の問題もありません」
涼やかな顔でベニマルがリムルに対して言う。
だが、リムルの心中は穏やかではなかった。
「いや……お前、犠牲者が出ているじゃねえか! クソッ、こうなるんだったら俺も何かしら援護をするべきだったんじゃ 」
「いえ、そういう訳にはいきません」
ベニマルが言葉を挟んだ。
「以前にも話したではありませんか。国家として歩み始めた以上、いつまでもリムル様に頼る訳にはいきません。配下の庇護は魔王たるリムル様の役目ではあります。しかし、国家を守るのは我ら配下の務めです」
「お兄様の言う通りです。リムル様が全てを背負う必要は無いのですから」
ベニマルに続き、シュナも言葉を紡ぐ。
リムルはその言葉を受けて、嬉しく感じた。
しかし、だからといって焦りと焦燥が拭われるわけもない。
「やっぱり、俺も戦場に出て 」
そう言いかけたリムルの言葉は、途中で遮られた。
「それは絶対にダメですよ。総大将として、王を危険に晒すなど認められません。何より、勇者クロエの話が気になります。別の時間軸では、リムル様を殺害した何者かが帝国にいた。そんな危険人物の存在を知りながらリムル様に戦場に出てもらうなどあり得ません」
険しい表情でベニマルが言った。
敵方に危険人物がいることは幹部全員が共有しており、起こりうる最悪の未来として危険視されていた。
「現時点で脅威と考えられるのは、三大軍団の軍団長と、
ソウエイ達は、主たるリムルのために命がけで情報収集を行なっている。
リムルの脅威となりうる敵を排除するために。
「敵の戦力が不明である今、我らが王たるリムル様に前線に出てもらうなど論外です。作戦は問題なく進行中ですので、どうか俺を、そして、戦場に出ている皆を信じて下さい」
その言葉にリムルは力なく座り込んだ。
だが、焦りや怒りは落ち着いていくどころか、むしろますます大きくなるばかりであった。
(ベニマルは問題なく作戦は進行中だとか言ってるけど、これは俺の不安感を少しでも落ち着かせるためのウソだろう。何か……何かないのか!)
だが、ここで『思念伝達』が届いた。
さて、現在碁盤の目を狙い撃ちするような精度で12秒ごとに敵戦車の砲撃が定期的に降り注ぐ。
射線の通りにくい森の中とか関係なしである。
よくもまあ、ここまで正確に狙えるもんだ。
まあ、
まだ本気でヤバい状況ではない。
それにこっちもまだ全力じゃないしね。
さて、そろそろフェイズ3といったところかな。
その前にベニマルの戦略の再確認を行おう。
ベニマルは、こちら側が負けたように見せる“負けたフリ作戦”を考えていた。
危機に陥ったように見せかけて、その隙に
また、戦車の弾薬が底を尽くまで待てば、敵の強者がトドメを刺しに来るだろうとベニマルは考えていた。
まあ、戦車の弾薬が底を尽くなど考えられないけどね。
まず、装弾数の問題だ。
ガドラさんの説明によると、敵戦車の装弾数は50発だ。
現代の最新鋭戦車の装弾数は40〜60発のものがほとんどである事を考えると、妥当な数字である。
そして、敵戦車の砲撃の間隔から、射撃レートは分間5発といったところだろう。
そして、敵戦車の装弾数から単純計算して、弾を撃ち尽くすのには最低でも10分は必要だ。
同じ目標に対して10分間も撃ち続けるバカがどこにいるだろうか。
また、仮に撃ち尽くしたとしても、補給部隊がすぐに補給するだろう。
帝国軍の目的は、ジュラの大森林を抜けて西側諸国に戦争を仕掛ける事。
最終的に、東の帝国が世界を支配するために。
それを考えれば、弾薬はかなりの量が必要になる。
こんなところで弾薬が底を尽くようであれば、敵の補給部隊のレベルの低さが目に見える。
もしそうだとしたら、補給不足で西側諸国への侵攻作戦は失敗に終わるに違いない。
だが、敵の指揮官はそれなりに優秀だ。
それも、こちらの動きにすぐさま対応し、冷徹な判断が下せるくらいには。
そんな相手が、補給の重要性を理解していないはずがない。
当然、弾薬も西側諸国まで持つようにかなりの数を用意させているはずだ。
そこら辺についてツッコミ入れておいたし、そろそろフェイズ3の命令が来てもおかしくないんだが……。
これはアレか?
まさかとは思うが、ワンチャン敵の強者がトドメを刺しに来るのを期待してない?
いや、流石にベニマルに限ってそんな事はないよな。
でも、もしそうだとしたら希望的観測にも程がある……。
念のためという意味も込めて、俺はベニマルに『思念伝達』を繋いだ。
『おーい、ベニマル。そろそろ頃合いじゃないか? いい加減
『その通りですが、敵の強者が割れていません。それが分かるまでは……』
ああ、だからフェイズ3へ移行しなかった訳ね。
あれ、そういえば伝えてなかったっけ?
伝えてなかったな、とっくの前にヤバそうな強者を把握していたこと。
『大丈夫。取り敢えず、ドワルゴン攻めてきている部隊の解析は既に済ませておいた。情報を送るよ。少なくとも気になる奴は、戦車部隊には司令官以外にいない。補給部隊や歩兵部隊には何人かいたけど、約1名を除いて問題はない。ハクロウとかに任せておけば大丈夫だと思うぞ』
俺の解析能力を舐めてもらっては困る。
解析不能なのは、それこそ覚醒魔王や聖人級のバケモンじみた実力者くらいだ。
実際、俺は叔父さんの実力をある程度予測はできているが、完全に把握できている訳では無い。
要するに、見立ては立てれても結局は解析不能領域にいるって事だ。
せいぜい、
裏を返せば、そこまでの情報ならばどんなに格上でも読み取れる。
逆に、ベニマルをはじめとした配下達の保有スキルや
こいつらがいくら隠蔽しようとしても見抜けないことはない。
そして、今回は解析不能の相手がいなかった。
つまり、こっちに攻めてきている敵には聖人級の実力者はいないという事だ。
そう考えている俺に、驚いたような様子の叔父さんが話しかけてきた。
『お、おいアユム。なんか余裕そうな雰囲気だけど、本当に大丈夫なのか?』
『誰に向かって聞いてるんです? 何の問題もありませんよ。ゴブタ達も致命傷は食らわずに、上手く立ち回っています。どれだけ攻撃を受けようと、直撃さえなければ致命傷にはならないので、
『ああ、そう』
俺の軽い反応にかなり驚いている様子だ。
一方ベニマルは、すぐに敵の強者を割り出したことに驚いているみたい。
『そ、それで、その1名に対する対処については……』
『わたくしにお任せ頂けないでしょうか?』
涼やかな声が聞こえる。
テスタロッサだ。
『お前が?』
ベニマルから驚いたような声が漏れる。
『心配ありませんわ、ベニマル殿。その者とは1度戦ったことがありますし、何より、リムル様の御心を乱すような輩には、わたくしが地獄を見せてあげましょう。よろしいでしょうか、リムル様?』
うーん、大した自信だ。ちょっと引きそう。
でもまあ、原初の悪魔なんだから当然っちゃ当然だよな。
『……そうだな。テスタロッサがやるなら問題ないだろう。少なくとも、ゴブタなんかよりは間違いなく強い。それに、テスタロッサとウルティマを向かわせたのは、万が一の際には戦力になってもらうためでもあったし、だから問題ない』
叔父さんもGOサインを出したし、問題ない。
『分かりました。ではそのように』
『ああ、それとベニマル。俺の言葉を全員に伝えたい。お前のスキルで繋いでくれないか?』
『是非とも!』
そして、ベニマルの協力で、全ての配下に叔父さんの言葉が伝わった。
『聞け! 全力で敵を叩き潰せ。手加減の必要はない。お前達の全ての力を持って、可及的速やかに敵を排除しろ‼︎』
その言葉で、全員に笑みが浮かんだ。
そして、それは俺も同じである。
ここから
「\カーニバルダヨ!!/」
そして、抑制されていた力が解放されて、戦況は大きく様変わりした。
そこからは早かった。
まず俺が超大型爆弾と化した戦車を爆裂させた。
味方へ犠牲を出さないように40トン全てを炸薬へと物質変換はしなかったが、それでも数トンは炸薬化したので被害は言うまでもない。
これで、半数の戦車が行動不能に陥った。
ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!
さらには、ランガと合体して人狼状態となったゴブタの新技『
これらと並行して、後方の補給部隊には
一応銃などで反撃してきたが、
また、俺の解析した情報を元に、ハクロウやヴェイロン、ゾンダをが紛れ込んでいる強者達を屠っていった。
「クソッ、俺は序列97位の !」
とかなんか口上しようとしていた奴もいたけど、言い切る前にハクロウがバッサリである。
多分、
こちとら、そんなもんを聞いてやる筋合いなど無い。このバカは自分が強者であると自ら暴露した上に、狙って下さいと言わんばかりの隙を見せただけである。
上空の戦いも、こちらが圧倒していた。
そして、ガビルが自身の必殺技『
あらら、どうやらミサイル必要なかったようだ。
と思ったのだが、敵はどうやら魔素の流れを乱す装置の出力を上げ、味方の飛空船が墜落するのもお構いなしの手段を取った。
しかも、それをガビル1人に集中するようにしてだ。
流石のガビルも、これを受けて動きが止まった。
これでは飛空船部隊の撃破が厳しくなってしまうが、とある少女の乱入によって、あっという間に片がついた。
“
こいつが敵旗艦の艦橋内でメチャクチャに暴れ散らかした挙句、最後には核撃魔法『
爆心の旗艦は数万度の超高温に晒されて文字通り蒸発した。
また、周囲の飛空船も跡形もなく木っ端微塵になった。
爆炎に晒されなかった飛空船もタダでは済まず、強烈な爆風と衝撃波に加え、かつて飛空船だった金属破片が超高速で飛び散り、残りの飛空船をズタズタに引き裂いた。
この結果、空中にいた飛空船は全て完全に破壊され、飛空船部隊は全滅した。
流石にこれを受けて、戦車部隊の司令官も撤退を決意したようだ。
だが判断が遅すぎる。
俺が爆弾化した戦車を爆発させて、さらにゴブタとランガの新技で重大な損害を被っている時点で撤退すべきだったんだ。
兵法第三十六計『走為上』と言う。勝ち目のない状況では無理をせず撤退すべきなのだ。
どうも敵軍の司令官は、撤退してしまえばドワルゴンの抑え込みが出来ず本隊が包囲殲滅されると考えたようだ。
確かにここで撤退すれば、ドワルゴンの押さえ込みという目的が達成出来ずに首都を攻め込もうとしている本隊を見捨てるようなものだろう。
だが、それで損害が出るくらいなら俺は撤退を選ぶね。
殲滅されるか撤退するかの違いで、ドワルゴンを押さえ込む戦力が消えるのは変わらないんだから。
ならば、戦力が残るよう撤退すべきだ。
そして早急に態勢を整えさせ、再び攻勢に出るのだ。
上手くいけば、本隊と協力してドワルゴンから来る敵の援軍を挟撃することもできるだろう。
普通なら間に合わないだろうが、補給部隊にはトラックがあることを確認したし、残存した飛空船などを考えれば、帝国軍の機動力はかなりのものとなる。
十分間に合わせられるはずだ。
あとは的確に
だがしかし、これらはタラレバ話だ。
今となってはもう遅いだろう。
まあ、仮にもっと早く判断していたとしても、こちらは
どうやっても勝てやしない。
そして、敵からしてみればどうあがいても絶望と言える状況になった。
戦車部隊の司令官は恐怖でかなり引き攣った顔をしていたが、すぐに気になる奴らのの内の3人が現れた。
しかもそのうちの1人は、俺が警戒するよう伝えておいた
そして、敵の司令官と3人組を合わせた4人とテスタロッサとの戦いが始まったが、予想通りというか、こちらもあっという間に終わった。
まず、司令官と3人組の内の2番目の強さの奴が首をゴキリとへし折られて即死。
それを見た残りの2人は転移魔法で撤退しようしたみたいだけど、テスタロッサが魔素の流れを乱す装置を魔法で再現してそれを阻止。
さらにそこにウルティマが現れて、生き残った2人はウルティマがテスタロッサと同等の力を持っていると悟ったのか、完全に戦意喪失。
最後に、テスタロッサがぶっ放した核撃魔法『
こいつは物理的な破壊力はほぼ皆無だが、生物の遺伝子をメチャクチャにして魂を破壊するという、ウルティマが使用した『
僅かに残っていた帝国兵も、これで全員お陀仏である。
今ここに、ドワルゴン方面の戦いは