ぐだぐだシンフォギア   作:クロトダン

1 / 7
FGOをプレイしながらケロロの小説の続きを書いていたら、唐突に……

土方さんやノッブが響を沖田とわざと呼んだり、景虎さんが酔っ払って翼に絡んだり、弄るとかわいい共通点がある以蔵さんとクリスちゃんを愛でたり、きりしらに負けず劣らずのイチャつきっぷりをする龍馬とお竜さんに茶々の幼い見た目から滲み出る母性にマリアが困惑したり、老書文先生と弦十郎が手合わせしたり、森君の暴走にみんなが振り回されたり、お日さまと同じ声を持つ沖田さんが吐血してそれに未来が驚く話が見たいと急遽筆を取りました。(早口)

脱線しましたが記念すべき第一話をどうぞ


土方編:土方「いくぞ沖田ぁ!」響「私は響です!」

―――誠の旗は不滅だ……っ!―――

 

 

 

 

ううぅぅぅおおぉぉぉぁぁっ!

 

 黒い皮の上着とその下に洋装を纏い、左腰に刀を納める鞘と一昔前の長銃を差した男は雄叫びを上げながら刀を片手に大地を蹴り、単身アルカノイズの群れに突撃する。

 本来只の人間ならばアルカノイズの解剖器官に触れた瞬間その身を分解されるのだが男はそうなる事を恐れず只ひたすらに前に進み、その手に持った刀をアルカノイズに向けて振るった。

 

「せぇやっ!おらっ!うるせぇっ!」

 

 振るった刀で人型アルカノイズを縦に斬り裂き、横に凪払い近づいてきたカエル型アルカノイズを斬り飛ばし、刀を槍のように突きだしバナナのようなアルカノイズを串刺しにした後蹴りを入れ、左腰に差した長銃を抜き上空に飛行するアルカノイズに向けて銃弾を撃ち放つ。

 

邪魔だ、死ねぇぇぇええぇぇぇっ!

 

 その姿を例えるなら……鬼。

 

 自身に迫る死を恐れず、アルカノイズの体から出る赤い粉をその身体にベッタリと血のように浴び、目の前の敵を殲滅せんと鬼のような形相で得物を振るう男の姿はまさしく鬼そのもの。

 

 そして、しばらくするとあれだけいたアルカノイズは影も形もなくなり、現場には黒い洋装を纏った男が只一人その場に立っていた。

 

「そうだ……まだだ! まだ終わらん……!」

 

 敵であるアルカノイズがいないのに男の眼にはまだ燃えるような硬い闘志が宿っていた。

 

 

 

 男の名は《土方 歳三》。

 そう、かつて激動の幕末期に、京都で尊攘派の志士たちを取り締まった剣客集団《新撰組》。その鬼の副長と呼ばれた男は只一人冷たい風を浴びていた……。

 

 

◇◇◇

 

 

―― S.O.N.G.本部、訓練室――

 

 

「おう、ここにいたか沖田。昨日美味い飯屋を見つけたからな。飯食いにいくぞ」

 

「もう!だから、沖田って人じゃありません!私の名前は響ですよ土方さん!」

 

 S.O.N.G.本部にある訓練室に入ってきた土方は連携訓練をしていた装者達に目線を向け、その中に目当ての人物を見つけると彼女達の下に近づくと目当ての人物――《立花 響》に声をかけると名前を間違えられた事に目尻を上げるが土方に抗議の声をあげるが土方は気にせず、口元に笑みを浮かべると彼女の頭に手を置くとワシャワシャと髪が乱れるくらいに力強く頭を撫でる。

 

「ちょっと、止めてくださいよっ。はぁ~あ、土方さんといい信長ちゃんといい何で私の名前を間違えるのかなぁ……」

 

 乱雑に頭を撫でる土方の手を振り払い、乱れた髪を整えながらため息を吐く響だが、土方は子供のようにニヤリと笑う。

 

「ふっ……ワリーな響。お前の声を聞くと俺の知り合いの声と似てるからつい呼んじまった」

 

「そう言って何度も人の名前を間違えて呼ぶの止めてもらえませんか?その言葉何十回も聞きましたよ。もう、罰として今日のご飯奢ってくださいよ?それでその美味しいお店ってどこですか?」

 

 響は土方の態度に頬を膨らませると土方と共に訓練室を後にすると残された装者達はこの場から去った二人のやり取りについて肩を竦めた。

 

「いつもの事だが、何でおっさんはあの馬鹿の名前を間違えるんだ?」

 

「確かにな。立花が何度も指摘してもわざと間違えるし、一体何を考えているのやら……」

 

 クリスが呆れた表情で土方について発言してとその言葉に翼も頷く。

 

「でも、響さんの反応を見て、楽しそうに接しているし……ノッブも楽しそうに響さんの名前を間違えてその反応に楽しんでる」

 

「そうデスね。前にノッブに聞いたら『ん?何故わざと間違えると?いやーあやつの声を聞くと儂の知り合いを思い出しての、反応も似てるから思わずそっちで呼んでしまうんじゃよ。ま、是非もナイヨネ!』って、土方さんと同じ事を言ってたデス」

 

 調が土方とここにはいないノッブという人物について口を聞くとノッブの声音を真似した切歌がその時に聞いた理由を他のみんなに伝える。

 

「あれで日本の英雄だと言うけど、土方はセクハラをしたり、戦闘では真っ先に突撃して傷だらけになるし、ノッブは本部のボイラー室の横を勝手に改装して住むし、ふざけていると思ったら芯を突いていたりで、あの二人の知り合いの沖田って人に同情するわ」

 

 マリアの言葉に四人は確かにと頷いた。

 

 

◇◇◇

 

 

誠の旗は、不滅だ……!

 

 斬れ、進め。斬れ……!進め……ッ!!

 

俺がァ! 

 

新ッ、選――組だァアアア!!!!!

 




ちなみに土方さん以外にノッブ、以蔵さん、景虎さん、龍馬とお竜さん、茶々、森君、老書文も存在しています。
沖田さんと魔神沖田はまだ来てません。

全員面識がある設定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。