俺、実は彼女がいるんだ………   作:生焼け肉

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ウマ娘楽しい〜!!!苦節2年、やっとリリースされたアプリだからメッチャ楽しんでます!!

アニメも絶賛視聴中であります!!!




依頼内容

 

 

柊side

 

 

♪〜昨日は楽しかったなぁ〜。八幡君とこの前の続きが出来たし!涼風も一緒だったけど、楽しかったから私は全然気にしない!けど次は2人きりが良いかなっ♪むふふ〜その時は何をしようかなぁ?

 

それと昨日のお昼休みに八幡君の野暮用を聞いたんだけど、勿論葉山君もだけど、誰が1番悪いかって言ったら由比ヶ浜さんだよね………八幡君じゃないけどため息ついちゃうよ。

 

八幡君も少しだけ気になってるみたい。私達と居る時もチラッと向こうの様子とか気にしてるから。とは言っても、三浦さんを除いた葉山君達はいつも通り。三浦さんに話しかけようとする人すら居なかったんだけどね、あのグループも三浦さんも仲直りする気あるのかなぁ?

 

 

柊「ねぇねぇ、八幡君からは事情を聞いたけどさ、アレって仲直りする気あるの?」

 

八幡「さぁな、それはアイツ等次第だろ。まっ、あの中にはバレる原因になった奴と、この状況を作った原因になった奴が居るからな。本人達は分かってないだろうが、話しかけづらくはあるだろうな。」

 

涼風「心の準備もあるのではないでしょうか?今は生徒も多いですから、人の少なくなる放課後に話をする可能性もあります。」

 

八幡「まっ、俺等には関係のない事だ。」

 

柊「それもそっか♪」

 

涼風「そうですね。」

 

 

それよりも今日のデートコースについて考えないとっ♪昨日はららぽーとに行ったから別の所が良いよね。でも千葉にららぽーと以外に何処か面白そうな場所を、見繕っておかないとね!

 

 

ーーー放課後ーーー

 

 

平塚「比企谷、少しいいかね?」

 

八幡「?なんすか?」

 

平塚「君にも一応耳に入れておいた方が良いと思ってな、昨日来た依頼の事を話したいんだが………時間は今空いてるか?」

 

八幡「……俺は大丈夫ですが、柊が何て言うか。」

 

柊「八幡君失礼だなぁ!私だって我慢くらい出来るよ!出来るもん!」

 

平塚「何なら君達も一緒にどうだね?他人に口外しないという条件を守ってくれるのなら、比企谷と一緒に居る事を許可しようじゃないか。」

 

柊「約束します。」

 

八幡「即答かよ………」

 

涼風「お姉様に迷いがありませんでした。この場合、流石と言うべきでしょうか?それとも呆れるべきでしょうか?まぁ兎も角、私もご一緒させて頂いてもよろしいでしょうか?」

 

 

ーーー生徒指導室ーーー

 

 

平塚「此処なら邪魔は入らないだろう。さて、早速だが昨日来た事について話そう。君達2人も頼むぞ?」

 

 

平塚先生はそう言って、昨日奉仕部に来た依頼の説明を始めた。要約すると、1年生の一色さんって人が生徒会会長に出馬する事になってるみたい。しかも本人の意思ではない形で。クラスの人や担任からも推されているらしくて、どうにかして欲しいみたい。

 

しかもこれは本人の希望みたいで、落選にはなりたくないみたい。どうでもいいけど、その子の面子ってヤツなのかな?

 

 

八幡「………また面倒な依頼ですね。そんな無茶な依頼、あの2人受けたとか言いませんよね?」

 

平塚「現在保留中だ。流石にこれには雪ノ下も考えざるを得ないようだしな。いや、むしろ普通この状況は考えてしまうさ。」

 

八幡「当たり前でしょう。それよりもその1年も勝手に出馬されるとか、何やったらそんな風になるんです?」

 

 

あっ、それ私も思った。どうして何だろう?

 

 

平塚「それは知らん。」

 

八幡「そこも聞きましょうよ………」

 

平塚「依頼に関係ないだろう。まぁという事だ、君ならどうする?」

 

八幡「どうするもこうするもないでしょう。担任の教師が勝手に出馬させてる時点で、これはもう俺達生徒で解決するものではありませんよ。教頭先生か校長先生にでも言えばいいじゃないですか、生徒会会長の選挙に知らぬ間に勝手に出馬されちゃいましたって。」

 

平塚「成る程、それが君の意見か………分かった、取り敢えず今日も来る事になっているし、今も来ているだろう。少し今のも話してみよう。」

 

八幡「それで終われば良いですけどね。」

 

平塚「そうだな。時間を取らせて済まなかったな、もう帰っていいぞ。」

 

 

その言葉を聞いて、私達はすぐに帰り支度をして玄関先まで向かった。

 

 

ーーー校門前ーーー

 

 

八幡「まさかあんな依頼が来てたとはな………この学校は面倒な事が絶えないな、暇を弄んでる奴にはちょうどいい学校かもしれないな。」

 

柊「けど八幡君にとっては?」

 

八幡「すげぇウゼェ………面倒からやって来るから勘弁してもらいたい。」

 

柊「あははは、八幡君だったらそうだよね!」

 

涼風「けれど八幡さん、お疲れではありませんか?退院明けすぐの学校だというのに、色々な事が八幡さんに舞い込んできていますから………」

 

八幡「そうだな………正直、学校では気が休まる時間というのが昼休みくらいしかない。それ以外は学校が終わるまで『誰も来んなよ。』って切に願ってるくらいだ。特に葉山とか。」

 

涼風「でしたら今日は早めにお布団に入ってお休みになられた方が良いかもしれませんね。」

 

 

あ〜あ、今日のデートは無しかぁ………けど仕方ないよね。流石に今の状態で毎日連れ回すわけにはいかないもんね。

 

 

八幡「………そういや、俺が2人の家に行った事はあったが、逆は無かったな。良かったら来るか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生初の彼氏の家っ!!!!!

 

 

 

 

 

 


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