柊side
八幡君の家………八幡君の家………八幡君の家………八幡君の家………あぁ〜考えただけでワクワクしちゃうしドキドキもしちゃうよ〜!!だって八幡君の家だよっ!?彼氏の家だよ!?八幡君は私の家に何度か来た事あるけど、逆は1度も無い
から今日が初めてなんだよ!?なんか………少しだけ調子が狂っちゃうよぉ!?
涼風「……?お姉様、何故にお1人で百面相しているのですか?」
柊「ち、違うよ涼風!これはただの緊張を解す為の行動だから気にしないの!!」
八幡「あぁ〜言ってなかったか?俺の両親平日は居なくて全く会わないから。だから家に居るのは俺と小町とカマクラくらいだ。」
柊/涼風「カマクラ?」
八幡「ウチで飼ってる猫の名前だ。」
柊「へぇ〜八幡君猫なんて飼ってたんだ!知らなかったよ〜。」
八幡「まぁ、言う必要も無いと思ってたから。よかったら遊んでやってくれ。」
ーーー比企谷家ーーー
柊「つ、遂に来てしまったか………」
八幡「それ、今までの俺の台詞なんだけど?」
柊「私の家はいいのっ!!」
八幡「そうか?初めて行った時なんて間違えたかと思ったんだからな?豪邸で庭広いし、出て来る物は全て高級品。料理もめちゃ美味で高級食材をふんだんに使ってくるしで、おもてなしされまくりだったんだが?」
涼風「す、すみません………ですがお父様とお母様のお気持ちも汲んであげてください。お姉様を救ってくださった方へのせめてものお礼なのですから。」
八幡「まぁ、今はもう慣れたけどな。」
そして八幡君は家の扉を開いてただいまと言った。私達もそれに倣って………
柊/涼風「お邪魔します。」
八幡「ん?小町居ないのか……まぁいい。2人共、こっちが居間だから。」
おぉ〜これが普通の家庭のリビングなんだ〜……あっ、キッチンと繋がってるんだ!私達の家に比べるとやっぱり狭いけど、なんか居心地が良い。安心するような感じっていうのかな?
涼風「此処が普段、八幡さんが暮らしている家なのですね。やはり私達の住んでいる家とは大分違いますね。」
八幡「まぁそう思うのが当然だな。けどおじさん達の財力なら、あれ以上の家とかを買う事も建てる事も可能だと思うけどな。まぁおじさんとおばさんの性格上やらないとは思うけど。」
柊「そうだね。お父さんって派手なのあまり好きじゃないしね。それなのに、人の為に使うお金には惜しまないんだよね〜。特に八幡君。」
八幡「そうだな、そうだったわ………家1軒あげるなんて言われた時は何の冗談だ?って思ったけど、家の資料渡された時、この人マジじゃんって思った程だ。今も冗談半分で聞いてくる時あるけどよ、アレって冗談だと思う?それとも本気か?」
涼風「お父様とお母様の事ですので、きっと半分半分かと思われます。八幡さんになら散財しても良いとお考えなのではないでしょうか?」
柊「けどこの前言ってたよ?『八幡君が何も欲しがらないから、何も出来る事が無い。どうしたらいい?』って。何かしてあげたら?」
八幡「いや、それ以前に俺って銀行のカードと500万円貰ってるんだけど?」
そんな事を八幡君と涼風の3人で談笑をしながら家の居間でお茶菓子と飲み物を頬張りながら過ごしていた。そして私は意を決して言ってみた………
柊「八幡君、私八幡君の部屋に行ってみたい!」
八幡「俺の部屋?まぁ別にいいけど。」
柊「………八幡君、エッチな本を隠すのなら時間をあげるよ?」
八幡「そうか。じゃあ片付けてくるから柊は待っててくれ。涼風〜行こうか。」
柊「待って待って待って待って!!嘘っ!!嘘だから仲間外れにしないでよ〜!!」
八幡「最初から分かってるよ……けど冗談でもそういうのは言わないように。いいな?」
柊「はいっ!」
八幡「んじゃ行くぞ、一応飲み物と茶菓子も持ってくか。」
涼風「お持ちします、八幡さん。」
八幡「いい、此処では2人が客人なんだからな。」
ーーー八幡の部屋ーーー
柊「こ、此処が噂の………」
涼風「こ、此処が伝説の………」
柊/涼風「八幡君(さん)の部屋っ……!!」
八幡「噂も伝説も無いが、俺の部屋だ。」
わぁ〜本がいっぱい……あっ、パソコンもあるんだ!でも意外と物は少ないんだ。あっ、あれは……
柊「ベッド………」
八幡「ん?なんか言ったか?」
柊「ベッドがある………」
八幡「?………そうだな。」
柊「ダイブしていい?」
八幡「何で?」
柊「したいから。」
八幡「してどうするんだ?」
柊「八幡君の匂いを嗅ぎながら八幡君を全身で感じたい。そしてお布団の中に包まりたい。」
八幡「涼風、お前の姉を何とかしてくれ。」
涼風「は、八幡さんのベッド………は、入りたい!で、ですが八幡さんの許可無しでは……でも入りたい、凄く入りたいです………」
八幡「涼風、お前もなのか………はぁ、分かったよ。入りたいんだったら入ればいい。特に何もないが、それでも良いのならな。」
柊「っ!!?ホ、ホント八幡君!!?」
八幡「これに一々反応してたら、俺が疲れるだろうしな。好きに堪能しとけ。俺のベッドなのに俺が言うのも変な感覚だが。」
八幡君の許可が出た………ならっ!!
柊「とうっ!!」
入らないなんて選択肢は無いよねっ!!!