俺、実は彼女がいるんだ………   作:生焼け肉

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お泊まり再び!

 

 

柊side

 

 

昨日のマスタードーナツで会った影なんだけど、きっとアレは中学の同級生なんだと思う。だってそれ以外に誰かが居るとしたら、この前捕まった2人くらいしかいないもの。けど誰かまでは分からない。姿形は黒い影だけど、声は聞こえないから。私達に話しかけてたみたいだけど、聞こえない上に答える意味も無いから別にいいよね。それに私にとってはどうでもいいし。

 

け・れ・ど〜今はそんな事どうでもいいんだっ。だって今日は待ちに待った金曜日!八幡君にも言ってあるから学校終わりがとっっっても楽しみなんだ♪え?どうして?そんなの決まってるじゃん!今まで何回出してきたと思ってるの?八幡君が私達の家に泊まりに来るのっ!あぁ〜楽しみだなぁ〜修学旅行明けからは1回しか泊まりに来れなかったからね、だからテンションが上がっています!!

 

早く学校終わらないかなぁ〜………

 

 

八幡「……なぁ涼風、柊のあの顔って………」

 

涼風「はい。早く学校が終わって欲しいという顔ですね。余程今日が楽しみなのでしょう。」

 

八幡「まっ、だよな。にしても気が早過ぎるだろ……まだ学校始まっても居ないんだぞ?何なら今登校中だし。」

 

涼風「………私も同感です。」

 

 

?八幡君と涼風は何を言ってるんだろう?まぁいいや♪さて、今日も学校頑張んないとね!終わった後には特大ご褒美が待ってる事だし♪

 

 

ーーー2-Fーーー

 

 

柊「♪〜」

 

八幡「ご機嫌だな、柊。」

 

柊「そりゃそうだよ〜!今日は八幡君が家に泊まりにくる日だもん、旅行明けからは1回しか無かったから今日すっごく楽しみなんだ♪」

 

涼風「私も八幡さんが泊まりに来て下さる事は嬉しく思います。お父様もお母様もきっと心待ちにしておられたと思います。」

 

八幡「俺個人としては、何度も泊まりに行ったら迷惑じゃないかって思うくらいなんだが、そこのところはどうなんだ?」

 

柊「全っ然迷惑じゃないよ!!寧ろ来てくれた方が私達としては嬉しいの♪それにお父さんも言ってたでしょ?八幡君はもう私達の家族みたいなものだって。アレ本音なんだからね。」

 

八幡「いや、そこは疑ってないけどよ………」

 

 

私も八幡君は家族だって思ってる。けど私の場合もう一歩踏み出さないといけないもんね………だって私、八幡君のお嫁さんになりたいもん///

 

 

涼風「お姉様、何を想像したのかは大方予想はつきましたが、何故顔を赤くしているのですか?」

 

柊「え?べ、別にぃ〜?何でもないよ?」

 

涼風「………まぁここはお姉様の顔を立てて何も言わないでおきましょう。それよりも八幡さん、腕の方はどうですか?」

 

八幡「あぁ、もう何ともない。風呂にも普通に浸けてるしな。試しに自分の頭を乗せて枕とかにもしてみたが、痛くも痒くもなかった。だから完治したって事かもな。」

 

柊「じゃあ今日寝る時は私達のどっちかがお預けにされるって事は無いんだよね!?」

 

八幡「……お預けって何だ?」

 

柊「もうっ!分かってないなぁ八幡君はっ!八幡君の腕が完治してなかったら、右腕には抱き着けるけど、左腕は無理でしょ?だから私と涼風のどちらかが八幡君の右側を賭けて勝負をするっていう展開になるのかなぁって思ってたんだけど、それは無いんだよね?」

 

涼風「八幡さん、どうなのでしょうか?」

 

八幡「涼風、お前もかよ………まぁそうだな。今のところは何も無いから大丈夫だと思う。」

 

柊「……っと、いう事は!!」

 

涼風「勝負をしなくても……」

 

柊/涼風「仲良く3人で寝られる、って事だよね(ですよね)っ!?」

 

八幡「……そ、そうだな。うん、いつもの寝方でいいんじゃね?」

 

 

や、やったぁ………今日はきっと良い夢を見られるよ。だって八幡君と寝られるんだよ?悪い夢なんて100%見る筈がないよ!けどやっぱり寝るとしたら私は右側かなぁ〜だって少し不安だしね。

 

それにしても………

 

 

柊「ねぇ八幡君、何かしたの?」

 

八幡「……いや、身に覚えは無いな。」

 

涼風「でしたら不可解です。何故八幡さんがあの方達にあんな目をされながら見られなければならないのでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結衣「………」

 

葉山「………」

 

 

あの2人、八幡君の様子を伺うように見てる。しかもチラチラとグループで会話をしながら。そっちに集中しなよ!八幡君は私達とのお話で忙しいから構ってる暇なんてないの!!

 

 

八幡「まっ、見るだけならタダだからな。気にしない方がいいだろう。葉山の方は多分だが、雪ノ下さんが何か告げ口したんだろうな。」

 

涼風「告げ口、ですか?」

 

八幡「内容は分からないけどな。けど葉山の話をした後だ、何か言っていても不思議ではないだろう。由比ヶ浜に関しては分からん。何故俺を見ている?何もしてないだろ。」

 

柊「構って欲しいから見てるとか!」

 

八幡「やめろよ気持ち悪い。構って欲しいからこっちをジーッと見るとか犬かよ。俺の隣にいる元気で活発なのと、大人しくてお淑やかなお嬢様犬の方が何倍もマシだぞ。」

 

柊「えへへ〜ワンワン♪」

 

涼風「……ワ、ワンワン/////」

 

八幡「いや、無理に真似しなくていいから。可愛いから良いんだけどさ。」

 

 

やった♪可愛いって言われた♪

 

 

 

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