俺、実は彼女がいるんだ………   作:生焼け肉

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夏祭り、終わり!

 

 

柊side

 

 

八幡「まぁ、今言ったのがこれまでの経緯です。」

 

陽乃「ふぅん、そっかそっかぁ〜……だから比企谷君はあの時、静ちゃんや雪乃ちゃん達と居なかったのかぁ。うん、これで合点がいったよ。」

 

 

今、八幡君と雪ノ下さんがこれまでの事を互いに話し合っていた。雪ノ下さんは今まで出会ってきた中の人とは圧倒的に違った。存在感を隠せない人物というのは見て分かるんだけど、何ていうか………私の中ではあまり関わり合いたくない人物かなぁ。

 

だって八幡君をあんな風にして独り占めしてるんだもん!!今日は私と八幡君のお祭りデートなのに、何横から掻っ攫ってるんですか!!八幡君も八幡君だよ、彼女の私を忘れて何お喋りに夢中になってるのさ!?んもうっ!!

 

 

陽乃「先ずは比企谷君に夜十神ちゃん。妹がごめんなさい、流石にこれは私でも笑い事じゃ済ませられないからさ。雪ノ下家として、雪乃ちゃんの姉としても謝罪しておくね。」

 

八幡「別にもういいですよ、俺としてはあの2人とはもう関わりを持ちたくはありませんが、柊に会う頻度を多くしてくれたので、そこは目を瞑りましょう。」

 

陽乃「さっき言ってた週1に奉仕部への参加、だったかな?君もよくそれでOKしたね?」

 

八幡「平塚先生からの頼みなので。それに俺は部活への参加を認められてもあくまでピンチヒッターか相談役って立場です。、依頼への参加は自由になってますので、あまりに酷い内容の依頼だったら受けませんしね。まぁ雪ノ下と由比ヶ浜は知りませんけど。」

 

陽乃「そっかぁ〜。けどやっぱりまだ信じられないよ。君に彼女が居るって。」

 

八幡「まぁ、普通は信じないでしょ。こんな目をした奴に彼女なんて。」

 

柊「むぅ〜八幡君!!それは八幡君の目が悪いんじゃないよ!!その辺の人達の男を見る目が超絶無いだけなんだから!!イケメン探しで中身見てない典型的なダメ男探しのプロなんだから!!」

 

八幡「いやそこまで言うか?」

 

 

当たり前!!中学の私もそうだったけど、何で八幡君みたいな優しい男の子をほっとくんだろう?私だったらカースト上位のクラスの人気者でイケメンの男の子なんかよりも、八幡君のような1人で居る男の子の方がよっぽど良いよ!!まぁ私が選ぶのは八幡君だけだけど♪

 

 

陽乃「あっははは!比企谷君もだけど、夜十神ちゃんも少しだけ頭のネジが飛んでるんだね〜♪」

 

柊「だってクラスでグループ作ってそのグループ中心でワイワイ騒いでる人達の何が良いんですか?仲良くするのは良い事ですけど、別にあそこまでして仲良くなろうとは思いませんよ?」

 

八幡「柊も中学に色々あったんで、その辺の奴等は信用しないようにしてるんですよ。特に柊は。雪ノ下と由比ヶ浜は少し違うと思いましたけど、やはり同じですね。過ごした時間が少しだけあるってだけでコレですから。」

 

陽乃「まぁそこは今後の雪乃ちゃん達次第だね。君の信用をどう取り戻していくか、そして認めてもらえるか………まぁ、無理に等しいけど。」

 

柊「雪ノ下さんは妹の事、助けようとは思わないんですか?」

 

陽乃「?何で助けないといけないの?自分から蒔いた種なのに、私も一緒に尻拭いしなきゃ行けない理由があると思う?」

 

柊「………」

 

 

こういう人なんだ………八幡君が会いたがらないわけだよ。表面上は綺麗だけど、中身はドス黒……ううん、真っ黒だね。

 

 

八幡「柊、俺達もそろそろ帰るか。」

 

柊「うん、そうだね。」

 

陽乃「およ、もう帰るの?車あるし、家まで送って行こうか?」

 

柊「いえ、八幡君と2人きりで帰りたいので。」

 

陽乃「あははは、それもそっか。じゃあそこまで送るよ。それくらいならいいでしょ?」

 

 

………まぁいっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「じゃあね2人共、お話が聞けて良かったよ。またお茶しながら話そうね。」

 

 

もうやだ。だってこの人と会話しても面白くないもん。まぁ八幡君以外の人と会話しても別に面白味なんて無いんだけどさ。心から楽しいって思える会話をするのは八幡君か家族くらいだもん。

 

 

八幡「はぁ…まさか最後にあの人と出くわすなんてな、ついてなかった。」

 

柊「だって八幡君、『はぁ!?何で此処に居んだよ!?家ん中でスイカ食ってラムネ飲みながら花火見てろ!!』って顔してたよ?」

 

八幡「いやそれどういう心境?前半は兎も角、家の中でうんたらかんたらは思ってねぇよ。」

 

柊「けど良かったね、学校の人達と会わなくて。会ってたら何か言われるの間違いないしね。」

 

八幡「お互いにそんな人は1人も居ないけどな。」

 

柊「その通り♪居るのは八幡君だけで充分、私は八幡君さえ居れば他はもう何も要らない。執着?依存?そんなの知ってる、けど関係ない。八幡君がそれを止めろって言うのなら止めるけど、言わないって事は不満は無い………って事なんだよね?」

 

八幡「まぁ、そうだな。」

 

柊「だから私達の相性は抜群って事♪心も身体も100………ううん、200%ぐらいだね♪」

 

八幡「心は兎も角、身体は知らんがな………」

 

 

いいも〜ん♪その内、その内には絶対に分かるんだから!私と八幡君の相性♡

 

 

 

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