俺、実は彼女がいるんだ………   作:生焼け肉

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豪華な夕食

 

 

八幡side

 

 

紫苑「下に来たら八幡君が居たから驚いたわよ、今日は平日だから来ないって思ってたから。」

 

柊「お母さん、昨日言ったでしょ?私達は今日から冬休み。」

 

紫苑「あら、そうだったわね。ダメね私も、ちゃんと話は聞かなくちゃ。」

 

御影「心配要らないよ、僕も忘れてたんだから。」

 

 

いや、それはそれでどうなんだ?

 

 

御影「だけど今日はクリスマスだからね、たくさんご馳走を用意させてもらったよ!何しろ八幡君が来てくれているからね、追加でメニューも出してあるから目一杯食べるといいよ!」

 

八幡「つ、追加で?」

 

御影「うん、チーズフォンデュも用意させたんだよ。具材も沢山あったからね、余らせたら勿体無いと思ったからいっその事どれも食べちゃおうと思ってね。だからチーズフォンデュ!」

 

八幡「成る程………(けどそれ、食い切れなかったらどうするんだ?保存は出来るけどよ。)」

 

御影「それに僕達だけ盛り上がるのも少しアレだし、今日は宮間達も一緒に食べようって言ってあるんだ。無礼講ってわけではないけど、楽しく皆で食べられればと思ってね。」

 

涼風「それは良い考えですね、お父様!」

 

柊「お世話になってるし、皆にお酌してあげるのも良いかもっ!」

 

紫苑「ふふふっ、そんな事したら皆驚くわね。」

 

御影「そうだね。じゃあ時間もいい頃だし、そろそろ向かおうか。きっともう晩ご飯の準備もできてると思うしね。」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

八幡「………マジかよ。」

 

 

目の前に広がる光景、多分俺は今までにこんなクリスマスを味わった事は無いと思う。そのくらい煌びやかなものになっていた。いや、背景はいつもと一緒なのだが、並んでいる料理が豪華なだけでこれだけ違うものなのかと。この家の食事が豪華なのは知っているが、それとは比較にならないくらいだ。

 

 

宮間「旦那様、奥様、お嬢様方、若様、お待ちしておりました。先に準備を進ませておきました。」

 

御影「うん、ありがとう。」

 

紫苑「綺麗ね〜やっぱりこういう伝統行事の時は少し豪華にしないと盛り上がらないわよね。」

 

柊「そうだよね〜八幡君はどう思う?」

 

八幡「いや、俺いつも豪華な料理に囲まれてんだが………今日のはまた一段と豪華に感じる。」

 

 

これで豪華じゃなかったら、どれが豪華なのか教えて欲しいくらいだ。

 

俺達はいつもの席へと進んで座った。いつもならコップなのだが今日はグラスのようだ。使用人の人達がグラスに飲み物を注いでくれた。おじさんとおばさんはワインで、俺達はジンジャーエールだ。色合いもクリスマスっぽいな。ちなみに使用人の人達は色々だった。ワイン、ビール、ジュースと様々だ。お酒飲んでる人は定時なのか?

 

 

御影「皆、グラスは持ったかい?じゃあ僭越ながら僕が音頭を取るよ。年末にはまた1週間早いけど、その頃になったら僕達と八幡君は滋賀の別荘に向かってこの家を空ける事になる。だからちゃんとした挨拶は今日くらいしか無いから、やっておこうと思ってる。日々のサポート、とても感謝している。今日は好きなだけ食べて飲んでいって欲しい。じゃあ……乾杯っ!!」

 

『乾杯〜!!』

 

御影「さぁ、今日は楽しもう!」

 

 

凄いな、おじさんは………知ってはいたが、ちゃんとメリハリをつけられてんだもんな。

 

 

柊「八幡君、何食べよっか?ターキーも良いけど、チーズフォンデュも美味しそう♪バケットもアヒージョも捨てがたいなぁ〜。」

 

涼風「八幡さん、食べたいものがありましたら遠慮なく言って下さい。私がご用意致します。」

 

八幡「お、おう……何が良いかな……どれもマジで美味そうだ。」

 

柊「じゃあ一通り全部取っちゃおうか!涼風、サラダとバケットを盛って!私はフォンデュの具とターキーを用意するから!」

 

涼風「分かりました!」

 

八幡「……俺はアヒージョだな。けどアヒージョって今取っても意味無いよな。」

 

 

でもこれもすげぇよ、取れる位置に置いておいてくれてるんだから。ターキーも2つ用意されてるから、この人数なら食べ切れるだろう。ていうかどの料理も2つ並んでるな………シェフの皆さん、ありがとうございます。

 

 

柊「んん〜良い匂〜い♪焼いた鳥の香ばしくて良い香りがするよ〜♪」

 

涼風「こちらも彩りがとても素敵です、食欲をそそられますね!」

 

柊/涼風「八幡君(さん)、最初は何から食べる(食べますか)?」

 

八幡「………じゃあ生ハムとチーズのバケットを貰う。」

 

涼風「分かりました……はい、どうぞ。」

 

八幡「………涼風さんや、それはもしかしなくてもそういう事ですかね?」

 

涼風「………あ、あーん///」

 

 

………断れねぇよこんなの。うん、美味い。

 

それよりも………

 

 

八幡「料理は自分で食うから、2人も食べろよ。その方が一緒に楽しめるだろ?」

 

涼風「……分かりました。」

 

柊「はぁ〜い。でも、私にも1回だけあ~んさせて!今のままだったら涼風だけズルいもんっ!!」

 

 

あっ、1回は確定なんだな。

 

 

八幡「分かったよ、その後は一緒に食べような。」

 

柊/涼風「うん(はい)♪」

 

 

次は………やっぱターキーだよな。

 

 

 

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