俺、実は彼女がいるんだ………   作:生焼け肉

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バレた秘密

 

 

八幡side

 

 

あぁ、昨日は楽しかった………久しぶりに学校終わりに柊と出掛ける事ができた。まぁ、雪ノ下と由比ヶ浜からは部活で追及されそうだが、教える必要なんて無いわけだし、スルーでもいいよな。けど柊も学校では苦労しているらしい。何でも一緒に出掛けようと誘ってくる輩が多いらしい。しかもその大半が男と来た………まぁソイツ等なんてどうせ柊の身体目当てだろう。多分俺でも見ただけで分かると思う。絶対最初に見たら、顔から胸に視線行きそうだし。

 

 

小町「………ねぇ。」

 

八幡「ん?」

 

小町「なんかお兄ちゃん、昨日帰った時から少し機嫌良さそうだけどさ、なんかあった?」

 

八幡「……いんや、ねぇけど?」

 

小町「ホントに〜?なんか怪しいなぁ〜………小町に隠れて楽しい事してたりしない?」

 

八幡「何でだよ………もしやってたとしてもプライバシーなので教えません。」

 

小町「お兄ちゃんにプライバシーなんてあるの?」

 

 

やだこの妹ちゃん辛辣過ぎる………まぁでも、いつもそんな風に見えてるのかもな。けど、柊の事は小町にも教えるつもりは無い。

 

 

八幡「プライバシーうんたらかんたらはいいとして、楽しい事があったとしても教えません。理由はプライバシーだからです。」

 

小町「ちぇ〜お兄ちゃんばっかりズルいなぁ〜!小町にも教えてよ〜!」

 

八幡「教えてもらえるようになるまで頑張れ。」

 

 

ーーー2-F組ーーー

 

 

なんつーか、ホントなんで朝からあんなに騒いでられるんだろって思う、マジで。朝からそんな元気で疲れないの?俺だったら午後に死ぬぞ?特にあの髪おっ立ててる奴、ベーベーうるせぇな………

 

 

結衣「ヒッキー、部活で昨日の事、教えてもらうかんね!」

 

八幡「……昨日言ったろ、教える気はねぇって。」

 

結衣「だって気になるじゃん!」

 

八幡「気になるってだけで人の行動を聞くのか?まるで尋問だな。」

 

結衣「とにかく、今日は来るんだよね!?」

 

八幡「……おう。」

 

 

何聞かれたとしても、俺はそれを答えるつもりは無い。あの時間は俺の………いや、俺と柊の時間だ。誰かに邪魔されたり、言ったりしていいような事では無い。

 

 

ピロリンッ♪

 

 

八幡「ん?」

 

 

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・To:比企谷 八幡

・From:夜十神 柊

 

 

内容:八幡君おっはよ〜!!昨日は楽しかったね!!次は日曜日にね〜♪あっ、そうそう!夏休みのお祭りも一緒に行こうねっ!!絶対だよ!!

 

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ふっ、アイツらしいな………まっ、去年も一緒に行ってるしな。当然今年も一緒に行くし、返事しとくか。『既読スルーしたー!!』って言われたら機嫌直すの少し面倒だしな。

 

 

_____________________________________________

 

・To:比企谷 八幡

・From:夜十神 柊

 

 

内容:おう、おはよう。俺も楽しかった。また次の日曜にな。夏祭りもOKだ、また花火見ような。

 

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ーーー放課後ーーー

 

 

さて、今日も終わったか……部室に「ヒッキー!」向か………はぁ、呼ばれんでも部室には行くっつうの。どんだけ聞きたいんだよ………

 

 

八幡「……どした?」

 

結衣「一緒に部室行こ!」

 

八幡「嫌だけど。」

 

結衣「即答っ!?何で!?いいから行く!」グイグイッ!

 

八幡「分かったから引っ張んな。」

 

 

ーーー奉仕部部室ーーー

 

 

結衣「ゆきのん、やっはろ〜!」

 

八幡「……うす。」

 

雪乃「こんにちは由比ヶ浜さん、それと………サボり谷君も。」

 

八幡「サボってねぇよ。用事があるって言って休んだだろうが。一々人の苗字を弄るな。」

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

八幡「………」ペラッ

 

結衣「………」

 

雪乃「………」

 

 

………何で今日コイツ等こんなに静かなの?いや、雪ノ下はいつも通りっちゃあいつも通りだが、本を読んでいない。由比ヶ浜は雪ノ下と話してるか、携帯を弄ってるのに、今日はそれがない。え、何?なんかこの静けさが怖いんだけど!?え、誰か助けて!!

 

 

雪乃「………ところで比企谷君。」

 

八幡「……何だ?」

 

雪乃「昨日の事だけれど、いいかしら?」

 

八幡「……用事の事なら言うつもりは無いぞ。」

 

雪乃「あら、どうしてその事を聞かれると分かったのかしら?」

 

八幡「由比ヶ浜が朝、教室で教えてもらうとか何とか言ってたからな。お前らの事だ、どうせ昨日俺が居なくなった後にでも今日この時間に聞き出そうって話したんだろ?」

 

雪乃「………まぁ、貴方の推理はどうでもいいわ。それで、あくまでも考えは変わらないのね?」

 

八幡「あぁ、その通りだ。」

 

雪乃「………私と由比ヶ浜さんは昨日、貴方の後をつけていたわ。」

 

結衣「っ!ゆ、ゆきのん……」

 

八幡「………」

 

雪乃「勿論、貴方には悪いと思ったけれど、理由も無いまま休まれたのでは納得がいかなかったのよ。それで駅について少ししたら………」

 

 

………まさかな、コイツ等がこんな事をするなんてな。事情を言わなかった俺もそうだが、まさか尾行するとは予想外だ。

 

 

八幡「………つまりお前等は個人的な用事に首を突っ込んだ、って事だよな?しかもストーキングまでして。それで、何が分かった?」

 

結衣「え、えっと……ヒッキーが知らない女の人と仲良くお出掛けしてた、かな?」

 

雪乃「そうね、私達に分かったのはそれだけね。」

 

結衣「えっと、ヒッキー?」

 

八幡「何だよ?」

 

結衣「もしかして………怒ってる?」

 

 

はぁ?何聞いてんだコイツは?今の会話の流れで怒らない聖人君子が居てたまるかってんだよ。人様のデート覗き見した奴等に対して、怒りを覚えないわけねぇだろうが。

 

 

八幡「逆に怒らないと思うか?」

 

結衣「っ………そ、そう、だよね……」

 

雪乃「ごめんなさい、軽率だったわ。」

 

八幡「あぁ。まさかお前等がこんな事をするなんて思いもしなかった。んじゃもういいわ、聞きたい事があるなら聞けよ。」

 

 

 





うんわぁ……どうなっちゃうのかなぁ?

アンチはつける?それともつけない?

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