柊side
柊「………/////」ポ~
八幡「おーい、大丈夫か?」
柊「………/////」ポ~
八幡「うん、大丈夫じゃねぇな。」
………なんかね、私さっきからすっごく頭がフワフワするんだ。幸せっていうか、満ちてるっていうか………よく分かんないんだけど、兎に角すっごく気分が良いんだ。あぁ〜なんか………ホントにポ〜ッとしちゃう。
八幡「意識あるのか?柊〜?」
柊「………/////」ポ~
八幡「………ダメかもしれん。」
柊「………八幡君。」
八幡「あ、起動した。何だ?」
柊「……私ね、今すっごく満ち足りてるんだ。」
八幡「うん、それで?」
柊「もっとこれを味わいたいなぁ〜って。」チラチラ
八幡「はいはい、今日はもうダメだ。次回は未定、また今度だ。」
柊「えぇ〜!?次は未定って、じゃあいつやってくれるのかも分からないって事!?」
八幡「そういう事。」
柊「ヤダよそんなの〜!」
八幡「その方が良いだろ?分かってる状態でやって貰うよりも、急にやられた方が今みたいになれるかもしれないぞ?」
柊「け、けどさぁ〜………」
八幡「またやってやるから、それまで我慢だ。大丈夫だってその内忘れるかもしれないんだから。忘れた頃にやって来るって。」
柊「忘れないもん、私忘れないもん!」ムッ!
八幡「そっかぁ〜……じゃあ次回は無し「忘れるもん!!次の事の為に忘れるもん!!」じゃあ、次まで頑張れよ。その時は甘やかしてやるから。」
柊「………絶対だからね?」
八幡「忘れてるだろうけど、約束だ。」
柊「なら良いよ♪」
八幡「あぁ、じゃあ本題に入るか。相談の事なんだけどな、おじさんにも言われてるんだが、俺の部屋の家具をどうするかって話になったんだ。それで柊の意見も聞きたくてな。」
柊「良いよ、八幡君の部屋なら入った事あるし何となくイメージもつくから。」
八幡「助かる。じゃあまずは………」
こうして私はこれから建設される比企谷家の八幡君の部屋の家具選びに付き合った。本棚やベッド、箪笥に机、テーブルとか色々と相談した。家具以外にもカーペットやカーテンとかも選んだんだよ!えへへ〜なんか新しい部屋に引っ越す前準備みたいで楽しかった♪
柊「どう?私の好みとか八幡君の好きそうな色とか雰囲気とかで選んでみたんだけど。」
八幡「あぁ、参考になった。ありがとな。」
柊「どういたしまして♪」ニコッ!
八幡「おじさんが張り切っててよ……俺の部屋の家具は僕のお金で払うんだ〜って。泰納グループの汚いお金で俺の家具は買わせない、とか。」
柊「あははは、お父さんならそう言いそうだね。けど、それを言うって事は、裁判で向こう側が家の建築費とか家具の費用を負担するっていうのは決まったんだね?」
八幡「あぁ。汚い手も使って来たが問題なかった。柊達は学校大丈夫だったか?」
柊「八幡君が居なくて辛かった………」
八幡「(そういう意味じゃないんだが………)そうか、他には?」
柊「他はないかなぁ〜。今日は一緒に食べようって誘ってくる人とかも居なかったし。」
八幡「そうか、それは何よりだ。」
柊「うん。今日は八幡君が居なかったけど、何もなかったのはラッキーかも。」
八幡「そうだな……そうだ柊、涼風を呼んできてくれないか?同じように家具の相談をしたい。」
柊「あぁ〜車の中でも言ってたよね。うん、分かったよ。じゃあ呼んでくるね。」
ーーー3分後ーーー
柊「呼んできたよ〜!」
涼風「八幡さん、ご相談の件だとか………」
八幡「あぁ、そうだ。じゃあ柊、回れ右して部屋から出て。」
柊「うん、分か………んないよ!?何で!?私は居たらダメなの!?」
八幡「柊の時も2人で相談しただろ?だから涼風の時も2人でしたいんだ。」
柊「うぅ〜………分かったよぉ〜。」
八幡「素直でよろしい。」
柊「涼風?八幡君に変な事したら………許さないからね?いい?」
涼風「は、はい………」
ううぅぅぅ〜!!!
柊sideout
涼風side
涼風「……それで八幡さん、ご相談というのは?」
八幡「それは後だ。涼風、こっちに来い。」
涼風「?はい。」
ーーー数分後ーーー
涼風「
八幡「ん?どうした?」
涼風「あ、あ
八幡「本当か?まだ5分くらいしか経ってないぞ?柊は10分とか15分くらいはしてたんだけどな〜。もう終わりにするか?」
涼風「………お、お
お姉様、私からではないですからノーカウントですよね?八幡さんからはセーフですよね?お姉様に問いたい所ですが、今の私はそれどころではありません。八幡さんのせいでまともな思考がもう出来そうにありません………残り10分、八幡さんを堪能させて頂きます。
八幡「何かあったら言えよ?」
涼風「