Start Your Engine!!!   作:黒巛清流

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すっごい話をはしょります。時系列分かんない


命とはなにか

「初めまして、私はクリム・スタインベルト。君が千冬君でよかったかな?」

「は、はい。織斑千冬です、よろしくお願いいたします…」

 

私の目の前には今中学生の少女がいる。

名前は織斑千冬、篠ノ之束君の友人だ。先日起きた通称【白騎士事件】のパイロットでもあるらしい、このような少女があのような動きをするとはと驚いたものだ。

 

私が何故ここに居るかと言うと彼女の教師を勤めるためだ。

これからISというものが広がる以上知識を得ることはとても重要となる、だが知識をまともに扱えるのは束君と彼女とともに研究した私ぐらいだろう。

少なくとも中学を卒業するまでに高校の知識を詰め込みたいところだ。

 

「私のことは好きに呼んでくれたまえ、では早速だが授業を始めよう」

「は、はいっ! よろしくお願いしますクリム先生!」

 

そのまま数か月、千冬君に勉強を教えながら私はとある仕込みと保険の準備をしていた。毎晩かかってくる束君の電話を受けながら世界のニュースを見る。

ISの発表を受け、様々な企業が名乗りを上げているらしい。そしていままで見向きもされなかった研究を取り上げられているようだ。

 

『クリムーどうしたの』

「いや、なんでもないさ。それで次にここだが…」

 

保険は充分に掛けた、あとは巧く作用するかだが…。

まぁ、なるようになるさ。

 

 

 

「…というわけです。どうか私達の企業に手を貸していただきたい」

 

他の企業もISを出してしばらく経ったころ自分の研究所で重加速を研究しているととある企業を名乗る者が私へと会いに来た。

私の重加速をISに使いたいと言うことでわざわざコンタクトを取りに来たらしい。話を聞く限り私が束君や千冬君と交流があることは知られてないようだが…。

ISの開発について名乗りを上げた企業は一通り目を通したがこの企業のことは知らない、まともな実績もない企業がIS開発をするには資産が足らないと思うので恐らくこれはダミー企業だろう。きな臭いことこの上ない。そもそもこの研究を他の者に渡す気は全くない、恐らく教えるとしても束君だけだろうな。

 

「すまないがこの研究を誰かに使わせる気はないんだ。すまないがお引き取りいただきたい」

「………分かりました、もし協力していただけるならこちらに連絡をお願いします」

 

企業の者は驚くほどあっさりと身を引いた、私は渡された名刺を確認した後握りつぶしゴミ箱へと捨てる。

さて、あのようなものが来ると思うなら…保険を急がなくてはいけないな…。

 

 

 

 

 

 

 

「…とうとう完成したか」

 

とある場所にある培養槽とアーマーステーションを見ながら私はそう呟く、使うことがないのを望むが…このままだと使わざるを得ないだろうな。完成するのは約5~6年ほど、順調にいけば彼女達と同じになるね…と、その場を去り。自らの研究所へと戻る。

いつものように代わり映えしない研究室に戻りデータを確認しながら携帯を取り出す、そういえばそろそろ束君に連絡をしなくてはと束君の連絡先を押そうとすると…

 

研究室の扉が勢いよく開かれた。

 

「-ッ!? な、なんだ!?」

 

私がそちらの方に視線を向けるとフルフェイスのヘルメットを被り武装した者が3人ほどいた。

私が突然の来訪者にうろたえているとその中の拳銃を持った男が私に向けて発砲する、乾いた銃声と共に私の腹部が強い熱を持った。

 

「がぁっ…!」

 

腹部を抑えて崩れ落ちる。

突然のこと過ぎて自慢の頭の回転力も落ちていた、必死に思考を巡らせながら私の前に立った男に視線を向ける。

 

「…残念ですよ博士、提案を受け入れてもらえなくて」

「…その声は…あの企業の者か」

 

どうやら私が研究を渡そうとしないために強硬策に出たらしい。

私には理解できないな、ダメなら別の研究を主題にすればいいものを…。

三人は私には目もくれずひたすらに書類やデータなどをかき集めている。撃たれた場所は急所だ、あと数分もしないうちに私は絶命するだろう。

私は手に持っていた携帯でとある連絡先を押す、1コールもしないうちにその人は電話に出た。

 

『もっしもーしっ♪ こんばんはくr……何かあった?』

 

彼女は本当に話が早くて助かる、しかし時間がないので手短に伝えよう。

 

「すまないがしばらく君に会えそうにない。我慢していただけるかな?」

『…待って、バイタルがかなり不安定。いったいどうしたのクリム!? 状況を説明して!」

「悪いが時間がない、手短に言う。襲撃された、今の(・・)私はもうじき死ぬ」

『…ッ! 待って! そこなら5分もあれば…!」

「無理だ、時間がない。今後のことはアーノルドが連絡するだろう」

『待って…っ! 待ってよ…っ! 一人にしないで…っ!』

 

「貴様っ! 何をしている!」

 

男の一人が電話をしている私に気付き、自動小銃をこちらへと向ける。

その様子を見ながら私は左手に持っていたとあるスイッチ(・・・・・・・)を相手に見せつけた。

そのスイッチを見た三人を面白いようにうろたえる。

 

「それはまさかっ!」

「今日の私は少々、機嫌が悪いぞ…っ! ……さらばだ、束」

『クリム…ッ!』

 

 

 

その後、クリム・スタインベルトが所有している研究所が爆発炎上し。焼け跡から身元不明の遺体が三つと、クリム・スタインベルトの遺体が発見された。

クリム・スタインベルトに銃創と身元不明の三人が銃器を所持していたこともあり、事件としてその三人の調査が始まった。

 

その後、とある企業が謎のISに襲撃され壊滅した。




簡単な関係性

・織斑千冬
教師、色々なことを教えてくれていた。
タイミングが悪くて会えてないが何時か弟にも会わせたい。
訃報を知り思考停止した。

・篠ノ之束
無人機で襲撃。蹂躙の限りを尽くした。
その後、千冬が来たが無表情で涙を流し続けた。

・アーノルド
スタインベルト家の執事、クリムに良くしてくれていた。

続きはまたいつか
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