プロローグ
「はぁ、、、。はぁ、、、。やはり俺には魔術の才があったようだな。だが、俺に出来ることはもうないか。」
?「貴方が僕の
「ハハハ、、、。みっともないところを見せてるな。確かに君の言う通り僕は死ぬ。[英霊]である君は僕からの魔力供給がないと現界することは出来ない。だが、僕は君にこの国の未来を託したい。」
?「この僕に未来を託すだって?馬鹿なことは止め「
「
?「いきなり注文が多すぎだろ!!」
それが彼にとって最初の命令だった。
令和2年 4月25日
月日は流れ、あの[運命の夜]から丁度153年後。
とある農家に白い軍服を着た男性がやってくる。
その男性が農家のドア叩く。だが、反応は無い。男性は畑の方を見に行く。すると、そこには一人の少女のような青年が鍬を持って畑を耕していた。
?「ごめんください。この家の方でしょうか?」
青年は耕すのを止め男性を見る。
「えぇ、そうですが、、、。どちら様でしょうか?」
?「申し遅れました。私は[日本海軍元帥の
「信勝は僕ですが。」
近藤は驚く。目の前にいる青年が探していた人物なのだなら。
一「そうですか、、、。失礼ですが、本当に[織田信勝]だと言う証拠を「慶応3年4月25日。これで十分だろ?」!!」
慶応3年4月25日。一見するとただただ年号と日付を言っただけだが、彼の身元を証明する唯一の証拠だ。
一「失礼いたしました。実は貴方様にお願いしたいことが、、、。」
信勝「堅苦しいのはいいよ。そう言うの慣れてないから。で、お願いって?」
一「それは、、、。」
令和2年 5月2日
あの日から一週間後の事だ。信勝はある施設の前に立っていた。
その施設は赤レンガで造られた立派な建物なはずなのだが、、、。窓は全て割れ、草は生え放題、、、。まるで廃墟だ。廃墟のようだが、ここは鎮守府だ。
信勝がその門の前に立っていると中から一人の女性がこちらにやって来た。
?「お待ちしておりました。[提督様]。」
信勝の表情が少し険しくなった。だが、すぐに表情を戻す。
信勝「えーと、、、。確か、[
大淀「かしこまりました。」
信勝は大淀についていく。
内部もやはりと言っていい程の荒れ放題だ。床なんかいつ踏み抜いてもおかしくないし、壁も柱も崩れそうだ。
そして、階段にたどり着く。
大淀が上がり、信勝も上がろうとする。しかし、、、。
バキッ!
階段の板が割れた。
信勝(嘘だろ!!階段もかなり劣化してるじゃないか!!)
大淀はその音が聞こえているにも関わらず無言で階段を上がる。それに続き信勝も上がるが、内心ビクビクしている。
その後は何事もなく執務室にたどり着く。
大淀「ここが執務室です。」
大淀が扉を開ける。中は高級品ばかりが置かれていてとてもキレイだった。
明らかに異質である。
大淀「食堂に全員集めてあります。如何なされますか?」
信勝「、、、。1時間後、挨拶のために行くとするよ。それまでは待機していてくれ。」
大淀「かしこまりました。」
大淀は執務室を出る。
信勝「、、、。さてと、、、。どうしよ。」
彼の頭の中は未だにノープランなのであった。
信勝「とりあえず荷物を置こう。」
信勝は執務室に隣接している提督の私室への扉を開ける。そこは、酷く汚れており、艦娘のものと思われる血痕が至るところにあった、、、。ベッドはシワシワだった。信勝は血の匂いには慣れていたがとある匂いがして吐き気がした。その匂いは精液の匂いだ。
信勝は急いで扉を閉める。そして、近くの壁にもたれて床に座る。その表情は怒りで満ちていた。
1時間後
大淀「遅いですね。」
大淀は1時間しても食堂に現れない信勝を呼びに執務室まで来ていた。
コンコン…
ノックをする大淀。
大淀「失礼します。」
大淀が執務室の扉を開けて中を見ると、、、。
壁に背を預け、床に座り寝ている信勝の姿があった。
大淀「提督様。時間ですよ。、、、ん?」
信勝を起こそうとする大淀。しかし、あることに気がつく。
信勝「、、、。姉、、、。上、、、。」
寝言を言いながら泣いているのだ。
大淀は起こすのを躊躇いそうになる。それは何故だろうか?何か自分達に近いものでも感じたのだろうか?
大淀は少しその寝言を聞いてみようと耳を傾ける。
信勝「、、、。姉、、、。上、、、。信勝は、、、。本当に、、、。導ける、、、。のでしょうか?」
途切れ途切れだが、ハッキリと聞こえる。その寝言に大淀は聞き入ってしまう。
?「大淀、何をしてるんだ?」
大淀「ハウッ!!」
突然後ろから声をかけられビックリする大淀。
その声の正体は[戦艦
長門「そいつが新しい提督か?で、大淀は何をしていたのだ?」
大淀「えーと、、、。提督様の寝言を聞いてました。」
長門「寝言?」
まだ起きない信勝はまだ寝言を言っている。
信勝「、、、。
長門「[権六]?はて、何処かで聞いたことがあるような、、、。」
大淀「そうですね。それに、この提督様にはお姉様がいるそうです。」
長門「そうなのか、、、。ん?」
長門があることに気がつく。それは信勝の荷物。
何故か勝手に開き始めたのだ。そして、完全に開き中から何かが出てきた。
?「ノッブ!!」
長門&大淀「はぁ?」
?「ノッブ!!(ピーーー!!)」
荷物から出てきたのは膝元辺りまでの大きさの[何か]だった。その何かの一体がホイッスルを鳴らす。すると、、、。
?「ノッブ!!ノッブ!!ノッブ!!、、、。」
目覚まし時計を担いだ数匹の[何か]が荷物から現れ、目覚まし時計を信勝の目の前に置く。
?「ノブー!ノブブーー!」
?「ノッッブ!!」
リーダー格のような[何か]の合図で手下の[何か]が目覚まし時計のスイッチをONにすると同時に耳栓をする。
カチッ…
ジリリリリリリリリリリ!!!!
その騒音は鎮守府内に響き渡った。
オリキャラ紹介&オリジナル設定キャラ紹介
名前 織田信勝[おだのぶかつ]
クラス アーチャー
詳細 この物語の主人公。マスターに召喚されてから受肉し今まで生きてきた。田舎の農家でひっそりと生計を立てていたが鎮守府に着任することになった。
数えきれない程のチビノブを従えている。
名前 近藤一[こんどうはじめ]
詳細 日本海軍元帥の一人。部下達から凄く慕われているがかなりの問題児達のためいつも頭を悩ませている。艦娘のことも大切に思っている。秘書艦は大和。