信勝「申し訳ありませんでしたーーーー!!」
?「ノブーーーー!!」
食堂で信勝と大量にいる[何か]は艦娘達にDO☆GE☆ZAをしていた。
大淀「頭を上げてください!提督様!誰も怒っていませんから!」
信勝「かくなる上はこの場で切腹を、、、。」
?「ノブ…」
信勝と[何か]達は小刀を取り出して切腹しようとする。
大淀「止めてください!!大丈夫ですから!誰も怒ってませんから!」
信勝「、、、。ホント?」
大淀「ホントです。」
信勝「、、、。わかった。とりあえず自己紹介を始めるよ。僕の名前は織田信勝。今日からこの鎮守府の提督になった。よろしく。あと、提督とか司令官とか様付けとか止めてくれ。虫酸が走る。普通に名前で呼んでくれたらいいさ。さて、ここまでで質問はある?」
?「はい。」
一人の艦娘が手を上げる。
信勝「君は、、、。[
吹雪「はい!吹雪です!早速ですが一つ質問よろしいでしょうか?」
信勝「いいよ。あと、敬語も止めてほしいけど、、、。どっちでもいいか。で、質問は?」
吹雪「えーと、、、。その小人のような子達は一体どのような生物なのですか?」
?「ノブァ!!」
信勝「こいつらは、、、。[ちびノブ]。この大きさだが頭がよく一体いただけで厄介と思える程の強さを持つ何かだ。それ以上のことは僕もわからない。」
吹雪「つまり、司令官さんもわからないんですか。」
信勝「まぁ、そんなとこかな?(やっぱりあれだけじゃ抜けきらないか。)他は?」
?「はいなので!」
信勝「君は、、、。[
電「はいなのです!あの、、、。司令官さんは何故軍服を着ないのですか?」
信勝「えっ、、、。あっ、そうか。本来は白い軍服だからな。僕の場合はあれを着たくなかったから。なんだか大蛇に喰われそうな感じがしたし。」
電「?どういう意味ですか?」
信勝「ん?あっ、今のは忘れていいよ。」
電「そう、、、。ですか。」
信勝「じゃあ、最後に3つ程言わせてもらうよ。まずはこれからしばらく出撃及び遠征は無しだ。二つ目、明日からこの鎮守府の大掃除を始める。三つ目、僕は絶対に君達を沈めたり痛め付けたりしない。以上だ。じゃ、僕は執務室に戻るから。」
そう言って信勝は急いで食堂を後にするのだった。
執務室
信勝は執務室の扉に持たれていた。とても呼吸を荒くして。
信勝「なんなんだよあいつらは、、、。まるで生気を感じられなかった。あの目は全てに絶望しているような目だった。」
そう、先程までいた食堂に集められた艦娘達の目はみな絶望しきっていた。
信勝「はぁー、、、。僕はこの鎮守府でやっていけるのでしょうか?[姉上]。」
半ば諦めかけている信勝。だが、本当に大変なのはここからなのである。それをまだ彼は知らないのだ。
執務室前廊下
ちびノブA「ノブー…」
ノブ撰組A「
埴輪ノブ「
ちびノブA「
ノブ撰組A「
ノブ戦車A「
埴輪ノブA「
ちびノブA「
ノブ撰組A「
夜
夜になり信勝が気が付くとまたしても寝ていたようだ。
信勝は執務室を出て暗い廊下を歩く。自身が持っている懐中時計を見ると今は夜の11時位だ。
ふと、気が付くと中庭があった。信勝は階段を下りそこを目指す。
雑草が生い茂った中庭。
信勝「、、、。はぁ、、、。」
信勝は溜め息をはいて何処かへと向かった。
翌朝 5月3日
時刻は朝の5時。総員起こしは6時なのだが、昨日の食堂での一件の後から姿を見せない信勝を心配して早めにやって来たのだ(それにしても早いのだが)。
艦娘達が暮らす艦娘寮と執務室がある本館の渡り廊下を歩いていると中庭がキレイになっているのに気が付く。
花壇には何かしら植物の球根が植えられ、真っ白な木で造られたベンチもある。
そして、そのベンチに泥だらけになって気持ち良さそうに寝ている信勝の姿があった。
大淀(何故こんなところで寝ておられるのでしょうか?それに、このベンチと花壇は?)
大淀は中庭の変化に驚いていた。
吹雪「あれ?大淀さん?」
大淀「吹雪ちゃん?あっ、ランニングの帰りですか?」
日課のランニングから帰ってきた吹雪と出くわす。
吹雪「あれ?中庭、こんなにキレイでしたっけ?」
大淀「え?知らなかったのですか?ランニングをしに行くときに見たと思いますが、、、。」
吹雪「いえ、私がランニングに行くときはまだ雑草が生い茂ってましたよ。」
大淀「そうですか。とりあえず提督様を起こしましょう。」
吹雪「そうですね。長い眠りに就かれても困りますから(ニヤッ)」
大淀(ゾクッ!)
大淀は今まで感じたことのないような寒気に襲われる。その寒気は吹雪から放たれ、まるで全てを凍り付かせるかのような寒気に大淀は震えていた。それは寒気を帯びた殺気である。そして、見てしまった。
これ程の寒気を帯びた殺気を放ちながら吹雪の表情は笑顔なのだ。
清々しい程の笑顔。この殺気が無ければ普通の男など一瞬で堕ちてしまう程の笑顔だ。
大淀は確信した。吹雪は信勝を殺す気だと。だが、普通に殺しはしない。じわじわといたぶってから殺す気なのだと。
その笑顔に大淀は震えることしか出来なかった。
吹雪「司令官さーん。起きてくださーい。」
気が付くと吹雪が信勝を起こしていた。
信勝「ん?吹雪、、、。か?」
吹雪「はい!司令官さん!吹雪です!」
信勝「もう少し寝かしてくれよ。今の僕は眠たいんだ。それをまだ5時だろ?総員起こしはあと1時間後だ。だから寝かして、、、。やっぱり起きるよ。」
突然信勝は身体を起こす。
吹雪「それでは私は先に執務室に行ってますね。」
吹雪は執務室へとダッシュしていた。
信勝「、、、。あれは、、、。まさかな。」
大淀「[提督]、どうされました?」
信勝「いや、対したことじゃないよ。それより、、、。大淀、いつから様々付けしなくなったんだ?」
大淀「!!!?」
信勝「その表情、自分では気が付いてないな。まぁ、僕としてはその方がいいんだけどね。そう、それでいいんだ。」
大淀「提督?」
信勝「軍と言うものには必ず上下関係がある。上下関係ないと軍はうまく機能しない。かと言って過剰な上下関係は軍を滅ぼす要因になる。僕は君達そうなってほしくないんだ。君達に広めてほしいのは上下の関係じゃなくて、どんな時でも支え合い、助け合い、笑って泣いて喧嘩して仲直り出来る[左右前後の関係]。そうじゃないと何もかも失ってしまうからな。そうだよ。失ってしまってからは何もかも遅すぎるんだよ。」
信勝の表情は暗く、その目は何処か悲しげに見えた。
執務室
吹雪「ファー、、、。いつもこのソファーはふかふかで気持ちいいですね。」
?「、、、。貴様からこの場所のことを聞いたが、、、。大丈夫なのか?この部屋と隣の部屋は貴様達艦娘にとってトラウマのはずだろ?なのになぜ、、、。」
吹雪「理解できませんか?」
?「、、、。ハッキリ言って理解できん、、、と、言えればどれだけ良いことか。この私にも少し理解できてしまう。恨みで人生の幕を閉じた私と今だなお恨みの中で生き、忘れぬためにこうして最悪の場所にいる貴様。全く別物のように見えてそうではない。恨みを抱いて己の肉体を鍛え続けるお前に私は呼ばれたのだから理解できないことはないんだ。、、、。それに、、、。私も大切な[姉妹達]を失ったからな。」
・・・
沈黙が流れる。
ピーガタン!ピーガタン!
その沈黙を破ったのはコピー機の音だった。
?「ん?コピー機がひとりでに動いた?あぁ、ファックスが届いたのか。」
吹雪「え?どんな内容ですか?見せてください!」
?「これだ。」
《会議の案内》
以下の名簿に名前が記載されている者は明日の夕方午後5時までに大本営に来るように。
大本営所属 元帥
大本営所属 元帥
大本営所属 元帥
大本営所属 憲兵隊総長
大本営所属 憲兵隊副長
※また、久美浜鎮守府の織田信勝少佐のみ艦娘を一人連れてくるように。
吹雪「ふーん。まぁ、私が選ばれることはないとおもいますけど。」
?「そうだな。それにしても、、、。奴が少佐?笑えてくる。」
吹雪「そうですね。上もこんなところに階級の低い人材を送るなんてよっぽど「いや、違う。私が言いたいのは何故奴程の者が少佐などと言う低い階級なのかだ。」どう言うことですか?」
?「私は奴を知っている。私だけじゃない、この鎮守府にいるはずの[カルデアの者達]も奴のことを知っている。いや、本来知っているのはおかしいはずなのだが。」
吹雪「どうしました?」
普段見せない困り顔に吹雪が心配しているようだ。
?「大丈夫。それより、これを奴の元に持っていかなくていいのか?」
吹雪「あっ!!忘れてました!行ってきます!!」
吹雪はまたしてもダッシュで信勝の元へ走っていった。
?「、、、。やれやれ、今回の[マスター]もかなりの無茶をする。だが、どちらかと言うと奴の方が無茶苦茶だったな。」
窓の外を見ながら思い出にふける。