信勝君が鎮守府に着任しました。   作:古明地響

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信勝「もう、無理だ、、、。」
静謐「、、、。」
清音「御二人とも、、、。出番が、、、。ぐふっ、、、。」
?「えーと、、、。なんでありましょうか?この有り様は。」
?「まさか、信勝が儂を見てもよって来んとは、、、。よっぽど重症じゃな。」
コヤン「それはそうでしょうとも。進めていけばいずれアレが起きると分かってるのに進めないといけない。それを無理矢理しているのですから。あっ、こちら胃薬と栄養ドリンクになりまーす。今回の件に関してはわたくしも原因ですのでお代は結構ですので。」
信勝「あ、ありがとう。コヤンスカヤ。ふぅー、、、。行くか、、、。」
静謐「ウッドワスさん。すみません。すみません。あれ?私暗殺者(アサシン)なので相性最悪なのでは?」
清音「もう、いっそのことクソの妖精共集めて燃やしません?」
信勝「コーラル、マイク、ホープ、ウッドワス、ガレス、ムリアン、バゲ子、トリ子、ロリドラゴン、陛下、ノクナレア、、、。あとは、あの三人とオベロン、ハベにゃん、キャストリア。これだけ残ればいいや。」
清音「妖精ではありませんが、スプリガンとか言うゴミも燃やしましょう。」
?「、、、。助けて、ケルヌンノス。儂の弟が狂ってしもうた!」
コヤン「それは元からなのでは?」


狂を纏い罪を背負い付ける忍と見ることしか出来なかった罪人(世界)

モスラside

 

キングギドラ「さて、、、。殺りますか!」

モスラ「えぇ。二人でならすぐに、、、。えっ!!きゃ!!

キングギドラ「はっ!?」

モスラは何かに足を引っ張られ落ちていく。

モスラ「イタタ、、、。なにここ?広い倉庫?」

?「お久しぶりですね。守護神様。」

モスラ「、、、。その声は、、、。貴女、クモンガね。」

モスラは声のした暗闇に目を向ける。

クモンガ「あの龍と貴女様がなぜ共闘しているかはこの際置いておきます。ここで確実に貴女様を倒します。」

モスラ「へぇー、、、。言ってくれるじゃない。確かにこんな場所じゃ飛べないし貴女のようなサーヴァントとの方が有利。でもねぇ、私にだって意地があるのよ!」

クモンガ「そうですか。なら、これはどうでしょう。復讐者(アヴェンジャー)、お願いします。」

モスラ「なっ!まだいたの!てっ!真っ暗!」

いつの間にか落ちてきた所の穴が塞がれ真っ暗になっていた。

クモンガ「貴女様はお強い。ですので多数で貴女様を相手致します。卑怯など言わせません。これは戦いなのですから。」

モスラ「えぇ。別に貴女のやり方をとやかく言いませんよ。とある宇宙人は言いました。『卑怯もラッキョウもあるものか!』と。」

クモンガ「それ、貴女様言って言い台詞ではないのでは?それを言っていいのはあっちの方々なのでは?」

モスラ「そんなの知りません!言ったもの勝ちだと古事記にもそう書かれています!」

クモンガ「、、、。地球の守護神様は脳筋だったなんて。もしや、彼に影響を?」

モスラ「かもしれませんね。」

クモンガ「さて、始めましょうか。ここで守護神様は死ぬ。何も守れず、その役割を果たせず。」

モスラ「何を!」

グサッ!

モスラ「え?」

?「あらあら、油断しすぎじゃないかしら?敵が一人じゃないことは分かっていたでしょ?何のにクモンガ一人に集中し過ぎよ。フフフ。」

モスラ(コイツが天井の穴を塞いだ?クモンガではないのは分かってる。そう言えば、気がつけば光が無かったような。)

?「クモンガ、もう殺っちゃいましょ。」

クモンガ「そうですね。ここは一思いに。」

?「待って、、、。少し私にやらせてくれない?」

?「あら、復讐者(アヴェンジャー)?貴女が殺るの?」

?「その人に聞きたいことがあるから。」

モスラ(くっ、一体誰?私が知らないサーヴァント?暗すぎて誰か見えない。クモンガは声で分かったけど、この声は聞いたことがない。)

?「ねぇ、あの破壊者(デストロイヤー)はどこ?ねぇ、答えて。」

モスラ(ぐっ、蔦?蔦が私の首を、、、。ヤバい、このままじゃ、、、。)

 

 


 

 

倉庫前

 

さとり「ダメですね。倉庫の扉が蔦やらクモの巣で塞がれてました。」

ザザミ「こうなったら壁を壊します!」

天津風「出来るの?」

ザザミ「やってみないと!」

ザザミは水圧ブレスを打つが倉庫の壁はびくともしない。

ザザミ「ダメだ!固すぎる!」

天津風「モスラさん、大丈夫かしら?」

さとり「この壁を壊せる人、、、。この鎮守府に、、、。」

?「よっしゃー!!援軍、到着したぜ!で、どいつをぶち抜けばいいんだ?」

そこに現れたのは背中にドリルを背負った女性。

さとり「(ごう)さん!ちょうどいいところに!この壁を砕いてください!」

轟「ん?この壁をか?任せろ!」

轟と呼ばれた女性はそのドリルを右腕に装着する。

轟「よっしゃー!!行くぜ行くぜ!!この俺に壊せねぇ物なんてねぇんだよ!!!」

回転するドリルが倉庫の壁を砕いていく。

ガーン!!

倉庫の壁に大きな穴が出来る。

そして、皆の目に飛び込んできたのは蔦でモスラの首を絞めて持ち上げる少女の姿、それと一人の艦娘の姿だった。

 

 


 

 

倉庫内

 

?「さっきから誰かが壁を壊そうとしてるわね。」

クモンガ「壊せませんよ。何せこの倉庫はちびノブ達と妖精さんによる建築です。強度は核にも耐えられるようですが、、、。」

轟「よっしゃー!!援軍、到着したぜ!で、どいつをぶち抜けばいいんだ?」

クモンガ「轟天号(ごうてんご)のドリルには敵わないと思います。」

?「二人は逃げて、今回の件は私一人の仕業にして。ね、それでいいでしょ?マスター。」

?「いいよー。」

クモンガ「マスター様!!いつの間に、、、。それよりも、よろしいのでしょうか?クモの巣がある以上私ども二人が荷担していることも明白。何のに復讐者(アヴェンジャー)だけに背負わせるなど、、、、。」

?「大丈夫。それはこの私が貴女達二人に指示したって言うから。だから、安心して。貴女達三人の罪は私の罪。貴女達の罪をもっと私に背負わせてよ。」

?「マスター、、、。」

クモンガ「マスター、、、。分かりました。私達二人は撤退致します。それでは御武運を。」

モスラ(クモンガの気配が消えた。それにしても、マスターまで居たなんて、、、。サーヴァントじゃないの?って思ったわ。)

?「さて、そろそろこの壁を突破して来そうね。ビオランテはそのままね。私が相手するから。」

ビオランテ「分かった、、、。気をつけてね。マスター。」

轟天号「よっしゃー!!行くぜ行くぜ!!この俺に壊せねぇ物なんてねぇんだよ!!!」

壁が砕かれたこの先。

そこにはザザミ、さとり、天津風、轟天号の4人の姿。

轟天号「ん?あんた、守護神か!?なんでそんなボロボロに!」

?「あるぇ?この私を無視するなんて良い度胸だねぇー!」

さとり「やはり、貴女でしたか。この騒動の黒幕!川内(せんだい)!」

川内「あっ、やっぱりさとりちゃんにはバレてたかー。気がついてるのはあの弓兵(アーチャー)ぐらいだと思ってたんだけどなぁー。ビオランテ、だんだん強く絞めて行って。」

ビオランテ「分かった、、、、。」

モスラ「ガハッ!」

ザザミ「川内!!なんてことを!」

天津風「モスラさん!助けるから!」

川内「無理無理。助けたかったら私を倒すこと。それぐらいしないとね!あっ、言っとくけどビオランテのあの蔦。無限に力を強めれるから。」

轟天号「あぁぁぁぁぁ!!ごちゃごちゃうっせぇ!!凍り付きやがれぇ!」

右腕のドリルから冷凍ビームが放たれる。

川内「おっと!危ないなぁー。当たれば死んじゃうところだったじゃないかー。って言ってるそばから!!」

ザザミ「君の攻略法。遠距離からの攻撃。それを持っている僕ら二人がそれをしないとでも?」

川内「ふーん、、、。そっかー、、、。それじゃあ、私も本気で行くよ。」

川内は目隠しを取り出す。

轟天号「目隠し?俺らのこと舐めてんのか!」

川内「舐めてなかないよ。実際、分が悪いのは私。でも、暗闇ならどうかな?」

天津風「一体なにをするのよ?今は日中。暗闇なんて無い!」

川内「いやいや、あるじゃん。ここに。」

川内は目隠しをする。

ザザミ「まさか!」

川内「さぁ、夜戦しよ?

天津風「消えた!」

川内の姿が消える。

川内「まずは一人。

さとり「天津風さん!危ない!」

天津風「え?」

気がつくと天津風の隣にナイフを振り上げた川内がいた。

いたが、、、。

ゴーン

川内「ぐはっ!」

?「ガハッ!」

何処からか吹き飛ばされてきたような黒髪の少女がぶつかったため天津風は難を逃れた。

?「くっっー!!この金ぴか野郎!よくもやってくれましたね!」

キングギドラ「アッハハハハハ!投げ飛ばされる方が悪いわ!」

川内「イッタイなぁー。先にアイツを殺そっと。そうだ、その方が、「きゃっ!」ビオランテ?」

?「いっちょあがり!」

?「救出に成功した!あとは川内を何とかしてくれ!」

さとり「槍兵(ランサー)達が囮と救出役をやってくれたみたいですね。あとは、川内さんを止めるだけですが、、、。」

ザザミ「打ち止めだよ。」

轟天号「チッ!こっちもエネルギー切れだ!」

キングギドラ「くそ!俺もダメだ!」

川内「フフフ、だったらまだ私に分が「それは援軍がいなかったらじゃないか?」あー、タイミング悪いなー。

ザザミ「おいおいおい!全員退避!」

轟天号「妖精(フェアリー)の野郎!あれやる気かよ!」

天津風「え?なに?」

さとり「天津風さん!今取り合えず避難を!」

?「うぇーん、動けないよー。」

?「はぁー、仕方ないなー。」

?「早くしろ!」

キングギドラ「ボロボロじゃねぇか。裁定者(ルーラー)。」

モスラ「ちょっと油断しただけよ。」

川内「あちゃー、みんなにげちゃったかー、、、。君さえたおせればいいよね?

?「さあな?許されよ。我は第六の異聞帯(ロストベルト)。風と土と生命、歌と雨に愛された理想郷。絶対的な女王の下、円卓が守護する妖精國。さぁ、巡礼の鐘を鳴らす者。血染めの王冠を手に取るがいい!『妖精円卓領域(アヴァロン・ル・フェ)』!許されざる罪に、、、。溺れろ。」

妖精(フェアリー)が宝具を展開する。

その宝具は固有結界。川内に逃れる術はない。

川内「はぁー、こんな簡単に負けるなんて、、、。腕が鈍ったかな?」

?「そのようだな。マスターから聞いていたお前はあんな簡単に吹っ飛んできた奴にぶつかるような奴じゃないはずだ。何を迷ったんだ?」

川内「迷う?私が?腕が鈍っただけだよ。」

?「そうか、、、。なら、寝てろ。」

空は夕焼け、見渡す限りの大草原。この先には大きな都市が見える。だが、それらは全て崩れ落ちる。

絶望、、、。正にその一言に限る光景なのだろう。

美しき世界は崩壊しあちらこちらで火の手が上がる。

まるで厄災である。

そして、その厄災は川内を包み込んでゆくのであった。

?「厄災、、、。一つの世界を滅ぼす厄災。だが、俺の宝具で消えるのは俺と同じ妖精(フェアリー)のみ。それ以外の種族やクラスには効果が薄い。だから安心しろ。俺がお前を殺す術はない。」

 

……………………

…………………

………………

……………

…………

………

……

 

 

クモンガ「いや、これは、その、、、。」

さとり「ちゃんと口を割割ってくださいね。私、嘘は嫌いなので。」

?「はいはい、、、。分かったわ。マスターも負け、人質も無しで捕まったんじゃ終わりよね。大人しく投降するわ。」

ザザミ「なんで、川内はあんなことを。」

クモンガ「マスターは悪くありません!マスターは当初からこちらとは真反対の食堂にいました!私達三人はマスターの指示無く勝手に行動し、、、。まぁ、それら全て見抜かれてあの場にいたみたいですが、、、。」

キングギドラ「あの、、、。ビオランテっつたか?アイツは、なんであの裁定者(ルーラー)を、、、。」

クモンガ「知らぬのか?はぁー、これだから破壊しか脳の無い侵略者は。」

キングギドラ「お?喧嘩を売るってんんなら買うぞ?」

天津風「はぁー、、、。今はその話をするのはやめときましょ。他にもやることがあるんだから。」

ザザミ「そうだね。あとは、二ヶ所か、、、。」

モスラ「なら、私とこの金ぴか、轟天号の三人でシンオウを助けに行きましょ。」

キングギドラ「おい、大丈夫か?そんなボロボロで。」

モスラ「いいのいいの。さっ、早くこんな馬鹿げた争いを終わらせてしまいましょ?」




名前 川内(せんだい)

詳細 軽巡洋艦川内型一番艦。久美浜鎮守府初期からいる艦娘で初期からいるのは川内と(ひびき)のみ。多くの修羅場を潜り、多くの仲間を失ったせいか性格が少し歪んでいる。夜戦好きで夜になるとステータスがアップする。擬似的に作られた暗闇でも発揮する。

名前 クモンガ

クラス (バグ)

召喚者 川内(せんだい)

詳細 隠密、暗殺に長けた(バグ)のサーヴァント。クモンガの糸に捕まれば逃げるのは不可能に近い。
川内(せんだい)がマスターだが本当に召喚したのか不明。

名前 ビオランテ

クラス 復讐者(アヴェンジャー)

召喚者 川内(せんだい)

詳細 至るところから蔦を生やし操る少女のサーヴァント。とあるサーヴァントを殺すために探しているとか。
川内(せんだい)がマスターだが本当に召喚したのか不明。


名前 轟天号(ごうてんごう)

クラス 騎兵(ライダー)

召喚者 ???

詳細 とある世界にてとある怪獣(かいじゅう)を封印し、またそれを解き放ち侵略者立ち向かう者達を乗せた空飛ぶ兵器。だったのだが、サーヴァントとして召喚された。自分自身と艦娘と言う存在、どちらも同じようなものだと考えているためこの世界に来てからというもの人間が大嫌い。だが、全ての人間が嫌いと言うわけでないため相手がどんな人間かを判断してから悪なら問答無用で殺しにかかる。
鎮守府のみんなから(ごう)と呼ばれている。
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