気にするな!
あるぇ?もう、1,200UA?夢だな(現実逃避)。
食堂
信勝「えーと、、、。この書類によると、この鎮守府から1名艦娘を連れていかないといけないらしい。僕が鎮守府を離れると言うことは誰かがまとめていないといけない。よって長門を代表として残し大淀は長門の補佐を頼む、、、。あのー、、、。何故みんなして僕のことをじーっと見てるんですか?」
大淀「それは、、、。」
長門「まぁ、、、。こういうのが苦手だと初めて知ったからな。」
吹雪「だって司令官さん!ずっと食堂の扉付近にいる新撰組の羽織を着たちびノブが持ってるカンペ見てるじゃないですか!!」
ノブ撰組B「ノブッ!!」
信勝「仕方ないじゃないか!!僕はこう言う人前でしゃべるのはあまり慣れてないんだ!!」
?(嘘つけ!![
ノブ撰組B「ノッブ!!」
カンペ[図に乗ってんじゃねぇぞ!バーサーカー。]
?(、、、。私はこいつらより下と思われているのか、、、。知らなかった、、、。いや!待て!何で私がいるのがわかるんだ!?しかも、思考まで読み取るんじゃない!!)
信勝「あーーー!!もういい!!こうなったら吹雪に大本営までついてきてもらうからな!!」
大淀「え?」
長門「吹雪にか?」
電「吹雪ちゃん大丈夫ですか?変なことされるかもしれないのです。」
大淀「大丈夫ですよ。電ちゃん。あの提督はシスコンでお姉さんの体にしか興味無いらしいですよ。」
信勝「おい!大淀!!その情報をどこで仕入れて!!それに僕はそこまで堕ちてない!!って、、、。えー、、、。」
大淀のその言葉により信勝は良くもなく悪くもないが距離を置かれるようになってしまう。今もかなり引いているから。
大淀「私の情報源はこの鎮守府全域ですよ。提督(ニコッ)」
信勝「、、、。うっ、、、。うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
長門「提督がご乱心だーーー!!」
ノブ撰組B「
どこから取り出したのかは知らないがちびノブがトランシーバーで他の個体と連絡をとっているようだ。
信勝「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
ノブ撰組B「
ドンッ!!
信勝とちびノブがぶつかってしまいちびノブは吹き飛ばされてしまった。吹き飛ばされてしまったちびノブが食堂のドアに当たりドアは使い物にならない木屑になってしまった。
大淀「提督ーー!!はぉー、、、。提督のメンタルが脆すぎますね。」
長門「全くだ、提督ならもっと強く生きてもらいたい。」
?「からかいがいがあって良いじゃないですか。ねっ、[
青葉「人間なんてどうでもいいです。あっ、長門さん。私今日と明日の二日間鎮守府を空けますがよろしいでしょうか?」
長門「?いいが、どこに行くんだ?」
青葉「それは、、、。内緒です。」
深夜
信勝「お前達、鎮守府は任せたぞ。」
ちびノブ達「
長門「この長門に任せておけ!」
大淀「私もいますし大丈夫ですよ。提督と吹雪ちゃんこそ気をつけてくださいな。」
吹雪「大丈夫ですよ!いざとなったら司令官さんが守ってくれますから!ねっ!司令官さん!」
信勝「はぁー、、、。眠い。まぁ、仕方ないけどな。吹雪、早く乗れよ。置いてくぞー。」
吹雪「待ってくださいよー!司令官さん!」
二人は車に乗り込み大本営がある東京へと出発した。
長門「さて、我々も寝るとするか、、、。ん?大淀?戻らないのか?」
大淀「えぇ、、、。この鎮守府前は一本道。提督の車の明かりが見えなくなるまで私はここにいるつもりです。」
長門「そうか。なら、私はこのちびノブ達を引き連れて先に戻っておくぞ。」
ちびノブ達「ノブッ!!」
長門はちびノブ達を引き連れて鎮守府内へ戻っていった。
大淀「大丈夫ですかね。あの二人は、、、特に提督の身が心配です。」
?「大丈夫じゃないですか?それよりも、早く戻って寝た方がいいでよ。[マスター]。」
いつの間にか大淀の隣にフードを被った黒髪の少女が現れる。
大淀「そうですか、、、。なら、任せましょうかね。あれ?あの二人は?」
?「周囲の警戒です!提督がいない時を狙って現れる賊がいるかも知れませんから!」
大淀「フフフ、、、。頼りにしてますよ。[ランサー]。」
車内
信勝「まずは舞鶴に向かうからな。」
吹雪「何故舞鶴に?」
信勝「それが、、、。」
・・・・・
信勝「ふぅー、、、。この部屋も幾分かましになったかな。」
ちびノブB「
信勝「ありがとう、、、。ん?」
《久美浜鎮守府提督 織田信勝少佐殿へ》
初めて。私は舞鶴鎮守府の沖田桜子といいます。
突然の御手紙ですみませんが、、、。
織田少佐殿がお車で大本営へ向かわれるのなら、一緒に乗せてもらってもよろしいでしょうか!!?
よろしければ、こちらの電話番号に待ち合わせ時間をお願いします!!
信勝「、、、。はぁ?」
・・・・・
吹雪「はぁ、、、。舞鶴の提督がですか。」
信勝「そう。まぁ、めんどくさいけど、、、。吹雪、ひとつ聞きたいことがある。」
吹雪「何ですか?司令官さん。」
信勝「お前と、、、。もう一人誰がいるんだ?」
吹雪「え?何を変なことを言ってるんですか?」
信勝「不自然だと思わないか?何故二人しかいないのに後部座席にのるんだ?まぁ、それは後部座席の方がいいってだけでおしまい。だけど、君の性格上、後部座席に座らずに助手席に座ると思ったからな。それに、、、。右の掌にある令呪についても話してもらいたい。」
吹雪(ビクッ!!)
吹雪の身体はビクッ!!と震え驚いているようだった。信勝はそれをルームミラー越しに見る。
信勝「別に僕は吹雪が誰かのマスターであろうと今まで通りにするだけさ。まぁ、今までって言ってもまだ一週間経ってないけどな。」
吹雪「、、、。司令官さんは、、、。誰か、自分の大事な人を殺したことはありますか?」
吹雪はうつむきながら信勝に問う。
信勝「ないね。吹雪はやったのか?」
吹雪「私は、、、。自分一人が助かるために妹を全員、前任の司令官の命令で沈めました。」
吹雪の話を信勝は黙って聞く。
吹雪「最初は姉妹8人で仲良く、時に笑い合って喧嘩して一緒に泣いて、、、。本当に仲が良かったんです。でも、それも長くは続かなかった。前任の司令官が来てから全てが変わってしまいました。仲が良かった妹達もバラバラになってしまって、、、。毎日何人もの艦娘が沈んでいく地獄になりましま。私はそんな鎮守府でどんな犠牲を出したとしても生き残りたいと、思うようになりました。そんなある日のことでした。本来1艦隊は6艦で1つです。なのに無能な前任は私達姉妹を無理矢理同じ海域に出撃させました。出撃内容は偵察と私だけの特別任務、要らなくなった駒の始末。それが司令官に命じられた任務です。今まで仲の良かった姉妹でもバラバラになっていたらコンビネーションも無くなります。案の定、敵に見つかって交戦となっても連携なんてありません。スポーツで言うワンマンプレイですよ。私は思いました。ここでみんなを沈めて私だけが生き延び結果を報告し司令官に認めてもらおう。そして、この任務も達成できる!そうすれば、私の扱いは少しでも良くなるはずだ!と。敵に向けとの砲撃に混じって妹達に砲弾を浴びせました。すると、一撃でみんな沈んでいっちゃったんです。なんだ、沈めるなんてこんなにも簡単だったんだ!なんでもっと早くこの方法を思い付かなかったんだ!と、その時の私は浮かれていました。そして、私は一人で鎮守府まで帰投、司令官に報告し自室に戻りました。そこで、私はやっと後悔したんです。もう二度と、、、。みんなと笑い合ったり、喧嘩したり、悲しんだり、泣き合ったり、励まし合ったり出来ないんだって、、、。私は孤独になっただけでした。」
信勝「、、、。なんだよそれ。」
吹雪「へぇ?」
信勝「そんなの、、、。あんまりじゃないか、、、。」
吹雪はルームミラー越しに見てしまった。信勝が涙を流しているところを。
信勝「370年、、、。それだけの歳月が経ってるのに、、、。どうして、そんな考えが出てくるんだよ!それじゃあまるであの時代と何も変わってないじゃないか!!」
吹雪には信勝の声が小さくてほとんど何も聞こえていなかったが、表情を見なくてもわかる程信勝は怒っているのだ。その怒りは吹雪に対してなのか、前任に対するものなのかはわからない。だけど、その怒りだけはわかる。もしかすると、その怒りは信勝自身への怒りなのかもしれない。
信勝(姉上の心を傷つけたのは誰だった?それは紛れもない自分自身だろ?また逃げるのか?自分は無能だから?無能だから自分が死んで誰かの土台になるのか?あの時、姉上は僕が土台になることを望んでいたのか?最初はそうだと思っていた。でも、再会してどうだった?結局は僕が間違っていたじゃないか!!)
信勝の心の声は誰にも届かない。なのに何故か吹雪まで涙を流しそうになる。
?(、、、。やれやれ、、、。己の命のために妹達を殺した者と自身の姉のためにその命を葬った者、、、。遠いようで近い存在、、、。私には二人のような決断は出来なかった。私には戦うことしか頭の中にはなかったからな。)
その場にいる何者かも少しため息を吐いていた。
キャラクター紹介
名前 吹雪(ふぶき)
艦種 駆逐艦
詳細 バーサーカーのマスター。自らの手で妹達を沈めた。前任からは[冷徹な悪魔]と称されている。趣味は筋トレとジョギング。ハッキリ言って脳筋。脳筋であることが相まってバーサーカーが召喚に応じたのだろう。
名前 大淀(おおよど)
艦種 軽巡
詳細 ランサーのマスター。信勝のことを提督として認めている反面、弱みをかなり握っている。信勝の黒歴史や変態的行動は全てランサーから教えてもらった。