信勝君が鎮守府に着任しました。   作:古明地響

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吹雪「、、、。ペンテシレイアさん、、、。いませんね、、、。」
大和「アキレウスも、、、。」
桜子「沖田さんの活躍はどこ?ここ?」
トネリコ「えーと、、、。私の場合は喜べばいいのかそれともそっとしておいた方がいいのか?」
響「笑えばいいと思うよ。」
信勝「姉、、、上、、、。」
電「司令官さんもダメなのです。」


とある英霊の物語~生還者は何を思うのか~

ドーン!

破壊される医務室の壁。

くノ一と青年の戦いはまだ続く。

?「マスターの、、、命を、、、狙うのは、、、何故だ?」

暗殺者「貴様が知る必要はない。」

?「僕には、、、知る権利が、、、ある、、、。」

暗殺者「ならば、知らずに消えろ!」

二人の戦いは雨が降りしきる外へ場所を移す。

暗殺者「外に出れば貴様の敗北は決まった!さぁ、どうする!」

降りしきる雨の中に消える。

?「消えた、、、?でも、、、僕には、、、。」

暗殺者「探知が出来るとでも?甘いな。」

ザシュッ

?「うっ!」

青年の背後からくノ一の声が聞こえ背中から刺される。

暗殺者「甘い、遅い、弱い!それでマスターを守る?舐めているのか?」

くノ一からの追撃に耐えきれず青年は膝をつく。

暗殺者「そんなものか、、、。もう貴様なんぞどうでもいい。さっさと任務を遂行する。」

青年に背を向けるくノ一に何も出来ない青年。

?(僕は、、、何も、、、出来ない、、、。また、、、暗い、、、海の底を、、、漂うのが、、、お似合い、、、か、、、。)

青年は意識を手放そうとする。

 

?(助、、、けて、、、。)

 

?(今のは、、、?、、、。マスターの、、、?、、、。そうだ、、、。マスターを、、、守るって、、、決めたんだ、、、。)

暗殺者「ん?」

くノ一は振り向くそこにはボロボロになりながらも立ち上がる青年の姿。

暗殺者「貴様には構ってられないと言ったのだが、、、。仕方ない、、、。消す!我は真田(さなだ)に使える水の忍び。命令は全て遂行する!『水遁(すいとん)夢幻流麗抜刀術(むげんりゅうれいばっとうじゅつ)』!!

無数の水の刃が飛び交う。だが、何一つ青年には当たらない。むしろすり抜けている。

暗殺者「なっ!どういうことだ!?」

?「、、、。我らは魂を運ぶ船、、、。さぁ、今日もいい獲物がいたぞ!率いれよう!我が船員に!『彷徨えるオランダ人(フライング・ダッチマン)』!!

暗殺者「なっ!!」

青年の足元から巨大なタコの足のようなものが現れ、くノ一に襲い掛かるが避ける。

だが、避けた先が悪かった。

?「そこなら、、、当たる、、、。」

どこからか現れた大砲の射程範囲に入っていた。

ドーン!ドーン!

暗殺者「きゃっ!」

砲撃が当たる。煙が晴れるがそこにくノ一の姿はなかった。

 

 


 

 

数週間後 横須賀鎮守府執務室

 

義正「ずいぶんと長い眠りについていたな。まぁ、突然か。長い眠りの後だ、体もまだ言うことを聞かないだろう。しっかり休め。不知火(しらぬい)。」

不知火「はい、かしこまりました。提督様。」

不知火はそれだけ言って執務室を出る。

義正「、、、。提督様か、、、。俺達提督は様付けされるほど偉くねぇよ。」

魔術師「先が思いやられるな。」

義正「いたのか、魔術師(キャスター)。」

魔術師「あぁ。お前に頼まれた調査の報告にな。」

義正「ありがとう。で、どうだった?」

魔術師「マスターから聞いたサーヴァント。あれは間違いなくあの小娘のサーヴァントだ。だが、今はいない。手の甲にあったはずの令呪も消えている。」

義正「サーヴァントの消滅か?」

魔術師「いや、消滅ではない。マスター曰くあれは霊体化の様なものらしい。」

義正「ふむ、、、。もしかすると一定の条件下のみ現れるのかもしれんな。」

魔術師「そう考えるのが妥当だろう。まぁ、暫くは様子見だ。あと、これだ。」

義正「これは?」

魔術師「大本営からだ。」

義正「なるほど、、、。ふむ、、、。久美浜鎮守府に新提督が着任か、、、。あそこは沖田のヤローが引っ捕らえやがったからよく知らねぇんだよな。で、誰だ?こいつ、、、。軍にこんな名前の奴いたか?」

魔術師「どんな名前だ?」

義正「織田信勝だとさ。」

魔術師「織田信勝か、、、。なぁ、義正よ。その鎮守府に賭けてみないか?」

義正「珍しいなお前が。」

魔術師「そいつなら任せられそうだと思っただけのことだ。まぁ、暫くはこの件は様子見だろ?」

義正「当然だ。織田信勝、、、。どんな野郎かこの目で確かめてやるよ!」




名前 不知火(しらぬい)

詳細 陽炎型二番艦熱海(あたみ)鎮守府より如月伸太郎(きさらぎしんたろう)十六夜咲夜(いざよいさくや)によって救出された。
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