信勝君が鎮守府に着任しました。   作:古明地響

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信勝「言い訳は早くしろよ。」
作者「えーと、この度は季節の番外編遅刻及び完結してもいないのに別の話を出すことを謝罪したします。」
信勝「理由は?」
作者「えーとですね、、、。ただのネタ切れでして。出来次第随時投稿していく所存でございます。」
信勝「、、、。よろしく、シベリア送りだ!」
作者「えっ!なんでなんで!」
信勝「罪の重さを知れ。」
作者「信勝君、、、。君はいつからそんなキャラに、、、。」


番外編~自由を、、、/死した者達へ~

嗚呼、、、。

ここはまさに辺獄(リンボ)。

私は憲兵。世にも珍しい女性の憲兵だった。

扱い?

そんなの最低辺。オナホみたいに身体を性処理の道具に使われて鬱憤が溜まればサンドバッグ。

嗚呼、、、。

 

『艦娘を人として見てない。』

 

それは大きな間違いだ。

訂正しよう。

 

『女性を人としては見てない。』

 

これが世の中の心理だ。

 

嗚呼、、、。

今日も今日とて聞こえる阿鼻叫喚。

もう疲れた。

今私は『艦娘を解体する装置』の前に立っている。

あっ、またしても訂正。

 

『艦娘を解体する装置』

 

ではなくて、、、。

 

『いらなくなった艦娘を処理する溶鉱炉(ようこうろ)』

 

嗚呼、、、。

聞こえてく。多くの艦娘の悲痛の叫びが。

怒りが、呪いが、、、。

 

大丈夫だよ。今から行くから。

助けてあげられなくてごめんね。

貶すならいくらでも貶していいからさ。

 

ふらふらとする足取り。

そうだった、、、。

ここ1ヶ月で何分寝たっけ?

そもそも最後に寝たのは?

嗚呼、、、。

あと一歩、、、。

あと一歩踏み出せば、私は、、、。

あれ?落ちない?

?「何馬鹿なことやってるでちか。」

?「あれ?伊58(ゴーヤ)さん?なんでこんなところに?」

ゴーヤ「遠征から戻って来たところでち。後10分もすればまた行くでちが。」

?「そうですか、、、。ねぇ、ゴーヤさん。その手を放して。」

ゴーヤ「はぁ?何寝ぼけてるでちか?放すわけないでち。そう簡単に命を投げ出すなんてアホでちか?」

?「あっ!いたいた!ゴーヤ!いきなり走り出すから探したよ!」

?「伊168(イムヤ)さんも遠征に行かれてたのですか?」

イムヤ「あっ、瑠璃(るり)さんもいたのね。でも、なんでこんなところに?」

ゴーヤ「死のうとしてたでち。」

イムヤ「えっ。それホント?」

瑠璃「本当です。もう、生きてるのが辛くなって。」

イムヤ「確かにその気持ちは分かるけども、、、。あれ?2人共、光ってない?」

ゴーヤ「それを言うならイムヤでち!」

三人それぞれ右手の甲、左手の甲、首に紋様が浮かび上がり光る。

その光りは次第に強くなり、やがて周りを巻き込む。

徐々に光り消えていくと、そこには、、、。

?「サーヴァント獣(ビースト)。名を三笠(みかさ)。召喚に応じ参上した。」

?「サーヴァント盾兵(シールダー)。犬走椛(いぬばしりもみじ)・オルタ。召喚に応じました。我がマスター。」

?「コードネーム殺人者X(マーダラーエックス)。サーヴァントユニヴァースから召喚に応じたよ!」

瑠璃「お、男の人、、、。」

ゴーヤ「瑠璃!ゴーヤの後ろに隠れるでち!」

三笠「、、、。おい、そこの暗殺者(アサシン)。怖がらせてどうする!」

殺人者X「、、、。精神的に、、、。来るものがあるよ、、、。」

イムヤ「サーヴァント、、、。そう言えば聞いたことがあるわね。確か、歴史上の人物達を英霊として召喚し聖杯と言う万能の願望機、それを奪い合う殺し合い。それで戦うのが英霊。サーヴァント、それが貴方達ね。」

三笠「そうだ。」

イムヤ「でも、妙ね。三笠も犬走も歴史上聞いたことないわ。それに、、、。何?貴方は。恐らく私のサーヴァントってのは何となく分かるけども!何より!殺人者Xって!」

殺人者X「正式には謎の殺人者Xだじぇ!マイマスター!」

イムヤ「嫌だ、私のサーヴァント、テンション高い。」

黒椛「、、、。貴様は人間のサーヴァントなのか?」

殺人者X「へぇ?俺は一応サーヴァントユニヴァースで産まれたサーヴァントですのでねぇ。」

黒椛「人間でないならいい。だが、そこの女。貴様、人間だな。ならば、斬る!」

瑠璃「ひっ!」

三笠「おい、盾兵(シールダー)!その者は私のマスターだ。傷付けることは許さん!」

黒椛「、、、。獣(ビースト)がそう言うなら止めましょう。今は私のマスターが人間でないことを心から喜ぶとしましょう。怖がらせてすみませ。」

瑠璃「い、いえ!私のことはお気になさらず。」

ゴーヤ「ん?三笠、、、。三笠!?」

瑠璃「知ってるの?」

ゴーヤ「知ってるも何も!この日本が未だに建造を出来ない艦娘、それが三笠でち!まぁ、他にもいるんでちがね。」

三笠「あぁ、私は確かに艦娘の三笠である。ただし、主砲は無いがな。」

イムヤ「え?主砲がなければどうやって戦うのよ。」

三笠「私にはこれがあるのでね。」

イムヤ「刀?それが貴女の武器なのね?」

六人が話しているとどこから足音が聞こえる。

憲兵A「伊168!伊58!そこで何をしている!出撃時間だぞ!」

黒椛「人間!」

憲兵がやって来たのにいち早く反応したのは椛・オルタだった。やって来た憲兵は二人

憲兵A「なんだ貴「死ねぇ!」、、、。」

憲兵の顔が上下真っ二つに斬られ、血飛沫を周りに撒き散らかす。

憲兵B「ヒッ!て、敵襲!!」

鎮守府内に響き渡る警報。

黒椛「無駄なことを!」

殺人者X「あーあー、死体(ゴミ)が2つも出来たじゃまいか。えーと、盾兵(シールダー)はん?宝具は対軍かな?」

黒椛「いえ、私の対人です。」

殺人者X「なら俺の出番って訳か!」

近づいてくる大量の足音。 

それをものともせず詠唱を始める。

殺人者X「さぁ、霧の森へようこそ。踏み入ったが最後。二度と日の光を浴びることが出来ない死の森。だがしかし!夜明けまで逃げ切れば逃してやろう!さぁさぁ!命をかけたデスゲームの開幕さ!」

周囲は霧が立ち込み何も見えない。

殺人者X「『霧の森の殺戮演技(きりのもりのさつりくえんぎ)』!!」

見えない。

だが、聞こえる。

阿鼻叫喚の悲鳴が。

やがて晴れる霧。

そこには、首がなかったり、ナイフが無数に刺さっていたり、内蔵が引き摺り出されていたりと見るも無惨な姿へと変えられた憲兵達の姿であった。

殺人者X「嗚呼、心地良い。逃げ惑う愚者達。希望があると思い続ける阿呆。そして何よりも絶望を知り泣き叫び命乞いをする惨めな姿!嗚呼、いつみても滑稽で、無様で、救いようがないのであろうか!」

イムヤ「、、、。なんだかハズレを引いた感じだわ。」

ゴーヤ「それはゴーヤもでち。瑠璃が羨ましいでちよ。」

瑠璃「そ、そうかな?」

三笠「そうとも言いきれんぞ。獣(ビースト)というクラスのサーヴァントは例外なく人類悪だからな。」

ゴーヤ「、、、。まさかまさかの誰一人としてまともなサーヴァントを召喚出来てないでちね!」

殺人者X「うわー、懲りずにまだまだ来るねぇ!そう言うのゾクゾクするよ!」

三笠「はぁー、、、。2人共、退いていろ。我は争いを望まぬ。だが、守りたいものもがある。守りたい者もいる。故に戦おう。戦に身を投じよう。我がこの刀を抜けば世界は等しくなる!」

三笠は刀を抜くと一太刀振るう。

三笠「『悪滅兵装無効の太刀(あくめつへいそうむこうのたち)』。」

刀を鞘に納める三笠。

その瞬間、憲兵達は手にしていた武器を落とし、意識を失ってしまった。

瑠璃「死んだの?」

三笠「あぁ、そうだ。私の宝具は『私が敵と認識し、尚且つ私の守りたいものもを攻撃する意志があるもの』に有効だ。つまりは使いどころが少ない宝具だ。」

ゴーヤ「あー、なるほどでちね。よく理解できたでちよ。」

イムヤ「、、、。ねぇ、ちょっといい?」

ゴーヤ「どうしたでちか?」

イムヤ「このまま鎮守府を潰さない?」

瑠璃「え!でも、そんなこたしたら「名案でちね。」ゴーヤさんも!」

ゴーヤ「瑠璃、ここはよく考えるでち。このまま行けばどうせみんなしてあの世行きでち。ならば、ここで反旗を翻すのも悪くないでち。」

瑠璃「それって、提督をどうするの?」

イムヤ「それは勿論よね?」

ゴーヤ「勿論でち。」

三笠「それしかないな。」

黒椛「そうですね。」

殺人者X「答えは一つ!」

イムヤ「捕縛!」

ゴーヤ、三笠、黒椛、殺人者X「殺害。」

イムヤ「、、、。え?マジで?」

ゴーヤ「当たり前でち。これは犠牲になったみんなのための言わば聖戦でち!」

瑠璃「聖戦、、、。そっか、そうよね。」

イムヤ「瑠璃さん?」

瑠璃「執務室は、、、。ここからすぐね。」

瑠璃はふらふらと歩きだした。

三笠「マスター!どうしたんだマスターはしかも、ふらふらじゃないか。」

ゴーヤ「そりゃ、1ヶ月も寝てなきゃそうなるでち。」

黒椛「1ヶ月!よく耐えてる。称賛するべきです。」

殺人者X「1ヶ月寝ずに耐えたってところに目が行くが、よく考えればどんな環境なんだよ。」

三笠「憲兵達の反応やゴーヤの発言から分かっていたがブラック鎮守府だな。ここは。」

ゴーヤ「そうでち。中でも瑠璃に対する扱いは酷いなんて言えたもんじゃないでち。」

イムヤ「殴る蹴る罵詈雑言、性暴力は当たり前。寝ることも許されない。そんなじゃ精神なんかとっくに事切れてもおかしくない。なのに瑠璃さんはずっと耐えた。本当に、本当に、、、。」

三笠「、、、。なるほど、、、。数ある世界、その中でも数人だが元帥はブラック鎮守府撲滅に動いた。この世界の大本営はどうだ?」

ゴーヤ「三分裂してるでちね。まぁ、三分裂と行っても殆ど二大勢力の衝突でしかないでち。」

黒椛「どういうことですか?マスター。」

ゴーヤ「この世界では吉田派、近藤派、芹沢派で分かれているでち。吉田派は海軍元帥であり不正を働いた軍関係者を罰する艦娘擁護派で規模は極小。近藤派はガチガチの艦娘擁護派であり大本営きっての怪物集団で規模は極小。芹沢派は政府や警察にまでパイプを持つ不正し本題の艦娘過激派で規模は極大でち。」

殺人者X「なるほどね。なら、この鎮守府は芹沢派と。」

ゴーヤ「正解でち。まぁ、この警報で監視が動くはずでちからゴーヤ達が動くまでもないでち。」

イムヤ「え?どういこと?」

ゴーヤ「この鎮守府、結構前から監視されてたでち。恐らく横須賀鎮守府から。」

イムヤ「よ、横須賀鎮守府!?」

イムヤが青ざめる。

殺人者X「どうしたんだ?マスター。」

イムヤ「横須賀鎮守府はね、近藤派最強と呼ばれる土方提督の鎮守府なの。土方提督は単身で出撃しては深海の鬼や姫級に勝ってきたまさに鬼大将と呼ばれる最強の提督。でも、なんで監視してるって分かるのよ。」

ゴーヤ「実は最近になって鎮守府周辺を艦載機が飛んでたでち。この鎮守府には空母系はいないはず。なら、何者かの監視を疑うでち。まぁ、ザル警備のこの鎮守府は誰も監視に気づいてないようだったでちがね!」

三笠「なるほどな。さて、マスターが心配だ。早く追いかけるぞ!」




名前 伊58(い58)

詳細 ゴーヤと呼ばれる潜水艦。ブラック鎮守府である狼煙(のろし)鎮守府にて過酷な遠征任務を課せられていた。


名前 伊168(い168)

詳細 イムヤと呼ばれる潜水艦。ブラック鎮守府である狼煙(のろし)鎮守府にて過酷な遠征任務を課せられていた。


名前 三笠(みかさ)

クラス 獣(ビースト)

召喚者 瑠璃(るり)

詳細 艦娘なのだがサーヴァントして召喚された。艦娘だが主砲などの艦としての装備が使えないため刀を使う。


名前 犬走椛(いぬばしりもみじ)・オルタ

クラス 盾兵(シールダー)

召喚者 伊58(い58)

詳細 同僚や友人達を人間の手により失った怒りで人間の抹殺を決意した犬走椛(いぬばしりもみじ)。本来ならあり得ない世界線なのだが存在していた。


名前 謎の殺人者X(なぞのマーダラーエックス)

クラス 暗殺者(アサシン)

召喚者 伊168(い168)

詳細 サーヴァントユニヴァースから召喚されたXの称号を持つサーヴァント。殺戮を好みどのように殺せばどれだけ大きい悲鳴をあげるかを日夜考えている狂人。趣味は畑仕事と料理。嫌いなものは苦行。
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