吹雪「えー!!ずっと大人しくしてたのにですか!?」
桜子「あのー、置き手紙があったんですけど、、、。」
信勝「どうせまともなことは書いてないだろ?」
桜子「こちらになるんですけど、、、。」
『アハハハハ!!漲る、漲るぞぉぉぉぉぉ!!推しの誕生日はいつもより漲るのさぁ!!さて、ブルーベリー色の巨人?魔女?迫り来る絵画?それとも群雄闊歩する怪異共かぁ?今の俺を止められる者なんぞこの世にはいないのさぁ!!皆の者!!喇叭銃を持て!!ワイパーも持て!!判子で邪魔な有象無象を踏み潰し斬りつけ蜂の巣にせよ!!スナイパー?ガトリング?そんなもん、近づけば終わりよ!!嗚呼、悪魔が呼んでいる、、、黒きインクを撒き散らし敵軍を喰らえとな!!アハハハハ!!』
信勝「、、、」
吹雪「、、、もしかして牢屋に閉じ込めすぎて頭がイカれてしまったのでは?」
信勝「いや、頭がイカれてるのは元からだから大丈夫。」
桜子「だといいんですけどねー。2通目がなければ。」
信勝「2通目?」
『おぉ!見える見えるぞ!!全逃げされるてリッターとハイカスに蹂躙され人間性を奪われ初見殺しに見事に全て引っ掛かる我の姿が!!おぉ、頭の中にインクが、インクとずんだが!!あっあっあっ、、、』
信勝「なんだよ!この怪文書は!!」
救いはない、、、
この場所に、、、、、
救いはない、、、
人間とは何なのか、、、
生きたままスライスされる者、、、
頭蓋を砕かれ脳を吸われる者、、、
犯され・輪姦され・意識が途絶え戻らなかった者、、、
深海棲艦の血や臓器を入れられ悶え死んだ者、、、
毒虫犇めく箱の中に閉じ込められ最初は叫んでいたが次第に物言わなくなった者、、、
粉砕機に入れられミンチになった者、、、
外の光だと思い駆け出し光に誘われて溶鉱炉に飛び込んだ者、、、
牢屋に入れられ、忘れられ死んだことも知られていない者、、、
同じ顔の者同士で殺し合いをさせられた者、、、
久々の食事だと歓喜し、嬉々として食した後に「その肉はお前の姉妹のものだ」とネタばらしされ絶望のあまり内蔵を引摺りだし自害した者、、、
全身の血液を全て搾り取られた者、、、
かのマリー・アントワネット王妃のようにギロチンで処刑された者、、、
他にも多くの者が死んだ、、、。
私とて例外ではない。
今からだ、、、
十字架に張り付けられ焼かれるのだ、、、。
その前に最後の晩餐として「七つの肉料理」が出された。
肉料理と言えど肉が使われているだけで普通に米や野菜もある。
せっかく死ぬのだ。
食さぬ選択しはあったが、最後ぐらい腹を満たしてから死のう、、、。
唐揚げ、生姜焼き、肉団子、カレー、青椒肉絲、ハンバーグ、餃子、、、
豪勢なものだ。
このように最後の晩餐が与えられる事なんてここでは初めてだ。
無論、今までの被害者達を見てきただけの話だ。
もしかしたら、知らないところでこのように最後の晩餐を与えられていたのかもしれない。
一品、一品、、、。冷めぬように食す。
食した中で2品程驚いた。
カレーと餃子だ。
カレーの中には肉や野菜だけでなく蟹まで入っていた。
蟹が入っているカレーなど聞いたことはない。
餃子も普通の餃子の皮で包んではいない、、、。これは、何の皮だろうか?鶏皮ではない、、、牛?豚?、、、羊か?兎か?流通の少ない猪や馬なのか?よく分からない。
美味であったが、、、全て何の肉なのか分からなかった。
人間の事だ、珍しい肉を私に食わせ反応を見たいのだろう。
例えば、ペンギンやらライオンやらパンダやら、、、
希少な生物の肉なのだろう。
そんなこと、もう、どうでも良い、、、。
十字架に張り付けられ、炎が灯されるまでの最後の時間を過ごす。
そこに、1人の男が近づいてきた。
この者はこの施設の責任者、、、。
今更何をしに来た?
私の耳元に口を近づけてくる。
私は、困惑・混乱す。
ずっと、「何故?」と頭の中を駆け巡る。
私は聞く。
「お前は?そこまでして私が、、、艦娘が憎いのか!」と、、、。
帰ってきた答えは私を更に深い深淵の底へと突き落とす。
「面白いから。」
その一言、この者、、、いや、この施設の人間が艦娘をここまでいたぶり嫐り殺すのか!
メラメラと、何かが胸の奥底から燃え上がる。
恩讐の炎、、、。この場の人間だけでなく、この世全ての人類を焼き払わんと燃える復讐者の炎。
嗚呼、、、憎い、、、
そうだ、、、いつだったか忘れたが、、、
聞いた話、、、
英霊を呼び使役する、、、。
英霊はサーヴァントと呼ばれいくつかのクラスに分けられている。
その中に、一つ、、、
今の私にピッタリなものがあるではないか。
来い、、、怨の一文字を背負いし者共よ。我が呼び声に答え顕現せよ。来い、、、
メラメラと燃える十字架と私の身体、、、
願いは通ず、、、
我は炎、、、我は憤怒、、、全てを焦がし、天まで、、、いや、あの月にまで恩讐の炎を滾らせる復讐者の不死鳥なり、、、。
私を焦がし尽くそうとする炎は喚ばれし
その者は人間共を焦がし始める。
だけど足りない、、、。
まだ、足りない、、、。
もっと、、、。来い!!
我は悪鬼、、、我は怨嗟、、、源氏を討ちし最後の者、、、我が恩讐、怨嗟にて答えよ悪霊共よ、、、。合戦である!
次に現れし
逃げ惑う人間共、、、逃がすわけにはいかない。
来い、、、。
我は雷、、、我は厄災、、、日の本は我を裏切った、、、ならば、我が恩讐、雷となりて都を焼こうぞ!
ここは地下に出来た処刑室だと言うのに雷鳴が轟いている。
次々に雷に討たれ黒焦げになる人間共を見て頬が緩む。
そうこうしているうちに気が付けば私の四肢を十字架に固定していたロープが千切れてしまった。
受け身を取る力は残っていなくこのままではコンクリートの床に激突してしまうであろう。
だが、そんなのことはなかった。
?「やれやれ、この俺を喚ぶとは、、、。残された恩讐の旅路はまだ、、、。この俺を喚べる程の恩讐と言うのか、、、。我が共犯者が見れば何と言うだろうか!!」
燃える処刑室、、、4騎の
施設から少し離れた山中。
恩讐の不死鳥「で、今マスターは眠ってる。今後の方針はどうするんだ?」
怨念の姫「
日の本の復讐者「
監獄塔の復讐者「貴様の思うことは分かるとも。かつて俺も同じようで異なる事象に出くわした。我らと同じ恩讐の道を進ませまいとするために立ち塞がったりしたものだ。」
復讐者達の会議は中々今後の方針を決めることが出来ない。
監獄塔の復讐者「はぁー、、、この手だけは使いたくなかったが、、、。」
監獄塔の復讐者は自身の影から古い固定電話のようなものを取り出すと何処かへ掛ける。
嘘つきな妖精王「うわっ、お前が召喚されるとか終わってるわー。しかも、どうやって連絡を、、、あー、これがお前のギフトかよ。」
監獄塔の復讐者「ギフトとは何か知らんが少し話を聞いてもらいたくてな。」
・・・・・
嘘つきな妖精王「はぁー、、、悪いが他を当たってくれ。こう見えて俺は忙しいんだ!!」
ガチャン!!
監獄塔の復讐者「、、、。」
・・・・・
銀の鍵の巫女『おじ様ごめんなさい!私まだ、喚ばれていなくて、、、。』
監獄塔の復讐者「いや、すまん。てっきりすでに喚ばれているものかと、、、。」
道化な法師『ンンンンンンンン!!止めなされ、拙僧と連絡を取るのは止めなされ、、、、、。』
監獄塔の復讐者「、、、?」
花の魔術師『手助けしてあげたいのは山々なんだが、こちらも手負いでね~。』
監獄塔の復讐者「ほくそ笑んでいるのが見え見えだぞ。」
魔術師な妹『現在、電波の届かないところにいるかバカンス中の為通話出来ません、、、繰り返します、、、現在、、、』
監獄塔の復讐者「、、、何も言わぬ、、、。」
面倒な獣『えー、、、そんな面倒事引き受けたくあーりーまーせんー!!私は座でのんび~り、らく~にしてますのでお勝手に~』
監獄塔の復讐者「予想通りか、、、。」
良妻賢母な女神『うーん、ごめんなさい。そちらに手助け出来そうになくて、、、それに、、、まだ喚ばれてなくて、、、。』
監獄塔の復讐者「、、、そうか、、、。」
雀の女将『ふむふむ、、、あちきも力になれたらよかったのでちが、、、。』
引き上げられた駆逐艦『ゴルァ!!!クソヤロウ!!ブッ殺してやらぁ!!』
法師な提督『ハハハハハ!!ブッ殺すと言われてハイそうですかと言う馬鹿が何処にいるんだい?』
引き籠っていた駆逐艦『なら、私が脳天ぶち抜いてあげるわよぉ~。』
サボり人『ダメだよ!マスター!!提督も煽らないで!!』
邪神様『やめろぉぉぉぉぉ!!我を食べても美味しくなんかないぞ!!』
悪食な駆逐艦『腕だけで良いんで食べさせてください!!私の食への探求心が押さえられたいので!!』
小さい海賊船『マスター!ダメ!!そんなの食べたらお腹壊しちゃうよ!!!』
黒き龍『うるせぇぇぇぇぇ!!』
雀の女将『まぁ、こんな具合に。』
監獄塔の復讐者「そこが鎮守府なのは把握したが、、、そこは本当に軍部の場所なのか疑問は残る。」
雀の女将『、、、察して、、、察してほしい、、、でち、、、。』
監獄塔の復讐者「苦労しているのだな、、、。」
雀の女将『でち、、、。』
いたずら狐『あっ!流れ弾が!!』
雀の女将『へ?で、でちぃぃぃぃぃぃ!!』
暗殺幼女『あちゃー、流れ弾が当たっちゃたか~。なにこれ?受話器?もしも~し。』
監獄塔の復讐者「ん?
暗殺幼女『ん?んー?あっ!クハハ!!?』
監獄塔の復讐者「その呼びは止めてくれ。」
暗殺幼女『なんの用だったの?』
監獄塔の復讐者「実はだな、、、。」
暗殺幼女『なるほどなるほど、、、直接的な手助けは出来ないけど、金銭面なら手助け出来るよ!』
監獄塔の復讐者「金銭面?軍部ならその当たりは厳しいのでは?」
暗殺幼女『私のポケットマネー!!』
監獄塔の復讐者は頭を抱える。
周りで聞いていた3人も同様に。
監獄塔の復讐者「申し出はありがたいが、サーヴァントであっても子供からお金の援助は、、、。」
暗殺幼女『私のポケットマネーはだいたい1千兆円ほどあるから大丈夫だよ!』
監獄塔の復讐者「、、、ん?聞き間違えか?1千兆円ほどあると聞こえたが、、、。」
暗殺幼女『うん!そうだよ!!』
ヒソヒソ、、、
恩讐の不死鳥「今の国家予算っていくらだ?」
日の本の復讐者「座で得た情報だと、、、約112兆717億円だ。」
怨念の姫「え?軽く国家予算越え?えーと、、、どれ程の土地が手に入るのでしょうか?」
日の本の復讐者「国一つ、、、ではないか?」
暗殺幼女『表に出せてるお金がこれで表に出せてないお金がだいたい、、、あれ?この単位なんて読むんだろ?』
ヒソヒソ、、、
怨念の姫「単位が読めないって、、、まさかですけど、、、。」
恩讐の不死鳥「そんな簡単にそこまで稼げるものか?」
監獄塔の復讐者「確かにそれは気になるな。、、、いったいどうやって、、、。」
暗殺幼女『株にFX、ゲーム配信にオンラインでのコッペパンの通信販売、人体解剖書の売上、私作の絵本の売上、紅先生直伝の料理本の売上、、、あとは、、、人には言えないような事かなー。』
監獄塔の復讐者「人には言えないことだと?まさか、殺し屋でもやっているのか?」
暗殺幼女『うん!やってるよ!まぁ、日本国内での暗殺しか請け負ってないけどねー。』
監獄塔の復讐者「、、、。ん?日本国内だけだとしてもかなりの距離を移動するはず、、、協力者がいるな?」
暗殺幼女『いるよー。料金の3割はあげてるよ!いつも移動するのに手伝ってくれるからね!それに、パンの配達もやってもらってるから売上の2割、作ってくれてる人には7割あげてるよ!』
監獄塔の復讐者「いったいいつから活動しているんだ?」
暗殺幼女『そうだね、、、。私達が活動し始めたのは17年前、今の
監獄塔の復讐者「ん?どう言うことだ?」
暗殺幼女『私達の
監獄塔の復讐者「そ、そうか、、、。支援の事は少し待っていてくれ。マスターと話してみないと分からんからな。」
暗殺幼女『うん!いつでも連絡ちょうだいねー!』
・・・・・
監獄塔の復讐者「困ったな、、、他に当てはあるか、、、。」
日の本の復讐者「うむ、、、貴殿、先程から連絡を取っておるのはカルデアの者達か?」
監獄塔の復讐者「その通りだが、座で情報でも見たか?」
日の本の復讐者「うむ、少々暇だったのでな。他の当てはどうなのだ?確か、かの英雄王などは?」
監獄塔の復讐者「かの者なら手助けなどせぬ。むしろ、消しに来るからな。」
日の本の復讐者「確かにそうか、、、。」
リリリリリリリン!!リリリリリリリン!!
監獄塔の復讐者「ん?誰かからの連絡か?」
嘘つきな妖精王『おい、、、まだ、困ってるんじゃないか?』
監獄塔の復讐者「その通りだ、、、。」
嘘つきな妖精王『なら、アイツに連絡してみろよ。お前が思い浮かばなかったわけないと思うけど、、、。一応、話はしておいた。連絡するかはお前次第だ。』
そう言って嘘つきな妖精王は通話を切った。
日の本の復讐者「なんだ?当てがあるのか?」
監獄塔の復讐者「、、、。当てにしていなかった訳ではないが、、、。奴が手を貸してくれる確証が全くもってなかったからな。ならば、他の者を頼るのは自然なこと。」
監獄塔の復讐者は何処かにかける。
第一声は罵倒だろう、、、どうせ罵られ話は終わる。
かの者の事だ、、、姉か我が共犯者の事しか興味が無いはずだ、、、。
期待など全くもって無い。
そんな事が脳裏をよぎっていた。
そうこうしているうちに繋がった。
『オベロンから話は聞いてる。うちに来ると良いが、オベロンから話を聞くにお前達のマスターは艦娘で人間に復讐心を募らせていると見える。うちは鎮守府だ。よくマスターと話し合ってから来てくれ。じゃなきゃ、面と向かって話すことも出来やしないからな。』
それだけを伝えると途絶えた。
監獄塔の復讐者は驚愕している。
あの者が他者に手を差しのべる?
カルデアで見ていたあの者はそんなことはなかっただろう、、、。
何があの者を変えた?
共犯者か?あの魔王か?
いや、両方共に違う。
変えたのはこの狂った世界なのだろ。
我らが知る人理、特異点、異聞帯、、、どれとも異なるこの狂った世界が変えたのだろ、、、。
監獄塔の復讐者「話は終わった、、、。我らが主が起きるまで待つとするか。」
日の本の復讐者「ふむ、その必要は無いだろう。」
監獄塔の復讐者「なに?」
監獄塔の復讐者は後ろを振り向く。
そこには先程まで眠っていたマスターの姿が、、、。
マスター「話は聞いてましたよ、、、。私は人間へ復讐する、、、。復讐、、、するのですけど、、、。まずは、この世の中がどうなっているのかを知らないといけません。知ってこそどうやって復讐するか、どれだけの人間を殺すかを見定めなければいけませんので。行きましょう、その鎮守府に。」
監獄塔の復讐者「そうか、、、ならば、行くとしよう。」
監獄塔の復讐者は何処か少し悲しげな顔をしていた。
怨念の姫「ところで、その鎮守府はどこでどうやって移動を?」
、、、、、、。
肝心なところを忘れていたみたいだ。
信勝「なるほど、、、よくここまでこれたな。」
監獄塔の復讐者「まさか、あの場が日本ではなく中国の山奥だと思ってもいなかったからな。」
信勝「あの二人がのびてる訳だ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
医務室
怨念の姫「ハクション!!ま、まだ寒い、、、。」
日の本の復讐者「もう、海を渡るのは懲り懲りだ、、、。」
幽々子「今の日本海を無策で渡るなんて無茶をしちゃって~。はい、温かいお茶よ~。」
日の本の復讐者「かたじけない、、、。」
怨念の姫「ありがとうございます、、、西行寺殿、ハクション!!」
幽々子「いえいえ、平氏の姫様と学問の神様を無下な扱いなんて出来ませんので~。」
恩讐の不死鳥「じゃあ、私も無下に扱わねぇでほしいんだがな!!私にもお茶ぐらい出してくれよ!」
幽々子「え~、嫌だわ~。この中で一番の年長者なのに近代のサーヴァントなんて偽ってる人なんかにお茶をお出ししたくないわ~。」
怨念の姫「え?近代のサーヴァントじゃないんですか!?今の世の情勢にちょっぴり詳しかったのであまり疑っていませんでしたが、、、。」
幽々子「でも、偽る理由も分かるわよ~。」
恩讐の不死鳥「おい、言うんじゃねぇぞ?」
幽々子「うーん、、、。面倒なことになる前に明かしといた方がいいわよ~。何せ、たま~にオルタじゃない貴女がこの鎮守府に来たりするからね~。」
恩讐の不死鳥「あ?それぐらいなら問題にならねぇ「あのお姫様も一緒に来たりするのに?」面白れぇ、ブッ殺してやらぁ!!いつでも来やがれってんだ!!」
幽々子「うーん、そうなると、、、私に紫、慧音、魔理沙、妖夢、さとりを相手にしないとね?」
恩讐の不死鳥「えっ!!慧音がいるのか!?それを先に言ってくれよ。もう、頭突きを食らいたくねぇ、、、。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
信勝「中国の山奥、、、そんなところに、、、。そこは、日本海軍もしくは海軍に準ずる組織の施設ってことで間違いないか?」
監獄塔の復讐者「あぁ、悲鳴や罵倒を聞いていた限り全て日本語だった。世の情勢全てを知るわけでもないが、、、俺があの東京を創った時の知識では日本と中国はかなり仲が悪い筈だ。そんな中国が日本の施設を国内に建てることを許可すると思えない、、、が、、、。」
信勝「日本政府と中国政府の協力。日本人しかいなかったのはたまたまかそれと必然だったのかわからない。中国としてのメリットがないな、、、中国には艦娘はいない。だからこそ、艦娘がほしい、、、。なのに、艦娘を無駄に殺す事を容認するのか?目的は別にあると考える。」
監獄塔の復讐者「別の目的だと?」
信勝「あぁ、、、。その施設はもしかすると、、、。富裕層の娯楽に使われていたんじゃないか?」
マスター「どういうことですか?」
信勝「富裕層の人間とは常に娯楽に飢えている。その飢えを満たすには普通の娯楽は意味がない。誰かが苦しみ、足掻き、恨み、、、そして、最後には死ぬ。それをショーのように見る事が富裕層の娯楽になっていると考えられる。」
監獄塔の復讐者「なるほど、、、。人間とは皆、誰かの死に快感を得る。身近な者の死には悲しむが、赤の他人の死になるとどうだろうか。公開処刑、晒し首などの悪しき歴史が物語っている。」
信勝「、、、その通りだ。その快楽が誰かの心に火をつける。それがやがて大きくなり己が身を焼き尽くす恩讐の炎となる。あとは、それを繰り返す。それが人類の歴史だ。僕の死も、そいつの死も誰かの快楽になる。勿論、君の死もだ。」
マスター「私の死で誰かの心に火をつけることがあるのですか?」
信勝「、、、。あるよ。僕の心にも火はつくだろうね。だけど、僕よりも激しく燃え広がるのがいるよ。この鎮守府に。」
コンコンッ
タイミングよく扉がノックされる。
綾七海「失礼するぞー。エミヤが持っていってくれってさ。」
信勝「ありがとう。
綾七海「居候の身だからな。これぐらいさせて、、、させ、、、。あれ?提督さんよぉー、幻覚かな?多分俺、頭がおかしくなったみたいだ、、、。今日は、、、もう、、、休ませてもらうよ。」
信勝「あぁ、よく休んでくれ。」
綾七海はふらふらになりながら執務室を出ていった。
信勝「、、、彼は黒海綾七海。この鎮守府の居候の1人だ。」
監獄塔の復讐者「綾七海?本名なのか?」
信勝「いいや、名を捨てて偽名を使ってるそうだ。」
監獄塔の復讐者「偽名を使っているものをよく招き入れたな。」
信勝「アイツだってそうするさ。来る者拒まず、去る者拒まず、、、護りたいものを護れればいい。略奪する者皆悉く鏖殺すべしとかね。」
監獄塔の復讐者「言いかねんな。」
マスター「??誰の事なんですか?」
信勝「気にしなくていい、、、こちらの話だ。ところで、君のいた施設の責任者についてだけど、、、こいつじゃないか?」
信勝は一枚の写真を見せる。
マスター「、、、えぇ、そいつよ。」
信勝「そうか、、、。」
信勝はその一言呟いてから何処かへ電話をかける。
信勝「奴は中国にいたそうだ。恐らくもう、飛んでる。今回も後手に回ってしまったが、、、見つけ出して殺す。必ず殺す。罪を償わせて痛め付けて死にたいと懇願するまで痛め付けて殺す。お前のためにも、、、あの子のためにも、、、。だから、いつもの事ながら見つけ出せたら僕に教えてほしい、、、。あぁ、分かってる。そうだな、、、今度、3人でお茶会でもするのも良いかな?おっと、あからさまに声色が変わってるぞー。じゃ、そう言うことだから。」
信勝は通話を切る。
監獄塔の復讐者「今のは?」
信勝「妹だけど?」
それを聞いて監獄塔の復讐者は飲んでいた珈琲を吹き出した。
監獄塔の復讐者「ゴホッ!ゴホッ!妹!?」
信勝「そう、妹。今は憲兵隊特殊部隊の総指揮官をしてるよ。」
マスター「憲兵隊特殊部隊の総指揮官ですか?女性のみでありながら素晴らしいですね。」
コヤン「あー、その感想は撤回した方がよろしいかと。」
マスター「誰!?」
いきなり天井裏からコヤンスカヤが現れた。
監獄塔の復讐者「貴様、、、何故ここに?」
コヤン「何故って信勝さんは大事な御得意様ですもの。今日もNFFサービスの仕事でさっきらずっと天井裏に居ましたのよ?」
監獄塔の復讐者「そうか、、、貴様は
コヤン「その通りですわ~。あ、信勝さん。これを。」
信勝「ん。ふーん、、、100万か、、、。安くない?うちの防衛・防犯システム強化にしては安くないか?」
コヤン「こちらとしも最大限強化してのこの値段ですので。これ以上強化しても今のところ蛇足と思われますよ?」
信勝「ふむ、、、この防衛・防犯システム突破は人類悪か
コヤン「そうですわね、、、。あのククルカンやモルガン陛下の宝具を耐える程と考えて頂ければよろしいかと。」
信勝「それで100万は破格過ぎないか?」
コヤン「他の方々に売る際は10億ぐらいは貰いますが、一番の御得意様でありカルデアからの付き合いと言うことでこの価格設定にさせて頂いてますわ。」
信勝「えー、、、。そうなると君の方が苦しくないか?」
コヤン「大丈夫ですわよ~。何せいろいろとマスターに隠れて稼いでいますので~。」
信勝「そ、そうなのか、、、。じゃ、僕の口座から送金しておくよ。」
コヤン「ありがとうございます。今後もNFFサービスを御贔屓~。」
やり取りが終わり、コヤンスカヤは執務室から出ていく。
監獄塔の復讐者「どうして、カルデア出身のサーヴァント達は金回りがいいんだ?」
信勝「そう言う訳でもないよ。金欠に苦しんでる奴らもいるぐらいだ。この鎮守府で言えばワルキューレの三人だな。」
監獄塔の復讐者「何となくだが察した。かなり話は脱線したがそろそろ戻そう。我々の方針と処遇だが、、、。」
信勝「そうだな。居候と言う身になるからな。そうだ、ちょっと目安箱に入ってたあれなんかいいかもな。お茶ノッブ達にやってもらおうかと思っていたんだがな。」
一週間後
マスター「ショートケーキとブラックコーヒーですねー。」
怨念の姫「抹茶オレと抹茶アイス入りました~。」
お茶ノッブA「オ抹茶ハヤットクカラ他ノ準備ヲ頼ムノブ。」
日の本の復讐者「ショートケーキの準備完了だ。」
恩讐の不死鳥「はいよ。おまちどー。ブラックコーヒーは少し待っとけよー。」
お茶ノッブB「接客ダメダメノッブ。マァ、身内シカイナイカラ問題ナイヨネ!!」
桜子「身内は身内ですけどもー!こちとら他所の提督なんですがぁー?」
傑「沖田大将だから仕方ないのでは?僕は緑茶とみたらし団子をお願いするね。」
マスター「了解致しました。あのー、提督?あの方の言うようにしっかりとした接客をした方がいいのでしょうか?」
信勝「彼女のことは聞き流してもらっていいよ。」
桜子「信勝君!?サーヴァント差別は良くないと思いますけどぉ!!」
信勝「借金チャラにしてもらってるのにその態度はおかしくないか?」
桜子「はい!申し訳ありませんでしたぁ!!」
傑「アハハハハ!沖田大将は面白いなぁ!ところで、オープン前に何故私がお呼ばれしたのか分からないのだが?」
信勝「君が一番世間に詳しそうだしね。店の雰囲気やメニューの意見が欲しかったんだ。」
傑「なるほど、、、別に意見はないよ。店の雰囲気も良くメニューは普通の喫茶店より多くて選択肢組み合わせが広がるよ。ダメ出しなんてないさ。」
監獄塔の復讐者「そう言って貰えるとありがたい限りだ。」
桜子「ありがとうございまーす!カルデアでは絡みはなかったですけど、、、これからはかーなーりー付き合いが多くなりそうですねぇー。」
監獄塔の復讐者「入り浸る気か?」
桜子「モチの論です!!」
信勝「仕事をしてくれないかな?最近では君のところの加賀から提督が仕事しないから手伝ってほしいと言われてるんだが?」
桜子「申し訳ありませんでしたぁ!!」
監獄塔の復讐者「、、、こうも簡単には力関係が逆転するとはな。」
信勝「さて、二人の提督からの評価も良さそうだから開店とするか
。ワルキューレ達に任せてるから今頃ビラ配りをしてるだろうさ。」
中庭
オルトリンデ「ごーがーいー、ごーがーいーだよー。」
文「ビラ配りなのに号外とは使い方間違ってますよ?」
オルトリンデ「え?別にいいではありませんか~。こちとらビラ配り出来ればいいんですよ!!」
はたて「また、なんかやったの?懲りないわね。で、何のビラなの?」
食堂
バトラ「久美浜カフェ?鎮守府関係者のみが使用するカフェか、、、。」
スルーズ「そうです。別に食堂の代わりとかそう言うのではありませんよ。」
バトラ「そりゃ分かってる。分かってるが、、、暴食魔達のことは大丈夫か?」
エミヤ「その心配はないだろう。カフェとは基本軽食のみだ。彼女達からすれべ満足しない。だからこそこちらの食堂へとやってくる。今までと変わらんさ。」
バトラ「ちょっと期待してた俺を殴ってくれ。」
会議室
CEO「この前議題にあった喫茶店か。」
大淀「でも、店員を出来そうな方いないからと進んでなかったですよね?いつの間に話が進んでたんですか?」
ヒルド「えーと、、、管理組が先週一斉に寝込んだじゃん。」
慧音「あれかー。サーヴァントにもかかるインフルエンザなんて聞いたことなかったが、手洗いうがい健康管理を怠った我々にも非がある。」
大淀「それじゃあ、後で行ってみます?」
CEO「息抜きにはいいだろうな。」
信勝「きっと、大忙しになるかもだけど、、、問題ない?」
監獄塔の復讐者「問題か、、、問題なんぞ発生するまで分かるもんではない。予想を立てることは大事なことだがな。」
信勝「それなら店のことは問題無さそうだな。問題があるとすれば、、、。いや、今はいいか。これからよろしく頼むよ。」
マスター「はい!こちらこそ。私、
名前
詳細 久美浜鎮守府の綾波。中国の軍事施設の職員全員を自身のサーヴァント達を使い惨殺。人類への復讐を秘め久美浜鎮守府の居候へ。久美浜鎮守府内に出来たカフェを自身のサーヴァント達と運営中。