作者「、、、ノーコメント」
信勝「そうか、、、鞭打ちと苦悩の梨どっちがいい?」
作者「どっちも拷問じゃないですかねぇ!?」
緋色「殴る?この体は貴様のマスターの体!!それを殴
る?やはり知能の乏しい獣には敵味方の区別が付
かないかぁ!!」
ジエン「いいや、区別がついてっから殴る、、、。殴るし蹴
るしぶちのめす、、、。まだ、話したこともねぇマ
スターだがよぉ、、、。助けを求めた。救いを求め
た、、、。私はその叫び、嘆きに答えた!!だから
こそ、なにもせず終わるなんてなぁ!私の辞書に
ねぇ!!来いよ!糞鳥がよぉ!!」
緋色「フッフッフッ、、、終始腹が立ちますねぇー、低知能
のケモノ風情が!!」
ジエン「ケモノ?ふっ、違うな!アタシは!アタシ達
は!!
ジエンの拳が緋色の顔面にクリーンヒットする。
だが、ダメージは無い。
緋色「無駄!無駄ですよ!!幾ら貴様の拳が!脚が!な
にもかもが!私に当たったとしてもそれは無駄で
しかない!」
ジエンの目の前にいた筈の緋色はいつの間にか背後に回り、
その
緋色にダメージが無くてもジエンにはダメージがある。
アウェーの状態にも関わらずジエンはニヒルに笑う。
ジエン「あぁ、痛ぇ、、、痛ぇがてめぇの芯のねぇ砲撃なん
ざあの馬鹿の一振にすら及ばねぇよ!!だから
よぉ、てめぇじゃ、俺は殺せねぇ。空っぽの、、、
いや、そのてめぇの存在自体が空っぽの奴なんざ
に遅れとってちゃ笑われるわぁ。」
ジエンの周りが揺らめき始める。
緋色「貴様、、、宝具を使用する気かぁ!?」
ジエン「なんだぁ?宝具を使われると不味いのか?そうだ
よなぁ、空っぽなんだから宝具なんて使われたら
そら耐えれねぇよなぁ!!」
緋色の攻撃が激化するが、その全てを受ける。
先程までとは違う。
立場が違う。
ジエン「砂の海を泳ぐは山か?否、
べし災厄と豊穣の化身なり!さぁ、我を狩りたけ
れば狩りに来い!一切合切この砂の海に沈めてや
ろう!解放!『
ン』!!」
突然の砂嵐に緋色は困惑する。
暫くすると砂嵐は止み、全てが紅だった世界は一面の砂原と雲一つ無い青空が広がる。
そこにジエンの姿はない。
緋色「この私の宝具を上書きした?いや、完全に上書きは
出来ていない!それならまだ勝算はある!この私が
!ケモノ風情なんかに負けてたまるか!」
ジエン「まだ言ってんのか?勝敗は決したってのに。」
その場にいない筈のジエンの声が響く。
それが合図だったのかのように遠くから砂煙が近づいてくる。
何かの群れがこの砂の中を泳いでいるようだ。
それは段々と緋色へ近づいてくる。
緋色「返り討ちにぐっ!」
何かの群れを返り討ちにしようとしたが巻き込まれた転倒する。
ドーン!!!
近くで大きな音が、気が付けば緋色は巨大な影の下にいた。
その影の主はまるで山のような巨体を躍動させ緋色へ襲い掛かる。
緋色「そんな、、、この私が、、、この私がぁぁぁ!!」
巨体に緋色が押し潰されてこの世界は
???
緋色「はぁ、、、はぁ、、、この、この私が?負けた?獣風
情に?あってはならない、ある筈がない!!確かに
あれは私の分身体であったと言えどだ!!
ふざけるな!ふざけるなぁ!!」
?「随分と分身体が殺られたようだね。
んなヘマはしないと思うけどねぇ~。」
緋色「貴様、、、私は貴様の事も気に入らんのだよ!!なん
なんだ!?貴様のその存在は!?今日こそ答えても
らおうか!
別人格「、、、無理。私のマスターから許可無いもん。で
も、てめぇのマスターから気に入らなかったら死
なない程度に殺っていいって許可あんだよねぇ
~。殺るよ?」
緋色「この私を怒らせて無事でいれると思うなよ!小娘が
ぁ!貴様の本来のクラスを知ってるぞ!邪魔者が入
らなければそのクラスで現界出来たのになぁ!」
別人格「安い挑発ね。邪魔者はもういないよ。だっ
て、、、。
私の中で何も言わない人形だから。」
緋色「まさか!精神を破壊し宝具だけ奪ったのか!?」
別人格「うん♪かなり手こずったしクラスも変わっちゃっ
たけど、その価値はあるわ。外なる神も同意見
よ。」
別人格「人が作りし四十の技術の結晶。宙へ飛ぶための白
き衣。この私が使おう。有意義に意味があるよ
うに」
別人格「変身」
ジエンside
ジエン「はぁ、、、マスターは、無事、、、だな、、、にし
ても、かなり、、、やられちまったなぁ、、、。」
ボロボロになったジエンがマスターを抱き抱える。
ジエン「守る、、、絶対、護る、、、何があっても、、。」
意識が薄れていても護る意思は揺らぎはしない。
そんな薄れていく意識の中で声が聞こえてきた。
?「こんなところに鎮守府の跡地があったなんてな。」
?「まぁ、知らん者も多いじゃろう。何せ、儂がまだ軍に
おったころからあったからのぉー。そりゃ、年期があ
る。まあ、深海棲艦の進行から1年程で急に誰も居な
くなった曰く付きじゃから誰も近づかん。その為誰も
しらんくん?誰かおるな?」
?「何でこんなところに!?おい!大丈夫か!?」
薄れる意識の中、近づいてきた者達
本当なら敵対しなければならない、、、。だけど、体に力が入ら
ない。
もう、動くことが出来なくなってしまった、、、。
現在 久美浜鎮守府 夜
信勝「、、、やっぱりあの時、、、。ジエンと戦闘したサーヴ
ァント、、、。未だに情報が無いところ退去したか、
それとも雲隠れしているか。どちらにしてもこの鎮
守府の誰かに被害があった時、、、その時は、、、。」
信勝は1枚の書類を目にしながらあの時の事を思い出し今後
の事を想いながら策を講じるのであった。
【報告書】
放棄されていた鎮守府
命名がされていなかった為、無名鎮守府と記載。
軍において特に必要がなかった鎮守府なのだが、無名鎮守府が忽然と姿を消した。
近くには奇妙な物体が多数。
それ以外に特に何もなかった。
だが、調査に向かった者達が帰還後次々に発狂・行方不明となった。
この現象により大本営憲兵隊特殊部隊第六部隊[
西日本憲兵隊本部、又の名称を[K]に表向きの任務を与える事が決定となった。
信勝「、、、この鎮守府だけじゃないよな。守らなきゃいけ
ないのは、、、。」
窓から部屋を照らす月明かり。
その明かりは不気味であり神秘的で、、、どこか物悲しげでもあったのである。