信勝君が鎮守府に着任しました。   作:古明地響

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バーサーカーと人斬りには喧嘩を売ってはいけません。

東京 東京警察病院 

 

東京の警察病院の一室。そこに坂本龍ノ助は訪れていた。

龍ノ助「勝さん、、、。そろそろ起きてくださいよ。」

病室のベッドの上には人工呼吸器を付けられ、身体中に数多くの管を繋がれた勝喜助が寝ていた。

龍ノ助「あの日以来あんたは一向に起きないですね。あの芹沢はあんたが死んだと解釈してるみたいです。そろそろ起きてそれは間違えだと言ってやって下さいよ。」

眠り続ける喜助に龍ノ助はただ、起きることを願うことしか出来ない。

龍ノ助「今の世の中いろんな事件が起こってますよ。勝さん、、、。あんたが言ってた[鬼の一族]と[鬼の末裔]は存在してたよ。あの時は勝さんの言葉を信じられなかったけど。」

それだけを話すことも聞くことも出来ない喜助に伝え龍ノ助は病室を後にした。

 

 


 

 

高速道路 サービスエリア

 

信勝「さてと、今の時間は10時か。会議まで時間があるな。」

CEO「意外に早く着くな。鎮守府のみんなにおみあげでも買っていこうじゃないか。」

桜子「あれ?貴女ってそんなこと言う人でしたっけ?」

CEO「あの時までの私ではそんなことを言っていなかっただろうな。この世界に来るまでは、、、。」

信勝「みんなこの世界に来て考え方とかが変わったってことで良いんじゃないですか?貴女だって吐血しないでしょ?」

桜子「確かに、、、。でも、この世界に来たとしても変わらない人達もいますよね。特にバーサーカーの方々のあまり意志疎通が出来ない方々。」

CEO「そうだな。」

桜子「ところで、、、。吹雪ちゃんはどこに?」

信勝「吹雪ならおみあげを見に行っ「止めてください!!」吹雪!!」

吹雪の叫び声を聞いて三人はおみあげコーナーへ向かう。

吹雪「止めてください!!」

チャラ男A「良いじゃねぇかお嬢ちゃんよぉ~。お兄さん達と遊ぼうぜ!」

チャラ男B「そうだぜ、お兄さん達と楽しく遊ぼうや。」

信勝達がおみあげコーナーに着くと吹雪が男達に囲まれて何処かに連れていかれそうになっていた。

CEO「貴様ら、、、。その子から手を離せ!!」

チャラ男C「お?この子の連れか?ほー、、、。女の子四人か。じゃあさ、君達も一緒に遊ぼ(バンッ!!)ヒッ!!」

男に向けて信勝が発砲した。

信勝「お前ら、、、。その子をどうする気だった?どうするにせよ誘拐しようとしたよなぁ、、、。二人共、、、。好きに暴れようか。

相手は男16人。大型の乗用車二台分の人数だ。それを三人で相手にする。勝敗は明確だろう。三人が普通の人間であれば。

桜子「ノッブの弟。いや、信勝君、、、。好きに暴れて良いってことは、、、。斬っても良いんですよね?

桜子に至っては人斬りの目をしている。

チャラ男P「あ?女が調子に乗ってんじゃ「砕けろ!!」グハッ!」

ペンテシレイアが男の一人を殴り飛ばす。

ガッシャーン!!

殴り飛ばされた男は商品が置かれている棚にぶつかり、その棚に置かれていた商品は全ての台無しになった。

チャラ男E「てめぇら!!「邪魔です。」ぎゃぁぁぁぁ!!」

桜子も男一人を斬りその血飛沫が商品にかかりやはり台無しとなった。

その後も次々と男達は倒されていく。多分だが死んでない。多分、、、。いや、死んだかな?

チャラ男A「な、なんなんだよてめぇらは!」

信勝「あの白髪の人は違うが、あそこで刀を持って暴れてるのは舞鶴鎮守府の提督だ。」

チャラ男A「なっ!いっ、いつの間に!!」

信勝「そして、僕も提督だ。お前達は喧嘩を売ってはいけない者達に喧嘩を売った。それだけだ。」

信勝は拳銃をリーダー格の男の腰辺りに拳銃を突き付ける。そして、、、。

バンッ!!

引き金を引いた。

………………

……………

…………

………

……

警察官「えーと、、、。貴女方がこの惨劇を作ったのですか?」

桜子「はい!久々にいいストレス発散になりましたよ!これも信勝君がGoサインをくれたお陰です!」

信勝「いや、反省はしろよ。この惨劇、、、。普通に子供が。いや、大人が見ても泣くぞ。」

おみあげコーナーは血まみれで所々に男達の歯や腕など至るところに体の一部らしき物が散らばっている。

桜子「一番多く暴れたのってペンテシレイアさんですから、責任はペンテシレイアさんが取るんですよね?」

CEO「一番多く暴れて一番多く致命傷を与えていたのどこの誰だ?」

信勝「いや、二人共暴れてたからお互い様だろ?」

警察官「君がGoサイン出さなければ良かったはずだけど?」

信勝「じゃあ、君は僕の大切な仲間が襲われているのに見捨てろって言うのか?なら、君には警察として僕らを逮捕する権利はないね。」

警察官「なっ!君にそんなこと言う資格は「おん?なに言い争ってんだ?」あっ、[佐川(さがわ)刑事]。」

桜子「あれ?佐川さんじゃないですか!お久しぶりです!」

信勝「知り合いですか?」

桜子「はい!彼は[佐川薫(さがわかおる)]、私の小中高の同級生です!」

薫「初めまして。この問題児の同級生です。」

桜子「酷いですよ!私はそこまで問題児じゃなかったです!!」

薫「ほー、、、。今回の事件の被害内容見ても言えるのか?16人中8人が両手両足のいずれかを失うもしくは2つ失ってるぞ。残りは7人が骨が粉砕や内蔵の破裂。残り一人は背骨に銃弾が貫通して二度と起き上がれねぇ体になっちまった。そして、ここの商品への被害。総額五千万。この内容を聞いて誰が一番暴れたと思う?なぁ、沖田よぉー。」

桜子「えーと、、、。ペンテシレイアさんですね!私はそこまで被害を出してません!」

信勝「すみません。この人はかなりの阿保なので。」

薫「知ってますよ。こいつは俺らの学校ではかなりの問題児でしたから。」

信勝「そうですか、、、。ここの責任者の方はいますか?」

薫「えーと、、、。今はいないそうです。なんでもこの施設内の惨劇を見て気分が悪くなったとか。」

信勝「ふーん、、、。吹雪。車からスーツケース2つ持ってきて。」

吹雪「はい!分かりました!」

信勝が吹雪に車の鍵を渡す。ちなみに信勝が乗ってきている車も大型の乗用車である。

2分程して吹雪がスーツケース2つを持ってくる。

吹雪「持ってきました!それにしても司令官さん。この中身はなんですか?」

信勝「まぁ、開けたら分かるものだ。えーと、佐川さん。これをここの責任者の方に渡してもらっても大丈夫ですか?」

薫「いいですけど、何が入ってるんですか?」

信勝「開けてみてください。」

信勝に言われて薫はスーツケースを開ける。

薫「なっ!これは!」

薫はスーツケースを開けて驚く。なぜならスーツケースには大量の札束が入っていた。その額はスーツケース2つを合わせておよそ10億

薫「これは一体、、、。」

信勝「それはここの商品や床、棚にレジの機械などの修理費や弁償代です。そして余った分は迷惑料です。」

薫は驚いて声も出なかった。

信勝「それでは僕らはもう行きますんで。さ、吹雪。行こうか。」

吹雪「はい!司令官さん!」

CEO「はぁー、、、。やれやれと言った感じだな。さて、行くとする、、、。じゃあな。沖田よ。」

桜子「え?それはどういう「こう言う事だ沖田。」へ?」

桜子が自分の手首を見るとそこには手錠がかけられていた。

薫「三人は見逃すがお前には事情を説明してもらいたいからな。署まで連行する。」

桜子「えっ、、、。そ、、、。そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!

 

 


 

 

東京 某所ホテル

 

フォーリナー「コロシテ…イッソコロシテ…」

ルーラー「ふぅー、憂さ晴らしは出来たことですし、、、。少しはこの街の散策でも行きたいですね。あっ、でもマスターを守らないと、、、。」

ルーラーが悩んでると部屋の扉が開く。

?「ん?ルーラー?何してんだ?」

ルーラー「あっ!お帰りなさいませ。氷鬼様。」

部屋に入ってきたの死刑囚の氷鬼蓮司

蓮司「それにしてもこの部屋から見る景色は最高だな。」

ルーラー「そもそもこの部屋を借りれるほどのお金は何処から?」

蓮司「ん?そんなもん網走刑務所の金庫と東京まで来るまで電車内で乗客からスッた。」

ルーラー「さらっと犯罪してますよね!!」

蓮司「ルーラー。生きるためなら何でもする。それが人間の本能なんだ。」

ルーラー「そ、そうですか。私に分かりませんが。」

蓮司「その内分かるさ。人間の本能と人間の愚かさをね。君の話を聞いたときに思ったのはなぜ人間を守るのかだったと。」

ルーラー「それは、、、。この地球から人間を守れと命じられたから、、、。だと思います。」

蓮司「そうか。なら、これから学ぶといいよ。本当に人間は守るべきものなのかね。人間が愚かだから君が言う[破壊者]が産まれたんだと思うよ。」

ルーラー「、、、。でも、氷鬼様は「俺はとんでもないろくでなしの殺人鬼さ。」え?」

蓮司「守るべき者を守れず、憎い者から奪う事しか出来ない一人の悪鬼さ。」

ルーラー「私には氷鬼様がそんな悪人には見えませんが。」

蓮司「いやいや。悪人さ。まぁ、人とは呼べないかもね。」

ルーラー「人と呼べない?」

蓮司「そう、俺には、、、。鬼の血が流れてるんだ。」

ルーラー「鬼の血?」

蓮司「そう、鬼の血だ。鬼とは古くから日本に住まう怪物と言われている。今では存在しなかったとか言われてるけど違う。現在日本には17の鬼の末裔がいる。その鬼の末裔はそれぞれ特殊な能力を使えるんだ。」

ルーラー「特殊な能力ですか。」

蓮司「そう。今俺がやることは奴への復讐あの子を全力で守ること。例え、この命が尽きたとしてもね。」

ルーラー「なぜ氷鬼様は私のマスターを守るのですか?」

蓮司「あの子が刑務所に入れられた理由に納得がいかない。それに、、、。あの子は人間のような醜い心を持ってないからだよ。」

ルーラー「そうですか。」

蓮司「さて、暗い話はここまでにしてみんなで東京観光に行かねぇか?絶対楽しいから!」

ルーラー「、、、。あはは、すごい気持ちの切り替えですね。」

ルーラーは少し呆れているのだった。




キャラクター紹介

名前 坂本龍ノ助(さかもとたつのすけ)

階級 総隊長

詳細 勝喜助が倒れた後の憲兵隊総隊長。剣術と銃術に長けている。


名前 佐川薫(さがわかおる)

詳細 警視庁捜査一課の刑事で階級は捜査一課長なのだが自由奔放でいろんな事件に首を突っ込む。沖田とは小中高からの同級生。


名前 氷鬼蓮司(ひょうきれんじ)

詳細 網走刑務所から脱獄した死刑囚。三つ首のフォーリナーの召喚者である。
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