マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート   作:スパークリング

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お待たせしました。
これで『散花愁章』が完結です!


RTAパート12 散花愁章(後篇)

 ようやく黒幕が出てきたRTAはーじまーるよー!

 

 前回までのあらすじ!

 ななか様が追っている敵の正体は魔女を操る魔法少女だったんだよ!

 そしてそれと今回の昏倒事件の犯人は同一人物なんだよ!

 Ω ΩΩ<な、なんだってー!

 なぎたんの封印された記憶が今解き放たれる!

 捜査線上に浮上したのは……『暗示』の魔法を『上書き』の魔法で使役する魔法少女!

 その名も、更紗帆奈!

 じゃんじゃじゃーん!

 

 というわけでやってまいりました、『散花愁章』の後半、混沌編です!

 いやぁ、出てきてくれましたね更紗帆奈! と、いうわけでですねぇ……。

 

 ……さぁ、更紗帆奈篭絡ショーの始まりや。パチパチパチパチ!(乾いた拍手)

 

 すべての元凶である更紗帆奈はこの事件で自らソウルジェムを砕いて自札しますが、そんなことはさせません。

 百恵ちゃんの管理下に置いて色々と仕事をしてもらいます。

 

 だって更紗帆奈の固有魔法の『上書き』は、非常に強力なんですもん。

 『激励』をコピーしたり『伝播』をコピーしたり……『暗示』のままワルプルギスを完全に制御したりとやりたい放題できて超便利!

 こんな便利なもの利用しない手がないんだよなぁ。

 

「あたしと『鬼ごっこ』しよー! 百まで数えたら追いかけてね……」

 

 いやです(完全拒否)。

 大先輩ばりに唐突に始まった鬼ごっこですが、乗る気は全くありません。

 え? ひゃくぅ? 百恵ちゃんのことかな(すっとぼけ)。

 

「はっ? あんた動けるの!?」

 

 当たり前だよなぁ?

 『暗示』の魔法は口に出した声を聞かせられないと効果はありません。

 つまり……聞こえなければどうということはないということです!

 

 百恵ちゃんはここに来た時からイヤホンを使って大音量で音楽を聴いていました。

 当然更紗帆奈の声なんて聞えません。だから余裕で動けるんですな!

 かりんちゃんに報告させたのも、百恵ちゃんがなんにも聞こえてなかったからです。

 

 ちなみにこの対策は、しっかりプレイヤーキャラがなぎたんと一緒に行動して、暗示の魔法についての詳細を聞いていないとできません。なぎたんと同行したのはタイムを節約するのと同時に対策できるようにするためです。鬼ごっこなんてそんなタイムロスになることさせるわけないんだよなぁ。

 

「あっは! さすが神浜最強の魔法少女! 対策もばっちりってことか!」

 

 なに言ってんのかさっぱり聞こえないっすね。

 ちなみに味方との会話は念話で済ますことができるので問題はありません。

 

 じゃあちょっと百恵ちゃんが更紗帆奈と遊んでいるから百数えたら一斉確保だぞ! 動いたら確保な! 動いたら確保!

 

(百恵……ごめんなさい、時間を稼いで!)

 

 おう、任されたで!

 ということで帆奈ちゃん、やっちゃんたちが百数え終わるまで一緒に遊ぼうぜ! 動けるようになったらパパパッて……捕まえて終わり!

 

「あんた本当滅茶苦茶! 神浜最強はなんでもありってねぇえ……! あっは!」

 

 っと、いきなり魔女の結界が現れました!

 ひとつやふたつじゃありません! ざっと数えただけでも八体はいます! これは……更紗帆奈が飼育している魔女じゃな!

 

 なんらかの原因でプレイヤーキャラが動ける場合、更紗帆奈があらかじめ用意していた魔女をアジトに放つことがたまにあるのですが……今回はそのパターンを引き当ててしまったようです。

 

「あっはー! じゃねー!」

 

 そして逃走する更紗帆奈!

 ガッデム! おまえ他人(ひと)のモノ(タイム)を!(レ)

 

 このイベントを引き当ててしまった以上、更紗帆奈は後回しにしないといけません。

 魔女を無視して更紗帆奈を追いかけると、最悪百数えている他の魔法少女が襲われて頃される可能性があります。なので真面目に戦います。

 

 この魔女ラッシュ、普通の魔法少女だと地獄のイベントで発生した瞬間即リセ案件なのですが、単純な戦闘能力だけならおそらくタルトとアルまど様以外には圧勝できる百恵ちゃんなら問題はありません。

 更紗帆奈はともかく魔女は心底どうでもいいんで普通に斬り頃します。正義の刃、覚悟しろ!

 

 ふぅ、ようやく全滅しましたね。

 限界まで育ててしまったのでグリーフシード以外に旨味が全くありませんが致し方なしです。

 

 魔女の壁のせいで更紗帆奈を逃がしてしまいましたがそう遠くは逃げられていないはずですし、こうして戦闘をしているうちにやっちゃんたちは数え終わっているので自由に行動できます。

 

(百恵、追うわよ!)

 

 うん、そうっすね! ということでみんな散開だよ、散開。

 そして百恵ちゃんとやっちゃんは神浜大東団地の屋上で待機します。本来なら団地組がここで待ち構えているのですが、今回は百恵ちゃんが向かいます。

 かりんちゃんは戦闘をさせずに更紗帆奈を見つけ次第、監視を続けさせます。空を飛ぶ魔法少女って本当に希少なんすよ。

 

(先生! ターゲットはななかさんたちに魔女を放った後に、大東団地に向かって移動しているの!)

 

 オッケーですかりんちゃん!

 そのままかりんちゃんも合流な! このはと組長にも連絡を入れといてくれな!

 

 さて、迎え撃つ準備ができましたのでイヤホンはもうフヨウナラ! あとはこの神浜団地のどこかの屋上に潜伏している更紗帆奈を見つけるだけ!

 どこだぁ~? 探すぞぉ~。悪い魔法少女はお仕置きだど~。

 

「あはっ! 見つかっちゃったぁ」

 

 見つかったよぉ! 幻の混沌……幻の更紗帆奈だ!

 ということでかりんちゃん、監視ご苦労さん! もう降りてきちゃっていいよ!

 

「なぁるほどねぇ。あたしは空から監視されてたってわけだ」

 

 そうだよ(肯定)。

 じゃあ、やっちゃんとかりんちゃんは下がっててください。ここは百恵ちゃんがひとりで戦闘を行います。

 

 理由は簡単。百恵ちゃん、チームを組んだ場合、武器を使わないとそこまで強くなくなっちゃうんですわ。

 

 更紗帆奈を生け捕りにするので当然武器は使いません。よって百恵ちゃんは殴ることしかできません。つまり超近接戦闘型魔法少女です。しかも一発攻撃をもらったらすぐに脱落してしまう紙装甲なので、味方の足を引っ張り兼ねません。

 

 ですので、対魔法少女戦をチームで戦うことは基本的にやりません。

 下手をするとフレンドリーファイアを喰らって即リセする可能性がありますからね。

 

 というわけでVS更紗帆奈戦にイクゾォー! デッデッデデデデ!(カーン)

 

「あっははははは! やっぱりあんた最高だよ星奈百恵! そうだよ! あたしが本当に狙っていたのは静海このはたちじゃない……あんたなんだよぉ!」

 

 えっ、(なんですか)それは……(困惑)。

 狙いはアザレア組じゃなくて百恵ちゃんだったんすか?

 

 えっ、ちょっと待って! 交友関係に更紗帆奈入ってないやん。

 待て更紗帆奈!? なんのことだ! まるで意味が分からんぞ!(大困惑)

 

 おおお、落ち着きましょう。大丈夫、大丈夫です。

 更紗帆奈から一方的に狙われているだけで、チャート的に問題はない……はず! いや、ないんだ、ないと言ってくれぇ!(血涙)

 ま、ままええやろ(現実逃避)。

 今は更紗帆奈との戦闘に集中しましょう。

 

「素手で相手すんの~? 言っておくけどさぁ、あたし結構強いよ~?」

 

 更紗帆奈は持っている黒い杖を使った魔法を放つ中距離・遠距離型の魔法少女です。

 そこに『暗示』を絡めることで、苦手な近距離をカバーしてきます。うん、更紗帆奈、普通にめっちゃ強い魔法少女です。伊達に魔法少女を3年もやっていません。

 

 しかしながら百恵ちゃんにとってそれはほとんど問題ありません。カンストした《攻撃》と《速度》が火を噴くぜ。

 なーんか今回の更紗帆奈の動きが良いんですが、百恵ちゃんには及びません。一気に近づいて攻撃を仕掛けていきましょう!

 ホラホラホラホラ!(鬼畜) 暴力! 暴力! 暴力! 更紗帆奈、おまえには……正義の鉄槌で、その腐った心を矯正してやる。

 

「くっ……このっ……」

 

 誰が大声出していいっつったオラァ!(大声)

 

 更紗帆奈の暗示の魔法のもうひとつの弱点は言葉を口に出さないといけないことです。つまり喋らせる余裕を作らせなければ完封できます。

 そして百恵ちゃんの攻撃は手加減しているとはいえほぼ一撃必殺。一発でも当ててしまえば勝ち確で、暗示を封じ、なおかつボタン連打でおkなのでタイムにも優しい、IQが低い割に理に適っている素晴らしい戦法なのです。

 

 しっかしこの更紗帆奈、なんでこんなすばしっこいんでしょうか?

 必死そうですが、見事に百恵ちゃんの攻撃を躱し続けています。動くと当たらないだろ? 動くと当たらないだろォ!?

 こいつこんなに近接戦闘得意な仕様でしたっけ?

 

 まぁ、いいです。このままの状況が続けばいつかは百恵ちゃんが勝ちます。

 更紗帆奈のソウルジェム……首元にある紫色のアクセサリーの濁り具合を確認するに、相当消耗していることがわかります。さすがの更紗帆奈も、アザレア組やななか組と戦った後に休む間もなく百恵ちゃんと戦っていますので厳しいようですね。

 

 さぁ、落ちろ! 落ちるんだよ! 百恵ちゃんに勝てるわけないだろ!

 ……ファッ!? なんだこの混沌!?(驚愕)

 百恵ちゃんの拳を受け止めただとぉ!? なんやこいつ、バケモンか!?(ブーメラン)

 多分トラックに撥ねられた時と同じくらいの力やぞ? それを杖で受け止めるとか……まさかこいつ!

 

「あ~らら、気付いちゃった? そうだよ! 今あたしは限界を超えたんだ! これであたしはあんたとまともに戦える!」

 

 帆奈ちゃん!? 何してんすか、やめてくださいよ本当に!(限界突破は)まずいですよ!

 これはみふゆさんの自分に幻覚をかける禁術と同じで、自分に暗示をかけることで元の倍のバフをかける強化魔法です。つまり自爆覚悟の最後の力の開放なのです!

 これはまずいことになりました!

 

 このままでは更紗帆奈が氏んでしまいます!

 せっかくの『上書きの魔法』をこんなところで失うわけにはいきません!

 

 こ↑こ↓は説得しましょう。

 そんなことしなくていいから(良心)。だから(身を削るのは)ヤメロッテ!

 

「はあぁっ!? なにあたしの心配なんてしてくれちゃってんの!? バッカじゃないの!」

 

 (説得は)ダメみたいですね。

 こうなってしまうと、更紗帆奈の魔力が尽きるまで耐え続けることを選択せざるを得ません。

 ここで百恵ちゃんが変に反撃してしまうと更紗帆奈を頃しかねませんので、更紗帆奈のソウルジェムの濁り具合を確認しながら攻撃を躱し続け、濁り切る直前でカウンターを仕掛けて、ごっそり魔力を消耗させて変身を強制解除させることを目指します。

 

 ということで更紗帆奈の攻撃を躱し続けているんですが……強いってレベルの次元じゃねーぞおまえ!?

 なんでわざわざ接近して攻撃を仕掛けてくるんや! やりにくいったらありゃしない! 本来の中距離・遠距離の戦い方をしてくれよ! 百恵ちゃん一発でも攻撃喰らったらお終いなんやぞ! やばいって!

 にゃー! 帆奈ちゃん許して! チャート壊れちゃ~う! やちよ、かりん、どうにかしろ(無責任)。

 

「てめえ、いい加減……にっ……」

 

 って、お? 隙ができました!

 ということは……今です! 振り下ろしてきた更紗帆奈の杖を殴りつけて吹っ飛ばします。さっきまでは手加減していましたが、今回は少し本気で殴りつけました。

 本気で怒らしちゃったねぇ! 百恵ちゃんのことねぇ! 百恵ちゃんのこと本気で怒らせちゃったねぇ! もう許せるぞオイ! もう許さねぇからなぁ?(豹変)

 

「!」

 

 はい! これで擬似的な硬直状態にさせました!

 結構な力を込めて殴りつけましたからね、いくらリミッターを外していてもその衝撃には耐えられません。

 

 これでもう更紗帆奈は動けません。声も出せません。最後の一発くれてやるよオラァ!

 歯を食いしばれよ最凶……百恵ちゃんの最強は、ちっとばっか響くぞ。

 

「あっ……がっ……」

 

 百恵ちゃん必札(頃すとは言ってない)の拳骨が更紗帆奈に炸裂ぅ! Foo↑ 気持ちぃ~。

 そして、大ダメージを受けて倒れた更紗帆奈は変身を解除! もうほぼ限界近くまで濁ったソウルジェムが転がります!

 はい、更紗帆奈のソウルジェムを確保! これで自札を封じました!

 すでに『マギウス』が行動を開始しているので魔女にはなりませんが、ドッペルを出させてしまうと今後の展開が一気に狂うので、濁り切らせず、かといって魔法も使えないレベルにまでグリーフシードを使って回復させます。

 

 そしてかりんちゃんに持ってもらいましょう。

 壊すなよ? 壊すなよ? 絶対に壊すなよ? フリじゃねぇぞ、マジだかんな?

 あとそれからグリーフシードを用意しておいてね。絶対にそれ以上濁らせるんじゃないぞ。

 

「は、はいなの。わかったの」

 

 ヨシ!(現場猫) かりんちゃんはええ子や。

 

「失礼、遅れました」

「全く、三百数えるの、地味に大変だったわよ……!」

 

 そしてななか様とこのはが合流しました。

 どうやら他の人達は更紗帆奈との戦闘で消耗してしまっているらしくって休んでいるみたいですね。

 

「あーあ、あたしの負けかぁ」

 

 魔法が使えず、ソウルジェムも取り上げられてしまった更紗帆奈は完全に詰みました。

 はい、これで戦闘終了です。

 

 さてとこれから百恵ちゃんとOHANASHI……おい、ちょっと待て更紗帆奈、おまえ組長を挑発すんじゃないって!

 

「……やめろって言ってんだよ……そのムカつく笑い声を!」

 

 マギレコ屈指の名言きましたって興奮している場合じゃねえ!

 マジギレして辻斬抜刀斎と化した組長が更紗帆奈のソウルジェムを狙う!

 これで組長が更紗帆奈を札害するとチャートが修復不能になります! すぐに取り押さえましょう! 暴れるなよ……暴れるな……。

 

 全く油断も隙も無いですね。

 自札できないからって他の誰かに頃されようとするのとか本当にやめてくれよな~。頼むよ~。

 

「えっ!? え?」

「ななかさん? どうしてソウルジェムを狙って……」

「ななか、あなたもしかして……」

 

 あーあー、これでやっちゃんはお察し。かりんちゃんとこのはに疑念が出てしまいました。

 組長を煽っている途中で魔法少女の秘密について言及していましたし、これはかりんちゃんたちにも魔法少女の真実を話さないといけなさそうです。

 

「詳しい話は彼女の処遇を決めてからゆっくりしてあげるわ」

 

 おお、やっちゃんナイス!

 百恵ちゃんもすかさず便乗します。今は更紗帆奈を優先しようぜ?

 

 というわけで更紗帆奈の説得タイムです。

 選択肢がいくつか出てきますが、正解ルートはただひとつです。ひとつでも間違えると裏切ったり隙を見て自札しようとしてくるので慎重にしましょう。

 

 まず否定するのはNGです。それから安易に答えを求めるのもダメ。基本的に聞き手に回って、更紗帆奈の胸の内をすべて吐き出させる必要があります。

 うん、凄く……面倒です。でもやらないとチャートが壊れちゃうからね仕方ないね(レ)。

 

 ということでOHANASHIしようぜ!

 ほら帆奈ちゃん。百恵ちゃんに言いたいことがあるんだろう? 言ってごらん?

 え? なんだって? うんうん……せやなぁ、君の人生、色々と重すぎるんだよなぁ……。

 

「瀬奈は魔法少女として戦って、ソウルジェムが濁り切って……魔女になっちまったんだよ……!」

 

 っておまっ!? ここで瀬奈みことが魔女になった話をするんかい!

 おいおいおい!

 

「そんな……」

「魔法少女が……魔女に……!」

「……なるほど、そういうカラクリだったのですか……!」

 

 おっ、大丈夫か大丈夫か(ソウルジェム)。あーもうめちゃくちゃだよ。

 とりあえずやっちゃん、グリーフシードやるからそっちはどうにかしろ(無責任)。

 さて、こっちは話を続けようか。

 うん、うん。そうかぁ、辛かったよなぁ。

 

「なぁ……どうして、どうしてなんだよぉ……。どうして瀬奈を……あたしを……助けてくれなかったんだよぉ……!」

 

 それはごめんなぁ。

 1年前スタートだから、瀬奈みことが魔女になっちゃうのは確定だったんだよなぁ。

 

 というかそういうことでしたか、帆奈ちゃんが百恵ちゃんを狙っていた理由って。

 瀬奈みことを助けてくれなかったから恨んでいたんですね。だから交友関係にないのに、ここまで帆奈ちゃんに目を付けられていたと。

 ああ、しかも帆奈ちゃん、自分のせいで瀬奈みことが氏んだと思って、百恵ちゃんに断罪されたかったみたいですね。それでこんな事件を起こしたと。

 

 チャートのために斬るわけにはいかないけどもう大丈夫やで? 百恵ちゃんが受け止めてあげるからなぁ。百恵ちゃんはねぇ、君みたいな可哀想なねぇ、子を癒すのが大好きなんだよ!

 ということで帆奈ちゃんに熱い言葉をかけて慰めてあげましょう。

 

 綺麗だよね……輝いているよね。この川のように君の心もピュアだったじゃねーかよ! なんだよ……欲ばかり……。嫉妬、悪口、自分のことばっか考えているんじゃねぇか? そんなの全て洗い流しちゃえ! 変われるよ……。この川のように、みんなは君の思いを……飲み込んでくれるさ。自然が一番!

 

「……ぐぅ……ううぅ……」

 

 あ、帆奈ちゃん泣いちゃいましたね。

 この子はですねぇ……こんなに色々とぶっ飛んでしまうくらいの、えぐい人生送ってきた子なんですよ。詳しくは魔法少女ストーリーを見て、どうぞ。

 

「……あらかたの事情は分かったわ。それを踏まえた上で更紗帆奈、あなたの処遇を決めるわ。――まずは、常盤ななか、そして静海このは。あなたたちの意見を聞きたいわ。きっとあなたたちが一番の被害者ですもの。私はそれを尊重するわ」

 

 おっと、そうでしたそうでした。

 百恵ちゃんが受け入れても肝心の組長とこのはが受け入れてくれないとダメです。もしダメそうなら多少の好感度を減少させてでも帆奈ちゃんを守ります。

 なーに、好感度なんて後でいくらでもリカバーできますよ。

 

「……正直今すぐにでもソウルジェムを叩き割ってやりたいところですが……いいでしょう。今回はこれで手打ちにします。私を足止めしていた魔女、あれが答えでしょうから」

 

 ああ、なるほど。

 組長が遅れて、他のななか組が休んでいるのは魔女と戦っていたからですね。で、それがななか組が追い続けていた元凶の魔女だったと。その魔女を倒せて、それで帆奈ちゃんの事情も知ったから多少とはいえ溜飲が下がったと。なんて慈悲深い。

 

「今度は私ね。私も正直なところ、あなたを許す気はないわ。……でもね、感謝している私もいるのよ。おかげで視野が広がったし、いろんな人たちと仲良くできたから」

 

 そしてこのはも理由はどうあれ、より多くの繋がりができたことを嬉しく思っているようです。

 それに……なるほど。確かに帆奈ちゃんと初期のこのはは似ている部分がありましたね。自分の大切なもののためなら周囲を拒絶するところとか、周りの人間が信じられないところとか。

 

 にしてもこのはに組長にかりんちゃん、魔法少女の真実を知ったのに落ち着いていますね。どんな説明したんややっちゃん。……まいっか!

 (フォロー)ありがとナス! (真実を知って)すっきりさっぱりだな! これからもフォローよろしくな!

 

「そう……。それがあなたたちが決めたことなら、私から言うことはなにもないわ。ただし、神浜に混乱をもたらした罰は受けてもらうわよ」

 

 あ、じゃあそれは百恵ちゃんが引き受けますよ!

 

 帆奈ちゃんは完全に堕とします。

 彼女の中で百恵ちゃんを瀬奈みことと同レベルになるまで徹底的に甘やかして、ジュージューにします。だから一番いいのは百恵ちゃんの家に一緒に住むことです。なーに、百恵ちゃんは一人暮らしだし部屋も意外と広いし、ちょっとくらい、人が増えてもバレへんか……。

 

「……そうですか。百恵さんが言うのであれば、私は何も」

「私も文句はないわ」

「……はぁ。いいわ。好きにしなさい」

 

 ヨシ!(現場猫)

 この三人の好感度が軒並み高いおかげで百恵ちゃんの我儘が通りました。なんかやっちゃんと組長だけ、妙に悲しそうな顔をしていましたが……ま、いっか!

 ほら、かりんちゃん。ソウルジェム帆奈ちゃんに返したって。綺麗にしてやるからなぁ。

 

「……わかったよ。大人しく、あんたに従ってやるよ」

 

 帆奈ちゃんからの視線がアツゥイ!

 ということで神浜のやべーやつ、更紗帆奈ゲットだぜ! めちゃくちゃ大切に育ててやるからなぁ?

 あぁ、それから『暗示』の力は強制的に消させました。残念ですが仕方ありません。それが条件のひとつですからね。他にも色んな条件が付けられましたが、まぁほぼ問題ナッシング!

 

 ああ、どんな固有魔法覚えさせようかなぁ、楽しみだなぁ……って帆奈!? 何してんすか、やめてくださいよ本当に!(百恵ちゃんの固有魔法は)まずいですよ!

 

「せっかくだし、あんたのその出鱈目な力。あたしも使うとするよ。あっは!」

 

 ああ、(脳筋ルートから)逃げられない!(カルマ) まさかまさかの帆奈ちゃんまで脳筋にぃい!

 おまいそういうキャラじゃないやろ! こんなんキム○クもダイナミックエントリーしてツッコミを入れてくるレベルだぞ、「ちょ待てよ!」って!

 

 かりんちゃんが傭兵ルートで帆奈ちゃんが脳筋ルートとかこれもうわかんねぇな。

 まま、ええわ。純粋に戦力がひとり増えたと思いましょう。ただワルプルギス戦では違う魔法で支援してもらうので、いつか使うのをやめるように言っておきましょう。まぁ、適当に高校生になったらやめるように言っておきましょうかね。

 

 さぁ、帆奈ちゃん。百恵ちゃんに家に行くで~。おまえはもうここ(百恵ちゃんの救いの手)から出られないんだよ!

 

「うん! 一緒に帰ってあげるよ、セーナ!」

 

 え、なんかこの子百恵ちゃんにすっごく懐いてる、懐いてない? 好感度どうなってんだ……。

 まま、ええわ。あとでいくらでも調整できますからね。

 

 はい、というわけで『散花愁章』、クリアです!

 今まで貯めに貯めまくったグリーフシードを大盤振る舞いしましたね。でもその報酬が更紗帆奈の獲得と、このはたちに魔法少女の真実を受け入れてもらったのですから安いものですよ。

 なーに、百恵ちゃんは超燃費のいい魔法少女ですし、仕事も最近は少ないから本当にお得です。

 

 それに今は固有魔法が百恵ちゃんと同じものに設定されてしまいましたが、やろうと思えばまた上書きできますからね。だから帆奈ちゃんは強いんですよ! 戦闘面でも手加減している百恵ちゃんとある程度まで戦える実力者ですからね。鬼に金棒です。

 

 さぁ、次からはいよいよメインストーリーに突入します。

 それまでの空白期間である7~10月までの間に、みふゆさんがコンタクトを取ってくると思いますので気長に待ちましょう。

 そしてもう少しで夏休みですので、帆奈ちゃんの好感度を上げまくるチャンスでもあります。

 

 引き続き重要なキャラとの好感度を調整しつつ、メインストーリーに向けて準備をしていましょう。『マギウスの翼』に入ってからも色々仕込まないといけないし……忙しいなぁ。

 

 ということで今回はここまでです!

 ご視聴ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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