マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート 作:スパークリング
社会人はつらいねんな。
メインストーリーに向けての準備を始めるRTAはーじまーるよー!
無事にメインストーリー前の三大イベントをこなしまして、ついに手に入れることができました、『上書きの魔法』というチート魔法の使い手、更紗帆奈!
まずはこの帆奈ちゃんをね! 百恵ちゃん好みになるように調教していきたいと思います!
大学の前期は終了して今は夏休み! 単位もすべて習得しましたので問題なし!
時間は有り余っていますので、ここで帆奈ちゃんの好感度を調節します。
というわけで帆奈ちゃん。北養区にぃ、(指導が)うまい料理の教室、あるらしいんすよ。
「それって……ウォールナッツのこと? セーナがよく行ってる」
そうだよ(肯定)。
まなか先生からお誘いがありましたし、まだ帆奈ちゃんまなか先生に謝っていませんからね。これを機に会わせて仲良くなってもらいつつ、楽しい時間を過ごしてもらいましょう!
ちなみに帆奈ちゃんがなんで百恵ちゃんがウォールナッツの料理教室に通い詰めているのを知っているかというと、たまに百恵ちゃんのことをストーキングしていたらしく、行動パターンを探っていたらしいんです。そしてたまに魔女狩りの現場に居合わせて、慌てて魔法を使って姿を消していたとか。
あっ、これかぁ!(原因)
なーんか妙に魔女を狩り続けていても魔法少女に会えないなぁって思っていましたけど、実は帆奈ちゃんがエンカウントしていたんですね!
でも帆奈ちゃんは潜伏し続けていたから魔法少女に会っていないと勘違いしていたと!
あっ、そっかぁ(痴呆)。
というかですね! 帆奈ちゃんとOHANASHIして気が付いたんですけどね!
どうやら百恵ちゃんの苗字の『星奈』がこの隠れ帆奈ちゃんを引き寄せてしまったみたいなんですわ。
このゲーム、先駆者兄貴たちとバージョンが違いまして、プレイヤーキャラの名前に近い魔法少女がエンカウントしやすくなるシステムが導入されていないんですよ。
だから何も考えずに名前を決めたのですが……名前が『○奈』だと交友関係にないのに帆奈ちゃんに狙われるっていうトラップが仕込まれていたみたいです。
つまりこのRTA、名前を決めた時点ですでにトラップが発動していたということです。
開始からガバガバじゃねーか! 先駆者兄貴のRTAからなーんにも学んでない。
はぁ~つっかえ。やめたらこのチャート。運営に電話させてもらうね(クレーム)。
まぁ、それが好転して無事に帆奈ちゃんをゲットできたから、今回は許したる。
みんなは名前をちゃんと決めような! 百恵ちゃんと約束だぞ!
「わかったよ。行くよ」
いやぁ、本当に素直でいい子ですわ帆奈ちゃん。
じゃけんウォールナッツ行きましょうね~。
「いらっしゃいませ……と、お待ちしていました、百恵さん! 更紗帆奈さんも!」
にっこり笑顔でまなか先生がお出迎え!
まなか先生には帆奈ちゃんを連れてくること、そして帆奈ちゃんの事情を簡単にですが伝えてありますので、ほとんど抵抗なく料理教室に参加させてくれます。
「……あの時は悪かったよ。あたしがバカだった」
「まぁ、寝ていただけですし、もういいですよ。そんなことよりも料理するのは初めてですか?」
自分が襲われたことを『そんなこと』と言って流してしまうまなか先生は人間の鑑。同時にすぐに料理の話を持ち出す料理人の鑑。
「こんにちは、百恵先生。それに……更紗さんも」
そしてもはや百恵ちゃんに並ぶ料理教室の常連、覚醒したこのはもやってきました。
本来ならこのははこの時点ではソウルジェムの中に魔法少女の魂があることしか知らないのですが、今回は全ての真実を知っています。葉月とあやめにも話しているらしく、もう落ち着いていて大丈夫なんだそうです。
アザレア組、チーム力としてもメンタル面でも神浜最強クラスのチームになってしまったのでなかろうか。
「まなか先生に謝りにきたみたいね。でも……せっかくなんだし、楽しんでいきなさい。ここの料理教室、本当にわかりやすいのよ」
「……そうさせてもらうよ」
まだちょっとギスギスしていますがほとんど問題ないですね!
「それでは時間になりましたので、始めて行きましょう」
オッス、(指導)お願いしまーす。
もう充分スキルを上げましたので途中までボタン連打で……最後の判定だけを大成功させます。はい、終わり! 閉廷! これで百恵ちゃんのスキルが上がります。
今はまなか先生のひとつ下のランクです。もう店を開いても食べていける腕前ですね。
「……まぁ、こんなもんか」
そして帆奈ちゃんは……まずまずの出来です。大成功一歩手前の成功ってところでしょうか。
料理初心者ですが、まなか先生と百恵ちゃんの言うことを守って料理しているので、失敗はありません。
ちなみにこのはは普通に大成功です。
あの青いオムライスを作っていたこのはが料理で大成功ですよ奥さん。
ほう、(百恵ちゃんとの)経験が生きたな。メロンソーダを奢ってやろう。
「あなた……やるわね。初めてでここまでできるなんて……。あなたには料理の才能があるわ……!」
「いや、あんたが才能なさ過ぎただけだよ……」
そしてみんなで仲良く料理したので好感度がお互いに上がります。こうやって百恵ちゃんに対する好感度の上昇値を減らしていきます。
え? 瀬奈みことと同レベルにするぐらいジュージューにするんじゃないかって?
いやそれがですね……もうなっているんですよ、うん。
『散花愁章』が終わって帆奈ちゃんの好感度を確認してみた結果……なんとやちよさんに匹敵するくらいまで上がっていることが判明しました。
堂々の一位がみたまさん、そして二位がやちよさんと、百恵ちゃんと関わってきた時間が濃密なふたりと並ぶ好感度を初期から持っている状態で来てしまったのです。
これはちょっと予想外でした。というかやりすぎです。
この状態のまま好感度を稼いでしまうとですね……帆奈ちゃん、百恵ちゃん依存症になってしまいます。
というかその兆候が見え始めています。一緒に寝たいとたまに布団の中に入ってくることもありますし、お風呂も一緒に入ろうとしてきます。帆奈ちゃんとほとんど同じ好感度のやちよさんは、百恵ちゃんのことを『親友』程度の認識なのにです。
同じ好感度でもここまで差が出てしまうこともこのゲームの面白いポイントのひとつなのですが、厄介なところでもあるんですね。
確かにジュージューにすると言いましたがせっかちなのは良くありません。
本チャートでは帆奈ちゃんを『マギウスの翼』に入れる気がないので、ゆっくり、ゆっくりと上げていかなければいけないからです。
なぜ帆奈ちゃんを『マギウスの翼』に入れないかなのですが、理由は簡単。
帆奈ちゃんが強すぎるからです。
今の帆奈ちゃんは百恵ちゃんと同じ魔法のせいで身体能力がえげつないことになっています。
手加減状態の百恵ちゃんとはいえ、それに接近戦を仕掛けられるほどの身のこなしは百恵ちゃんの魔法で日々強化され続け、本来の中距離、遠距離攻撃もできるオールラウンダーです。
そして帆奈ちゃんは百恵ちゃんにほぼ忠実です。
そんな帆奈ちゃんを『マギウスの翼』に入れてしまうと……戦力過多で第二次みかづき荘が詰んでしまいます。
なので過剰な好感度上昇はフヨウナラ!
すでに帆奈ちゃんは百恵ちゃんの言うことをなんでも聞いてくれる(ん? 今なんでもするって言ったよね?)状態なので、『マギウスの翼』にまで付いて来させない程度にまで落ち着かせるために、そしていざというときにしっかり働いてもらうために緩やかに好感度を上げていく必要があります。
だからこうしてほかの魔法少女と関わらせて、帆奈ちゃんが周囲に心を許せる環境を整えてあげます。
そうすると帆奈ちゃんは少しずつ百恵ちゃんから離れていくので、適正な距離を保ちつつ、決戦時に百恵ちゃんの言うことをなんでも聞く(ん? 今なんでも以下略)便利屋として仕事をしてくれます。
ということで帆奈ちゃんをあっちこっちに連れまわすぞー!
次は水徳商店街じゃーい!
「いらっしゃいませ! あら、百恵さん! ということはそっちの子が?」
フラワーショップ『ブロッサム』にやってきました。
このみさんも帆奈ちゃんに襲われた被害者なので、しっかり謝らせましょう。
「悪かったよ。あたしの身勝手で眠らせちゃってさ」
「ううん、いいのいいの! 正直襲われたことすら気付かなかったしね! ただちょっと何日も寝てたことにはびっくりしちゃったかな」
や゛さ゛し゛い゛な゛ぁ゛こ゛の゛み゛さ゛ん゛。
物凄くあっさり許して帆奈ちゃんに赤にピンク、青、そして白の色とりどりなお花の鉢植えをプレゼントしていました。
なんやこの聖人。今後もブロッサムを贔屓にしましょう。
このみさんと別れて次に向かうのは、エミリー先生のお悩み相談所です。
よっ、やってるかい?
「おっ、ヒャックエ先輩じゃん! おひさ~!」
おお、いましたいました! エミリー先生です! あきらくんもいますね。
「んでんで! そっちの子があきらっちたちが言ってたさらはん?」
「さらはん……?」
病み上がりでもエミリー先生は絶好調だぜ!
帆奈ちゃんが『さらはん』ですか。相変わらずハイセンスなニックネームっすね!
「いや、まぁ、それはいいや。……悪かったよ。あたしの我儘に巻き込んじまってさ。そっちのあんたもな」
「え? 別にいいんじゃね? あーしはなーんにも気が付かなかったし、そういうこともあるっしょ?」
「ボクは君になにかされたわけじゃないし、他のみんなが良いって言うなら何も言わないよ」
エミリー先生は基本的に根に持たないので普通にスルー、あきらくんは組長と百恵ちゃん効果で帆奈ちゃんのことを許しています。
ということでここでしばらく駄弁っていましょう。
少しでも多くの魔法少女たちと帆奈ちゃんを触れ合わせて、帆奈ちゃんの世界を広げます。
この9月までの監視中に
帆奈ちゃんと同じ水名女学園に通っている魔法少女たちですので、仲良くなってもらえるとありがたいです。同じ理由でまなか先生の料理教室には、絶対に帆奈ちゃんを連れていきます。
「こんにちはって、ああーっ!」
「どうしたの? って、あ!」
言ってる側からやってきました、お笑いコンビ騎士と牛こと、明日香ちゃんとささらちゃんです。
「あなたは更紗帆奈さん! ですよね!」
「……まぁそうだけど」
おっと、明日香が帆奈ちゃんに突っかかってきましたね。
まぁ、思い込みが激しい性格の持ち主ですので仕方ありませんが。ここは仲裁に入らずに見守りましょう。どうしてもダメそうならフォローを入れます。
エミリー先生もあきらくんもちょーっと黙っていてね?
「本当に悪かった。あんたらの大事なやつ、傷付けるような真似しちゃってさ」
「ほら、明日香。もういいでしょ?」
「……そのようですね。それならいいんです。もうこんなことしてはいけませんよ!」
「分かってるよ」
ヨシ!(現場猫) ちゃんと謝れて偉いぞ帆奈ちゃん!
帆奈ちゃんが完全に心を入れ替えている場合は、こうして素直に謝ることができますし、挑発することもありません。
そして百恵ちゃんを含めた他のキャラが介入しないことで、周りの帆奈ちゃんへの好感度が大きく上がり、帆奈ちゃんもこの神浜の魔法少女の一員として受け入れられていきます。
「失礼します。ああ、やっぱりここにいらっしゃいましたか」
「おいーっす、衣美里元気かー? って、百恵もいんじゃんか。ということはそっちが……」
どこからか情報を仕入れたらしいななか組長と、エミリー先生の様子を見にみゃーこ先輩がやってきました。
みゃーこ先輩には百恵ちゃんが対応しましょう。組長は帆奈ちゃんにお任せします。大丈夫でしょ。
「どうなんだ、彼女は?」
大丈夫っすよバッチェ調教してありますよ!
え? 本当に大丈夫なのかって? 大丈夫だって安心しろよ~。ヘーキヘーキ、ヘーキだから。
「……どうやら本当に心を入れ替えたみたいですね」
「さぁね。フリをしているかもしれないよ?」
「ふふっ、そうでないと断言できますよ。私の魔法が一切反応していませんから」
「……つまんねーやつ」
「まあ、他の人にはしおらしく謝っているって聞いていましたが、私にはそれですか。これは百恵さんに言いつける必要がありそうですね」
「ちょっ、それはやめてって!」
見てくださいよこの微笑ましい組長とのやり取り!
それに組長の魔法、知っているでしょ?
だから帆奈ちゃんがもう安全だってはっきりわかんだね。
ちなみにこの状態の帆奈ちゃんが挑発している場合は、挑発先の相手に心を許しています。
だから実は帆奈ちゃん、組長のことを案外好意的に捉えているんですね。おまえもしかして、ななかのことが好きなのか?(青春)
だからみゃーこ先輩、帆奈ちゃんは大丈夫やで!
「ふっ……それもそうだな。じゃあアタシはもうこの話をしないことにしよう」
ありがとナス!
すぐに人を見極めて気遣いができるみゃーこ先輩マジイケメン。
なんでこの人がリア充になれないのか、コレガワカラナイ。
というわけで組長と帆奈ちゃんが仲良くしているところに百恵ちゃんも合流します。あとは時間が許すだけここで駄弁っていましょう。
じゃあ、流しますね。
おはよーございまーす!
あれからずっと知り合いの魔法少女の所に帆奈ちゃんを連れ回しまくって好感度を調整し続けました。
「おはようセーナ。朝ごはん、作っておいたよ」
するとあら不思議、最近は帆奈ちゃん、自分からいろんなことをするようになりました。
今まで百恵ちゃんに頼りっきりでしたが、今は自分から家事をやったり買い物に行ったりしています。こういう行動をし始めると、依存症になることはありません。
依存症になると過剰なまでに甘えてきたり、百恵ちゃんがなにか言わない限り大人しくし続けるなどの症状が出ますが、自分から行動している場合は適正な距離を保てている証拠です。
良かった~帆奈ちゃんが無事に更生してくれて。帆奈ちゃんは……(百恵ちゃんの)ファミリーみたいなもんやし。
というわけで帆奈ちゃんがもう大丈夫なことを関係各所に報告しに行きましょう。
9月に入りましたから帆奈ちゃんの監視はお終いの予定です。解放していいのかどうかを今日調整屋で協議(激ウマギャグ)します。
だから帆奈ちゃん、留守番頼んだぜ!
百恵ちゃんちょっと出かけてくるからな!
「そっか……もう9月、か。……うん。行ってらっしゃい」
それじゃあ調整屋に乗り込めー!
オッス!
「いらっしゃ~い、モモちゃん♪ みんな揃っているわよぉ~」
どうやら百恵ちゃんが最後になってしまったみたいです。みんな真面目過ぎんよ~。
メンバーは百恵ちゃんを除くと、西の代表のやちよさん、東の代表のなぎたん、中央の代表のみゃーこ先輩、調整屋のみたま、傭兵のかりんちゃん、ななか組組長のななか様、アザレア組組長のこのは、そしてかもれトライアングルのリーダーのももこの八人。
この八人が全員一致でオーケーサインを出さなければ帆奈ちゃんの監視が続行されます。
このまま帆奈ちゃんを手元に置いておくチャートならどうでもいいイベントなのですが、今回はこの後百恵ちゃんが『マギウスの翼』入りするので、なんとしても帆奈ちゃんを自由にさせなければいけません。……が。
「決が出たわね。それでは……今日を以って、星奈百恵の下で行われていた、神浜に混沌を齎した魔法少女、更紗帆奈の監視を終了とするわ」
はい! やっちゃん、ありがとナス!
いやぁ、正直ですね、こうなるのは分かっていました。
帆奈ちゃんをあちこちに連れ回したのは、百恵ちゃん依存症を回避するだけじゃなく、ここにいる各メンバーと交流させて好印象を抱かせるためです。
まなか先生の所に行けばこのはが、調整屋に行けばみたまさんとかりんちゃんが確定でいますし、バイト先に行けばほぼ確定でなぎたんがいますし、エミリー先生の所に行けばみゃーこ先輩や組長、そして葉月ちゃんが来ることがあります。
やっちゃんには定期的に報告の連絡を入れていますし、ももこは帆奈ちゃんに謝られて以来ですが周りの意見を聞いて判断してくれるのでほとんど問題なし。
こうして様々な根回しをした結果、帆奈ちゃんの監視任務は終了!
ふぅ、これで安心して『マギウスの翼』の依頼を受けることができるぜ。
てなわけで協議終わり! 閉廷! 以上! みんな解散! ラブアンドピース! 愛だよ愛! みんな、協議なんてやめようよ!
すぐに帰って帆奈ちゃんに伝えましょう!
ただいま帆奈ちゃん!
今日で監視は終わりやで! 君もう帰っていいよ! いいだろおまえ成人の日だぞ!(意味不明)
「そっか……うん、わかった。荷物も纏めておいたし、あたしはもう行くよ。今までありがとう。たまに来てもいい?」
もちろんSA!(DNLD)
百恵ちゃんの家にずっといられるのは困りますが、たまに来てくる分には大歓迎です。
まぁ多分次に会うのはワルプルギスの夜との決戦時でしょうけどね!
「なぁ、セーナ。あたしが言うのもなんだけどさ……なんかあったら呼んでよ?」
やっぱ……更生した……帆奈ちゃんを……最高やな!
ワルプルギスの時は助けてくれよな~。頼むよ~。
これで帆奈ちゃんの育成終了です。
好感度が高すぎて困るというレアケースを引き当ててしまってからの育成でしたが、最終的にはほとんどやちよさんと同じレベルの関係に落ち着けました。
かなり理想的な仕上がりです。
廃止されたはずのネームトラップが起動していたというとんでもないガバから始まりましたが、終わり良ければ全てヨシ!(現場猫)
それどころか最初から好感度が高かったおかげで素直に帆奈ちゃんが動いてくれたので、事前準備だけで最高のパフォーマンスを生み出すことができましたね。
というわけでじゃあな帆奈ちゃん!
間違っても『マギウスの翼』には入らないでおくれよ! 百恵ちゃんとの約束だぞ!
さってと、帆奈ちゃんが出ていったところでやることがなくなってしまいました。
もう好感度の調整は終わっていますし、百恵ちゃんの育成も終わっていますし、みふゆさんの勧誘が来るまで暇です。
あっ、そうだ(唐突)。
帆奈ちゃんの監視の仕事が終わったってことは、通常業務が復活しているじゃないか。
だったら夕方になったらまた調整屋に行きましょうかね。多分仕事はないんでしょうけど。
じゃあ、流しますね。
「あら、モモちゃん。さっきぶりねぇ~」
おうまた来たぜみたまさん。
仕事、入ってるか~?
「モモちゃんには入ってないのよぉ……」
大丈夫っすよバッチェ入ってないっすよ! 悲しいなぁ。
まぁでも、今となっては仕事をする価値がほとんどないので、RTA的には大助かりです。
じゃあなんで調整屋に仕事が入っているのか聞きに来ているかというと、万が一仕事があってボイコットしてしまうと好感度がガクンと下がってしまうからです。
それだけは阻止しなければならないので、こうして真面目に仕事があるかどうかの確認をしているんですね。
やることがないので帰りましょう。あ~今日も一日楽しかったな~、早く帰って家事と勉強しなきゃ。……あら?
倍速に出来ません。なにかのイベントでしょうか?
「……お久しぶりです、モエちゃん」
みふゆさん! みふゆさんじゃないっすか、オッスオッス!
本当に久しぶりじゃないか。どこ行ってたん?(すっとぼけ)
ああ、ついに、ついにきましたね。
プレイヤーキャラに対する『マギウスの翼』への勧誘イベントです。
このイベントは、プレイヤーキャラが『マギウス』もしくは『マギウスの翼』の軍門に下る魔法少女との好感度が一定以上ある場合、もしくは、それ相応に名前が知れている魔法少女だった場合に発生します。
今回はその両方が適応されているので、確定で起こるイベントでした。
ここで以前あった読者の皆さんからの質問に対する回答をしましょう。
『散花愁章』にて、帆奈ちゃんが魔法少女の真実を語ることを前提にチャートを組み立てた場合、メルちゃんの生存ルートを選択しても大丈夫なんじゃないか、という質問をいただきましたが、個人的にはオススメできません。というかほとんど不可能です。
組もうと思えばできると思いますが、そうするとみふゆさんが『マギウスの翼』に入らない、という物凄いシナリオブレイクが発生します。
ワルプルギスの夜を討伐するチャートならば、『マギウスの翼』が原作と同じくらい機能していなければ困ってしまいますので、なんとしてでもみふゆさんが『マギウスの翼』に入るきっかけとなる事件……第一次みかづき荘解散を起こさなければいけませんでした。
加えて『散花愁章』で帆奈ちゃんが魔法少女の真実を語ること自体がレアなので、それを頼りにするのは無理があります。
ましてや今回はネームトラップという隠し要素を偶然引き当ててしまったうえでの展開でしたし、それを見越してメルちゃんの生存ルートを選択するのはRTA的にもチャート的にも厳しいものがあります。
以上二点から、帆奈ちゃんを当てにすればメル生存ルートからでもチャートが組めるのではないか、という質問に「NO」と回答させていただきます。
メルちゃん本当にごめんよ……。ワルプルギスの夜を神浜に来させないチャートを作らない限り、あなたには氏んでいただきます(無慈悲)。
さて解説している間、みふゆさんに連れられて人通りの少ない裏路地にホイホイついてきてしまった百恵ちゃん。
まぁ、かなりヤベー話をしますからわからんこともないのですが……にしても、みふゆさん。なんかいっぱい人引き連れてません? 後ろにわんさか黒羽根と白羽根がいるんですけど?
「この方が……星奈百恵さん!?」
「神浜最強の!?」
「あなたは……! あの時は本当にありがとうございました!」
うわあ……これは
ゆきかは実に不本意ながら交流が持ってしまったキャラですのでわかりますが、まさか天音姉妹も来るとは……。後ろにいる黒羽根と白羽根も、今まで百恵ちゃんが助けてきたモブ魔法少女ですし。
随分とまぁ、気合が入っていますね。
「モエちゃん、ワタシたちはあなたに仕事を依頼したいのです」
さて、今まで長々と『マギウスの翼』についての説明をしていましたが、ようやっと本題に入りました。百恵ちゃんへの勧誘です。
ここで百恵ちゃんの地位を確固たるものにするために正しい選択をしていきましょう。
最初の選択肢は『引き受ける』『拒否する』のふたつだけです。
ここは拒否します。
いきなり了承すると傭兵止まりなので、『マギウス』に雇われるのと大差ありません。
百恵ちゃんは『楽園行き覚醒前夜』後に裏切るので、言いなりでしかない傭兵のまま雇われるわけにはいきません。
「モエちゃんならそう返してくると思いました。ですがここで諦めるわけにはいきません。覚悟を決めて、ワタシたちは来たんです」
よしよし、諦めないで勧誘してきてくれましたね。
ここで第三の選択肢である『覚悟を聞く』が出てきます。おまえのことが好きだったんだよ!
迷わず選択していきましょう。すると……。
「ワタシたちの全てを……ワタシたちの忠誠をモエちゃんに捧げます。それが報酬です。ですから……どうか。どうか、ワタシたちに力を貸してください……!」
あっ、いいっすよ(快諾)。受けます受けます(食い気味)。
実質『マギウスの翼』のリーダーであるみふゆさんが百恵ちゃんに忠誠を誓ってきたので、これで百恵ちゃんが『マギウスの翼』のリーダーに成り替わりました。
これからは自由に『マギウスの翼』を操作できます。
みふゆさんを支持している天音姉妹もゆきかも異論がないらしく跪いていますし、後ろで控えている羽根たちは百恵ちゃんが助けてきた魔法少女なので百恵ちゃんの言うことをなんでも聞きます(ん? 今なん以下略)。
無事に百恵ちゃんが『マギウスの翼』を工事完了(乗っ取り)したところで終わりにしましょう!
ご視聴ありがとうございました!