マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート   作:スパークリング

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本当に申し訳ございませんでした!

今になって仕事が一段落したのでちょいちょい始めてイキますよ!



RTAパート14 マギウス

 『マギウスの翼』を百恵ちゃん好みに調教するRTAはーじまーるよー!

 

 前回、ようやくみふゆさんが接触してきてくれました。

 そしてこちらの目論見通り百恵ちゃんに忠誠を誓ってきてくれたので、これで『マギウスの翼』を好き勝手動かすことができます。

 ガッバガバの警備体制敷いて手加減して情報漏洩しまくってタイム縮めていってやるからなぁ? 見とけよ見とけよ~(人間の屑)。

 といっても露骨にすると解雇されてしまうので程々にしますけどね。

 

 さて、百恵ちゃんが『マギウスの翼』の雇われリーダーになったことでみたまさんに連絡を入れないといけません。

 これから百恵ちゃんは『マギウスの翼』専属調教師になるので、仕事は一切受け付けられなくなります。なので百恵ちゃんが仕事に行けない旨を伝えておきましょう。

 放置してもいいのですが、そうすると今まで積み重ねてきた百恵ちゃんに対する信頼度が落ちたり、心配して百恵ちゃんを探し始める魔法少女が出てきてタイムロス&ガバに繋がるので、しっかり連絡を入れましょう。

 

 ちなみに正直に話すか、適当に誤魔化すかの分岐がありますが、みたまさんの場合は素直に本当のことを話しておきましょう。

 みたまさんは完全中立ですし、秘密は他にバレるまで守っていてくれるので、百恵ちゃんが『マギウスの翼』に雇われたとしても誰かに言いふらしたりはしません。

 

 いうわけでケータイ取り出しポパピプペ。

 あ、みたまさんオッスオッス。

 

「モモちゃん? どうしたの?」

 

 ちょっと長期の仕事が入っちゃったから傭兵業は休業させてもらうぜ。

 え? 誰に雇われたんだって? 『マギウスの翼』って言うんだぜ!

 

「そう……分かったわ。でもあまり無理をしちゃダメよ?」

 

 大丈夫だって安心しろよ~。ヘーキヘーキ、ヘーキだから。

 あっ、そうだ(唐突)。

 ついでに百恵ちゃんが仕事できないこと、やっちゃんたちに伝えておいてくんない? 『マギウスの翼』のことは伏せてな!

 

「……いいわ。みんなには黙っておくわよ。モモちゃんも上手く動いてね」

 

 ありがとナス! じゃ、そういうことであばよ!

 

 みたまさんが好感度トップなので、ここからやっちゃんやみゃーこ先輩たちに百恵ちゃんが傭兵業の長期休業をすることを広めてくれます。これで姿を晦ましても百恵ちゃんを探しに来る魔法少女は現れないでしょう。

 

 仕事も全部かりんちゃんがやってくれますし、そもそも百恵ちゃん、ここ数ヶ月間仕事ゼロで廃業間近でしたからね。悲しいなぁ。

 

 さて、引継ぎが終わりましたので、新しいクライアントの所に行きましょう。

 雇われた身とはいえ、忠誠をもらっちゃった百恵ちゃんは今や『マギウスの翼』のトップです。

 正式に就任したことを組織内に広めるための演説をするようにみふゆさんから頼まれたので、それをこなします。

 

 北養区にある『マギウスの翼』の本拠地『ホテルフェントホープ』の入り口、後の(ひいらぎ)桜子(さくらこ)ちゃんこと『万年桜のウワサ』の場所はみふゆさんから聞いていますので、そこに向かいましょう。

 

 オッス!(到着)

 

「待っていました、モエちゃん。こっちです」

 

 そして一気に目的地にジャンプ! わぁ、これが『ホテルフェントホープ』ですかー。色んな施設がありますねー。こんなに広いとは思わなかったぁ。

 ここは本館で、向こうに議事堂、地下には聖堂があるんだ。後で、そこへ行こうよ。

 

 さぁ、『マギウス』の本拠地に到着しました。

 裏切った後手早く脱出するためにマップを作って……いや待てよ? 百恵ちゃんの馬鹿力があれば余裕で突破できるやんけ。

 じゃあ作らなくても大丈夫そうですね。余計な手間が省けました。

 やっぱ……脳筋ルートの……チャートを……最高やな!

 

「モエちゃん、こちらに」

 

 そしてみふゆさんにホイホイついて行きますと議事堂に辿り着きます。

 ここは『マギウス』たちが演説していたあの場所です。はえ^~すっごい大きい……。

 

 さて、この演説イベントですが結構重要です。

 失敗してしまいますと『マギウスの翼』を統率できずにチャートがガッバガバになってしまいますからね。

 百恵ちゃんが有名な魔法少女だったとしても、長い間組織を引っ張ってきたみふゆさんを差し置いていきなりリーダーになってしまうと当然反発する魔法少女が出てきます。

 仕込みとして傭兵業である程度のモブ魔法少女たちの好感度を上げておきましたが、ここにいる全員が全員百恵ちゃんに対する好感度が高いわけではないので、ここでがっちりと心を掴んで百恵ちゃんの手足にします。

 

 事前準備は万端です。

 みふゆさんから現状の組織内の不満やらなんやらを聞き出していますので、それについて触れる選択肢を選び続ければ大成功を引き当てられます。

 

 みふゆさん曰く、最近の『マギウス』のやり方が過激になってきて耐えられない子が多くなってきたのだとか。

 

 確か、最初はウワサもそこまで危険なものは少なかったんですよね。『絶交階段のウワサ』とか『口寄せ神社のウワサ』とかはアレですが、比較的緩い感じのウワサがほとんどだったんですよ。

 ですが効率を求めるあまりウワサの内容を少し変えたり札意満載のウワサを新たに作ったりとどんどんエスカレートしていって、遂には『キレートビッグフェリスのウワサ』やら『フラワースピーカーのウワサ』やら物騒極まりないやつらが終盤に誕生してしまうわけなのですが……。

 

 なるほど。『マギウス』たちがこんな感じのウワサを作り始めたのは、どうやらこの時期くらいかららしいですね。

 で、今や『マギウス』の援助を受けてしまっている都合上強く当たることができないみふゆさんに代わって『マギウス』に物申すことができる人材が欲しかったと。

 そこで白羽の矢が立ったのが百恵ちゃんだったと。

 

 完全に都合のいい女じゃねーか百恵ちゃん! 頭に来ますよ~。こんなんRTAじゃなかったらよほどの聖人じゃない限りガチギレ案件ですよ。

 みふゆおまえこれがリアルでなくてRTAでよかったな。リアルだったらおまえはもう氏んでいるぞ。

 

 というわけで気合を入れ直して演説イベントにイクゾォー!デッデッデデデデ!(カーン)

 

 皆さんご無沙汰しております。『マギウスの翼』専属調教師の星奈百恵と申します。

 今までの羽根としての活動はいかがでしたでしょうか?

 現状では比較的ブラックな社畜プレイが沢山取り上げられていたと思います。

 これからは今までと一新したホワイトな社畜プレイをお見せしたいと思います。

 

 今回調教する魔法少女は、マギウスっ!

 頭のネジがぶっ飛んだおガキ様ふたりと、エキサイトしている芸術家。

 まだ11歳と16歳のこの少女たちは、百恵ちゃんの調教に耐えることができるのでしょうか?

 それでは、ご覧ください。

 

 はい、演説イベント終わり! 閉廷! 以上! みんな解散! 評価は最高です。やったぜ。

 それじゃあ早速『マギウス』たちに直談判(御挨拶)しに行きましょう。

 行動するのが早ければ早いほど、『マギウスの翼』全体の忠誠値が上がりますからね。

 

 そしてこちらで勝手に決めるよりも事前に物申しに行くことでただでさえ低くなるであろう『マギウス』たちの好感度を多少マシにできます。

 低すぎるとアリナ先輩のおもちゃにされたり(6敗)するので、少しでもリスクを回避する動きをしていきましょう。

 

 てなわけでみふゆさん! 『マギウス』たちの所に案内してクレメンス!

 

「わかりました。ついてきてください」

 

 行きます行きます(食い気味)。

 

 議事堂を出てフェントホープの地下室に向かっていきます。

 こ↑こ↓はアレですね。

 『幸福な魔女』もといエンブリオ・イブを捕獲してある地下聖堂ですね。凄い瘴気が漂っていますし、案の定エンブリオ・イブが鎖で吊るされています。

 

 で、そんな気分が悪くなる場所で平気な顔をしてお茶会をしているやつらがいます。

 三人は、どういう集まりなんだっけ?(記憶喪失)

 

「くふふっ。初めましてかにゃー? あなたが最強さん?」

 

 人によっては釘宮病を発症させてしまう通称おガキ様、里見(さとみ)灯花(とうか)が無邪気そのものな笑顔で手を振ってきます。ひとの質問に答えない人間の屑。

 

 ぶん殴ってやりたい衝動に駆られますが感情任せで殴りにいってはいけません。

 シナリオ云々の前に、こいつはとてつもなく面倒な魔法である『エネルギーの変換』を使ってきます。

 

 この魔法は灯花が認識したエネルギーを様々な形に変換できるというもの。

 周囲のエネルギーを攻撃的なエネルギーに変えて超低燃費で攻撃を仕掛けたり、有害なエネルギーをそのまんま無害なものに変えて打ち消したりとかなり優秀。

 

 周りにエネルギーが満ちていればいるほど効果が跳ね上がるので、エンブリオ・イブから漏れる穢れが充満しているこの場所で戦うのは非常に危険です。

 おまけにこいつは貴重な空を飛ぶことができる魔法少女、かつ小学生ということもあって低身長なので、的が小さく百恵ちゃんの攻撃がほとんど当たりません。

 さらに言うとこいつは中距離・遠距離型の魔法少女です。

 

 えーっと、つまりなにが言いたいのかといいますとですねぇ……。

 

 こいつ、百恵ちゃんの天敵のひとりなんですよね。

 

 戦闘になると負けることはないでしょうが勝つこともできません。

 かなりの長期戦の末、運が良ければ勝てるかな程度に相性が最悪ですので、絶対に戦闘を仕掛けることができません。そんなことしたらタイム壊れちゃ~う。

 

 ということでこいつに喧嘩を売るのは、キャンセルだ。グッとこらえて今後ともよろしくしていきましょう。だからちゃんとご挨拶しないとね。

 『マギウスの翼』の新しいリーダーになった星奈百恵って言うんだ。よろしくな!

 

「わたくしは里見灯花。『マギウス』の1人だよー」

「同じく、僕は(ひいらぎ)ねむ。よろしく」

 

 そしてそのおガキ様の隣にいる眼鏡の子がねむちゃんですね。全てのウワサの創造主です。

 この子には後々お世話になるのですが、慣れ合うつもりはないので放置して大丈夫です。

 というかこのふたりは今後のために低い好感度をキープしなければならないので、戦闘に発展しない程度に喧嘩を売って(イチャモンつけて)嫌われていきましょう。

 

 で、最後のひとり……。

 

「アリナ・グレイ。ふーん……」

 

 百恵ちゃんを興味津々に観察してくる『マギウス』最年長……クレイジーサイコアーティストこと、アリナ・グレイ。

 こいつの好感度が一番の問題です。

 

 灯花やねむは好感度がリンクしているのですが、このアリナだけは独立しています。つまり自由人(フリーのキャラ)です。

 『マギウス』ルートで灯花とねむの好感度を最高にしてもアリナが言うことを聞かないせいでシナリオが崩壊した、なんて兄貴姉御はきっと少なくないはず。

 

 本RTAでは灯花とねむの好感度を下げる一方、アリナの好感度をどうにかして一定以上をキープしなければなりません。こいつだけは管理をしっかりとしないと、いつ牙を剥いてくるかわかったもんじゃないからです。

 

 そして、アリナの初期好感度が決まるのは、プレイヤーキャラとアリナが初めて邂逅したまさに今、この時です。通常は補正が入ってから初期好感度が決定するのですが、唯一アリナだけは初期好感度が決定してから補正が入る特別仕様(半ギレ)なので、初期好感度が低いといくら周囲の好感度を上げていたとしても無駄に終わります。

 それに加え、難易度ハードですとアリナの好感度は完全なマスクデータに設定されていて、日々変動し続けている特別仕様(ブチギレ)にされるので、高いのか低いのか全く分かりません。やめてくれよ……(絶望)。

 

 しかーし! 先駆者兄貴姉御たちの活躍で、初期好感度に関する見分け方は判明しています。

 

 アリナの初期好感度の見分け方は非常に簡単。

 ゴミを見るような視線を向けて終わりなら低く、つまらなさそうに返事を返して終わりなら普通、そして「アハッ」とヤベー笑いを上げて終わりなら高いという三パターンに分類されます。

 

 低いのは論外で、高すぎるとアートにしようと襲い掛かってくるのでダメ。狙いは普通です。ここを乗り切ってしまえばいくら好感度を上げても、作品にするために襲い掛かってくることはなくなりますからね。

 さぁ……判定はいかに!?

 

「…………」

 

 ……? あれ? シーンが進んだということは好感度が決定した証拠なのですが……終わりでしょうか。

 なんでしょう初めて見る反応です。ダンマリでした。

 というかまだ百恵ちゃんのことをガン見しているんですが。ナズェミテルンディス!

 

「で、用件はなにかにゃー?」

 

 おっと、アリナのことは気になりますがとりあえず置いておきましょう。

 おガキ様から質問されて選択肢が出てくるはずですので歯に衣を着せずに直談判しましょう。

 まずうち(マギウスの翼)さぁ……文句……あんだけど、聞いてかない?……て、あら? あらら?

 

 あれ~? おかしいねコントロールが利かないね。

 

 ちょっと待って! 百恵ちゃんの操作できないやん! どうしてくれんのこれ。直談判したかったからマギウスの所に来たの! ガバ……ガバが起きちゃったの? この中の中(乱数)で? 難易度ハードっつってもコントロール奪取はあかんやろ。わかる? この罪の重さ(哲学)。

 

 これはちょっとテキストを読んで確認しないとダメみたいですね。

 ってあれ? というか百恵ちゃん? なんか滅茶苦茶ブチ切れてないかい?

 えっ、ちょっ!? なに変身してんのあんたって待て待て待て!

 突っ込むな剣を出すな灯花を頃そうとするなやめろやめろやめろわーっ!?

 

 なんてこった。

 まさかここまで来てリセとは……はぁ~つっかえ。やめたらこのチャート。

 百恵ちゃん、君には失望したよ。

 

「……ひっ」

 

 て、あれ? 生きてる~!? (灯花が無事に)帰ってこれたよ~アーッハッハッハッハッハ! 帰ってこれた~ハッハッハッハッハ! 生きてる~! 帰ってこれたよハッハッ生きてる! ハッハッ! あ~生きてるよー!

 

 ハァ~~~~(クソデカ溜め息)。

 ほっ。で、今一体何が起こったのでしょうか(困惑)。

 寸止め? いや、これは違いますね(反語)。

 

 百恵ちゃんは大剣を振り下ろした……ように見せかけて、ぴったりと刃が灯花の首に当たるように出現させただけです。もし振り下ろしていたら、実際に斬っていなくても剣圧だけで灯花ちゃんの首は吹き飛んでいましたからね。

 ブチ切れているようでしたが……理性が残っていたみたいで本当に良かったです。

 百恵ちゃん、俺は信じてたで(掌クルー)。

 

「っ! いきなり何をしているのかな君はっ……」

 

 いやっ、違う! 今のは百恵ちゃんが勝手に!(なにも違っていない)

 というかこんなことは初めてです。

 面倒なので倍速処理していたので気が付きませんでしたが、なにか地雷でも踏んだんでしょうかこのおガキ様は。

 

「もう! だからあれはもう魔法少女じゃないって言ってるじゃない!」

 

 あっ、これかぁ!(原因) 百恵ちゃんが激怒したのはエンブリオ・イブを見たからですね。

 百恵ちゃんはずっと魔法少女を助ける活動をしてきましたから、雇われた組織の上層部が魔法少女を半魔女にして利用しようとしていることが許せなかったのでしょう。それで頃す気はないとはいえ本気で抗議したと。やべぇ。

 

 あれ、いや待てよ。でもこれは逆においしいパターンなのでは?

 こちらとしては百恵ちゃんとマギウス(アリナを除く)とは対立するような関係を作りたかったわけですし……うん、おいしい!(再認識)

 

 なーんかまだコントロール奪われたまんまなんですが、マギウスを粛正することはなさそうなので倍速にはしませんが安心して見ていられます。百恵ちゃん、激情に駆られて即断罪するような性格じゃなくてよかったです。

 

「そ、そう。じゃあ好きにすればいいんじゃないかにゃー? できるものならねっ!」

 

 頬を膨らませてそっぽを向くおガキ様。ファーストコンタクトは完璧だな!

 おっ、コントロールできるようになりました。イベント終了ですね。

 

 流し読みしていましたがこちらの意向は全て通りましたし、好きに動いてもいいという言質も取りました。

 そして灯花とねむのこちらに対する好感度は間違いなく最悪です。途中ヒヤッとしましたが、こちらの望む通りの展開になって一安心。

 アリナの好感度だけ気になりますが……ま、まぁ、大丈夫でしょう。

 

 さて、挨拶は済みましたので早速戻りましょう。仕事がいっぱいです。

 んじゃな、マギウスのみんな! これからも仲良くしような!(すっとぼけ)

 じゃあ、行きましょうかみふゆさん。

 

「は、はい。あ、あの……よろしくお願いします」

 

 なんか滅茶苦茶顔色悪いけど大丈夫だって安心しろよ~。

 百恵ちゃん、もう怒ってないよ。だからヘーキヘーキ、ヘーキだから。

 

「ウェイト。星奈百恵、ちょっと待ってほしいワケ」

 

 ……ゑ?

 

「ふたりで話をしたいカラ。……ついてきてくれるヨネ?」

 

 アッハイ。ワカリマシタ。……ゑ?

 な、なんでしょうこの展開は。

 アリナの好感度について気になっていましたが……まさかこんなに早く動いてくるとは思いました。

 

 有無も言わせないフインキ(←なぜか変換できない)だったのでとりあえずオーケーサインをしてしまいましたが……よかったのかホイホイついていっちまって。アリナはノンケ(人間)だってかまわないで食っちまう(アートにする)人間なんだぜ?

 まぁ、今更選択肢を取り下げられませんし、大人しくついて行くとしましょう。

 レアな反応をしていましたので気になって昼と夜しか寝られなかったところですからね。

 

 で、あの趣味の悪い地下聖堂を出てフェントホープのとある一室に入るアリナ。

 クォクォハァ……アリナの部屋ですね。デッサンするための道具が一式揃っています。

 

 ……ここに連れてこられたということは百恵ちゃんに危害を加えようとしているわけではなさそうです。

 この部屋はアリナにとって神聖な場所でもありますので、ここで争うようなことはしないはずです。

 

「そこに座ってほしいんだケド」

 

 窓際にある椅子を指さしてきました。……ま、まさか!

 この展開はもしかして……もしかするかもしれませんよ?

 

「ねぇアナタ……アリナのアートのモデルになってほしいワケ」

 

 き、キタ―――(゚∀゚)―――― !!

 これは幻のルートを引き当てましたよ!

 

 今まで数件ほどしか報告になかったレアケース、生きている状態の作品としてお気に入り登録されるルートです!

 つまりアリナにとってのみふゆのような存在になれるルートですね!

 

 このルートに進める条件はただひとつ、マスクデータとして伏せられているアリナが好むキャラのデータにピタリと当てはまるキャラをキャラメイクすることです。

 

 見た目は勿論、そのキャラの過去や実績、そして行動などの細かいデータをすべて見るので、たとえまったく同じようにキャラメイクをしたとしても少しでも違う行動をとった場合はすぐにルートから外されてしまいます。

 それゆえに確定演出がないことから幻のルートと呼ばれています。

 

 邂逅時にアリナがこちらを観察してくるのは、コンピュータがプレイヤーキャラのこれまでの行動を精査しているから、なんて都市伝説ができるくらいのレアの中のレアケース! それを引き当てることができました! おまえのことが好きだったんだよ!

 

 もちろん返答はイエスです。

 即答してアリナの作品のモデルになりましょう。

 

「アハッ。じゃあ早速……付き合ってもらうカラ」

 

 オーケーオーケー! じゃけんデッサン始めましょうね~。

 え? これからやることがいっぱいあるんじゃないのかって?

 んなこたぁどうでもいいんだよ! ここはアリナのために時間を使います。

 

 アリナは基本的に交渉不可能の魔法少女ですが、ここまで気を許してもらえたならわがままを言っても通ります。

 しかも自分にとって都合が悪いことじゃなければプレイヤーキャラの味方になってくれるので、マギウスの翼ルートを走るプレイヤーにとってはこれほど頼りになる味方はいません。

 

 この状態を維持するには、アリナがデッサン目当てで呼び出した場合必ず応じなければなりません。そのためタイムを使ってしまうのですが……そんなものは必要経費です。それに費やした時間で地雷原であるアリナを制御できるのなら安いものです。

 

 さて、ここまで御膳立てしてもらったらあとはプレイヤーの腕の見せ所さん!?です。

 こちらの望む形に『マギウス』を上手く嵌めこむことができそうなので、この関係を維持しつつ手を回していかなければなりません。

 そのためにもとことんアリナに協力して、そして協力してもらうとしましょう。

 

 このアリナイベント中はスキップ処理をしなければ自由な会話が可能なので、ここでパイセンと交渉していきます。

 

 交渉するのは、魔女を育てる仕事について。

 これはアリナが推し進めている仕事なので、やめるように進言すると好感度が一気にガタ落ちしてしまいます。そしてそれはおそらくですが、このルートに入っていたとしても適用されるでしょう。

 なのでここでこの仕事を百恵ちゃんに一任するようにお願いをします。

 

 この仕事が羽根たちの士気の低下に最も大きく作用しているので、これがなくなるだけで百恵ちゃんの支持率が上がります。

 そして魔女を率先してアリナ好みに育て上げることで、アリナの好感度も同時に稼ぐまさに一石二鳥の交渉なのです。

 

「フーン。まぁ、いいケド。アナタの腕なら魔女を狩らずに無効化することだってできそうだし」

 

 おう、任されたで。

 みんなには魔女を育てる仕事が撤回されたって言うけど……いいかな?

 

「アリナからはもう言わないし、他のふたりにもこの件に関しては口出しさせないカラ、アナタの好きにすればいいワケ。バット、仕事はちゃんとこなしてもらうカラ」

 

 やりますやります(食い気味)。

 魔女をとっ捕まえることなんて朝飯前なんだよなぁ。

 アリナ好みの魔女を育て上げてやるからなぁ? 見とけよ見とけよ~。

 

 はい! ということでキリが良いので今日はここまでにしましょう!

 次回からは『マギウス』のお仕事編です!

 まだ百恵ちゃんは有能なトップでいてもらうので、バリッバリ仕事して今後の展開に備えていきましょう!

 ご視聴ありがとうございました!

 

 

 

 

 




語録を操り切れているかどうかがちょっと不安だからリハビリせんとなぁ……。
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