マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート 作:スパークリング
本作未読了の方は、絶対に先に読まないようにしてください。
それでは、どうぞ。
※ネタバレ注意 設定資料集※
はい、みなさんこんにちは。スパークリングです。
まずは初めに、今回は本作『マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート』を最後までご愛読していただきましてありがとうございます。御礼申し上げます。
今回は『マギレコRTA ワルプルギス撃破ルート脳筋傭兵チャート』の作成の裏話や、主人公『星奈百恵』の細かい設定、カットした没ネタ、それから今後の予定についてのお話をしていこうと思います。
本来ならこういうことは活動報告に掲載するものかと思いますが、内容が余裕で5000字を超えてしまいましたのでこちらの方に掲載します。
『ちょっと待って! 小説じゃないやん。どうしてくれんのこれ!』とか『一般ピーポーのボクの考えた最強の設定なんか気持ち悪くて興味ないよ!』とおっしゃる方! 勿論読まなくても問題ありませんので、読みたい人だけ読んでくれると幸いです。
前置きはこれくらいにしておいて、ほんへに向かってイクゾォー!デッデッデデデデ!(カーン)
初めに経緯から行きましょう。なぜこの小説を書くことにしたのかですが……ぶっちゃけると流行っていたからっすwww いやぁ、本当にbiim兄貴リスペクトのRTA風小説がブームになっていたんですよねあの時って。
もともと淫夢ネタが大好きだった私にはぶっ刺さりまして、ゲラゲラ笑いながら読んでいました。それと同時に執筆してみたいなと思いまして、ソシャゲのマギレコを第一部やイベントを制覇していたのもあって「これなら書ける!」と思ったからです。それだけっす。(特に大した理由は)ないです。
さて、書くことを決めて最初に設定したのは主人公でした。これを真っ先に決めないと物語を作ることができません。魔法少女になった動機や経緯、背景にある環境こそまどマギという作品にとって最も重要な部分だと考えているからです。
ここからは主人公『星奈百恵』というキャラクターについて順番に解説していこうと思います。
◎星奈百恵というキャラクター
テーマは『意外性』と『アンバランス』、そして『ドラゴン』。
実年齢とは思えない身長、それでいて子供とは思えない雰囲気、穏やかながらも苛烈な性格、見た目からは想像できない怪力と死因などなど、どこまでも正反対になるようにデザインしました。
・容姿
まんま私の好きなキャラクターがベースになっています。
ミリマスの最年長アイドルの馬場このみ姉さんと、『世話やきキツネの仙狐さん』の仙狐さんを掛け合わせています。見た目がこのみ姉さんで、喋り方が仙狐さんそのものです。
え? ㌔㍉コンやろですと? やっぱ(幼女が)好きなんすね~ですと? そうだよ(肯定)。で、でもどっちも合法やから……(震え声)。お陰様で143センチという、みゃーこ先輩どころか小学生の理子ちゃん以下の身長になってしまうことに(ちなみにこのみ姉さんと同じ身長である)。
魔法少女姿は犬夜叉の蛮骨がベースです。
大剣というより大鉾に近い武器や、それを片腕で自由自在に振り回すことのできる人間離れした腕力、終盤は熱風を活かした戦術を使う、低身長、長いしっぽヘアーというところも全部反映させています。
よもぎもぎさんが支援絵として描いてくれた星奈百恵は完全に私が思い浮かべていた彼女と同じですので、是非とも見てほしいです。あらすじにリンクを張っております。
・性格
穏やかで他人の気持ちに敏感であり、それに合わせて寄り添うことができる。それでいて狡猾でキツネな性格をしていて、自分の容姿を武器にしたり、人脈や立場を利用して人心を掌握するなど、使えるものは何でも使う現実主義者。
神浜の魔法少女になら誰にでも平等に優しく扱うも線引きはしていて、ある一定の所からは踏み込ませないほどに警戒心が強いものの、一度懐に入れた人間にはべたべたに甘やかしたり尽くそうとしたり嫌われないようにしようとしたり格好いいところだけを見せようとしたりと実はとっても臆病で甘えん坊。典型的なお姉ちゃん子である。
一方でプライドが高く、敵認定した相手には容赦なく食らい付き、最悪の場合には殺害することすら厭わない苛烈で冷酷な一面があります。
嘘を吐くのが一周回って苦手であり、百恵のことを知らない相手は騙されるものの、逆に良く知る人間には作為的すぎてバレバレな演技をしてしまいます。本人も薄々自覚しているため、はぐらかしたり誤魔化したりして極力嘘を吐かないようにしています。
・名前の由来
『ほしな ももえ』。略してほもです。というのは半分冗談です。
作中で何度も触れてきましたが『百に恵まれる』という意味。キャラクリでも《攻撃》が百だったおかげでリセマラされる運命から逃れていたりと、なにかと百という数字と縁があるように設計しています。
じゃあ苗字の『星奈』ってなんや? となりますが、こちらは蛮骨が出てくる犬夜叉七人隊編の時のOPの冒頭からです。『ななつのほし』転じて『ほしな』からの『星奈』になりました。
『星奈ももえ』が本来の名前であるものの、自らの運命を受け入れたことで『星奈百恵』と改名しました。
・武器
大剣……と見せかけた双剣です。戦いにおいて一切の妥協を許さず、用心深い彼女は本来の武器すらも最後まで隠していました。正真正銘、これが奥の手です。
力の化身でもある龍の紋様が施された刀身だけで二メートル、全長二・三メートルある巨大な武器であり、二つ合わせた状態の大剣を使うとパワー型に、分裂させて双剣にするとスピード型にとオールラウンダーな戦い方を得意としています。ちなみに双剣はそれぞれ鎖で連結されていて、片方を手放したとしてももう片方を持っていれば引っ張り上げることで回収することが可能です。これはかつて姉を救うことができなかった時の心の表れでもあります。
初期ステータスの時点で《攻撃》だけなら大剣に、《速度》だけなら双剣になる予定だったのですが、走者が《攻撃》と《速度》の両方を極端に上げていたためにこのような仕様になりました。ほもの欲張りセット。
・願いと固有魔法
戦争を始まらせたり終わらせたりするほどの力があることを知らされていた百恵は、その素質を自分だけに向け、なおかつどう使っても悪用できないように『今を生きる力が欲しい』と願い、固有魔法からなにまで全て自分の肉体に還元してしまいました。その結果得た固有魔法は『成長加速』であり、通常の人間の倍以上の速度で成長していく常時発動型の魔法です。
『今を生きる力が欲しい』という願いの影響で成長するのは契約時に生きるために一番必要だった魔法少女としての力だけであり、それ以外の成長は止まったまま。胸だけが成長していますが……なんでなんでしょうかね(すっとぼけ)。やっぱ(おっぱい)好きなんすね~。
しかし成長はいつか止まり、そして徐々に退化していくのが世の理。一生分の成長が終わると一定期間停滞し、やがて老化という形で体に現れ、ついには魔法少女に変身する度に命を削っていくようになります。『今を生きる』という前置きのせいで未来を失ってしまうことになってしまったのです。
老化は髪が白くなったり皴が多くなったりと目に見えるものだけに留まらず、寂しがりになったり怒りやすくなったりと多少情緒不安定になりがちになってしまいます。
・『神浜最強のウワサ』との融合の影響
将来が完全に失われて無属性だった☆4魔法少女の百恵ですが、『神浜最強のウワサ』と融合して☆5魔法少女に昇格すると弱点が克服され、本来の百恵の性質である炎属性の魔法少女に生まれ変わりました。水属性や光属性も候補に挙がりましたが、『神浜最強のウワサ』がどう考えても炎属性でしたので百恵も炎属性になりました。
『神浜最強のウワサ』との融合の影響で百恵の力が復活し体が安定して元の若々しいものに戻り、事実上不死の体になりましたが、なにかの影響でウワサが剥がされたり倒されたりすると反動で一気に老化してしまい非常に危険な状態であることには変わりありません。なお、このウワサは創造主の柊ねむの支配を完全に抜け出して独立しているためねむが強制的に消去することはできません。
性格もウワサに引っ張られており、多少熱くなりがちになっていて、かつ神浜の魔法少女に対する愛情も深くなっています。そのため神浜の魔法少女には今まで以上に愛情を注ぐようになっている反面、危害を与えようとする外敵には一切の容赦をしないため苛烈な性格に拍車がかかるようになってしまってもいます。
・正体と過去
まどマギという作品に相応しいかなりヤバい過去を用意しました。多分どのまどマギ作品とも被っていないと思います。被っていたらごめんなさいということで。
この部分は『Hundred Recollections』で詳しく書いていますので割愛します。
とまぁ、こんな感じのキャラクターに仕上げました。
彼女の経歴に関しては小説内で纏めていますのでここではお話ししませんが、まぁ、我ながらかなり思い切ったキャラクターにしたかなと思っています。
◎裏設定
物語の設定や運びは本編を読了してここに遊びに来ているであろう皆さんに今更説明してもしょうがないので、今度は裏設定や、語られなかった真実をお話ししたいと思います。
・星奈つくも
百恵のひとつ上の姉であり、本作の悲劇のヒロイン。
一般的な観点から見れば彼女も充分すぎる魅力を持つハイスペックキャラクターです。勉強面だけに着目しても、予習復習するのは当たり前で、それ以上の範囲も独学で勉強してほどなくして百恵に教えることができるくらいに呑み込みが早いです。魔法少女としての戦闘能力も、普通の魔女よりも格段に強いクズハの成れの果てに初陣で勝利するという実力を持っています。
が、しかし。そんな自分よりも優秀な百恵という妹に対するコンプレックスのせいで歪んでいってしまった、そんなつくもに関する補足をします。
百恵はつくもに「嫌われてしまった」と思っていますが実はそれは間違いです。つくもは百恵のことが嫌いではありませんでした。
つくもが百恵に劣等感を抱き始めたのは、父親の命令で母親役から虐待を受けるようになった頃からです。
最初は自分を慕う百恵との時間が大好きだった彼女ですが、次第に自分の環境と百恵の環境の温度差を気にするようになり、時が経つにつれて百恵に対する嫉妬は募っていくばかり。しかしながらつくもは百恵を嫌うことができませんでした。百恵が妹だったからです。
自分を慕って、酷いことを言っても笑顔で流して、自分の気を引こうと合わせようと気遣ってくれる健気な妹をどうしても嫌いになることができませんでした。百恵の姉としてのプライドが妹を拒絶することを許せなかったのです。
百恵を嫌いになれなかったつくもは成長していくうちに妹に対する劣等感が諦めに変わり受け入れられるようになって、閉ざした心を開きかけていたときに……父親と名乗る男が現れてしまいました。
真実を聞かされ、百恵が百番で自分が九十九番であり、自分の名前すらまともな名前じゃなかったことを聞かされたつくもの感情がついに爆発します。百恵に初めて暴力を振るい、取り繕いのない罵声を浴びせます……が。それでもつくもは、百恵を嫌いになることができませんでした。
目の前で人を殺した自分を見ても、真実を聞かされたことで自分よりも格上の存在だということがわかっても、百恵の自分に対する気持ちが全く変わっていなかったからです。
百恵は自分の思いがつくもに伝わらなかったと思っていますがとんでもない。百恵のつくもに対する愛情はこれでもかというほどに伝わっていました。ですがそれが猛毒となり、完全につくもは壊れてしまいました。
ずっと抱いていた百恵に対する劣等感、知りたくもなかった真実、嫌いになりたいのに嫌いにさせてくれない百恵に対する苛立ち、そして……健気な妹に対してこんな気持ちを抱いてしまう自分自身に対する嫌悪感。これらはつくもを魔女へと変貌させるのには充分すぎるものでした。
つくもの魔法少女のテーマは『虎』。『竜虎相搏』という強い者同士が激しく戦いあうという意味のある四字熟語があるように、百恵の『ドラゴン』とは対になっています。魔法少女衣装のカラーリングも銀と白の百恵に対し、つくもは金と黒で真逆です。
魔女のテーマは『張子の虎』と『虎の威を借る狐』。見た目は力強い虎ですが、よくよく見るとキツネのような足をしていたり尻尾が虎とキツネの二尾だったりしています。百恵の性格がキツネであるように、姉のつくももまた自分を化かし続けていたキツネだったのです。
・星奈百恵
裏のテーマは『IF鹿目まどか』と『IF環いろは』。
主人公である星奈百恵は『もしものダブル主人公』です。髪の色は黒(または白)ですが、名前の中にしっかりピンク色を表す『もも』が含まれています。『Hundred Recollections』は前篇と中篇を『まどマギ』、後篇は『マギレコ』として描き上げました。
つくもは『IF暁美ほむら』です。つくもが父親を殺害したシーンは、まどマギの第8話のほむらがキュゥべえをハチの巣にしたシーンのオマージュ。
いつも自分よりも先に行く妹が自分以外の人間に負かされることを認められなかったつくもは、完全に百恵の心が父親に折られてしまう前に父親を殺害することで、既のところで百恵を守りました。もしつくもが行動に至らなければ百恵は父親に言われるがままの人生を送っていたことでしょう。
さらにそこから続くつくもの百恵に対する罵倒も、ほむらがまどかに対して声を荒げるシーンのままですが、もしここで自分の正体をまどかに話してしまっていたらどうなっていたのでしょうか。
おそらく自分を制御できずに心無い言葉までまどかに浴びせてしまい、そしてそんな自分に嫌悪して魔女になってしまったのではないか? 私はそう考えます。つくもの最期はこのIFでのほむらの最期として描きました。
では百恵はどうかというと、全ての真実を知った上に目の前で知り合いが魔女に変貌する様を目撃したIFのまどかです。
自分を救うためにいくつもの世界で戦い続け、そして守っていた大切な人を失ったまどかが一体どのように動くか……それがこの後の百恵の行動です。これ以上苦しまないように自分の手で終わりにして、そしてほむらが自分を守り続けたように、今度は自分がすべての魔法少女を救おうと動き出したのではないでしょうか。
まどかは誰かの役に立ちたいという願いを持っていましたし、丁度同時刻には親友のさやかが魔法少女になって苦しんでいましたので、そんな風に動いてもおかしくないと思います。
まぁ、これは私ことスパークリングの勝手な妄想ですので賛否両論あると思いますが、一応こんな裏設定がありました。
次に『IF環いろは』ですが、星奈百恵は『年を取って暴走した環いろは』です。
神浜に引っ越してきたこと、頑固でこうと決めたら絶対に曲げない性格や、なんだかんだでやちよの隣にずっといるところ、妹(百恵の場合は姉)に対する姉妹愛の強さなど、いくつか共通点があります。作中で百恵といろはの初めての会話シーンで、百恵はいろはに対して「些か眩しすぎる」と言っていますが、それはいろはに弱体化前の自分の姿を重ねていたからです。ですので、見ているのがつらくなって一方的に話を切り上げてしまいました。
自分が正しいと信じた道をまっすぐに走り続けてきたいろはがまっすぐに行けない道に差し掛かった時、曲がることができず、かといって止まることもできないばっかりに傷つきボロボロになりながらも道なき道を進んでいってしまった結果が、老化の影響で弱体化した百恵です。
・他人の名前を呼ぶことへの抵抗
姉のつくもに名前を呼ばれることを拒絶されたことがトラウマになっている節があり、自分が名前を呼べば不快になるのではないかと考えるようになってしまった百恵は、他人の名前……特に下の名前を呼ぶことが怖くなってしまっていました。
百恵が他人を名前で呼ぶときは完全に心を許しきっている相手(本作ではみたまとアリナが該当)か、感情的になっている時、そしてなにか目的がある場合のみで基本的に「お主」と呼ぶようになります。
物語終盤でやちよたちに救出され、ずっと隠してきた弱さを知られてからは、自分と親しい人間には普通に名前を呼ぶことができるくらいまで克服しました。
・本当の思い
百恵が心の底で望んでいたことは『普通の女の子として生まれたかった』でした。
普通じゃない生まれ方をし、普通じゃない環境で育てられ、普通じゃない家族を持ってしまった百恵は自分が最初から魔法少女になるためだけに生まれたという真実を知ると、残酷すぎる運命を背負った魔法少女のために生きなければならないという使命感と義務感に駆られるようになり、それが原動力となって今まで生きてきました。
しかし神浜を拠点にして活動していくにつれ、いつしか自分が救ってきた普通の魔法少女たちに対して憧憬を抱くようになります。帰るべき家があって、普通の家族がいて、普通の友達と遊べる彼女たちが羨ましかったのです。
劣等感を抱きやすく、思わず嫉妬しがちなところは姉のつくもとよく似ていますが、劣等感から抜け出すために自分を磨いて百恵を追い抜こうとしたつくもとは対照的に、百恵は仕方のないことと捉え、「自分も普通に生まれていたらな」と思うだけでどうすることもできない現実に諦めてしまっていました。
ここから百恵は自分に対してのみ諦めやすくなってしまい、残り僅かな寿命を聞かされても動揺せず、また自分が障害になってしまうのなら平気でその命を差し出そうとするくらいに、自分の価値を軽く見るようになってしまっていました。
・ウワサの百恵
テーマは『ブラックロータス』。
神浜最強のウワサと中途半端に融合した状態。
髪の毛は燃えるような朱色に変色し、両腕と両足は龍の鱗で覆われるなど、老化の影響が出ていた部分はウワサによって応急処置が施されています。
助けを拒絶されたウワサが暴走している状態でもあり、無理矢理百恵を押し込めて全面的に前にでることでウワサは百恵を助け出そうとしていました。
百恵のソウルジェムである銀の風車が黒い蓮の花のように変化し、血のように真っ赤になった和服の戦闘着に模様として描かれているのもやっぱり黒い蓮の花弁。
蓮の花言葉は『沈着』『雄弁』『神聖』『清らかな心』『休養』『離れ行く愛』、そして『私を救ってください』。わかりにくいながらも助けを求めている百恵の気持ちが反映されていました。
◎原作キャラクター
主人公を引き立てることができるのは原作で活躍したキャラクターが魅力的だからです。
まどマギシリーズは本当にいいキャラクターたちに恵まれており、組み合わせることでどんなキャラクターも作成することができて大変楽しいです。
そこで今回の本作で活躍したまどマギシリーズのキャラクターたちを振り返っていきましょう。
・七海やちよ
本作のもうひとりの主人公。
物凄く動かしやすく書きやすかったキャラクターで立ち位置が非常によく、仲間思いでぶれない信念を持っているので、やちよ視点で書くのが楽で安定していました。
ゲーム終了時の好感度ランキングはみたまを抜いて堂々の第一位に輝いています。
・八雲みたま
こちらもまた非常に動かしやすかったキャラクター。
ゲーム開始時から百恵の抱える闇を全て知った上で百恵に悟られないように水面下でサポートし、百恵の精神のバランスを調整してくれていた陰の功労者です。
ゲーム終了時の好感度ランキングではやちよに追い抜かれて第二位。
・アリナ・グレイ
キャラが勝手に動くばっかりに筆が進むものの非常に動かしにくく、物語だけでなく作者をも引っ掻き回した本作のトリックスター。かわいい。
誰がどうやって百恵を助けるのかを予想していた皆さんにとって、意外な結末だったのではないでしょうか。実は最初から決めていました。理由はアリナのことが大好きだからです。かわいい。
どうやったらアリナらしく動くのか、そしてどうしたらアリナが百恵を助けるために動くかを考えた末に誕生したのが、他ふたりのマギウスや百恵のみならず百恵を助けに来た魔法少女全員を手玉に取って自分の目的を完遂させた孔明もびっくりな策士アリナでした。かわいい。
百恵も自分のことをしっかり見ていたアリナに心を許しており、さらに命を救ってくれた恩も感じていることからアリナのことが大好きです。かわいい。
マスクデータであるゲーム終了時の好感度ランキングは第三位。ちなみに初対面時はやちよを追い抜いて二位につけていました。かわいい。
・更紗帆奈
キャラが勝手に動く割にはかなり動かしやすく筆も進むため、『散花愁章』では三万字オーバーという驚異の記録を残したキャラクター。無事に更生し社会復帰しました。
百恵と二ヶ月の間同じ屋根の下で生活した仲であり、なにがあっても百恵の味方であり続け、待ち続ける決意をするなど凄く健気。戦闘能力もピカイチで、このはのチームやななかのチームをたったのひとりで無力化でき、制御できていなかったとはいえ力の化身であるウワサの百恵の攻撃を相殺して手を握るという快挙を達成するほどの強キャラです。
ゲーム終了時の好感度ランキングは第四位。百恵が『マギウスの翼』入りした時はやちよを追い抜いて二位にまで上り詰めていました。
・梓みふゆ
かなり動かしやすく、第一部が始まってからは大変お世話になりました。
百恵の右腕としてかなりよく動いていました。ポンコツなみふゆさんなんておらんかったんや。尚みかづき荘ではいろはちゃん相手にマウントを取る模様。大草原不可避。やっぱみっふはみっふでした。
ゲーム終了時の好感度ランキングは第五位。第一部が始まってから爆発的に上がりました。
・御園かりん
大勝利キャラクター。
百恵とアリナという超絶ビッグネームないい先輩たちに恵まれ本作屈指の強キャラにまで成長しました。さりげなくですが百恵と出会った影響でアリナの「こうじゃ……ないだろおおおお!」を回避しています。
ゲーム終了時の好感度ランキングは第六位。
・静海このは&遊佐葉月
あやめのママと胸がでかいパパ。
それぞれアザレアイベントで百恵に恩を抱いている実力者たちで、その恩を返すために救出作戦に志願しました。現在はふたり揃って神浜の重鎮入りを果たしています。
動かしやすく、どちらも書いていて新鮮で楽しく葉月に至ってはふたつに分けなければいけないほどの文章を書いてしまいました。
ゲーム終了時の好感度ランキングはこのはが第七位、葉月が第八位です。料理教室の件が大きかったみたいです。
・胡桃まなか
個人的にマギレコのサブ魔法少女の中で一番好きな魔法少女かもしれないくらい好きなキャラクター。こんなにかわいいドヤ顔はない。魔法少女になった時の願いやその理由も大好きです。そして書きやすかったです。
帆奈と同じ学校の先輩後輩の関係、固有魔法である『伝播』と地味に重要な要素を併せ持ったキーパーソンで、まなかがいなければみんな揃って百恵の精神世界に行くことはできませんでした。
ゲーム終了時の好感度ランキングは第九位。
・常盤ななか
最も理性的な魔法少女。百恵とは良きビジネスパートナーです。
地の頭が良く、気遣いが得意で小回りが利くため、要所要所で地味に重要な仕事を淡々とこなしていた本作の仕事人で、彼女がいたからこそ神浜の魔法少女たちが一致団結し、百恵の本当の気持ちを暴くことができました。現在は神浜重鎮入りを果たしています。
ゲーム終了時の好感度ランキングは第十位でした。
◎その他まとめ
・書いていて難しかったこと
大体平均一万字を目指していたんですが、いざ書いてみると倍以上になってしまったとかうっそだろおまえ!(大草原)
物語パートだけで一万字を超えることが多々あって仕方なくRTAパートと物語パートで分けることに。RTAパートと物語パートを交互に投稿し、時に物語パートが連続するという、他のRTA風小説と比べてかなり異質な作品になったのではないでしょうか。
ただそのせいでRTAパートも頑張って最低でも七千字を超えるように書かないとボリューム不足になってしまってぬわあああああん疲れたもおおおおん! チカレタ……。と言いつつも五千字程度の時もちょいちょいあったり。RTAパートはいわばただの実況ですのでそこまで文字数が稼げないんですよね。ですから本来分けるようなところも一気に書いたりして文字数調整をしていました。文字数稼ぎとか水増しとか言わないでくださいなんでもしますから!
あと文章の書き方、正確には読みやすくするのに本当に苦労しました。これは途中でリニューアルを行うほど問題にしていまして、今でも修正を繰り返しています。
一度Wordで編集してからハーメルンにコピーして掲載していましたので、Wordだと読みやすくてもハーメルンだと(個人的に)読みにくいなと感じてしまうことが発生して焦りました。あの時は本当にご迷惑をおかけしました。精進します。
・没ネタ
「なんで『CROSS CONNECTION』書いたん? なんか意味あったん?」と思ったそこのあなた。全く以ってその通りで、『CROSS CONNECTION』は結果的に物語の進行に全く影響しませんでした。そう結果的には。
本当はあそこでななかに「もしかして百恵さんも過去に人を殺したことが?」と思わせることで、百恵の過去に関する伏線を入れようと思っていましたし、その物語パートも用意していました。しかし百恵の過去こそ本作最大のネタバレに繋がりますので、最後まで秘密にして怒涛の物語パートラッシュの中で明らかにしていくほうが面白いと判断して没にしました。
・原作魔法少女たちの扱い
本当にちょい役としてでしか活躍させられませんでしたのでそこは反省ですが、今回のチャート的に原作組と交流することはほぼ皆無だったのでこうなってしまうのもしょうがなかったのかなとも思っています。
一番輝いていたのは杏子ですね。書いていて楽しかったです。最後にほむらもちょっとだけですが輝きました。やっぱ最後はほむらに決定打を作ってほしかったからです。
・今後の予定
えー第二部は(今のところやる気は)ないです。好きじゃないんですよね『終結の百禍編』のシナリオが、なんとなく中途半端であやふやな感じがして。どれかひとつのグループに焦点を絞って掘り進めた方が取っ散らからなかったんじゃないかなって……。
おかげでRTA小説にしようとしても難易度が高く、キャラの動きが全く読めないため見切り発車してエタる可能性が高いので作成はほぼ絶望的かと。第二部が終わるまではまぁ書くことはないでしょう。仮に書くとしてもRTA形式ではなく普通の実況形式になりそうです。この百恵の設定でRTAをするとガッバガッバのバッドエンドルートに直行しますからね。
番外編に関しては色々考えています。時間があるときに気が向くままに書こうかと思いますが、まずは『ユメミルサクラ』を書いてからですね。これをしっかり書かないと始まらないので、気長に待っていただけると幸いです。
◎最後に
えー、まず初めにですね、ここまで読んでいただきありがとうございました。
自分で文章を起こしてみてまぁ、自分の性癖やら妄想やらをつらつら書いてんなぁと恥ずかしくなりもしましたが、書きたかったテーマや裏設定なんかを好き勝手に書くことができて楽しかったです。やっぱネタバレするときはこうパーッとやった方が面白いし気持ちいいですよね。
ということで以上を持ちまして、本稿を終了とさせていただきます。
改めましてここまでご愛読していただいた皆さま、本当にありがとうございました! 感想、メッセージ、支援イラスト、誤字報告、評価をしていただけた皆さま、とても励みになりましたし、皆さまのおかげでしっかりと完結させることができました! 厚く御礼申し上げます!
それではまた!