銀色暗号 ~落ちて 堕ちてく あなたのすべてに~ 作:ENDLICHERI
たまに評価バーに色が付く作品があるんだけど、どんなのが評価されてるのかが分からない・・・・・・。
僕の記憶が戻ってしばらく経った後、僕は今少し遠くのアウトレットに来ていた。理由は・・・・・・
「今日はごめんね、家からずっとついてきてもらって・・・・・・。」
「いいよ。にしても驚きだよ、前より方向音痴が悪化してたなんてね。」
「うぅ、それ言わないでよ・・・・・・!」
僕は花音と恋人関係になり、今日がその初デートというわけです。花音が千聖さんにそれをバラしてしまい、記憶を失くしている頃に仲良くなったという黒崎晴斗さんと仁藤浩輔さんとその千聖さんが『ついていく』と言ったけど、前に身に付いた『相手に圧をかける』ってのを使ってなんとか黙らせた。
「私もビックリしたよ。」
「うん?」
「だって、あんな千聖ちゃんたちを黙らせちゃうんだもん。」
「・・・・・・まぁ、色々成長してますから。」
「そこ、成長って言うかな・・・・・・?」
「そういう花音だって、方向音痴度が成長してるでしょ?」
「そこは成長とは言わないよ~!」
あと、僕的には『仲の良い人をからかう』能力も身に付いたかな?
「でも、記憶喪失って、記憶が戻ったら失くしてる間の記憶って失くなるんだね?」
「そうらしいよ。この前調べたら、記憶を失くした人の記憶が戻った時は、失くしてる間のことは全く覚えてない人がほとんどらしいからね。」
「じゃあ、蓮くんの状態は普通なんだね。」
「記憶を失くしている時点で普通じゃないと思うけどね。」
僕たちは色々話ながらアウトレットをのんびり歩いている。
「でも、ここは記憶喪失中に来たことあるの?」
「ううん、ないよ。」
「はい?」
「だって、昔一緒に遊んでいた男の子と、恋人になれたらこういう所に来てみたかったんだもん・・・・・・。」///
・・・・・・皆さん申し訳ない。
「蓮くんは、そう思わなかった・・・・・・?」
「どうだろうね。・・・・・・あの頃は、こんな関係になるとは思ってなかったから、まだあんまり実感湧かないな。それに、あの時の女の子がこんなに可愛くなるとは思ってなかったしね。」
「っ!」///
「花音?」
「・・・・・・ねぇ、昔みたいに呼んで?」
「?」
「ほら、昔の呼び名で・・・・・・。」///
「・・・・・・じゃあ、かのちゃん。」///
「うん・・・・・・。」///
僕たちはしばらく黙ってしまった、互いに顔を赤くして。
周りからはかなりのバカップルと思われているだろう、手を繋いで、向き合って顔を赤くして恥ずかしくなって
でも、今の僕にはそれでも構わないと思った。周りがどう思おうが、迷惑さえかけてなければ問題ない。そして、僕たちが幸せならば、それで・・・・・・。
「・・・・・・それじゃ、続き見て回ろっか?」///
「う、うん・・・・・・!」///
普通の恋人たちよりも歩みが遅くても、僕たちは周りの意見に流されず、自分たちの歩幅で進んでいく。記憶を失くした間にあったことを再び新しい記憶として刻みながら・・・・・・。
「晴斗、俺今ならブラックがめっちゃ飲めるわ。」
「僕も飲めるよ、あんな甘い空間見せつけられたらね・・・・・・。」
「私も、今日はブラックの気分だわ。」
「あたしもー。」
・・・・・・ねぇ、なんで友利や千聖さんたちのセリフがここで入ってくるの?
これにて、『銀色暗号 ~落ちて 堕ちてく あなたのすべてに~』が完結しました。ご愛読いただいたごく少数の皆様、ありがとうございました。
書いてて思った。深夜1時に書いてるから、結構雑になったなって。しかもさ、『銀色暗号』要素が全然ないねん!元ネタとなった曲の歌詞にはね、
「鮮やかな夜が
夜が明ける頃 空へ還る 銀色 暗号 どうしてだろう 涙 止まらないよ...。」
って感じの切ない歌詞がある、切ない歌なの。・・・・・・なんでこの曲をタイトルにしちゃった?
さてさて、次は