銀色暗号 ~落ちて 堕ちてく あなたのすべてに~ 作:ENDLICHERI
学校での生活にも慣れてきて、クラスの人たちとも『広く浅く』ぐらいで仲良くなった。・・・・・・いや、両親にそう習ったから、そうしてるんだよ。
「今日はここまでだ。」
「ぃよっしゃー!飯だー!」「購買行こーぜ!」
「ねぇねぇ、中庭行こ!」「イイね~!」
・・・・・・元気過ぎて絡みにくい、ってのもあるけど。
「おーい晴斗ー、飯食おうぜー!お前飯なー!」
「そんな『サッカーやろうぜ、お前ボールな』みたいに言うなよ。悪いけど、今日は先約があるんだ。」
「んだよ、釣れねぇなぁ~。しゃーねぇ、『
「ぐっどらっくー。」
「もうちょい感情込めろよ。」
僕の周りで黒崎さんと仁藤さんがする漫才もさすがに見慣れてきた。・・・・・・これは慣れていいのかな?
さてと、僕はお弁当を──
「楠木さん。」
「はい?」
「ちょっとお話があるんだけど、いいかな?」
まさかの『先約』って僕のことなの・・・・・・?まぁ、どんな用なのかは察するけどね。
「いいですけど・・・・・・松原さんのことですよね?」
「そうそう、松原さんの──って、なんで分かったの?」
「いや、松原さんから貴方の名前を聞いたからですよ。」
「そ、そう・・・。」
あれ?知らないと思ってたのかな・・・?
「それで、僕に一体どんな用で?」
「実は、千聖がちょっと気になっているんだ。君がどんな人なのか知りたいんだって。」
「そうですか・・・。申し訳ないけど、貴方から説明してくださいます?」
「僕や花音ちゃんが説明したんだけど、納得してくれなくて・・・・・・。」
「はぁ・・・。」
松原さんからもその『千聖』って名前を聞いたけど、僕のイメージだと『娘を気にしすぎるお父さん』なんですけど・・・・・・?
「ってことで、次の土曜日空いてる?」
「空いて・・・・・・ますけど?」
「じゃあ、駅前に10時に集合ね。」
「そこまで決めてるんですね・・・・・・。」
「千聖に色々と言われてね・・・。」
あ、そうですか・・・。僕、次の土曜日に絶命するのかな・・・?
僕は家で夕食を取っている時、学校で作ってしまった約束を友利に話すことにした。
「友利、ちょっといい?」
「何~?」
「次の土曜日に、クラスメイトと遊びに行くんだけど・・・・・・。」
「へぇ~、いいじゃん。」
「いや、それがさ・・・・・・この前助けた松原さんの知り合いからで、僕がどういう人間か知りたいんだって。」
「っ!松原さん、ねぇ・・・・・・。」
「友利?」
どうしたんだろう?『松原さん』って言葉に反応したけど・・・・・・。
「・・・・・・よし、あたしも行く!」
「えっ!?」
「そっちがおにーちゃんを見極めるんだったら、こっちだっておにーちゃんに相応しい人か見極めてやるんだから!」
「・・・・・・ほどほどにしてよ。」
「おにーちゃんを見極めようなんて、2万年早ぇぜ!」
一体どこのゼロなの・・・?
「ってか、何人ぐらい来るの?」
「うーん・・・・・・僕含めて、最低3人かな?」
「おにーちゃんと・・・・・・あとは?」
「僕のことを知りたいって人と、その彼氏さん。」
「ワァーオ。」
「君は本当にユーモアあるね。バラエティー番組にうってつけだよ。」(棒)
「でしょでしょ~?・・・・・・って思うならもうちょい感情込めんかい!?」
「ほら、そういうとこ。」
でも、黒崎さんと
「そうだ!おにーちゃん、服はあるの?」
「え?あるけど・・・・・・?」
「まさか、あの全身黒の服で行く気じゃないよね~?」
「ま、まさか・・・・・・アハハ。」
・・・・・・何か他の服あったかな・・・?
前回の更新に比べれば早いんちゃうん?w
次回はお出かけ回だけど、とりあえずアレをする予定だよ~。そして、定番のようにアレも出すよ~。
んじゃ、おつモニ~。