銀色暗号 ~落ちて 堕ちてく あなたのすべてに~ 作:ENDLICHERI
カラオケ屋を出た僕たちは、近くの喫茶店に入っていた。
「「の、喉が・・・・・・。」」
「浩輔歌いすぎだよ。」
「友利もね。」
この2人だけは机に顔を伏せるように、テンションが下がっていた。
「それにしても、蓮くんは歌が上手なのね。感情まで乗せれちゃうし。」
「えっ!?あ、あれは・・・・・・僕にも分からなくて・・・。」
「分からない?」
「っ・・・・・・。」
僕は内心、口が滑ったと思った。そのまま「そうですね。」で済ませれば良かったものを、バカ正直に「自分でも分からない」と言ってしまった。僕は助けを求めようと、友利に視線を向けた。
「・・・・・・いいんじゃない。」
「ありがとう。」
友利に視線向けたら、察してくれて、了承を得ることができた。だから、僕は思いきって話すことにした。
「実は僕、記憶喪失なんだ。」
「「「・・・・・・えっ?」」」
「いやだから、僕記憶喪失なんだって。」
「いや、2回も言わなくてもいいよ。」
「ど、どういう事・・・・・・?」
「あれは2ヶ月ぐらい前だったかな?事故に遭ったらしくて、頭部に大きなダメージが入って、記憶が失くなったんだ。」
「へ、へぇ・・・・・・。」
「よ、よく普通に言えるね・・・・・・?」
「正直、あんまり気にしてないから。」
「ちなみに、あたしたちがこっちに引っ越して来たのは、おにーちゃんの記憶を戻すためなんだ。」
「「「えっ!?」」」
「僕たち、前に一度この街にいたんだって。そして、この街にいた時間が、他の街よりも長かった。」
「だから、ここならおにーちゃんの記憶が取り戻せるはず、と思ってね~。奈良にいても、知ってるのは家族しかいなかったから、全然記憶が戻らなくて・・・・・・。」
「「「へ、へぇ・・・・・・。」」」
あれ?なんか3人共呆然としてる・・・・・・。
「えっと・・・・・・何かマズいことを言いました?」
「い、いや・・・・・・さらっと凄いこと言うから・・・。」
「蓮くんは、その・・・・・・寂しいとかはないの?」
「寂しい?」
「ほ、ほら・・・!記憶がないと、昔の事を懐かしく思えなかったり、とか・・・・・・?」
「そういうのはあまりないですね。なんせ今、僕は記憶がないので、そういう感情はないですね。」
まぁ、たまに不安になることはあるけどね・・・・・・。
「・・・・・・蓮くん、無理してない?」
「えっ?無理?してないよ。」
松原さん、何故急にそんなことを聞くんだろう?
「・・・・・・なら、いいんだけど・・・。」
「花音?」
「う、ううん!なんでもないよ・・・・・・!」
もしかして松原さん・・・・・・エスパー?
「極度の方向音痴の花音ちゃんがそんな事言うのは珍しいね。」
「ほ、方向音痴は関係ないよ、晴斗くん・・・・・・!」
「そうよ、今は関係ないわ!ねぇ、花音!」
・・・・・・その言い方、千聖さんも方向音痴だと言ってるようなものでは・・・?
そのあと、特に何もなくその日を終えてしまった。・・・・・・ううん、何も起きなくてよかったかも。うん、起きなくてよかった。
これ、何日前に更新したんだっけ?・・・・・・うっわ、10日前だって!怖いね~!・・・・・・知ってる?この作品のこの先、まっっっっったく思い浮かばないんよ!!これが見事なものでね~!・・・・・・そろそろ展開させよっかな~?
ほいなら、おつモニ~。・・・・・・なんでモニカの挨拶なんやろ?ハロハピメンバーを誰一人出してないのに・・・。