銀色暗号 ~落ちて 堕ちてく あなたのすべてに~   作:ENDLICHERI

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キーワード7:見透かす・見透かされてる

 

 

 

 

 

 カラオケ屋を出た僕たちは、近くの喫茶店に入っていた。

 

 

「「の、喉が・・・・・・。」」

 

「浩輔歌いすぎだよ。」

 

「友利もね。」

 

 

この2人だけは机に顔を伏せるように、テンションが下がっていた。

 

 

「それにしても、蓮くんは歌が上手なのね。感情まで乗せれちゃうし。」

 

「えっ!?あ、あれは・・・・・・僕にも分からなくて・・・。」

 

「分からない?」

 

「っ・・・・・・。」

 

 

僕は内心、口が滑ったと思った。そのまま「そうですね。」で済ませれば良かったものを、バカ正直に「自分でも分からない」と言ってしまった。僕は助けを求めようと、友利に視線を向けた。

 

 

「・・・・・・いいんじゃない。」

 

「ありがとう。」

 

 

友利に視線向けたら、察してくれて、了承を得ることができた。だから、僕は思いきって話すことにした。

 

 

「実は僕、記憶喪失なんだ。」

 

「「「・・・・・・えっ?」」」

 

「いやだから、僕記憶喪失なんだって。」

 

「いや、2回も言わなくてもいいよ。」

 

「ど、どういう事・・・・・・?」

 

「あれは2ヶ月ぐらい前だったかな?事故に遭ったらしくて、頭部に大きなダメージが入って、記憶が失くなったんだ。」

 

「へ、へぇ・・・・・・。」

 

「よ、よく普通に言えるね・・・・・・?」

 

「正直、あんまり気にしてないから。」

 

「ちなみに、あたしたちがこっちに引っ越して来たのは、おにーちゃんの記憶を戻すためなんだ。」

 

「「「えっ!?」」」

 

「僕たち、前に一度この街にいたんだって。そして、この街にいた時間が、他の街よりも長かった。」

 

「だから、ここならおにーちゃんの記憶が取り戻せるはず、と思ってね~。奈良にいても、知ってるのは家族しかいなかったから、全然記憶が戻らなくて・・・・・・。」

 

「「「へ、へぇ・・・・・・。」」」

 

 

あれ?なんか3人共呆然としてる・・・・・・。

 

 

「えっと・・・・・・何かマズいことを言いました?」

 

「い、いや・・・・・・さらっと凄いこと言うから・・・。」

 

「蓮くんは、その・・・・・・寂しいとかはないの?」

 

「寂しい?」

 

「ほ、ほら・・・!記憶がないと、昔の事を懐かしく思えなかったり、とか・・・・・・?」

 

「そういうのはあまりないですね。なんせ今、僕は記憶がないので、そういう感情はないですね。」

 

 

まぁ、たまに不安になることはあるけどね・・・・・・。

 

 

「・・・・・・蓮くん、無理してない?」

 

「えっ?無理?してないよ。」

 

 

松原さん、何故急にそんなことを聞くんだろう?

 

 

「・・・・・・なら、いいんだけど・・・。」

 

「花音?」

 

「う、ううん!なんでもないよ・・・・・・!」

 

 

もしかして松原さん・・・・・・エスパー?

 

 

「極度の方向音痴の花音ちゃんがそんな事言うのは珍しいね。」

 

「ほ、方向音痴は関係ないよ、晴斗くん・・・・・・!」

 

「そうよ、今は関係ないわ!ねぇ、花音!」

 

 

・・・・・・その言い方、千聖さんも方向音痴だと言ってるようなものでは・・・?

 

 そのあと、特に何もなくその日を終えてしまった。・・・・・・ううん、何も起きなくてよかったかも。うん、起きなくてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 
 
 これ、何日前に更新したんだっけ?・・・・・・うっわ、10日前だって!怖いね~!・・・・・・知ってる?この作品のこの先、まっっっっったく思い浮かばないんよ!!これが見事なものでね~!・・・・・・そろそろ展開させよっかな~?


 ほいなら、おつモニ~。・・・・・・なんでモニカの挨拶なんやろ?ハロハピメンバーを誰一人出してないのに・・・。
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