鬼滅の世界で妖夢が無双する話 作:炭治郎推しの作者
「で、君は誰なの?見たところ鬼殺隊ではないみたいだし、でも日輪刀持ってるし…」
「私は魂魄妖夢。主からの命令で鬼退治をする事になってここに来ました」
「そうなんだ。俺は我妻善逸。よろしくね、妖夢ちゃん」
ちゃん!?てっきり呼び捨てされるかと思ってたのに…。それにしても、我妻善逸…。漢字ってどう書くんだろう。まぁそんなことはどうでもいいか
「はい、よろしくお願いします。それと、私のことは妖夢、と呼んでくれませんか?慣れてなくて…」
「あぁ、うん、分かったよ。じゃあ妖夢も善逸って呼んでね」
「いえ、それは無理だと思います。元々この口調ですので、呼び捨てが出来るかどうか…。まぁ努力はします」
「うん、よろしく。あっ!鬼殺隊に入りたいんだっけ?」
やっと思い出してくれた…。まぁ私も忘れてたんだけどね
「はい、どうすればいいんでしょうか」
「まずは育手を探さないとね。そうじゃないと呼吸が使えないし」
そだて?なんでしょうかそれは。うーん、私の予想は師匠のような存在だとしよう
「そのそだてとはなんでしょうか」
「あ、そっか分かんないよね。育手っていうのは、鬼殺隊になりたいって言う人に呼吸を教えて育てる人の事だよ」
「なるほど…。じゃあまずはその育手を探せばいいんですか?」
でも習わなくても自分の剣術で鬼は倒せる気もする。けど、それは言わないようにしておこうと思う。呼吸っていうのがまだイマイチ分かってないけど、なんとかなるでしょ
「うーん、本当ならそうなんだけど…妖夢は鬼と戦ったのはさっきのが初めて?」
「え、まぁこの世界であればそうですね」
「うーん、なら要らないかもね。そこまで強い鬼は試験には居ないし、その実力なら大丈夫だと思う」
結局のところどっちなんだろう。でも私としてはそういう修行というか、やった事も見た事もない事を1から全部やれって言うのはちょっとキツいかなって思う。しかも時間がかかる。ならさっさと試験に行って鬼殺隊に入りたい
「じゃあそのまま行きます。とりあえず動きやすい服装に変えないとですね」
今日、待ちに待った試験が始まる。とは言っても簡単そうだからそこまで緊張はしてないけど。他の人がどうかは知らないが…
スタート
始まった。それなら7日間生き延びるために鬼に遭遇したら即切ろう。油断して捕まって喰われるなんて嫌だからね
ん?なんだろうこの甘い匂い。凄い強い。頭がクラクラしてくる
「ケッケッケ、バカな子供がまた1人掛かったわ。それじゃ、頂きますっと」
マ、マズイ!早く何とかして鬼を切らないと!…!動けない…!仕方ない、半霊を
「半霊、あの鬼の首をこの小刀で切ってきて」
「」コクッ
これでなんとかなりそうかな。1日目でこれなんて、先が思いやられるな…
そう思った私だったが、案外その鬼程強い鬼も居なく、7日間を無事に生き残った。そして私は日輪刀に使う石を選び、ここ最近住処にしている場所へと帰った。ヘトヘトで途中足の感覚が少し麻痺してしまっていたが、荷物を先に半霊に持って行かせたため、少しは楽が出来た。情けないなと自嘲したが、まぁこれから精一杯頑張っていくつもりだ。そうして最近住処にしている、というか、紫様が用意してくれた家に辿り着いた頃、聞き覚えのある声がした
「いぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
善逸の声だとすぐに分かった。恐らくまた鬼に追われているのだろう。しかし私は疲労困憊の状態。とてもじゃないが助けられる状況じゃない。だが見殺しには出来ない。どうしたものか、と私が考え込んでいると、もう1人の声が聞こえてきた。しかし、善逸程大きな声を出していないし、それに加えかなり離れているので何と言っているかは聞こえてこなかった。気になった私は、その2人が居る方へと向かった
「善逸さーん、お久しぶりです!」
「あ、妖夢!久しぶり!」
善逸と一緒に居るのは、耳飾りを付けた赤と黒の髪の少年だった。善逸の事を凄い目で見ている。何をしたんだろうか…
大正コソコソ裏話
実は善逸、妖夢が近付いた時に
(聞いたことある音だなぁ。誰だっけ?)
と、妖夢の事を少し忘れていたそう。まぁそんな事は妖夢は知る由もない訳ですがね。さて次回!次回は妖夢初任務といきましょう!さてさて、炭治郎と伊之助とは仲良く出来るのか。気になる所ですね…
それでは次回、またお会いしましょう