鬼滅の世界で妖夢が無双する話 作:炭治郎推しの作者
あの鬼が叩く太鼓によって動く方向が変わるのか。だったら、何処を叩いたらどっちに動くのか、把握しておかないとな。それにしても、骨折した所が痛い…!
「ガハハハハハ!!」
なんだ!?猪頭の被り物を被った人!?あの持っているのは、日輪刀か!ということは鬼殺隊、なのか?
「ちょっ、ちょっと待って下さいよぉぉぉ」
妖夢?妖夢まで来たのか。とにかく、これでこの鬼を倒せそうだな
妖夢視点
「ガハハハハハ!俺の刀は痛いぜぇ!抉るように切るのが自慢なんだぁ!」
「私も切りますよ!」
「俺の踏み台となれ!」
!伊之助さん、女の子を踏みつけたし!なんでこんな小さな子を踏むんだよ!
「おわっと」
「こんなに小さな子を踏むなんて、貴方頭どうかしてるんじゃないですか!?」
「人間に投げられたのは久々だぜ。しかも女ともなると、初めてだなぁ!いいぜ、お前から片付けてやる」
えっ!?なんで私が狙われないといけないの!?この人一体何なのホントに
「ちょっと伊之助さん!?私じゃなくて目の前に居る鬼を倒しましょうよ!」
「うるせえ!人間の女に投げられるのは初めてだ。お前を倒してから鬼は倒す!」
「はあ!?ちょっと、もう!じゃあ良いです!このまま避けながら鬼を倒しますので!」
ふぅ、よし、一旦落ち着いてっと。この攻撃を避けると同時に壁を蹴ってあの鬼に近付こう。よし、今!
ポン!
またこの音!しかも後ちょっとって所で移動したぁぁぁ!ぐぅぅぅ、仕方ない、もう1回探し直そう
「妖夢、着いてきてくれ。血の匂いがする」
そりゃそうでしょうね〜。だって鬼の家ですよ?そんなの死体が転がってたり血があったりなんて当たり前だと私は思ってるのですが
「半霊、ちょっと先を見てきて」コソッ
「」コクッ
「炭治郎さん、ちょっと待って下さい。今私の半身に先を見に行かせたので、その子が戻ってくるまで待ちましょう」
「半身?まぁいいか、分かった。じゃあてる子、ここで俺と妖夢と一緒に一旦休憩をしよう。そうしたら、お兄さんを探しに行こう」
「うん」
よしよし、でももうすぐ戻って来そうだな。あの子壁とかは通り抜けられるし移動速度もそれなりにあるしで、結構有能なんだよね。あ、やっぱり戻ってきた
「どうだった?」
「_________」←幽霊語
なるほど、この先には食い散らかされた死体がある、と。てる子ちゃんにはそれは見せちゃいけないかな。こんなに小さな子に死体、しかも食い散らかされたものなんて見せられないよね
「炭治郎さん、ちょっと耳を」
「なんだ?」
「この先に食い散らかされた死体があるそうなので、てる子ちゃんには見えないようにして進みましょう」
「妖夢、血の匂いがする。入ってみるか?」
「えぇ、入りましょう。鬼殺隊に入った時点で鬼がいるかもしれない場所から逃げるという選択肢は捨てました」
「分かった。開けるぞ」
ガラガラッ
「ひっ!」
「お兄ちゃん!」
「てる子?」
ほほう、この人がお兄ちゃんね。確かに柿色の着物を着てる。さてと、再会も出来たことだし、私は鬼の退治を優先しようかな
「女の子の剣士さん!ありがとうございました!」
「!…フフッ、どういたしまして。もう捕まらないでくださいね。私が出た後、その鼓を鳴らして下さい。では」
ポン!
あれ、待ってちょっと離れた所に鬼が居るんだけど。あっぶない、あの子達が見つかるところだった
「稀血…!お前も稀血か!」
まれち?なんだそれ、でも私は人より血は少ないと思うんだけどな。半分幽霊だし
「何のことかは知りませんが、ここであなたには退治されて頂きます」
「稀血の人間を喰って、再び十二鬼月として返り咲くのだ!」
ポン!!
あるえ!?何何何!?天井と壁が逆になったよ!?うへぇ、これが血気術?とかかな。面倒な術を使うなぁ
「はぁっ!」
ポン!ポポン!!
えっ!ちょっ!待って待って待って待って待って!!あっぶなぁ!もう少しで切り刻まれるところだった
「はぁっ!おりゃァ!」
あ、バレないように飛んで切れば何とかなるんじゃ?うわぁぁぁ、先に気付くべきだった…!
「たぁっ!」
ゴトン
あ、切れた。なんだ、そんなに強くなかったな。あっ、そういえば炭治郎達はどこに行ったんだろう
「クソッ…!俺は、再びあの方の為に…」
あらら、無念でしょうが貴方は人を殺しすぎた。きっと四季映姫さんも黒判決を出すでしょう……
大正コソコソ裏話。実は妖夢、重度の剣好きで、戦いに使わない剣を幾つか所持している。白玉楼にある自室へ置いているが、その手入れの丹念さと言ったら、ガチ勢の域を遥かに凌駕している