《》独り言…
「」普通の会話
《証言によると、艦娘からの暴行や嫌がらせはだいたい2日ないしは3日後位から始まるみたいだし》
初日……歓迎会を開いてくれた。
二日目…提督より事務仕事の勉強と称して殆どの書類をまわされる。
三日目…ほぼすべての艦娘より嫌がらせ、暴行が始まる。
ここまで来て変化が無いのは提督の態度である、あくまでも善人ぶっている。
秘書艦については、怯えている様子がわかる。
『発 衣笠より、宛 東雲…艦娘による集団暴行計画進行中注意されたし予定は明日のフタヒトマルマル、場所は鎮守府工廠』
俺は衣笠からの電文を受け取った。
『発 東雲より、宛 強攻班隊長…明日のフタヒトマルマル工廠にて動きあり、突入準備されたし』
俺は衣笠からの電文を強攻班隊長に転送した。
『強攻班了解、明日フタヒトマルマル工廠付近にて待機す』
返電を受け取ると俺は書類の内容を確認した。
《やはりな、後の為とか言いながら士官候補生に丸投げしてあたかも自分が処理決済したように偽装していたのか》
俺は提督執務室に忍び込むと決済済み書類を確認した。
《となると秘書艦羽黒も一枚噛んでいるのか……》
俺は書類をもとに戻すと自室に戻った。
『発 衣笠、宛 東雲…全ての準備完了せり』
衣笠が準備完了の報告を寄越した。
『発 東雲、宛、青葉…こちらの動きと呼応して証拠押収を開始せよ』
俺は青葉へと指示を出した。
『発 青葉、宛 東雲 了解』
青葉からも了解の返電を受けた。
俺は奴らが行動を起こすフタヒトマルマルを待つことにした。
そして迎えた21時
俺は腕時計を確認した。
《そろそろか…》
「立脇いるんだろ!ちょっと来いよ」
摩耶がいきなり部屋に入ってくると俺の襟首を掴んでいて引き摺って行った。
「パーンパカパーン、立脇のリンチ大会開催でーす」
愛宕から強烈な蹴りを腹部に受けると、それが合図になったのか他の艦娘達も殴る蹴るをしはじめた。
俺は扉の脇に立つ天龍に合図した。
天龍は静かに頷くと龍田にも同様の合図を送り扉を開いた。
「全員、手を頭の上に置いてその場に跪け!」
MP5Kを構えスカルマスクを被った一団がなだれ込んてきた。
艦娘達は何が起きたのかわからずに狼狽えていた。
「隊長、発砲を許可する…指示に従わないものは容赦なく撃て!」
俺は強攻班隊長に指示を出した。
「テメェ…一体何…何もんだよ」
摩耶が噛み付いてきた、俺は摩耶の眼前に身分証を出した。
「…海軍特務調査部……特捜班、警部…嘘だろ…なんであたい達が」
摩耶は俺の身分証を見て顔面蒼白となった。
「今までさんざん士官候補生に暴行を加えてきたよな…しかも半数が自決してるんだよ、てめぇ等を軍事法廷に引き摺り出す為に俺達は来たんだよ……すっとぼけんなよ!」
摩耶だけではなかった、俺の言葉が聞こえた奴らはその場に力なく崩れ落ちた。
「間宮、伊良湖、鳳翔、瑞鶴、翔鶴の以上5名については…別途取り調べを行う」
俺は表向きの指示を出した、理由は彼女達は内通者であり、以前より士官候補生を庇う行動を取っていたことは生存する被害者から確認が取れていたし、今後の事を考えると証人保護の観点から取り調べと称して安全な場所へ移送処置をとった。