艦これ《思い付くままに……》   作:屋根裏散歩

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インターミッション(改)

「全員注目! 昨日で捜査も終了しましたので本日は各自持ち出した火器の点検と使用弾薬の返却点検を行います、隊長からは?」

 

大淀が予定を説明した。

 

「俺からは………今回は弾薬使用が無かったので申告書は楽だとは思うが………特に天龍期日まで出すように、龍田は監督を頼む、提出が無いと明日からの休みは無しだ」

 

俺がそう言うと天龍がブツブツ文句を言っていた。

 

「俺だけかよ」

「あら天龍ちゃんがドンケツでせっつかないと書かないじゃない………」

 

龍田が天龍をやり込めていた。

 

「それでは各自始めてください」

 

俺達は持ち出したH&k MP7A1やH&K HK53から弾倉を抜くとコッキングレバーをひいては銃内部に弾が残っていないか確認すると、弾倉から弾丸を抜いて専用ケースへと収めた、今回は分隊装備のM249PARAとM14EBR-Rの持ち出しが無かったので少しだけ楽が出来た。

 

「大淀できたよ」

 

川内と神通が電子報告書を送信してきた。

 

「問題無し」

 

俺は報告書に不備がないのを確認すると承認印を押して、大淀へと転送した。

 

「隊長、出来ました」

 

次に出してきたのは青葉と衣笠だった、

「問題無し」

 

俺は承認印押すと同じ様に大淀へと転送した。

 

「お~い、天龍まだかぁ~」

 

そして残るは天龍だけとなった。

 

「天龍ちゃん………書き直し」

 

龍田がダメ出しをしていた………、どうやら誤字脱字が多いようだ。

 

「何をそんなに時間がかってるんだ?」

 

俺は天龍の書いている報告書を覗き込んだ。

 

「弾薬使ってない………弾薬の返却と持ち出した数が合わないだと?」

 

天龍の報告書に記載された弾薬の数が30発も合わないのだった。

俺は報告書のとある項目に目が行った。

 

「なぁ天龍………お前のH&K HK53弾倉は何発いりだ?」

 

そう原因は簡単な事で、H&K HK53の弾倉はうちでは30発を使用しているのだが、天龍は何処で間違えたのか40発弾倉で報告書を書いていたのだった。

 

「天龍………俺達の所のH&K HK53は30発弾倉しか使ってないぞ、何処から40発弾倉が出てきた?」

 

俺の指摘に天龍はようやく間違えに気が付いて訂正した報告書を提出してきた。

 

「まぁこれでいいだろう」

 

俺は承認印を押すと大淀に渡した。

 

「本庁装備課に送信します」

 

大淀が全員分を纏めると、本庁装備課へと報告書を送信した。

 

「天龍も無事に報告書を出してきたので………今日の午後半休と明日よりの6日間の休暇とする!」

 

………で?迎えた連休初日、何故か明石と大淀が俺の部屋に居た。

 

「何で俺の部屋に居る?」

 

俺はジト目で明石を見た。

 

「えっとですね………皆朝からどっか行っちゃいまして…私達は部屋呑みしようかとも思ったのですけど…ちょっとさみしいかなぁ何て思って………それなら隊長の部屋でってことになりまして………」

「まぁわかったよ………ったく」

 

俺は呆れながらも冷蔵庫の中身を確認した。

 

「つまみになりそうな物も何もねぇなぁビールも心許無いか………明石は宅配のピザの注文と皿とか用意を、大淀は俺とつまみとビールの買い出し」

 

俺は明石に少しだけ多めに金を渡すと、大淀を連れてつまみの調達へと向かった。

 

「大淀はケンタで骨なしチキンを………他にもあるなら任せる」

 

大淀にこれまた金を渡すと、

 

「俺はコンビニ巡りすっか」

 

大淀と別れると、俺はコンビニにビールやホットスナックを買いに向かった、

 

「結構買ったな」

 

レジ袋にはコロッケや春巻き等のホットスナックが大量に入っていた。

 

「余ったら帰ってきた奴も食べるだろう」

 

レジ袋を眺めながら車で待っていると、大淀が両手に袋を持って帰ってきた。

 

「大淀も買ったな」

 

俺は袋を覗き込むと、

 

「ホットパイ………買ったのか」

「はい骨なしチキンとポテトとかナゲット、バーガーです」

 

そう言いながらお釣りを俺に返してきた。

 

「さて呑むか」

 

俺は部屋に戻ると、テーブルに買ってきたホットスナックを拡げると予め冷やしておいたビールを開けた。

 

「………喰い切れるか?」

 

テーブルの上から溢れんばかりの料理も並んでいた。

明石が気を利かせてオニオンリングフライやタコワサを作ってきたのだった。

 

「青葉と衣笠がお昼前に帰るって連絡があったから………追加で」

 

笑いながら明石が答えた。

 

「ただいまぁ………美味しそうな匂いが!」

 

青葉が鼻をクンクンとさせながら俺の部屋に入ってきた。

 

「あぁ~青葉も食べたい!」

 

青葉と衣笠も加わると俺達は昼から呑みだした………。

青葉と衣笠が加わったおかげで、買ってきたつまみは総てビールも含めて綺麗さっぱりなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

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