東雲 大毅
「少し呑み過ぎたか………」
俺は夜中に目を覚ますと少し頭を押さえ、冷蔵庫からペットボトルの水を取り出して少し飲んだ、そして眼の前の光景に頭を抱えた、何故なら明石と大淀、青葉がそのまま寝落ちしていたからだ。
「こいつら………」
間宮と大淀、青葉がテーブルに突っ伏して寝ていた………。
「………やれやれ」
そして俺はまた眠りについた………、どれだけ寝たのだろうか、俺は何かに腕があたった感触に目を覚ました。
「何だ?」
俺は腕に当ったそれを見た。
「おいおい………」
俺の腕を明石にホールドされていただった。
「ついさっきまでテーブルに突っ伏して寝ていた筈だろう………」
等と思っていると、
「トイレ………」
大淀がフラフラと立ち上がるとトイレに入っていった。
「明石………」
俺はそれ以上見ないでやることにした、何故なら年頃の女性が…涎を垂らして寝ていたのだ。
「やれやれ………」
俺は呆れながらも涎を垂らして眠る明石をそのままにしてまた寝ることにした。
「………眩し」
俺は窓から差し込む陽の光に目を覚ました。
「これ………どういう状況だ?」
俺が目を覚ますと右腕に明石を左腕に大淀が、青葉が抱きついて寝ていた。
「俺は抱き枕かっ!」
俺は明石達を起こさないように腕を引き抜くと、シャワーを浴びる為に、シャワー室へと向かった(部屋にも一応あるが…流石に)。
「さっぱりした」
俺はシャワー室から戻りがてら、コンビニで朝食を買うと部屋へと戻ることにした。
「大淀はまだ寝てるのか…」
明石が寝惚けながら、洗面所で歯を磨いていた。
「あっ隊長、おはようございます」
「おはよう」
俺はそのまま部屋に戻ると残り二人を起こした。
「起きろ、いつまで寝ている」
「隊長だぁ~」
大淀が寝惚けながら抱きつこうとしてきた、
「寝ぼけてないで、ほら起きろ」
「隊長おはようございます………」
青葉が起き出してきた所で俺は朝食の準備を終えた。
「隊長頂きます」
青葉が目を輝かせながらテーブルについた。
「コンビニのサンドイッチだけどな」
そうこうしていると、覚醒した大淀が洗面所から戻って来た。
「隊長おはようございます」
何時もの大淀だ、
「大淀、朝ご飯」
こちらも何時もの青葉だった、が俺の腕には二人から押し付けられていた2つのおやまの柔らかい感触が残っていた。
『女の子の胸………あんなに柔らかいのか』
俺は内心そんな事を考えていた。
「隊長のニブチン………」
不意に大淀が小声で俺に囁いた。
「隊長………艦娘は重婚出来るのに、何もしてくれない………結構勇気だしたんですけど」
今度は明石が小声で俺に囁いた。
「初めては隊長にもらって欲しいかなぁって………」
大淀が小声で俺に囁いた。
「………つまり………その………なんだ………俺でいいのか?」
俺はシドロモドロになりながら聞いた、
「はい!隊長じゃなきゃ嫌です」
3人がが口を揃えた。
「………俺で良ければ」
俺は思わずそう応えた。
「不束者ですが」
大淀が三つ指をついていた。
「隊長………いえ大毅さん、宜しくお願いします」
明石がいつになく真面目に頭を下げた。
「大毅さん、青葉いい奥さんになります!」
突然部屋の扉が勢い良く開かれ、
「3人共良かったね」
衣笠と夕張がクラッカーを鳴らした。
そしてその後ろには神通や川内を始めとする豊洲庁舎の職員ほぼ全員が顔を覗かせていた。
「俺達は昼要らない………指輪を買いに行ってくる」
俺は自分でも分かる分かる位に顔を紅くしながらそう伝えた。
「はい」
間宮が微笑みながら答えた。
俺は朝食を済ますと3人を連れて指輪を買いに行くことにした。
オリジナル設定
艦娘が相手の場合は重婚可(提督若しくはそれに準ずる地位にある者に限り許可)。
艦娘退役後も継続となるので経済状況の審査は抜き打ちで厳格に行われる。
但し駆逐艦娘に於いては養子縁組で養女とする者が大半を占める。