「お袋、俺………明日朝イチで顔出す」
俺は実家に居る母親に電話で手短に伝えると電話を切った。
「これ………どうすんだよ」
俺は伯父からお袋名で送られてきていた大量のお見合い写真が入ったダンボールを恨めしげに見ていた。
「大毅さん………この写真は?」
大淀が目聡く見つけるとその中のひとつを手にとって中を見ていた。
「これってお見合い写真ですね…凄い量」
大淀も呆れていた。
「伯父が勝手に送り付けて来るんだよ、お袋の名前使ってな…いい迷惑なんだよ、それと間宮に伝えておいてほしいことがある」
「何ですか?」
「明日朝イチで3人を俺の実家に連れて行く、まぁ顔合わせ位に考えていてくれ」
「わかりました、伝えておいておきます」
そう言うと、大淀は俺の部屋から出ていった。
「まだ明石達の事、話してないんだよな………」
俺はその事を何時話すかタイミングを考えていた。
そして迎えた翌日の明け方。
「大毅さん、おはようございます」
俺の部屋に明石と大淀、青葉がやってきた。
「準備万端です」
大淀が清楚な白いブラウスに青のスカートを俺に見せてきた。
「いいんじゃないか、三人共似合っていて可愛いぞ」
3人は顔を赤くしていた。
「間宮、留守の間宜しく」
俺は間宮に連絡先や行き先を書いたメモを渡すと出発することにした。
「俺の実家は千葉の下の方だからな、車移動の時間が結構長いから覚悟しておけよ」
俺は3人を乗せると、実家を目指し車を走らせた。
「このPAで少しだけ休憩な」
通勤ラッシュ時間に休憩を摂ることにした。
そして俺はお袋に2人の事を話すために実家に電話をかけた。
「もしもしお袋俺、今PAで休憩中………それでな婚約者連れてくから」
それだけ言うと電話を切った。
「さてとあと2時間から3時間で着くぞ」
車内で軽く朝食を摂ると、3人にそう話した。
ーーーーー2時間後ーーーーー
「やっとついた………疲れたぁー」
俺は固くなった体を伸ばした。
「此処が大毅さんのご実家…変な処無いよね?ね?」
3人は互いを確認し合っていた。
「ただいまぁ~お袋、帰ったよ」
俺は、玄関の引き戸を開けた、
「お帰り、大毅………その娘達?………ああっ艦娘ちゃんなのね、また3人も婚約者を連れてくるなんて!」
お袋は多少驚いてはいたが難なく受け入れてくれたようだった。
「大毅がねぇ………こんな別嬪さんを3人も………」
お袋が何やら呟いていた。
「大毅、今晩は泊まっていくんだろ?」
「いや、夕方には戻らないと………」
「お父さん何やら張り切っていたから、泊まっていきなさいよねっ」
それだけ言うとをお袋は明石と大淀、青葉を家へと招き入れていた。