私は陸自の担当官と少し話をすると、
「マドックスの搭乗員割当を決めるか」
私は担当官と搭乗員候補を決めていった。
「天龍、龍田、球磨、多摩、北上、大井の軽巡組6名………X10は前席を足柄、後席羽黒で決まりだな」
陸自の担当官も同意した。
「そうですね、彼女達の能力から判断すると、この組み合わせが一番かと、それと基本は二機一組で行動するので姉妹でペアを組めるのでよろしいかと」
私は大淀に、搭乗員メンバーを呼び出させた。
「では、マドックスについて説明を始めます」
陸自の担当官が実機を前に説明を始めた。
「手持ち武装として35mm機関砲とスモークディスチャージャー、左腕選択装備として対戦車ミサイル若しくは12.7mmガトリング砲又は背面20mm大型バルカン砲を装備可能です、それと左右の安定翼前面に装備されたチェーンカッターがあります、これ以外にも、マイクロミサイルポッドや大口径砲等があります」
陸自担当官が実機前に並べられた多数のオプション兵装を説明した。
「すげぇ………」
天龍が眼を輝かせていた。
「このマドックスの特徴の一つである滑空能力ですが、左右の安定翼を展開し、背面下部のホバーユニットによる滑空が可能です、滑空速度については時速60km/hとなります、では次に運用についてですが、2機ペアを基本運用とします」
そこまで説明すると、陸自隊員によるデモ稼働を行った。
「それでは、これより実機に搭乗しての訓練を始めます」
陸自担当官が搭乗候補艦娘の操縦訓練を開始した。
一週間後………。
「皆さん、操縦訓練はこれで終わります」
天龍達による操縦訓練が終わった。
「怪獣駆除任務なので高度な連携訓練は不要なのでここまでとし、提督と協議の上で今回の任務に於いては12.7mmは不要とし、35mm機関砲と対戦車ミサイル、20mmガトリング砲を基本装備と致します」
陸自担当官がマドックスの兵装を最後に説明した。
「では、足柄と羽黒が訓練より戻り次第エイリアン捜索作戦を開始する」
私は明後日に陸自駐屯地より戻る足柄達が戻り次第捜索作戦を開始する事を宣言した。
「提督、戻ったわよ」
足柄と羽黒が陸自駐屯地から戻った。
「どうだ?」
「そうねぇ………艤装を扱うよりは手間取ったかしらね」
足柄が手間取ったといいながら少し笑っていた、まぁ実際は彼女の事だから其処まででは無かっただろう。
「あっあっあの提督さん!…羽黒も頑張りました」
羽黒は何時もの通りだった。
「さて、足柄達も戻ったから明日よりマドックス隊との連携訓練を開始する、ただ日数的にも数日しか無い心して掛かってくれ」
私の言葉に全員が敬礼で応えた。
「あとは兵器開発局の2人の事か………彼等が無事に任務を果たせるかどうか甚だ疑問だがな」
私は敷地内で模擬戦をしているマドックスを執務室の窓から見下ろしていた。