艦これ《思い付くままに……》   作:屋根裏散歩

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更新が遅くなりました!!
ようやく最後の一匹に対しての駆除作戦が始まります。


真相は………㉓

 

天龍、龍田、球磨、多摩、北上、大井、足柄、羽黒、高雄、愛宕、青葉、衣笠、扶桑、山城、大淀、明石が私の前に整列した………陸自から提供された迷彩服3型を着用した姿で。

 

「これより、残エイリアン掃討作戦を開始する、各トレーラーの運転担当を通達する、1号車『高雄』同マドックス搭乗『天龍』『龍田』2号車『愛宕』同マドックス搭乗『北上』『大井』3号車『扶桑』同マドックス搭乗『球磨』『多摩』4号車『山城』同X10搭乗『足柄』『羽黒』、5号車『衣笠』同車輌は予備電源ならびに弾薬を積載する、6号車『明石』同車輌は管制システム並びに休憩車輌とする、情報担当『青葉』並びに指揮通信担当『大淀』」

「はっ」

「各搭乗艦娘はマドックスの積み込みを開始せよ」

 

天龍、龍田、球磨、多摩、北上、大井の6名が敬礼するとマドックスに搭乗し始めた。

 

「最後にX10の積み込みを開始せよ、足柄は前席、後席は羽黒」

「了解よ」

 

足柄がX10の操作席に収まった。

 

「提督さん………X10全システム正常オールグリーン  です」

 

羽黒は後席であるガンナーシートに収まると火器管制システムのチェックを直ぐにおこなっていた。。

 

「よし、マドックス隊は2機ずつ割当の99式特型牽引トレーラーへ、X10も専用の99式特型牽引トレーラーへ」

 

マドックスとX10はそれぞれの99式特型牽引トレーラーへと積み込まれていった。

 

「提督、準備完了しました」

 

統括指揮車兼宿泊用車両の99式特型牽引車を運転する明石が私に報告してきた。

 

「それでは、現時刻をもって作戦開始とする」

 

私の作戦開始の合図と共に空港側海底トンネルの入口の閉塞扉が開かれ6両の99式特型牽引トレーラーはトンネルへと侵入していった。

 

「それでは、我々通過後にまた閉鎖をお願いします」

「了解しました」

 

私はトンネル内進入後に閉鎖扉の閉鎖を指示した。

 

「それでは作戦を説明する」

 

私はトンネルに入ると、無線で各隊員へ作戦説明をした。

 

「この先、100m毎に設置されている閉鎖扉を通過毎に開閉する、そして最終から一つ前の閉鎖扉内側を臨時作戦司令部兼待機エリアとする」

「了解!」

 

私達はその後も6枚ある閉鎖扉の開閉を繰り返しながら、何事もなく通過していった。

 

「よし、これが最後の閉鎖扉だ」

 

私達は臨時作戦司令部として予定しているエリアに到着した。

 

「でもよぅ提督、まだもう1区画あるよな、なんで最後の扉にしねぇんだ?」

 

天龍が聞いてきた。

 

「その事か、最終エリアは防護区画とする為だ、まぁ最悪機材をそのエリアに置いて、やつが機材に潜んでいた場合の事を考えてだな、その場合人員は脇にある避難用非常扉から出入りする」

 

私は本道脇にある避難用通路を指さした。

 

「そういうことなのねぇ〜」

 

龍田が納得したような感じだった。

 

「提督、お待たせいたしました」

 

兵器開発局から志願した2名が避難用扉を開けて入ってきた。

 

「最終エリアに奴の姿はありませんでした」

 

彼らは私達より先行して鎮守府側から入ってきていた。

 

「鎮守府は至って静かなもので動くものは有りませんでした」

 

もう一人が報告してきた。

 

「そうですか、動き無しでしたか」

 

私はマドックスやX10を展開させると、99式特型牽引車車内へと移動した。

 

「各指揮者は携行装備を各自点検報告のこと」

 

私は各99式特型牽引車の後部に搭載されている自動小銃や散弾銃、分隊支援火器である軽機関銃等の装備品と個人装備品の点検を指示した。

 

「こちら1号車、全ての装備品点検修了異常ありません」

 

1号車の高雄が報告してきた。

 

「こちら2号車、全装備品異常なしよ~」

 

2号車の愛宕が報告してきた。

 

「こちら3号車の扶桑、全装備品異常ありません」

 

3号車の扶桑からも報告が入った。

 

「こちら4号車よ、全装備品異常なしよ」

 

4号車の山城が報告してきた。

 

「こちら5号車、全装備品並びに予備電源、予備弾薬問題ありません」

 

5号車の衣笠が報告してきた。

 

「6号車全装備品並びに各種システム異常なし」

 

最後に明石が報告してきた。

 

「それでは、鎮守府内に於ける掃討作戦を明日の夜明けと共に開始する、それまでは各自よく休んでおくように…あの二人には5号車キャビンを休憩場所として指示を」

「了解」

 

衣笠からの返答を受けると、私は明日の作戦開始迄休む事を指示し、青葉の肩越しから鎮守府内の監視カメラ映像と防護区画内に設置した動体検知センサーのモニターに目をやった。

 

「今の処動きはないか…青葉、5号車の車内モニターを常時監視していくれ」

 

私は彼等が鎮守府側より入って来た事に不安を覚えた為5号車にいる兵器開発局の二人を監視することにした。

 

深夜2時………。

 

「提督…起きてください、あの二人に動きが」

 

私は青葉に起こされた。

 

「やはり動いたか」

「はい、これを聴いてください」

 

私は青葉から録音された通信を聞かされた、

 

「蒔田と里谷です、艦娘共と合流に成功しました…はい抜かり有りません………はい気付いてはいないかと…はい…はい…手筈通りに艦娘にアレを寄生させて…はい…それでは」

 

通信は其処で終わった。

 

「成る程な…罪滅ぼしからではなくて、まだ玉袋と繋がっていたのか………青葉、即時全員起床をかけろ6号車トレーラー内にて待機、奴らに気づかれないように」

「了解」

 

青葉が6号車に牽引されている宿泊車両に移動していった。

 

「緊急 緊急 総員直ちに起床、即時待機………」

 

それから10分後、私は宿泊車両にいた。

 

「仮眠中にお越して済まないが、これを聴いてくれ

 

私は兵器開発局員と玉袋の通信を聴かせた。

 

「嘘だろ…彼奴等!」

 

天龍が怒りを露わにしていた、

 

「裏がありそうな気がしたのよねぇ~」

 

龍田…頼むその殺気はとりあえず納めてくれ………堪らん。

 

「やはりというか奴らに裏がある事が確定した以上は一緒には動けない…其処で作戦の一部を変更する」

 

私は全員を見渡すと、

 

「先ずあの二人には先行してもらう、その後に我々はエイリアンとの遭遇戦になった状況を想定する」

 

私の説明に天龍が首を傾げていた。

 

「つまり、無線機によるお芝居だ、幸いにもマドックスの予備部品として都合よく破損機が来ている、こいつを使ってエイリアンに撃破された事を演出する…大淀、艦娘通信で空港側で待機中のノースカロライナを呼び出して予備機を持ってくるように伝えてくれ」

「了解です」

 

大淀が直ぐにノースカロライナと艦娘ネットワークでやり取りをしだした。

 

「この作戦はあの二人をなるべく我々から遠ざける必要がある為あの二人には真っ先に港湾施設の偵察を命ずることにする、その間に我々は司令部付近にて遭遇戦の跡を作り出し此処まで撤退とする」

 

全員が静かに頷いた。

 

「青葉、あの二人の行動から目を離すな」

「了解」

「それでは解散、くれぐれもあの二人には気取られないように最新の注意を払ってくれ以上」

 

我々はまた仮眠を取る事として、戦開始時刻を待った。

 

 

 

 

 

 

 

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