「総員おこーし、5分前」
………
「総員おこーし!」
館内に総員おこしの声が響き渡った。
そして朝食が始まり、いつもの朝が始まった。
ーーーー午前9時ーーーー
大会議室で何時もの点呼から始まり、これまた何時もの朝礼が始まるのだった。
「各艦種別に点呼開始」
扶桑が号令を掛けた。
「戦艦ノースカロライナ以下オクラホマ、アリゾナ、ネバダ、レパルス、フッド、山城7名異常なし」
ノースカロライナが報告した。
「巡洋艦シカゴ以下ブルックリン、青葉、衣笠、高雄、愛宕、足柄、羽黒、天龍、龍田、球磨、多摩、北上、大井、大淀、夕張16名異常なし」
シカゴが報告した。
空母エンタープライズ以下バターン、隼鷹、千歳4名異常なし」
エンタープライズが報告した。
「駆逐艦吹雪以下白雪、初雪、深雪、浦波、磯波、綾波、 敷波、時雨、夕立、陽炎、不知火、黒潮13名異常ありません」
吹雪が報告した。
「工作艦明石並びに給糧艦間宮、伊良湖以下3名異常なし」
明石が報告した。
扶桑が総ての点呼を受けると、
「扶桑以下総員44名欠員無し、集合終わり」
旗艦である扶桑が取り纏めると私に報告した。
「楽に休め」
私が扶桑にそう告げると、
「休め!」
扶桑が号令をかけた。
「皆おはよう」
「おはようございます」
全員から朝の挨拶が返ってきた。
「それでは、先ずは連絡事項から伝える。
我々について、本日この時刻を以て全員北神山泊地所属となる、主任務は鎮守府跡地と周辺海域の警戒監視となる」
私は大淀を前に呼んだ。
「ではこれより辞令を渡す、各艦の代表は受け取るように、大淀は前に」
私が読み上げ、大淀が各艦種代表に辞令を手渡していった。
「また今日より宜しく頼む、さて………本日以降の予定についてだが……本日は泊地整備の日とし、戦艦、巡洋艦組は書類の名称変更並びに施設内各案内板名称変更作業を、空母と駆逐艦は間宮と伊良湖の指示にて夕刻よりの懇親会の準備手伝いとする…なお明日から5日間は総ての業務は無し完全休暇となる、課業開始」
大淀と明石が、役割を分担を指揮してきた。
「私も始めるとするか」
私は執務室の決済書類の変更作業を開始した。
「さて………各艦種長や泊地役割を決めないとならないな………」
私は所属艦娘リストを基に役割を決めることにした。
「総旗艦は扶桑が妥当か、となると………副艦はノースカロライナと山城で決まりだな」
私は総旗艦と副艦の欄に3名の名前を記入した。
「次は艦種長と…戦艦はフッド、巡洋艦は高雄、空母はエンタープライズ、駆逐艦は吹雪と時雨の2名と………」
私は次々と担当を決めると記入していった。
「総務の艦種長は間宮だな…」
こうして泊地での各艦種の役職が決まった。
「新生北神山泊地のスタートか………」
私は窓から見える港町を見た。