「提督、大本営より至急で極秘電文を受信!」
大淀が至急電文を受信したと私の所に持ってきた。
「至急電文だと?」
私は大淀から電文を受け取ると内容を確認した。
「なんだと!!」
私はその内容に驚きを隠せなかった。
「大淀、北方棲姫に緊急連絡!」
「はい了解しました」
大淀が通信室に走って行った。
「バターンを」
私は秘書官にバターンを呼ぶように指示を出した。
「提督およびですか」
程なくしてバターンがやって来た。
「これを」
私は先程受信した電文を手渡した、
「拝見します…はぁ?」
バターン…地が出でるぞ。
「大本営は阿呆ですか!あれだけの惨事を見ていながらまだ懲りてないなんて…」
バターンが呆れるのはよくわかる、私も呆れ果てたからな。
「提督、この場所はどんな所なのですか?」
「此処か…まぁ絶海の孤島で住民は確かゼロの筈だが…」
私は記憶に有るその島について話した。
「設営部隊…警備に当たっていた海軍陸戦隊と陸軍部隊…提督を含む司令部要員…総勢480名が犠牲ですか」
バターンが呆れながら読んでいた。
「何体のエイリアンが居たかは不明だが、最終的には非核弾頭のトマホークミサイルによる飽和攻撃で島もろとも殲滅とは…開いた口がふさがらない」
私もその強引なやり方に怒りを通りこし呆れるしか無かった。
「まぁ殲滅させたのなら…なぁ」
私は電文をシュレッダーに掛けると、
「この話は此処まで…昼にしよう」
私は執務室にいた大淀とバターンを連れて食堂へと向かった。
「さて、今日は何にするか…」
私は券売機の前で少し考えると、
「今日はこれにするか」
とある丼物にしたのだった。
「食券を」
食堂の担当が食券を回収した。
「牛カルビ丼…頭大盛り!」
「牛丼特盛り!」
厨房内に注文されたメニューが飛び交っていた。
「間宮と伊良湖が…まさか異動になるとはな…おかけで大手牛丼店に食堂を外注することになったのだが…」
私は2人の異動後に契約した大手牛丼店のオレンジ色の看板をみていた。
「牛カルビ丼頭大盛りです」
カウンターで注文したメニューを受け取ると、私は空きテーブルを探した。
「此処にするか」
4人がけが丁度空いていた。
「頂きます」
バターン達と直ぐにやって来た。
「まさか吉◯家が入るとは思ってもみませんでした」
大淀がこれでもかと紅生姜を乗せながら大盛りの牛丼を前にそんな事を言ってきた。
「入札にしたのだが、運用形態や料金で一社しか名乗りを挙げなかった為だな」
等と他愛もない話をしながら食事をしていた。
「さて、私は先に執務室に戻るとするよ」
私は食堂を後にして執務室へと戻ることにした。
「提督、軍令部よりお電話です」
執務室に戻ると、タイミングよく軍令部からの電話だと留守番の龍田が教えてくれた。
「はい…はい…はい…それは…はい…はい…ですが!…はい…そうですか…」
私は総長の話を聞くしか無かった。
「組織の改編と再編成が行われる」
私は執務室に戻ってきた大淀にそう伝えた。