主人公の艦はアメリカ海軍から海上自衛隊へ売却された改良型オハイオ級巡航ミサイル潜水艦(スペックは改良型オハイオに準ずるが核弾頭の搭載は無くトマホークVLSは日本独自開発の二段式(通常は7発だが日本仕様は14発搭載可能)のものを搭載)
みかさ(SSGN-726 オハイオ)
しきしま(SSGN-727 ミシガン)
あさひ(SSGN-728 フロリダ)
はつせ (SSGN-729 ジョージア)
敷島型の艦名を踏襲した海上自衛隊初の原子力潜水艦
具体的な改造は24基の弾道ミサイル発射筒のうち22基をトマホーク発射筒に改め、残りの2基を特戦隊のためのロックアウト・チェンバーに改造、トマホーク発射筒の一部も任務に応じてトマホークの代わりに小型潜水艇ASDSやドライデッキ・シェルターを搭載することも可能とされる。トマホークは発射管1基あたりにつき14発を装備、最大で計308発と大量のトマホークを搭載可能(発射管24基を総てトマホーク発射管とする事も可能、その場合は336発となる)。
旧敷島4艦娘全員健在で三笠のみ横須賀に艦体有り(記念艦ではあるが)。
尚、潜水艦隊旗艦として、じんげい(二代目)が建造配備されています。
「お兄様、私の艦どのようなものなのでしょうね」
僕の隣で紅茶を飲んでいたしきしまが聞いてきた。
「まぁ元は米海軍の改良型オハイオだから排水量は水上で16,764t、水中で18,750tになるらしいよ、全は170.67m、全幅 12.8m吃水 11.1m船体構造は単殻式で機関は原子力蒸気タービン推進60,000馬力GE社製S8G加圧水型原子炉を1基、蒸気タービンが2基で1軸推進、速力は水中20ノット水中24ノット以上、潜航深度については運用300m、最大500m位らしい…後は24基のミサイル発射管全てにトマホークミサイルを満載だってさ」
僕は事前に米海軍から渡された資料を見せた。
「お母様達は戦艦で私達の代で最新鋭とは言えませんが日本初の原子力潜水艦娘になるのですね」
しきしまが資料を見ながらしきりに頷いていた。
「みかさ君、もうじき真珠湾到着よ」
じんげいが艦橋から降りてきて僕達に声を掛けた。
「今行きます」
僕達はじんげいの艦橋へと向った。
「じんげい艦長並びにみかさ艦長、しきしま艦長、あさひ艦長、はつせ艦長入室されます!」
艦橋入り口に立つ警備兵が声を張り上げた。
「入港ヨーイ!」
折しも真珠湾への入港途中だった。
「戦艦アリゾナに対し敬礼!」
じんげいが艦内放送を入れた。
じんげいの甲板上に乗組員妖精さん達が整列し登舷礼を行っていた。
じんげいは米海軍指定の泊地へと向った。
「お兄様、あそこ!」
あさひが指差した先には旭日旗を掲げた4隻の大型潜水艦が係留されていた。
「皆も元気そうだね」
各潜水艦のセイルや船体上には先行して操艦訓練を米海軍より受けていた乗組員妖精達が鈴なりになっていた。
「しきしま、あさひ、はつせ……僕達の名前に恥じないよう…お母様の顔を汚すことの無いようにその職務を」
僕達は日本からお世話になったじんげいを退艦するとそれぞれの艦へと向った。
僕が舷側のタラップを上がりきって乗艦するとサイドパイプが吹かれ、
「艦長乗艦!」
と専任が声を張り上げた。
甲板上には乗組員妖精さん達が整列していた。
「艦長、お待ちしていました」
副長妖精が敬礼した、僕は答礼すると、
「では、諸君……横須賀へ」
僕はそれだけ言うと全員の顔を見た。
乗組員妖精さん達が素早く敬礼すると各員の持ち場へと散っていった。
「艦長、行きますか」
僕は副長妖精と発令所へと向った。
「原子炉問題なし、タービン内圧力正常、総て問題なし」
僕が発令所に入ると直に報告を副長がしてきた。
「しきしま、あさひ、はつせからも出港用意よしとの事です」
通信士が報告をした。
「では、諸君……出港!」
僕の一声で4隻の潜水艦とじんげいが横須賀への帰途についた。
戦艦アリゾナについてですが日本の真珠湾攻撃で沈んだのでは無く日本海軍の艦艇に偽装した深海棲艦の攻撃により撃沈されました。
トライデントミサイルの全高が13.41メートル、トマホークは全長(ブースター含み):6.3mなので二段としても12.6mなのでいけそうな数値なので架空兵装として装備しました(二段目はVLSハッチオープン時に圧搾空気で上段との間の隔壁を排除してからの発射となる)