夏の暑いある夜の事でした。
その日、私と青葉、衣笠の三人は呉の海軍司令部で広報の打ち合わせがあり、鎮守府に帰り着いたのが深夜の2時少し前でした。
艦娘寮は司令部庁舎の隣にある為、以前より噂のある深夜の司令部前を通りすぎなければなりません、私の自邸もその並びにあるので同様に通らなければ帰れないのです。
青葉達は心なしか少し震えているようでした、私は恐いもの見たさと言うか信じていなかったのか、ふと三階を見てしまったのです(三階は執務室や応接室がある)。
私は見てしまったのです、三階をユラユラとさ迷うように漂う青白い複数の光をそして金縛りというのでしょうか、体が全く動かせませんでした。
あれは人がイタズラ何かでは出来ません、何故なら其処は壁もあるからです。、青白い光のは壁をすり抜けるように移動していました。
当然青葉、衣笠も見てしまいました。
私達はその場で恐怖のあまり腰を抜かしてしまいました、その後何とか這うように近くのゲスト用の宿泊棟に逃げ込み其所で朝まで震えていました。
私は皆が起き出すのを見計らって、長門と霧島を連れて執務室に向かいました(一人では行けません)、そして室内に入った瞬間、何とも言えない嫌な空気が漂うっていました。
私はすぐに鎮守府が出来る前の事を調べました。
この場所はもとは軍の研究施設が建っていて、極秘に囚人を使った人体実験をを行っていたそうです。
私は司令部庁舎の移転を決定し、当面はゲスト棟に仮設の庁舎を置くとこにしました、そして旧庁舎を立ち入り禁止として総ての窓を塞いで厳重に施錠しました、結果まさかこんな事が起こるとは考えもしませんでした。
暫くは何事も無かった様でした、1ヶ月が過ぎた辺りでしょうか、毎晩深夜になると旧庁舎全体が音をたてて軋んでいました、艦娘寮の旧庁舎側の部屋の娘達はその音を聞いて夜も眠れない日々が続いた為、旧庁舎を取り壊すことにしました。
そして解体業者が解体を始めている最中それは見つかりました。
旧庁舎は地下は1階迄しか図面上は無いのですが、なんとエレベーターは地下3階迄有ったのです。
地下2階は殆ど埋められていてエレベーターはホールしかありませんでした。
地下3階はかなり広いスペースのようで、解体業者が投光器を持ち込み作業を開始使用と点灯した瞬間それは姿を現しました。
其処には大量の人骨それも形や大きさから女性の物ばかりが出てきました、更に埋められていて地下2階からも大量に出てきました。
調査の結果これらの大量の人骨は艦娘を人工的に建造使用として行った人体実験の犠牲者を人知れず捨ていた場所である事が判明しました、私は遺骨を回収すると改めて埋葬しその場所に慰霊碑を建て丁重に弔うことにしました。
これ以降青白い光のを見た者はいなくなりました。