自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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皆さん、お疲れ様です。
みどり色です。

お久しぶりですちゃんと生きております。
更新が遅くなり、誠にさーせん(全力の土下座zzz)

いつの間にか随分と寒くなりましたね。
皆様におかれましては体調管理に気を付けてお過ごしくださいまし。
え?
私ですか?
先日まで体調不良でした、えぇ()

お待たせしてしまった分、少し長めになっております。
以降の更新も、キリの良い所まで書いて更新したいと思うので引き続きよろしくお願いいたします。

それではご賞味あれ(恍惚)



第111話 英雄の父

<惑星スカリフ>

 

「アディス、“あれ”を頼む」

 

「了解だ」

 

俺の言葉に答えると、アディスはバックパックに内蔵されている<アイギス>を起動する。

彼の専用装備だが今回は違う目的で使わせてもらう。

 

バックパックに内蔵されていた小さい多数の球体が空高く舞い上がって行った。

やたら小さいからな、ちゃんと確認することはできないが全域に展開したはずだ。

 

「・・・良いぞ。データリンク完了だ」

 

「よし、IVASを起動しろ」

 

アディスからの言葉を受け、俺は分隊に指示を出す。

久しぶりの登場なので改めて説明するが、この装備はヘルメットに追加で実装された統合視覚増強システム(Integrated Visual Augmentation System)、通称IVASだ。

これはヘルメットのディスプレイを通して、複合現実(MR)や拡張現実(AR)等を装着者に提供するシステムとなっている。

暗視、赤外線装置に加え、戦術情報の確認や武器の照準補正を行えるなど選り取り見取りの装備となっている。

細かい話をすると、GPSとネットワークを使った相互リンクが可能で、現在地や敵味方の位置、方位をマップに投影する事も可能だ。

簡単に言うと、SFのゲームプレイ画面が視界に広がるというのが一番分かりやすいかもしれない。

 

まあ細かい話は置いておいて、IVASを起動すると帝国のストームトルーパーやバトル・ドロイドの情報が赤い光点となってヘルメットディスプレイのマップに表示される。

 

本来であれば上空にいるヴェネター級などがスキャンした情報を取り入れるんだが、今回は混戦している上に惑星全体をシールドが覆っているためIVASに必要な情報がスキャンし切れない。

だからアディスの専用装備であるアイギスを使って簡易的にデータリンクを試みたって訳だ。

まあ何はともあれ上手く行った。

 

「よし、仕事のお時間だ」

 

 

◇

 

 

俺達は隊列を組んで遠方に見える帝国軍基地まで移動を開始する。

時々ストームトルーパーやバトル・ドロイドの巡察を確認したが、今の所は見つからずに進むことができている。

帝国の警備体制を見る限り、俺達の侵入はバレてはいないようだった。

 

何故分かるのかって?

だってもしバレてたら大騒ぎしている筈じゃん?

ストームトルーパーが暇そうにB-1をからかって遊んでいる訳ないじゃん?

上空では帝国の艦隊とウチの艦隊がドンパチしているっていうのにこの体たらくはなんなんだ・・・。

改めてクローンのストームトルーパーには同情する。

 

『オイ、ヤメロ!』

(おい、やめろ!)

 

『いっちょ前に何言ってやがる。ドロイドは大人しく俺達の言うことを聞いていれば良いんだよ!』

 

『コレハ、ウエニ、ホウコク、サセテモラウ!』

(これは上に報告させてもらう!)

 

『なんだとてめぇ!? おい、待ちやがれ!』

 

『ウワー! ニゲロ!』

(うわー、逃げろ!)

目の前でコントが繰り広げられていた為、物陰に隠れていた俺達だったがここで問題が発生した。

さすがに度が過ぎたイタズラを受け、B-1が危機回避の為に走り出す。

それも図ったかのように俺達が身を隠している場所へと真っ直ぐ向かってくるではないか。

 

「ウワー! ・・・ン? オマエタチハ—————」

(うわー! ・・・ん? お前たちは—————)

 

発見されればそこからの仕事は早い。

ヒュメルがB-1を物陰へと引きずり込み、一瞬のうちに高周波ブレードを使って機能を停止させる。

He is gone・・・()

 

「おい、待ちやがれ! お? なんだお前らは—————」

 

 

以下同文

 

 

バトル・ドロイドと大して変わらないやん。

わざわざストームトルーパーを使う意味って・・・?

 

と、とにかく一番は誰にも気づかれずに潜入したかったが、こうも開けた場所ではそれも難しい。

コイツらからの定時連絡が無ければさすがに帝国も警戒を強めるだろう。

先を急ぐことにしよう。

 

 

◇

 

 

「なあアディス」

 

「ん? なんだレイ」

 

「ここって良い場所だよな」

 

「いきなり何を・・・まあそうだな」

 

比較的小型の惑星に分類されるスカリフだったが、気候も良いし海も綺麗、自然も豊かで危険な動物も少ないだろう。

ふっふっふ・・・お金の匂いがプンプンする場所だぜぇ。

 

「・・・はぁ、お前の考えていることは概ね理解した。だが問題があるぞ?」

 

長い付き合いのアディスは俺の反応を見て、何を考えているか概ね理解したようだった。

汚物を見るような視線を感じるのは納得いかないぞ?

 

え?

ヘルメットしているからそんなの分からないだろうって?

見える、見えないじゃない・・・感じるんだ()

はい、すみませんでした。

 

「流石だな・・・お前も気が付いたか? そうなんだよ。問題は立地だ。銀河外縁部の中でも辺境に位置するせいでアクセスがすこぶる悪い! 金持ち相手に商売すれば燃料代なんかは気にしなくても良いが、どうしても治安に関しては不安要素として残ってしまうんだよな」

 

「おーい、レイ? 俺が言いたいのは—————」

 

「いや待てよ・・・ボガーノ艦隊を使えば可能か? だが軍が駐留しているというのはイメージとしては最悪だ。自ら治安に不安がある場所だと公言しているようなものだしな。金持ちはそういった所は特に気にするし」

 

「・・・・・」

 

お、いつの間にか基地の目の前だ。

考え事をしていると時間の進みが早いな。

 

 

◇

 

 

かなり大規模な施設だな。

正直4人でどうこう出来るレベルではない。

 

「はーい、何か作戦がある人は挙手!」

 

「・・・殲滅」

 

「下手に考えても仕方ないし、ここは正面突破のゴーゴーゴーでしょ♪」

 

「お前らそれ本気で言ってるのか?」

 

俺が投げ遣りな感じで意見を求めた所、ヒュメルとオーリーは正面突破をご所望なようだ。

予想通りだったが真面目ちゃんのアディスはため息をつきながら頭を抱えている。

 

自衛隊的にはあり得ないが、この世界だと力技も割とまかり通ってしまうのが問題だ。

だが今回ばかりは施設の破壊と、惑星を覆っているシールドをなんとかするのが優先だ。

正面突破の脳筋戦術も良いが、今回ばかりは静かにやらせてもらいたいのが正直なところだ。

 

「はい、厳正な検討の結果、ステルスで行きまーす」

 

「・・・チッ」

 

「僕ちゃんショックで立ち直れない♪」

 

「そもそもそれ以外の選択肢は無いだろう!」

 

3人それぞれの反応を見ていると、本当に俺達は同じホストから作られたクローンなのか疑いたくなる。

同じ遺伝子、同じ環境で育ってきたのに何故こうも個性に違いが生まれるんだ・・・?

ま、まあ一般的な兄弟だって正反対の性格になったりするしな。

こんなものなのかもしれない。

 

か、隔世遺伝ってのもあるしね!

クローンに隔世遺伝も何も無いと思ったそこの君?

そこは黙ってお口にチャックよ?

 

「はいはーい、ガヤガヤしない。皆が静かになるまでに先生は武器・装備の点検を終わらせてしまいました。決まったものは仕方ないのですぐに潜入しま~す」

 

 

◇

 

 

「・・・レイ、優先順位は?」

 

「甲乙つけがたいが、あのデカブツをぶっ壊さない限り俺達の勝利はあり得ない。最優先はデス・スターの設計図の入手だ」

 

「だが惑星を覆うエネルギー・シールドを破壊しなければ容量の大きいデータは送信できないぞ?」

 

よくお分かりで。

ヒュメルからの問い掛けに答えたところで、アディスがシールドによる問題点を指摘する。

奴の言う通り、容量の大きいデータはシールドの影響で送信することができない。

 

だからこちらが取れる手は大きく二つ。

一つは先程から話題に上がっているように、シールドを解除して上空の連合国艦隊へとデータを送信する方法。

もう一つは設計図のデータをコピーして物理的に持ち出す方法だ。

 

・・・自分で言っていてなんだが、この人数では正直かなり厳しい作戦だ。

 

「まずは設計図を入手しよう。いずれにせよ、あのデータは必要なんだ」

 

本来であればシールド解除組と設計図を手に入れる組に分かれたい所だが、そうも言っていられない。

ただでさえ少ない人数を分けるというのは悪手だろう。

俺たちはフィクションの超人ではないのだ。

アー〇ノルド・シュワルツェネッガーやデン〇ル・ワシントン、シル〇スター・スタローン、etc・・・のように諸事情によって銃弾が当たらないというのは無いのだ。

実に羨ましい!!

 

 

◇

 

 

<帝国安全管理施設 シタデル・タワー>

 

それにしても巨大な施設だ。

映画ローグ・ワンも細かい部分も覚えていないし、そもそもシタデル・タワーの内部情報が皆無なのだ。

闇雲に探しても埒が明かない。

 

正面から堂々と入る方が楽なんだろうが、そんな事をすればハチの巣にされること間違いなしなので換気用ダクトから侵入する。

 

「うえー、俺ちゃんダクトに良い思い出ないんだよなぁ・・・オーリー泣いちゃう♪」

 

そう言えばナノ・ドロイドを使ったジェダイ聖堂爆破事件の際にオーリーは腕をぶった切られていたな。

首謀者のバリス・オフィーがアソーカに罪を擦り付けようとした事件だ。(※)

※第43話参照

 

っていうか泣いちゃうとか言っている割にテンション上がっているのは・・・まあいつものことか。

 

「ヒュメル」

 

オーリーのことは放置してヒュメルに声を掛ける。

彼は静かに頷くと、二振りの高周波ブレードを起動する。

どうして片方だけでないのかというと、勿論オーリーの息の根を止める為だろう。

 

「ちょ、ヒュメルたん!? ダクトの入り口開けるのに二つも剣はいらないと思うよ!? どうして僕ちゃんに刃先が向いているのかな? レイレイも黙ってないで何とか言って!?」

 

俺は静かに合掌して俯いている。

今までありがとう。

長すぎる付き合いだったな。

 

「・・・はぁ」

 

アディスはそんな俺達のコントを見てため息をついている。

いくら付き合っていてもキリがないと諦めているんだな。

真面目ちゃんは苦労が絶えないようだ。

もっと気楽に行こうぜ?

禿げちゃうよ?

 

 

◇

 

 

「どうだヒュメル?」

 

彼は静かに頷くと、音もなく通路に着地する。

ダクト内は快適とは言い難かったが発見されることなく侵入することができた。

上空でウチとドンパチやっているせいで基地内はアラートが発令されている。

 

ちなみに今の俺達はクローン・コマンドーのカターン級アーマーを装備している。

連合国軍のアーマーを着ていくほどバカじゃない。

折角手元に戻って来たベスカー・アーマーを置いてくるのは忍びなかったがアレ目立つんだよ・・・

因みに連合国軍のクローン・コマンドーは既にフェーズⅡのカターン級を装備している。

改良・派生型のマークⅡやマークⅢではなく、フェーズⅡは完全なフルモデルチェンジだ。

軽量化や対弾性能の向上、着用者への負担が軽減されていたりと諸々が改善されている。

 

まあ今着ているのは旧型なんだけどね。

だって帝国軍のコマンドーが未だに共和国時代のアーマー着ているんだもん。

これ性能は良いんだけど重いんだよな・・・。

 

「おいアディス、お前だけバックパック空でズルいぞ」

 

「お前は何を言っているんだ・・・<アイギス>を格納していたんだから仕方ないだろう」

 

俺の小言にも真面目に答えるアディスさん。

あなたは本当に大人ですね。

 

まあ冗談は置いておいて、基地の中に入ってしまえばこっちのものだ。

下手なことをしなければバレることは・・・ないだろう多分()

 

「まずは見取り図だな」

 

俺達は隊列を組んで堂々と基地内を探索する。

コマンドーの分隊というのは帝国でも珍しいようでチラチラ見られるが、上でドンパチやっているせいで特殊部隊が出張って来たと思われているようだ。

急に呼び止められるということも無い。

 

俺達は警備が比較的甘い場所に当たりを付ける。

タイミングを見計らって扉を開けると、目の前に長身の人物が立ちはだかる。

 

「お前たちはこの部屋への立ち入りを許可されていなイ。どこの所属ダ?」

 

不格好な体躯をしているその“人物”の顔を見上げると、特徴のない無機質な丸い顔が目に入る。

KXシリーズ・セキュリティー・ドロイドだ。

シタデル・タワーでKXシリーズとは何かの“縁”を感じるが感傷に浸っている暇はない。

部屋に押し入りながら俺達は4人がかりでドロイドを地面に押し倒す。

 

「やめロ」

 

「このっ、大人しくしろ! ヒュメル!」

 

「・・・!」

 

このKXセキュリティー・ドロイドは複雑なジャイロ=バランス・システムを有しており、その高い出力と頑丈なフレームを駆使して強靭な近接戦闘能力を誇る。

身体能力も折り紙付きだ。

そんなKXシリーズを俺達が何とか抑え込んでいる隙に、ヒュメルが回路をショートさせる。

セキュリティー・ドロイドは火花を散らしながらひと際大きく振動した後に沈黙する。

 

「うひゃー、危なかったぜぇ♪ 縮み上がっちゃったよオーリーのおキンタm—————」

 

「セキュリティー・ドロイドとは・・・油断した」

 

「ああ、警備が甘い訳じゃなかったんだな」

 

「・・・(シャキーン)」

 

言わせねーよ!?

唐突な下ネタに焦ったわ。

そしてヒュメルさん?

気持ちは分かりますがその物騒な物をしまいなさい。

戦争が終わったら好きにして良いから()

今は抑えて、どーどー。

 

しかしヒュメルさんはその物騒な物をしまうことなく、セキュリティー・ドロイドの腹部に指向する。

何してるの?

 

「・・・このタイプは腹部に主要プログラミング・ポートがある」

 

へー、そうなんだ。

勉強になります。

・・・で?

 

「まさか、再プログラムする気か?」

 

「・・・」

 

アディスの言葉にヒュメルは静かに頷く。

何それ凄い!

機械音痴を極めている俺にとっては理解不能な次元の話だ。

フォースと同じくらい理解不能だ。

つまり機械はフォースと同義だ。

・・・いつかジェダイ刺されそう。

 

と、とにかくヒュメルさんはこのKXのプログラムを書き換えて仲間にしようとしている訳だ。

だがそう簡単にはいかないだろう。

この手のドロイドのプログラムは堅牢に作られている。

機械音痴の俺だってそれくらいは知っている。

どれだけヒュメルが優秀でもそう簡単には—————

 

「—————完了だ」

 

えぇ・・・

 

 

◇

 

 

「面倒だからK9だな」

 

「了解ダ」

 

K9-SD

それがこのセキュリティー・ドロイドの名前だった。

ヒュメルさんが再プログラムしたことでK9が俺達に敵対することは無かった。

 

「K9、この基地の見取り図が早急に必要なんだ」

 

「少し待テ」

 

そう言うとK9は手首部に格納されているデータ接続端子を使い、部屋の中の端末にアクセスする。

するとすぐに基地内の詳細なデータを抽出した。

 

「おお、やるじゃんK9♪」

 

「この程度、造作もなイ」

 

オーリーの賞賛を受けたK9だったが、『特に何でもない』というような姿勢だ。

なんか口悪くね?

ヒュメルに似ちゃったの?

随分クールだね?

 

「他にも帝国の警備状況なんかも知りたいんだが?」

 

「造作も無いと言ったはずダ。そもそも基地の地図データは最初から持っていル。ダウンロードしたのは別の情報ダ」

 

ヘルメット越しでも分かる。

アディスは開いた口が塞がらない様だ。

 

と、とにかくデータ保管庫までのルートも分かったことだし今は先を急ぐことにしよう。

 

 

◇

 

 

<シタデル・タワー データ保管庫>

 

「ん? 貴様ら、ここに何の用だ?」

 

突然コマンドー4人とKXシリーズが部屋に入ってくれば不審に思うのも無理は無いだろう。

帝国軍の制服を身に纏った士官が俺達に声を掛ける。

 

「はるばるやって来たのに、随分な歓迎だな」

 

「何を—————」

 

別に素直に教えてやる必要も無い。

俺は素早く後ろに回り込み、DC-17mを首に押し付けて昏倒させる。

 

「設計図関係は2番データタワーに格納されていル」

 

「うひゃー! どえらい量だなぁ、どうやって見つけるのレイレイ?」

 

膨大な量のデータが“物理的”に保管されている巨大なタワーが目の前にそびえ立っている。

・・・もっと上手い方法もありそうだが、どうしてこんな風に保管する必要があるのか理解不能だ。

 

「この操縦桿?で取り出すようだな」

 

俺は目の前にある二本の操縦桿を握り込む。

・・・なんやコレ。

めっちゃ難しいんだが。

捻ったり、回したりと色んな操作をするとタワーに設置されているリングが連動して稼働し、対象のデータ・ディスクを物理的に取り出す仕組みだ。

まあデカいUFOキャッチャーを想像してもらえば分かりやすいかもしれない。

 

「何それ凄い! 僕ちゃんにもやらせてやらせて♪」

 

「おいオーリー、遊びじゃないんだぞ?」

 

「かあぁ! アディスちゃんにはこのロマンは理解できませんよ! どう考えても俺ちゃんの出番じゃない♪」

 

「・・・なんでも良いが早くしろ」

 

「はいはい、ヒュメルちゃんも慌てないの♪ このオーリー君にお任せあれ♪」

 

そう言うとオーリーは半ば無理やり俺から操縦桿を奪い取り、リングの操作を始める。

別に悔しくもなんともないが、俺よりも断然センスがある。

自慢じゃないが、俺はUFOキャッチャーが嫌いだ。

どうして大して欲しくもない物に時間と金と労力を掛けて取らねばならない?

しかも手に入るかどうかも分からないと来た。

そんな事をするくらいなら金を貯めて本当に欲しい物を買えば良い。

 

・・・・・決して下手クソだから言っている訳では無い。

決して!!!

 

「お、お前たち、何をしている?」

 

「え?」

 

半分任務のことが頭から飛んでいたタイミングで後ろから声を掛けられる。

おい、監視を指示しておいた奴は何してた!?

・・・あぁ、あそこでUFOキャッチャーして遊んでいるのか。

よし、クビ!

もう我慢の限界です、はい。

 

その整った顔に無精ひげを生やしたイケおじは驚きの表情を浮かべながら佇んでいた。

うーん、どこかで見たことがある気がするんだが全く思い出せない。

そんな事を考えているとヒュメルは素早く行動を移し、瞬く間にイケおじを拘束する。

 

「彼はゲイレン・ウォルトン・アーソ。帝国の“ある計画”に携わる重要人物ダ」

 

K9がイケおじの紹介をしてくれる。

色んなデータを持っているっていうのは本当だったようだな。

 

ん?

待てよ?

ゲイレン・アーソってどこかで聞いた名前だな。

 

「そんなVIPがどうしてこんな所にいる?」

 

「・・・罪を償う為に」

 

アディスの質問に酷く疲れた様子で答える。

罪だって?

何の罪だ?

 

「ゲイレン・ウォルトン・アーソ博士はデス・スターと呼ばれるバトル・ステーションの開発に関わっていル」

 

思い出した。

正史(ローグ・ワン)においてデス・スターの設計図を手に入れた英雄の一人、ジン・アーソの父親だ。

 




はい、お疲れさまでした。

ARCsの4人が揃ったことで、雰囲気が以前のようになっている感じがします。
やっぱりみんな揃ってこそだよね!(フラグ)

レイ君に関しては引き続き正史に関する知識は大まかにはあるが、細かい部分はよく覚えていない設定なのでご了承ください。

それではまた近いうちに・・・・・
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