自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
メッセージや評価、感想など皆さんいつもありがとうございます。
皆様から反応があると、サボれないので助かっています。
放っておくと、直ぐにサボるのでコイツ・・・
・・・一週間くらいサボっても良いですか?
<惑星アンバラ>
クレル将軍率いる第501大隊は、アンバラ首都攻略の為、強行軍を続けていた。
地形も悪く、いつ襲われるかもわからない状況に加え、非常に速いペースでの行軍によって、兵士は疲労が蓄積していた。
「キャプテン、このペースで12時間も歩きっぱなしで、皆疲れ切っています」
「ああ、休まないとな」
「クレル将軍、あの山の頂上でなら休憩できます」
レックスが先にある山頂を指しながら、クレルへ進言する。
「休む必要はない。兵士には任務を遂行する意思があれば良い」
「ですが・・・」
「CT-7567、私が言った事がわからないのか?」
「はあ、そういわれましても・・・」
「ではお前に質問しようCT-7567、私の戦略に従うのに必要なことは?」
「将軍、ここは歩きにくい地形です。こういった悪条件にも関わらず、予定よりも早く進んでいます。少し休ませてやってください」
「キャプテン、お前は忘れたのか?この大隊の任務はアンバラを奪還することだ!後ろを見ろ、大勢の兵士がいる」
レックスが振り返って目に入るのは、疲れ切った大切な部下たちだ。
この男にはクローンは、ドロイドと同じ価値しか無いように見えているのだろうか?
それに、こんな状況で戦闘にでもなったら大変なことになるだろう。
「彼らの任務は首都を早急に制圧する事、休憩などという贅沢を共和国は認めない。さあ、行くぞ!」
<ニュー級アタック・シャトル>
「レックス達はどこに・・・」
「レイ、南の方角に戦闘と思しき反応がある」
「よし、援護に向かうぞ」
俺たちが着いた時には、戦闘は終わっていた。
どうやら敵が退却したようだった。
「それにしても妙だな。首都に続く主要の道で、戦闘が起きたようだ」
「ああ、あのルートを使えば敵に見つけて下さいと言っているようなものだ」
どうも、レックス達らしくない。
首都の状況がわからない事から、別動隊で偵察、場合によっては防衛網に対する破壊工作がベストだろう。
しかしあれを見る限り、首都に向かうのにメインルートを通り、挙句の果てには全部隊で総攻撃を仕掛けたようだな。
あれでは待ち伏せしてください、今殺されに行きますと言っているようなものだ。
誰だ?
そんな、バカみたいな作戦を実行させた奴は?
子供のクローンでも、もっとマシな作戦を立てるだろう。
確かアナキンが、クレルっていうジェダイ・マスターに引き継いだって言ってたな。
そいつが無能なんだろうが、どんな奴だったか思い出せない・・・
「CT-7567、お前の機能は故障しているのか?首都を攻略せずに、退却を命じるとは!もはやこのルートは敵に支配された、作戦全体が台無しではないか!お前の判断ミスで!!」
見かねたファイヴスが、レックスのフォローに入る。
「クレル将軍、差し出がましいようですが、キャプテンは大隊を救いました。まさかその事に、お気付きでは無いのですか?」
「ああ5555、下がっていろ・・・!」
そう言うと、クレルはライトセーバーを起動し、仲間であるファイヴスの首元に突きつけた。
「・・・い、イエッサー」
思いもよらぬ将軍の対応に、ファイヴスは下がるしかない。
「将軍、あなたは私のせいだと仰いますが、自分は命令に従いました。例えその作戦が、個人的には最悪だと思っていたとしても・・・犠牲になったのは機械では無く、人間です!!」
兵士は、上官の命令に従う。
従うが、その結果によってもたらされた『部下の死』という事実は変わらない。
それにレックスは、己を責めていた。
自分が命令に従ったことによって、多くの部下を、兄弟を亡くしたのだと・・・
その時、クレルの背後から一人の影が忍び寄る。
「・・・剣を収めろ」
そういうのは、一振りの高周波ブレードを起動したヒュメルだ。
「!?」
どうやら間に合ったようだな。
というか、コイツは何故味方に向かって、ライトセーバーを起動しているんだ?
それとヒュメルさん?
仮にも将軍に、そんな態度取っちゃいけませんよ?
良い子だからそのビリビリ、ブルブルする剣をしまいなさい。
怒られるのは、上官の俺なんだから・・・
『コマンダー・レイ!?ゴーストが応援に来てくれたぞ!』
『本当だ、ゴーストだ!』
『助かったぞ!』
『コマンダーの指揮下に移れるのか?』
ん?
なーんか、様子がおかしいな・・・
それと最後の奴~
小声で言ってたんだろうけど、多分将軍に聞こえているぞ~
「レイ・・・?どうしてお前たちが?」
「レックス、久しぶりだな。いやなに、スカイウォーカー将軍にちょっとな。自分がコルサントに帰らないといけないからと、頼まれたんだ」
「ほう、お前らがあの噂の“S”か・・・確かに普通のクローンとは違うようだな」
そういうと、クレルはライトセーバーを収める。
「・・・もちろん、上官であるあなたの指示に従うのは自分の仕事ですが、もう一つの仕事は部下を守ることです」
クレルに向き直って、レックスが自分の意思を伝える。
「・・・君は頑固なところが魅力らしいな。君の言う通り、確かに今までのジェダイと私の言う事は違うだろう、特にスカイウォーカー将軍とは。しかし、私は私、難しい事を命じるが、困難な時には仕方がない。お前の部下に対する誠実さは見上げたものだ、部下も付いてくるだろう。優秀な隊長には必要な事だ。それではキャプテン・レックス、君の意見は了解した・・・退散だ」
長いわ!
いつまで喋ってんだよ、コイツ!
オーリーでも、ここまでマシンガントークじゃないぞ・・・
「あの将軍が誉めていましたね?」
「いや、本心かどうか・・・すまないレイ、助かったよ」
「気にするな、それにしてもあの将軍、普通のジェダイとは違うようだな」
って言うか、やっと思い出した・・・
あいつあれだ、裏切り者だ。
細かい事は忘れたけど、確かシスに寝返ろうとしている奴だったな。
首都制圧作戦を、失敗させようとしている。
だからレックス達に、滅茶苦茶な作戦を強行させたんだ。
許せないな。
俺たちの命を、何だと思っているんだ。
こういう輩には遠慮はいらない、後でたっぷりと礼をしてやる。
「コマンダー、それに皆さんもお久しぶりです」
「ああ、ファイヴス、それにヘヴィーにカタップ、久しぶりだな。あのヒヨッコ共が、今じゃ立派なARCトルーパーか?」
あれ?
そういえば、エコーがいないな?
「久しぶりだな、そういえばエコーはどうした?」
アディスさん!
いつもレイレイが気になっている事を聞いて下さり、ありがとうございます!
それが言いたかったんです!
「ああ、エコーは・・・」
そう言って顔を見合わせる三人
「実は惑星ローラ・セイユーにて、ジェダイのイーヴン・ピール将軍を救出する作戦があったんだが、エコーはその時に・・・」
レックスがそう切り出した。
「脱出用のシャトルが敵に狙われていて、それに気が付いたエコーが犠牲に・・・」
・・・そんな事になっているとは知らなかった。
いや、歴史としてはそういう出来事があったのはもちろん知っていた。
しかし、正確な時期がわからないと言うのもあるが、ヘヴィーとカタップが加わっているから大丈夫だろうと、安心していた自分が居たのだ。
まさか、歴史通りになるとは思ってもいなかった。
完全に、俺の希望的観測による結果だ。
俺がもっと気を配っていれば、無駄な犠牲を出さずに済んだかもしれないというのに。
・・・いや、本当に歴史通りならエコーは生きている可能性がある。
どうやら歴史と同じような場面で、MIA(作戦行動中行方不明)認定されたようだしな。
その可能性は十分にある、あきらめずに探し出そう。
「いや、エコーは生きている」
「(?)レイ、それはどういう・・・」
『敵襲だ!奴ら戻ってきやがった!』
『撃ち返せ!』
『ゴーゴーゴー!』
「話は後だ」
はい、お疲れさまでした。
クレル将軍、一度見れば忘れなさそうなインパクトありますが、レイはド忘れしていましたね。
正直、ダブル=ブレード・ライトセーバーの二刀流ってかなりエグいですよね?
恐ろしや~
それではまた近いうちに・・・
皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。
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朝方
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お昼時
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夕方
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夜
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知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)